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第六部 あの二人ってどうなの?編
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彩葉は思い出したのか、青ざめて自分の肩をさすった。めっちゃ痛いと2回言った。それだけ衝撃的な痛みだったのだろう。楓と紅葉は息を呑んだ。短い付き合いだが普段ふざけたことしか言わない彩葉の真剣な表情に、これはまじなやつだと思い知らされた。
しかし、紅葉には気になることがまだあった。女体になる前から様々な成人漫画や官能小説を読んで疑問に思っていたことだ。紅葉は彩葉に尋ねる。
「…彩葉さん、男の時と女体と、どっちが気持ち良いですか?ぶっちゃけ。女性は男の100倍とか言いますけど、どうなんですかそこんとこ。具体的にお願いします」
「すげぇ詰めてくるな、紅葉…感度でいったらそら女の子よ。もう頭の中真っ白でぷわぷわになるからな。いった後すげぇの。ずっとぷわぷわ」
「「ぷわぷわ!?」」
「そうそう。エロ漫画とかであんじゃん、頭おかしくなっちゃう~って。アレ。頭おかしくなっちゃう。女の子は」
「「おかしくなっちゃう?!」」
紅葉は前のめりになって彩葉の話に聞き入っている。紅葉だけじゃなく、楓も前のめりだ。彩葉は真剣に二人に語った。話している内容と言葉はともかく、彩葉は至って真面目だった。
「でもな、いいとこばっかじゃねぇの。男ってさ、ぶっ放すと終わるじゃん。スッキリ~ってなるじゃん。でも女の子って何回でもいけんだよ。もっともっと~ってなんの。気持ちいいんだけど、これがきつい。ほんと頭ぶっ壊れそうになるしめちゃくちゃしんどい」
「何回も!?」
「タケさん、お上手なんですね」
「ちげぇよ、俺の、感度?がいいの!他とやったことないからわかんねぇけど。あとあいつ超しつけぇの。上手いんじゃない、俺がいってやってんの」
彩葉が敏感でいきやすいからいかされまくっているだけで、竹彪が上手いわけでは決してない。はずだ。彩葉は『あっちがお上手』なんて男にとって最大の名誉を竹彪に与えたくなかった。それが彩葉由来の名誉だとしたら屈辱以外のなにものでもない。
「だからな、ぶっ放してスッキリする男もいいし、いきまくれる女の子も良い。…みんな違ってみんないいんだよ」
「まとめ方」
「こんな話でそのまとめ方は止めて下さい」
「あとな、女の子でそんだけ痛くて大変なんだから、ケツがどんだけかわかるよな。浣腸して中洗ったりとかほんと面倒くせぇの。ローションなきゃ無理だからな?よーく解さないと切れて痔になるぞ」
彩葉の言葉に空気は重くなった。経験者の生々しいお言葉は未経験者2人に重くのしかかった。
しかし、紅葉には気になることがまだあった。女体になる前から様々な成人漫画や官能小説を読んで疑問に思っていたことだ。紅葉は彩葉に尋ねる。
「…彩葉さん、男の時と女体と、どっちが気持ち良いですか?ぶっちゃけ。女性は男の100倍とか言いますけど、どうなんですかそこんとこ。具体的にお願いします」
「すげぇ詰めてくるな、紅葉…感度でいったらそら女の子よ。もう頭の中真っ白でぷわぷわになるからな。いった後すげぇの。ずっとぷわぷわ」
「「ぷわぷわ!?」」
「そうそう。エロ漫画とかであんじゃん、頭おかしくなっちゃう~って。アレ。頭おかしくなっちゃう。女の子は」
「「おかしくなっちゃう?!」」
紅葉は前のめりになって彩葉の話に聞き入っている。紅葉だけじゃなく、楓も前のめりだ。彩葉は真剣に二人に語った。話している内容と言葉はともかく、彩葉は至って真面目だった。
「でもな、いいとこばっかじゃねぇの。男ってさ、ぶっ放すと終わるじゃん。スッキリ~ってなるじゃん。でも女の子って何回でもいけんだよ。もっともっと~ってなんの。気持ちいいんだけど、これがきつい。ほんと頭ぶっ壊れそうになるしめちゃくちゃしんどい」
「何回も!?」
「タケさん、お上手なんですね」
「ちげぇよ、俺の、感度?がいいの!他とやったことないからわかんねぇけど。あとあいつ超しつけぇの。上手いんじゃない、俺がいってやってんの」
彩葉が敏感でいきやすいからいかされまくっているだけで、竹彪が上手いわけでは決してない。はずだ。彩葉は『あっちがお上手』なんて男にとって最大の名誉を竹彪に与えたくなかった。それが彩葉由来の名誉だとしたら屈辱以外のなにものでもない。
「だからな、ぶっ放してスッキリする男もいいし、いきまくれる女の子も良い。…みんな違ってみんないいんだよ」
「まとめ方」
「こんな話でそのまとめ方は止めて下さい」
「あとな、女の子でそんだけ痛くて大変なんだから、ケツがどんだけかわかるよな。浣腸して中洗ったりとかほんと面倒くせぇの。ローションなきゃ無理だからな?よーく解さないと切れて痔になるぞ」
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