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時々女体化する話

玄関にて 竹彪♂✕彩葉♀

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※ 第5部の帰宅後の竹彪と彩葉です。
女体での行為なので、苦手な方はご注意下さい。




梅寿楓とのサイゼでの会食と買い物を終えた彩葉と竹彪は自宅についた。玄関を入ってすぐ、彩葉は竹彪に背後から抱きしめられた。と思ったら竹彪の右手が彩葉のズボンを超えてパンツの中に入り込んでいた。
「は?何…にゃーっ!何してんだよ、おい!」
「何ってナニだろ。…ぐっちゃぐちゃだぞ、お前」
「いや、おま、…ん、ん、くぅっ、ぅ…はぁ、っ、だ、って…んぅっ」
彩葉の口から吐息が漏れる。竹彪の指摘の通り、彩葉の女の子は甘い蜜で濡れていた。彩葉は竹彪の、下着の中の手に自分の手を重ねる。止めたいのに、腰が揺れて力が入らない。
「だって、なんだよ」
「だって、お、…おんっ♡女の子、の、下着ぃ、エロいっからぁっ…」

ユ◯クロで女児用ブラを購入してから竹彪に連れられて行った先は女性向けの下着店だった。病院での話し合いで出た、チュ◯アンナだ。彩葉にとってはまさに天国、女体なので合法的に見放題、のはずだったが、あまりに刺激的な光景に、彩葉はろくに店内を見られなかった。Tバックだのスケスケのネグリジェだのが容赦なく視界に飛び込んでくる。
『なぁ、どれがいいんだ?色とか』
『え?あ、あの…なんでも、いいっす』
『なんでも、て。お前がつけんだぞ?せっかく来たんだし、なんか希望をだな…』
『うるせぇな!なんでもいいから!はよせぇって!』
平然と店内をうろつく竹彪に、彩葉はもごもご答える。それでもしつこい竹彪に彩葉はキレた。が、彩葉の反応に、竹彪はニヤリと笑う。
『ほほぉ…これ、プレイみたいで興奮するな。これ着けろよ。ん?こっちがいいか?ん?』
『うるせぇぇぇ…調子こいてんじゃねぇぞ、てめぇええ…』
『うっ、ぐっ、やめろ、脇腹…げふっ…』
竹彪は彩葉が恥ずかしがっていることに気づいたらしい。彩葉はニヤつく竹彪の脇腹を連続で殴打した。
下着を吟味する竹彪をよそに、彩葉はうつむいて床ばかり見ていた。あまりにエッチな光景に興奮してしまって、彩葉の女の子はうずうずと反応してしまう。

そこからの今だった。
正直に告げると、竹彪に顎を取られて口づけられた。彩葉も舌を出して応じる。立ったままの無理な体制でキスしながら、竹彪の空いた手に胸の突起を摘まれて、彩葉はびくんと体をそらした。彩葉の体は弛緩していく。
「イッたか?」
「んっ、んぅうっ♡…たけ、だめ、手…」
「なんでだよ、もうちょい」
「手、手洗い、うがいぃ、」
「…そうだな。大事だな」
ピクピクと震える彩葉を抱えて竹彪は脱衣所に移動する。二人で手洗いうがいを終えて向かい合い、脱衣所で長い時間舌を絡めあう。彩葉は無意識なのかわからないが、両手を竹彪の首に回して腰をぐいぐいと押し付けてきた。竹彪は彩葉の尻を両手で揉みながら、内心ガッツポーズを取った。今日はエロ彩葉の日だ。スイッチの入り方が爆速だ。ドンキで買い物したときからもう彩葉とヤルことしか考えていなかった竹彪はとっくにエロスイッチが入っている。二人共エロエロだ。
「たけ、も、もぅ……おなか、きゅんきゅん、する…」
彩葉は舌を出して蕩けた顔で囁いた。それはつまり子宮がキュンキュンしているということだろうか。
「あぁ、俺のチンコも、…ギュンギュンしてる…」
「んぁっ!あ、やだ、…クソ、萎えるぅ…」
彩葉の耳元で囁くと、彩葉は可愛くないことを呟いた。照れ隠しかと思いきやちょっと嫌そうな顔をしていて、本当にクソ萎えさせてしまったようだ。竹彪は気を取り直して彩葉の耳元で囁く。
「する?セックス」
彩葉は何度も頷いた。竹彪は彩葉を抱えて脱衣所を出た。玄関にぶん投げた鞄に、新しく買った避妊具が入っている。彩葉を抱えたまま取り出して装着し、彩葉のズボンと下着を取り払った。
「は、え、?うそ、ここで!?あ、やだ、やっ」
「でかい声、出すなよ」
「~~~っ!!!」
向き合う形で彩葉を抱え上げて、竹彪は彩葉の中に埋めていく。彩葉は自分の服の袖を噛み締めて声を殺している。立ったまま、いわゆる駅弁の体位で彩葉の中を堪能した。抜き差しすると、普段以上に彩葉はぎゅうぎゅうに竹彪を締め付けた。きっと声を我慢して力が入ってしまっている。
「力、抜けよ、きちぃ」
「だ、だめ、ここ、ぉっ…こえ、でゆ、ぅ、うんっ♡んっ深っ…んくぅうっ♡」
必死に声を我慢する彩葉はとても可愛い。竹彪は彩葉を壁に押し付けて支え、服越しに彩葉の胸元をまさぐった。
「んひっ♡んはぁあああっ♡だめ、声、でぅううっ!」
服で乳首が擦れたのか、彩葉が甘い悲鳴を上げた。両手を竹彪の首に回してしがみついて、中もキュンキュンと喜んでいる。堪える彩葉は我慢可愛いが、こんなエッチな声を万が一、他人に聞かれたら堪らない。以ての外だ。竹彪は挿入したままソファに向けて歩き出した。
「あ、ひゃっ、な、なに、あ、あっ♡あっ♡やぅ♡あぅぅっ♡」
「ソファ、行く」
歩く振動に合わせて彩葉が短く声を漏らす。その度に中がキュッと締まってくるので、竹彪は気合を入れて堪えた。
ソファにたどり着き、竹彪は彩葉をソファに降ろす。
「んゃ、やぁあああぁぁっ♡♡♡」
彩葉の背中をソファにつけて、より深く押し込んだ。一番深いところまでいくと、彩葉はピンと両足を伸ばして絶頂を迎えた。
竹彪は一度抜いて、彩葉を抱え直して体制を変える。向かい合って彩葉を抱きしめた。彩葉の腰を掴んでピトリと先端を当てる。
「あ…♡」
彩葉は期待に満ちた表情でとろけている。本当に、エロ彩葉はえろえろ可愛い。期待にこたえるため、彩葉の腰をゆっくり落としていく。
「ん、んううぅぅ♡あ♡んあ♡あ、あ♡あーーっ♡」
イッたばかりだからか、彩葉は大きな声を上げている。さっきまで我慢していた反動もあるかもしれない。唇を吸うと、舌を伸ばして甘えてくる。今日の彩葉はとことん可愛い。
「彩葉、俺も、イクっ…」
「んぃっ!ひぃっ、いっ、あぁーっ、あぅっ♡んっ♡はぅうう♡」
竹彪が性急に腰を動かすと、彩葉がイキながら声を上げている。間もなく竹彪も、一番深いところで止まって彩葉の中で果てた。お互いの荒い呼吸がどっちのものかわからない。余韻に浸っていると、彩葉が呟いた。
「…やっちまった…今日、しねぇっつったのに」


そして本編へ戻る。


END
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