18才未満閲覧禁止 (BL)短編中心

Oj

文字の大きさ
上 下
3 / 4
時々女体化する話

男の子と女の子の間 竹彪♂✕彩葉♂

しおりを挟む
生理になる前日の夜


男に戻って安心しきったのか、彩葉はとってもご機嫌だった。病院から竹彪の自宅に戻り、彩葉はスマホをいじってまったりしている。竹彪は膝を立てて座る彩葉の前に座り込む。床に座った竹彪は彩葉の無防備に晒された足の間に手を伸ばした。
「タケ、なにしてんの~?…って何?!まじで何してんの?!」
「ちゃんと戻ってるか見てやろうかと」
竹彪は彩葉の息子さんを取り出した。摘んでみたり根本を眺めたりしてみたが、取れてしまったりすることもなさそうだ。見慣れた、いつもの彩葉だった。
「いや、戻ってるって。朝立ってたし、シコったし出たし。聞いてる?アーッ!」
竹彪は彩葉を無視して口に含んだ。少し先端を舐めただけで彩葉の太ももが痙攣した。弱いところも変わらない。引き剥がそうとしたのか竹彪の肩に置かれた彩葉の手は、ぎゅっと竹彪のシャツを握っている。
「なに、急に…ヤバいって、俺、今日、なんかムラムラしてて…あー、やば、気持ちぃ…」
竹彪の行動に戸惑っていた彩葉だが、あっさり陥落した。口の中の彩葉はむくむくと硬さを増していく。
戸惑いもなく息子をしゃぶる竹彪にちょっと引きつつ、彩葉は快感に身を任せる。だらだらと先端から溢れていくのが自分でもわかった。
「何か、ヤバい、すぐ出る、から…あっ、出るって、んぅうっ!」
久しぶりの男の身体だからなのか、今日は本当におかしい。いくにしても早すぎる。彩葉は竹彪の口内に放ってしまった。出ると伝えたのに口を離さず、出せと言わんばかりに吸い上げられてあっけなく果ててしまった。彩葉は肩で息をしながら竹彪を見る。喉が動いて飲み下したのがわかった。
「また飲んでるよ…うめぇの?それ。ほんでガン立ちじゃん。人のチンコしゃぶってガン立ちってやばくない?変態じゃね?なんの躊躇もなくチンコしゃぶんのエグくね?」
「お前のだけな。やめろ、賢者タイムで言葉責めやめろ。ただの悪口じゃねぇかそれ」
「いや、言葉責めとかじゃなしに純粋に。はー、スッキリした~スッキリしたけど、なんか…」
「純度100%の悪口。まじで男に戻ってるな…味が気になるならお前も口に入れてみりゃいいだろ」
「なにを?」
「ナニを」
「無理無理無理無理。絶対やだ。チンコしゃぶるとか考えられない。ありえん」
彩葉ははげしく首を横に振って断固拒否した。
「うまいかもしんないだろ。うまいぞ、ほら、」
「絶対、絶っっっ対にヤダ。つーかしつけぇな毎回。やんねぇっつってんだろ。切り落とすぞ」
「ひぇっ…俺も抜いてくるわ」
竹彪はのっそり立ち上がる。これまでも何度かお願いしてきたが、彩葉は絶対に口でしてくれなかった。竹彪はこんなにしゃぶりまくっているのに。
(付き合ってんだからフェラしてくれてもよくね?つーか、もっとこう、甘えるっつーか、ちゅき♡ってなってくれても良くない?なんなんだコイツ)
竹彪は解せなかった。付き合っているし挿入はさせてくれるのに、毎回フェラだけはしてもらえない。できれば彩葉のお口で竹彪の竹彪をおしゃぶりしていただきたいのだが、一向に聞き入れてもらえなかった。とはいえ無理強いはしたくない。ましてや切り落とされたくもないので毎回竹彪が折れている。
トイレに向かう竹彪は彩葉に腕を掴まれて止められた。
「待った。ケツきれいにしてきてい?」
「は?」
「女の子でばっかしてたからかなぁ、なんか後ろがムズムズする。男の俺と、やれそ?」
彩葉に上目遣いで問われて、竹彪はちょっと出そうになった。
「まじで?逆にいいのか?そっち使って。立つけど。立ってるけど。俺の息子さんガン立ちだけど、この通り」
「グっロ。出さんでええて。んじゃ、浣腸かましてくっから。立たせて待っとけ♡」
このまま出さずに立たせておけとは中々拷問だがしかし、せっかくお許しが出たので竹彪は正座待機した。あっちは受け入れるための器官ではない。なるべく丁寧にしないといけないと思いつつ、あんなに可愛く誘われてはそうもできそうにない。男の彩葉とやれるかどうかなんて聞くまでもない。彩葉が男だろうが女だろうがいつだってガン立ち、それが竹彪だった。



準備を終えた彩葉は竹彪とベッドに向かった。仰向けに寝そべったままローションで解されて、たった数日使ってなかっただけなのにそういえばこんな感じだったと思い出す。竹彪の指に前立腺を刺激されて彩葉な口から唾液が垂れた。
「あっ、それ、やばぁ…あ、あっ」
「あー、やばいらしいな。見てりゃわかるけど…もういいか、いいよな」
「そこ、そこやばい、また、ん、んっ、んあっ!?ちょ、でかっ、あ、ぁ、く、ぅくっ」
仰向けの彩葉腰の下に枕を突っ込んで、竹彪は性急に挿入した。たっぷり解したものの傷つけないようにじっくりいれていく。じっくりのつもりだが、いつもより腰の進みを押さえられない。
指が抜かれたかと思ったら間髪入れずに、比べ物にならない大きさの物が彩葉の中に入ってきた。ごりごりと容赦なく抉られて、彩葉は息を詰める。のけぞる彩葉は白む視界の中でこんなに気持ちよかっただろうかと思った。被さってくる竹彪にしがみついて、彩葉は飛びそうになる意識をつなぎとめる。
「痛みとか、ねぇよな」
「く、ぅ、ふぅ、あ、ぃ、いい、気持ちいいぃ…」
内臓が容赦なく圧迫される。動きに合わせて揺れる彩葉の中心は蜜を撒き散らしている。あまりの快感に、彩葉は素直な感想を漏らしてしまった。女の子の時も気持ちが良いが、男の時に後ろに挿入されて前立腺を擦られるのも奥を抉られるのもとても気持ちが良い。
竹彪がコンコンと一番奥を突くと、彩葉は一際甘い声を上げた。
「ここか?」
「あっあぁぁ、あっあーっ、いぃっきもち、気持ちぃいっん、んぷ、ふ、ぅ、」
竹彪は彩葉に深く口付けた。普段生意気で腹立つことしか言わない口が、この時だけは素直で愛らしい言葉を吐く。
(なんなんだコイツ。可愛すぎか)
口づけて舌をねじ込むととろけた顔で舌を伸ばして甘えてくる。どうして普段もう少し甘えたり可愛いことを言ってくれたりしないのか。しかしエロいことには従順で素直で愛らしい彩葉に竹彪はメロメロだった。
そして彩葉は竹彪の口付けを受けて思う。
(コイツ、ほんとちゅー好きだよな)
竹彪が舌を絡めて激しく腔内をねぶってくる。なんとなくセフレ同士は口と口ではキスしないと思っていた。そんな彩葉は竹彪の行動にいつも驚いていた。竹彪はねっとり激しいキスをしてくる。セフレでこれなら、付き合った女の子とはどれだけ濃厚な口づけをするのだろうか。これ以上のキスが彩葉には想像つかない。
(タケとしかちゅーしたことないから、わかんないけど…でも、気持ちいい。すごい、気持ち、い)
「い、ぃ、あぷ、きもひ、い、ひ、んん、ん、んむぅ、んっんっんっ♡ん~~♡」
行為に竹彪のキスが重なると頭の中が溶けたのではないかと思うくらい気持ちが良かった。呼吸がしづらくて苦しいのに、もっとしてほしくて自分からねだってしまう。彩葉の意思に反して中がきゅうきゅうと収縮し始める。
「いく?」
「あふっ、いく、いくっ、出ちゃ、ぅ、あ、あ~~っ♡♡あっ♡あーっ♡」
竹彪にも伝わったらしい。彩葉の返事を聞いて竹彪の動きが早まった。いいところを何度も擦り上げられて、彩葉は仰け反って精を吐き出した。竹彪の動きに合わせてぴゅくぴゅくと吹き上がる。
「悪ぃ、止まんね」
「あっ♡あっ、あ♡だめ、いま、んぁあっ♡あ♡ふあぁあ♡」
「っ…く、ぅっ」
竹彪は彩葉の中に精を放った。正確には避妊具の中だが。薄いゴム越しに感じる彩葉の内側はまだ物欲しそうに竹彪を緩急をつけて締め上げてくる。内側の甘えているような仕草に彩葉を見ると、とろけきった顔が竹彪を見つめている。
「たけぇ、もっかい、しよぉ…♡」
彩葉のおねだりに、竹彪の竹彪は秒で硬度を取り戻した。すぐさまゴムを付け替えて、彩葉の中にはめ込む。喘ぎながら彩葉が舌を突き出すので竹彪は迷わず吸い上げた。エロいことに従順で素直で本人もエロ可愛い。
(いつも甘えてくんないし可愛くねぇけど、今最高にエロ可愛いからいいかぁ…あーチンコやべぇ。気持ちいい。可愛い)
普段が素直でなくても竹彪にとって彩葉は愛しい可愛い恋人だ。なんだかんだで普段の可愛くない彩葉も竹彪にとっては可愛いので、竹彪はひたすら幸せだと彩葉を突き上げながら思った。
彩葉は竹彪とべろちゅーしながら頭の中が溶けきっていた。
(すげぇ。秒でバキバキじゃん、こいつ。セフレにこんなになるってやばくね?でも、きもちいいからいっかぁ…あ、そこ、)
「んふ、ぅ、ううぅ♡ん♡んぅ♡いっひゃぅ♡あぁ、あ♡」
「ん、おれも、やべ…っ」
ひくひくと痙攣する彩葉に後追いするように竹彪も果てた。彩葉は足を開いたままぐったり横たわる。♡マーク連発であんあん喘ぎまくってしまったが、気持ち良いからそれで良い。行為の時は普段の彩葉なら考えられないような態度を取ってしまう。しかし、そんなことは些末なこと。セフレ同士なのでとことんまで快楽を貪りたい。だってこんなに気持ち良いのだから、取り繕うより本能を剥き出しにしてもっと気持ち良くなりたい。とはいえさすがに疲れ切った彩葉はうとうと眠り始めた。しかし、尻に当たる感覚に目を覚ました。
「は?なに?アーッ!」
「なにって、もう一回…いいよな?」
「え、おれもう、いいって、もう、あ、あっ♡あ♡」
眠りそうな彩葉に再び高速でゴムを付け替えて彩葉にはめ込む。ちょっと嫌がっていた彩葉だが、すぐさま竹彪の動きに合わせて腰を振り始めた。

それからなんやかんやで3発ぶち込まれて、彩葉は声も出せず横たわっていた。竹彪は隣で座って彩葉を見つめている。
(ほんとコイツなんなん?チンコの化け物なん?)
彩葉は平然としている竹彪に恐怖を覚えた。
「大丈夫か?痛くねぇ?」
「いてぇよ全身、バキバキ…もう、ねゆ」
「待って。今なんつった?まだエロ彩葉継続してんの?ボーナスタイムきた?もう一発…」
「うるっせぇな、寝るっつったんだよ噛んだんだようるせぇな!もう声ガサガサなんだわ、叫ばすなやゴリラ!」
「お、おぉ、ごめ…水持ってくるわ」
「黙ってゴール下守ってろ、おチンポゴリラが」
彩葉は怒鳴り散らしてからぽふっと枕に顔を埋めてしまった。悪口なのかすらわらかない暴言を吐かれた。ボーナスタイムなんてなく、エロ彩葉はもうとっくにいなくなっていた。どうして、している時以外はこんなに可愛くないのか。肩を落として竹彪はペットボトル飲料をとって彩葉に差し出す。半分以上眠っている彩葉はぽやぽやしながら両手を差し出してきた。
「ちょーらい」
彩葉は両手でこくこく飲み物を飲んでベッドに倒れ込んでしまった。さっきの怒鳴り散らしていた姿はなんだったのか。
(んっ♡ちゅきぃっ…♡)
竹彪は心臓が止まったかと思った。油断するととんでもないカワイイ爆弾を放おってくる彩葉に、やはり竹彪はメロメロでバキバキなのだった。


END

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

少年探偵は恥部を徹底的に調べあげられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

大学生はバックヤードで

リリーブルー
BL
大学生がクラブのバックヤードにつれこまれ初体験にあえぐ。

短編集

田原摩耶
BL
地雷ない人向け

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

寮生活のイジメ【社会人版】

ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説 【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】 全四話 毎週日曜日の正午に一話ずつ公開

つまりは相思相愛

nano ひにゃ
BL
ご主人様にイかないように命令された僕はおもちゃの刺激にただ耐えるばかり。 限界まで耐えさせられた後、抱かれるのだが、それもまたしつこく、僕はもう僕でいられない。 とことん甘やかしたいご主人様は目的達成のために僕を追い詰めるだけの短い話です。 最初からR表現です、ご注意ください。

年越しチン玉蕎麦!!

ミクリ21
BL
チン玉……もちろん、ナニのことです。

処理中です...