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Come on, it's time for war 04-2
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「シュティーナたちはまだ来ないのか!!」
本部では激しい銃撃戦が行われていた。その中の東側にて司令官がいた。
「ああ、まだだ。まだこない」
「何をのんきに話しているんだ!ここには半機械人間を倒す武器などないんだぞ!!」
「ご安心ください。私は今年で68になる。だが人脈は衰えていないようでな、呼べば今すぐこれるやつがいるぞ」
「何だと、だったら最初から呼んでくれ!」
「実はそいつはかなり性格に難がありましてな……正直私たちの敵になるかもしれない。そんな者です」
「少佐殿!もうここは持ちません!!」
「ヴァレッジ!そいつを呼んでくれ!」
「……分かりました」
司令官は小さな通信機を手に取り「出番だ、『エイア・カムフォート』」といった。ただその一言で通信が終わった。
「……は?」
「おい、本当にそれでいいのか?」
「本当だ。現に私の隣にもういるだろう」
司令官のとなりには黄緑色の髪色をした若干細身の青年がそこにいた。
「どうも、お初にお目にかかります。私はエイア・カムフォートと申します。」
なんともまあお堅い方であろうか。しかしなぜ一瞬でこちらにこれたのだろうか。
「エイア、早速だが頼みがある。外にいる半機械人間を追い払ってくれないか?」
「……分かりました。では数刻お待ちください」
そういって青年は消えた。彼は一体何者なのだろうか?
先に本部に着いたのはシュティーナだった。黒い流星が壁を突き破って内部に入った。シュティーナは二丁拳銃を持った。警戒はいつも以上に、敵をやるなら一発で仕留める。
「シュティーナ?」
すぐに振り向き銃を向ける。そこには青く長い髪をした人間とは思えない美しい女性がいた。
「テール……」
「名前覚えててくれたの?まあそんなことはいいけどどうしてこんなところにいるの?なんでそんな物騒なものを私に向けるのかしら」
「お前が半機械人間共の一人だからだよ。そしていつまでも子ども扱いをするな。喰らい殺すぞ!」
「なら、今度はあんたを本当に倒さないといけないみたいね」
そういいながらテールはどこから出したのか分からないがかなり細長い銃を二つ取り出した。
「『マスケット銃』か、あいかわらず動きづらそうだな」
「まあ、あたればほぼ死ぬ。それは覚えているわよね。そしてあなたは近づくことすらできない」
「それはどうかな?やってみろ!早く、時間が無いんだ」
マスケット銃から一発放たれた。だがそれはシュティーナを狙っていたように見えたが動くまでも無くどこか別の場所へ飛んでいった。
「あらあら、はずしちゃったかしら」
「嘘付け、兆弾なんかで当てようとしやがって。相変わらず卑怯なことが好きなようだな」
見るとシュティーナは羽で器用に弾をつまんでいた
「適材適所っていうのかな、私はそういうのが似合うのよ」
「だったら私はお前よりも早く動くとするか。撃てるものなら撃ってみな!ここからが反撃だ!!」
二人の間で、わずか数mの距離で銃撃戦が始まった!当然シュティーナは二丁拳銃を扱う。魔物を使って一気に破壊してもいいがそんなことをすると本部が消滅する。テールは一発一発丁寧にシュティーナを撃つ。だがなぜか無数の弾丸がシュティーナを襲うように見えた。弾は撃って終わりではない。テールの放つ弾は何かにめり込むまで、スピードがなくなるまでシュティーナを狙い続ける。
シュティーナは鬼羅ように光速で壁や天井を使い、よけまくる。数秒後、腕を押さえ、銃を頭に押し付け、拘束する。
「私の勝ちか?」
「さあ、分からないわね」
シュティーナは背中を大きく切られた。後ろには大きな機械剣を持った男がいた。
本部では激しい銃撃戦が行われていた。その中の東側にて司令官がいた。
「ああ、まだだ。まだこない」
「何をのんきに話しているんだ!ここには半機械人間を倒す武器などないんだぞ!!」
「ご安心ください。私は今年で68になる。だが人脈は衰えていないようでな、呼べば今すぐこれるやつがいるぞ」
「何だと、だったら最初から呼んでくれ!」
「実はそいつはかなり性格に難がありましてな……正直私たちの敵になるかもしれない。そんな者です」
「少佐殿!もうここは持ちません!!」
「ヴァレッジ!そいつを呼んでくれ!」
「……分かりました」
司令官は小さな通信機を手に取り「出番だ、『エイア・カムフォート』」といった。ただその一言で通信が終わった。
「……は?」
「おい、本当にそれでいいのか?」
「本当だ。現に私の隣にもういるだろう」
司令官のとなりには黄緑色の髪色をした若干細身の青年がそこにいた。
「どうも、お初にお目にかかります。私はエイア・カムフォートと申します。」
なんともまあお堅い方であろうか。しかしなぜ一瞬でこちらにこれたのだろうか。
「エイア、早速だが頼みがある。外にいる半機械人間を追い払ってくれないか?」
「……分かりました。では数刻お待ちください」
そういって青年は消えた。彼は一体何者なのだろうか?
先に本部に着いたのはシュティーナだった。黒い流星が壁を突き破って内部に入った。シュティーナは二丁拳銃を持った。警戒はいつも以上に、敵をやるなら一発で仕留める。
「シュティーナ?」
すぐに振り向き銃を向ける。そこには青く長い髪をした人間とは思えない美しい女性がいた。
「テール……」
「名前覚えててくれたの?まあそんなことはいいけどどうしてこんなところにいるの?なんでそんな物騒なものを私に向けるのかしら」
「お前が半機械人間共の一人だからだよ。そしていつまでも子ども扱いをするな。喰らい殺すぞ!」
「なら、今度はあんたを本当に倒さないといけないみたいね」
そういいながらテールはどこから出したのか分からないがかなり細長い銃を二つ取り出した。
「『マスケット銃』か、あいかわらず動きづらそうだな」
「まあ、あたればほぼ死ぬ。それは覚えているわよね。そしてあなたは近づくことすらできない」
「それはどうかな?やってみろ!早く、時間が無いんだ」
マスケット銃から一発放たれた。だがそれはシュティーナを狙っていたように見えたが動くまでも無くどこか別の場所へ飛んでいった。
「あらあら、はずしちゃったかしら」
「嘘付け、兆弾なんかで当てようとしやがって。相変わらず卑怯なことが好きなようだな」
見るとシュティーナは羽で器用に弾をつまんでいた
「適材適所っていうのかな、私はそういうのが似合うのよ」
「だったら私はお前よりも早く動くとするか。撃てるものなら撃ってみな!ここからが反撃だ!!」
二人の間で、わずか数mの距離で銃撃戦が始まった!当然シュティーナは二丁拳銃を扱う。魔物を使って一気に破壊してもいいがそんなことをすると本部が消滅する。テールは一発一発丁寧にシュティーナを撃つ。だがなぜか無数の弾丸がシュティーナを襲うように見えた。弾は撃って終わりではない。テールの放つ弾は何かにめり込むまで、スピードがなくなるまでシュティーナを狙い続ける。
シュティーナは鬼羅ように光速で壁や天井を使い、よけまくる。数秒後、腕を押さえ、銃を頭に押し付け、拘束する。
「私の勝ちか?」
「さあ、分からないわね」
シュティーナは背中を大きく切られた。後ろには大きな機械剣を持った男がいた。
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