1 / 30
【序-前】
しおりを挟む
東京都の西の端、八王子市にある大学の教育学部に通う二十一歳の教育実習生、灰島月子は同性愛者で小児性愛者である。
今、九階まである学部の茶色の棟の屋上の──この時間は清掃業者が鍵を開けているのを知っていた──錆びた緑色のフェンスを超えた、いちばん端の所で、ダークグレーのリクルートスーツを身に纏い、紙袋を手に立っている。
下を覗く。
午後の三時過ぎ。
講義が終わった学生が、友人達と歩いている。
にこやかな声が、屋上に立つ月子の耳まで届く。
それは自分が望んでも決して手に入らない幸せのようで、耳を塞ぎたくなる。
六月の不機嫌な空は太陽を薄い雲で隠している。
まるでお前は照らしてやらないと言うかのように。
──大丈夫。
はじめてじゃない。
これで楽になれるはずだ。
あと一歩踏み出すだけで。
こんな地獄みたいな日々に。
さよならできる。
それに、ひとりじゃない。
ひすいがいてくれる。
ここに──あたしの手の中に。
ひすいが──
──十年前。
この世の全てのものに、きっかけはある。
月子の場合、それは小学五年生の秋のことだった。
東京都の郊外、小平市にある番号の名前がついた小学校。
月子が通っていた頃、その小学校は荒れていた。
いじめが蔓延っていて、PTAもまともに機能していなかった。
そんな学校に毎日登校していた、灰島月子。
癖のあるふわふわのショートヘア。
小さな頃からあまり食べられなくて痩せきった身体。
そのくせ妙に高い身長。
小ぶりな顔に不釣り合いな大きなメガネ。
どんなに顔を洗っても落ちてくれない目の下のクマ。
いじめられっ子っぽい見た目が、大嫌いだった。
そして、その見た目通りに、酷いいじめを受けていた。
鉛筆を隠された。
消しゴムを隠された。
隠された筆箱は、週に一回は親に買ってもらっていた。
ランドセルはマジックで落書きだらけにされたから、リュックで通った。
机にはいつも、「死ね」と「ブス」が書かれていた。
校舎裏に呼び出され、いじめっ子のリーダーの命令で裸にされた。
ちょうど初潮が来ていて保健室に向かう途中だった。
血まみれのパンツを馬鹿にされた。
その光景を男子に見られた。
ついたあだ名は「露出狂」。
毎日が地獄だった。
何度も死のうとした。
五年生の夏休み、二学期が来てしまうのをひたすら怖がって過ごした。
だから休みが明けた九月一日の放課後、本気で死ぬことにした。
五年二組の教室は、四階。
飛び降りれば、死ねる。
日光で熱くなった銀のサッシの窓枠に座る。
あの日も、今日と同じように下を見ていた。
残暑の暑い日差しが容赦なく照りつけている。
その太陽の下、始業式が終わった同級生達が、気だるい昼前の校庭を歩いて帰っている。
女子のくすくすとした笑い声が聞こえる。
男子のクラスメイトを追いかけ回すはしゃぎ声が聞こえる。
──嫌いだった。
このクラスのみんなが。
このクラスの担任が。
この学校が。
この世界が。
こんな──自分が。
さよならするんだ。
全部に。
持ちうる全てのものに。
飛べる。今なら。飛び降りられる。
窓枠に立った。
あと一歩、前に出れば、さよならだ。
なにも怖くない。
意を決して右足を出した時──
「あぶないよ」
誰もいないと思っていたから、唐突な声にびっくりしてバランスを崩して背中から教室側に倒れ込んだ。
その子がとっさに間に入ってくれたおかげで、頭を打たずに済んだ。
柔らかな、暖かい身体が、自分を受け止めている。
振り返る。
意外な子が、そこにいた。
「緑川……さん?」
緑川ひすい。
腰まである長い髪。
ふわふわと緩くウェーブがかかっている。
くりくりした可愛い目。
背の順では万年一番目の、小柄な身長。
月子と同じ、クラス最底辺のいじめられっ子。
月子からは、同じ相手にいじめられている子、程度の認識しかなかった。
班も違ったし、四年生までクラスも違った。
そんなひすいは、月子が今しようとしていたことには何も触れずに、一言だけ言った。
「こっち来て。一緒に遊ぼう」
窓際の月子の席とは真逆の、廊下側のいちばん後ろの席が、ひすいの席だった。
机は傷だらけだ。
自分でつけたんじゃない。
月子はすぐにわかった。
この子も、「同じ」なのだ。
「つきこちゃん、あそびましょ」
唐突に編みぐるみを出てきた。髪の毛が赤い、十五センチくらいの女の子だ。
「わたし、ぼたん! つきこちゃんよろしくね」
ん、と言って「ぼたんちゃん」を月子に渡してきた。
月子は戸惑いながらもその手に受け取った。
「あたし、アキ! ぼたんちゃんだいすきよ!」
今度は青い髪で、目がオーロラみたいなビーズで出来た編みぐるみの女の子が出てきた。
「あたシ、サクラ! みてミテ、おかおケガしちゃっタ」
次に出して来たのは、顔に傷が入ってしまってる、目がハートの形をした、ピンクの髪の編みぐるみ。
「わたし、つばき。 なかよくしてね……」
最後に出てきたのは、髪も目も鮮やかな金色で、小麦色の肌をした編みぐるみ。
「すごい、自分で作ったの?」
素直に感動した月子は、ひすいの作った人形に目を奪われた。
「うん。わたし、お友達作るの苦手だけど、人形のお友達なら、『作れる』から」
下を向いてはにかむひすいに、月子は今までに感じたことの無い感情が湧き上がるのを感じた。
「つきこちゃん、だいすきよ、ずっとまえから」
月子はハッとした。
だいすきだなんて、もう長く親にも言われてない。
「つきこちゃん、だいすきよ、ずっとまえから」
青い髪の「アキちゃん」を操るひすいが言う。
月子は視線を編みぐるみから、上げる。
ひすいが、頬を赤らめて、どぎまぎしている。
「……月子ちゃん、大好き……ずっと……前から」
小さな声で、もう一回、告げた。
月子は、赤いそのほっぺを触った。
信じられないくらい柔らかくて、信じられないくらい熱かった。
「……あたしがさっき、何しようとしてたか、知ってる?」
「……うん」
「それでも、好きなの?」
「……」
ひすいは下を向いて、くりくりしたリスみたいな目を左右に動かした。
その後、月子を見た。
「うん」
月子がひすいの唇を奪ったのは、その三秒後だった。
それから、二人の秘密の放課後の人形遊びが始まった。
赤毛のぼたんは、勝気な女の子。スポーツ万能で人形たちのリーダー。
青い髪のアキは、オシャレなおませさん。いつも可愛い服を着ている。
ピンクの髪のサクラは、怪我のせいでちょっと頭のネジが飛んじゃってる子。ときどき人が変わったかのように怒り出す。
金色の髪のつばきは、無口な女の子。実は相手の心が読める超能力の持ち主。
人形たちの性格や裏設定を語るひすいは、クラスでいじめられている時と違って、とても雄弁だ。
月子は、それをうんうん、と頷く。
あたしじゃそんなに上手に思いつかないよ。
何度もそう言った。
その度、ひすいははにかんだ。
そして──キスをした。
いじめられている目の前の背の低いこのクラスメイトが、愛おしくて愛おしくてたまらなかった。
ひすいが死んだのは、人形遊びを初めて三ヶ月が経った十二月だった。
月子がした口付けをいじめっ子のリーダーの子に見られた。
レズおんな。
そう言いふらされた、その翌日だった。
いつもみたいに、人形遊びをして、口付けをして、別れた。
はずだった。
ひすいは、人形遊びの後、月子が飛び降りるはずだった銀のサッシの窓枠から、一歩、踏み出した。
あの日のように、誰かに止められることもなく。
あの日のように、誰かに受け止められることもなく。
翌日、全校集会で知った。
その日の放課後、急いでひすいのお道具箱を開けた。
持ち主の居なくなった編みぐるみが、こっちを見ていた。
じゃあね。
あの日。そう言って手を振って別れた時の、寂しげに小さく手を振ったひすいの顔が、頭から離れない。
人形たちの事を饒舌に話すはにかんだ顔が、頭から離れない。
泣いた。
心の底から泣いた。
誰もいなくなった、ひとりぼっちの放課後の教室で、編みぐるみ達を抱いて、大粒の涙を零しながら泣いた。
そして、その瞬間から月子は、女の、しかもひすいと同じ歳の子しか、愛せなくなった。
今、九階まである学部の茶色の棟の屋上の──この時間は清掃業者が鍵を開けているのを知っていた──錆びた緑色のフェンスを超えた、いちばん端の所で、ダークグレーのリクルートスーツを身に纏い、紙袋を手に立っている。
下を覗く。
午後の三時過ぎ。
講義が終わった学生が、友人達と歩いている。
にこやかな声が、屋上に立つ月子の耳まで届く。
それは自分が望んでも決して手に入らない幸せのようで、耳を塞ぎたくなる。
六月の不機嫌な空は太陽を薄い雲で隠している。
まるでお前は照らしてやらないと言うかのように。
──大丈夫。
はじめてじゃない。
これで楽になれるはずだ。
あと一歩踏み出すだけで。
こんな地獄みたいな日々に。
さよならできる。
それに、ひとりじゃない。
ひすいがいてくれる。
ここに──あたしの手の中に。
ひすいが──
──十年前。
この世の全てのものに、きっかけはある。
月子の場合、それは小学五年生の秋のことだった。
東京都の郊外、小平市にある番号の名前がついた小学校。
月子が通っていた頃、その小学校は荒れていた。
いじめが蔓延っていて、PTAもまともに機能していなかった。
そんな学校に毎日登校していた、灰島月子。
癖のあるふわふわのショートヘア。
小さな頃からあまり食べられなくて痩せきった身体。
そのくせ妙に高い身長。
小ぶりな顔に不釣り合いな大きなメガネ。
どんなに顔を洗っても落ちてくれない目の下のクマ。
いじめられっ子っぽい見た目が、大嫌いだった。
そして、その見た目通りに、酷いいじめを受けていた。
鉛筆を隠された。
消しゴムを隠された。
隠された筆箱は、週に一回は親に買ってもらっていた。
ランドセルはマジックで落書きだらけにされたから、リュックで通った。
机にはいつも、「死ね」と「ブス」が書かれていた。
校舎裏に呼び出され、いじめっ子のリーダーの命令で裸にされた。
ちょうど初潮が来ていて保健室に向かう途中だった。
血まみれのパンツを馬鹿にされた。
その光景を男子に見られた。
ついたあだ名は「露出狂」。
毎日が地獄だった。
何度も死のうとした。
五年生の夏休み、二学期が来てしまうのをひたすら怖がって過ごした。
だから休みが明けた九月一日の放課後、本気で死ぬことにした。
五年二組の教室は、四階。
飛び降りれば、死ねる。
日光で熱くなった銀のサッシの窓枠に座る。
あの日も、今日と同じように下を見ていた。
残暑の暑い日差しが容赦なく照りつけている。
その太陽の下、始業式が終わった同級生達が、気だるい昼前の校庭を歩いて帰っている。
女子のくすくすとした笑い声が聞こえる。
男子のクラスメイトを追いかけ回すはしゃぎ声が聞こえる。
──嫌いだった。
このクラスのみんなが。
このクラスの担任が。
この学校が。
この世界が。
こんな──自分が。
さよならするんだ。
全部に。
持ちうる全てのものに。
飛べる。今なら。飛び降りられる。
窓枠に立った。
あと一歩、前に出れば、さよならだ。
なにも怖くない。
意を決して右足を出した時──
「あぶないよ」
誰もいないと思っていたから、唐突な声にびっくりしてバランスを崩して背中から教室側に倒れ込んだ。
その子がとっさに間に入ってくれたおかげで、頭を打たずに済んだ。
柔らかな、暖かい身体が、自分を受け止めている。
振り返る。
意外な子が、そこにいた。
「緑川……さん?」
緑川ひすい。
腰まである長い髪。
ふわふわと緩くウェーブがかかっている。
くりくりした可愛い目。
背の順では万年一番目の、小柄な身長。
月子と同じ、クラス最底辺のいじめられっ子。
月子からは、同じ相手にいじめられている子、程度の認識しかなかった。
班も違ったし、四年生までクラスも違った。
そんなひすいは、月子が今しようとしていたことには何も触れずに、一言だけ言った。
「こっち来て。一緒に遊ぼう」
窓際の月子の席とは真逆の、廊下側のいちばん後ろの席が、ひすいの席だった。
机は傷だらけだ。
自分でつけたんじゃない。
月子はすぐにわかった。
この子も、「同じ」なのだ。
「つきこちゃん、あそびましょ」
唐突に編みぐるみを出てきた。髪の毛が赤い、十五センチくらいの女の子だ。
「わたし、ぼたん! つきこちゃんよろしくね」
ん、と言って「ぼたんちゃん」を月子に渡してきた。
月子は戸惑いながらもその手に受け取った。
「あたし、アキ! ぼたんちゃんだいすきよ!」
今度は青い髪で、目がオーロラみたいなビーズで出来た編みぐるみの女の子が出てきた。
「あたシ、サクラ! みてミテ、おかおケガしちゃっタ」
次に出して来たのは、顔に傷が入ってしまってる、目がハートの形をした、ピンクの髪の編みぐるみ。
「わたし、つばき。 なかよくしてね……」
最後に出てきたのは、髪も目も鮮やかな金色で、小麦色の肌をした編みぐるみ。
「すごい、自分で作ったの?」
素直に感動した月子は、ひすいの作った人形に目を奪われた。
「うん。わたし、お友達作るの苦手だけど、人形のお友達なら、『作れる』から」
下を向いてはにかむひすいに、月子は今までに感じたことの無い感情が湧き上がるのを感じた。
「つきこちゃん、だいすきよ、ずっとまえから」
月子はハッとした。
だいすきだなんて、もう長く親にも言われてない。
「つきこちゃん、だいすきよ、ずっとまえから」
青い髪の「アキちゃん」を操るひすいが言う。
月子は視線を編みぐるみから、上げる。
ひすいが、頬を赤らめて、どぎまぎしている。
「……月子ちゃん、大好き……ずっと……前から」
小さな声で、もう一回、告げた。
月子は、赤いそのほっぺを触った。
信じられないくらい柔らかくて、信じられないくらい熱かった。
「……あたしがさっき、何しようとしてたか、知ってる?」
「……うん」
「それでも、好きなの?」
「……」
ひすいは下を向いて、くりくりしたリスみたいな目を左右に動かした。
その後、月子を見た。
「うん」
月子がひすいの唇を奪ったのは、その三秒後だった。
それから、二人の秘密の放課後の人形遊びが始まった。
赤毛のぼたんは、勝気な女の子。スポーツ万能で人形たちのリーダー。
青い髪のアキは、オシャレなおませさん。いつも可愛い服を着ている。
ピンクの髪のサクラは、怪我のせいでちょっと頭のネジが飛んじゃってる子。ときどき人が変わったかのように怒り出す。
金色の髪のつばきは、無口な女の子。実は相手の心が読める超能力の持ち主。
人形たちの性格や裏設定を語るひすいは、クラスでいじめられている時と違って、とても雄弁だ。
月子は、それをうんうん、と頷く。
あたしじゃそんなに上手に思いつかないよ。
何度もそう言った。
その度、ひすいははにかんだ。
そして──キスをした。
いじめられている目の前の背の低いこのクラスメイトが、愛おしくて愛おしくてたまらなかった。
ひすいが死んだのは、人形遊びを初めて三ヶ月が経った十二月だった。
月子がした口付けをいじめっ子のリーダーの子に見られた。
レズおんな。
そう言いふらされた、その翌日だった。
いつもみたいに、人形遊びをして、口付けをして、別れた。
はずだった。
ひすいは、人形遊びの後、月子が飛び降りるはずだった銀のサッシの窓枠から、一歩、踏み出した。
あの日のように、誰かに止められることもなく。
あの日のように、誰かに受け止められることもなく。
翌日、全校集会で知った。
その日の放課後、急いでひすいのお道具箱を開けた。
持ち主の居なくなった編みぐるみが、こっちを見ていた。
じゃあね。
あの日。そう言って手を振って別れた時の、寂しげに小さく手を振ったひすいの顔が、頭から離れない。
人形たちの事を饒舌に話すはにかんだ顔が、頭から離れない。
泣いた。
心の底から泣いた。
誰もいなくなった、ひとりぼっちの放課後の教室で、編みぐるみ達を抱いて、大粒の涙を零しながら泣いた。
そして、その瞬間から月子は、女の、しかもひすいと同じ歳の子しか、愛せなくなった。
0
お気に入りに追加
37
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
【完結】【R18百合】女子寮ルームメイトに夜な夜なおっぱいを吸われています。
千鶴田ルト
恋愛
本編完結済み。細々と特別編を書いていくかもしれません。
風月学園女子寮。
私――舞鶴ミサが夜中に目を覚ますと、ルームメイトの藤咲ひなたが私の胸を…!
R-18ですが、いわゆる本番行為はなく、ひたすらおっぱいばかり攻めるガールズラブ小説です。
おすすめする人
・百合/GL/ガールズラブが好きな人
・ひたすらおっぱいを攻める描写が好きな人
・起きないように寝込みを襲うドキドキが好きな人
※タイトル画像はAI生成ですが、キャラクターデザインのイメージは合っています。
※私の小説に関しては誤字等あったら指摘してもらえると嬉しいです。(他の方の場合はわからないですが)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる