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第二話 女装青年で乱れ咲き
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ジロは迷ったが、震える手でスカートをたくし上げていく。オキツネサマの左手はジロの腰を抱え、右手はジロの太ももに添えられている。恥ずかしさでジロ何度も逡巡しながらゆっくりスカートをめくり上げる。ぐっしょりと濡れた女性用の下着が、ジロの性器にぴったり張り付いていた。先日の子供の姿と違うそこは、男としての形をはっきりと浮き立たせている。なのに履いている下着は女性のもので、倒錯感と羞恥心でジロの心は乱された。ゆっくりとまたジロの男性としての象徴は力を取り戻していく。
「あれ?どうして大きくしてるのかな。まだ何もしてないのに…女の人のパンツ履いて大人ちんちん大きくして。恥ずかしいね?ジロ」
「ぁ、…だめ、お、オキツネ、サマ…」
「だめなのはジロでしょ?見てご覧。すごくえっちだよ」
オキツネサマが手をかざすと。さっきの姿見がジロの前に現れた。自分でスカートをたくし上げて、とろけた顔で勃起している己の姿がそこにあった。成人を超えたジロは子供の時のような甘さも愛らしさも薄まっている。体も骨ばってどう見ても成人男性だ。しかし甘いフリルのワンピースを着て股間を硬くして興奮してしまっているジロはひどく淫靡だった。ジロは慌てて顔を反らせた。自分の姿により興奮してしまいそうだったからだ。
「ジロ、よく見て。勃起したおちんちんからまたお汁が出てるよ。興奮しちゃったのかな?自分の、えっちで可愛い格好に」
「か、可愛く、な…あ、は、ん、ん、んむ、ん、」
オキツネサマはジロの顎を取って深く口付ける。立ったまま後ろから口づけられて、ジロは苦しい体制で口づけを受け入れる。ジロは必死に舌を伸ばして絡めた。
舌を絡め合う水音の他に、ちゅこちゅこと音がする。
「…こら、イチ。自分で気持ち良くなっちゃだめって言ったでしょ?」
「へ?…えへへ。つい…」
「ジロのえっちな姿にイチも興奮しちゃったみたいだね。もっとよく見てもらおうね、ジロ。この前はイチのこと見てたから、おあいこね」
オキツネサマはジロを抱えて床に寝かせる。ころりと裏返してうつ伏せにし、尻だけを高く持ち上げた。下着を穴が出るくらいまでおろして舌を差し入れる。
「おっ、ぁっ、あぁっ…!」
熱い液体を注ぎ込まれたジロは顔を上げる。眼の前には自身を慰めるイチがいた。
ジロはどうみても成人男性だ。先日までの幼い姿とはちがって体も大きいし骨ばっている。顔はまぁ整っているので可愛いといえなくもないが、そもそも男性なので、イチの性的な対象にはならない。はずだった。
しかし眼の前のジロは甘い吐息を繰り返してひどく淫靡な顔をしている。快感で射精までするジロに、イチは自身を慰める手を止められなくなってしまった。子供ながらにいつも冷静で落ち着いていたジロが、ここまで乱れている。あれをこれからイチもする。してもらえる。イチは見せつけるように己を扱いた。
そんなイチを目の前に、ジロは一際甘い声を上げる。
「ふーっはぅう、うっ、んーっ!」
「力抜いて、ジロ。上手だよ。いっぱい声出して、奥まで受け入れて」
「あ、あーっ、まって、まっ…んぁ~、あ、あはぁっ♡んあー♡」
ジロの背後から、オキツネサマはゆっくりと挿入していった。
ジロは舌を突き出して腰を振った。イチが見ているという羞恥心はもはや快感の増幅剤になってしまっている。奥深くまで迫りくるオキツネサマをジロは心行くまで味わった。
「はーっはぁーっ♡も、だめ…っ♡っ、あ、あ、むり、いま、う♡う♡うぅ♡」
ジロは自身を扱いて果てる。果てて尚打ち突かれてジロは全身を震わせながら揺すぶられている。オキツネサマは容赦なくジロを穿った。
「ジロ、もう少し、頑張ろうね」
「やだぁ!も…だめぇえ♡あ、あたま、へん、に、ぁあ♡んぁあ♡あーっ♡あ~~っ♡♡♡」
オキツネサマが動きを止める。ジロはビクビクと体を波打たせてぐったりと力を抜いた。
「あ、あ♡んぁ♡あ♡」
床にぐったりと力なく伏せるジロは意識があるのかないのか、口を開けたまま声を発している。突き上げたままの尻からはオキツネサマの放ったものが音を立てて吹き上がっていた。
「あれ?どうして大きくしてるのかな。まだ何もしてないのに…女の人のパンツ履いて大人ちんちん大きくして。恥ずかしいね?ジロ」
「ぁ、…だめ、お、オキツネ、サマ…」
「だめなのはジロでしょ?見てご覧。すごくえっちだよ」
オキツネサマが手をかざすと。さっきの姿見がジロの前に現れた。自分でスカートをたくし上げて、とろけた顔で勃起している己の姿がそこにあった。成人を超えたジロは子供の時のような甘さも愛らしさも薄まっている。体も骨ばってどう見ても成人男性だ。しかし甘いフリルのワンピースを着て股間を硬くして興奮してしまっているジロはひどく淫靡だった。ジロは慌てて顔を反らせた。自分の姿により興奮してしまいそうだったからだ。
「ジロ、よく見て。勃起したおちんちんからまたお汁が出てるよ。興奮しちゃったのかな?自分の、えっちで可愛い格好に」
「か、可愛く、な…あ、は、ん、ん、んむ、ん、」
オキツネサマはジロの顎を取って深く口付ける。立ったまま後ろから口づけられて、ジロは苦しい体制で口づけを受け入れる。ジロは必死に舌を伸ばして絡めた。
舌を絡め合う水音の他に、ちゅこちゅこと音がする。
「…こら、イチ。自分で気持ち良くなっちゃだめって言ったでしょ?」
「へ?…えへへ。つい…」
「ジロのえっちな姿にイチも興奮しちゃったみたいだね。もっとよく見てもらおうね、ジロ。この前はイチのこと見てたから、おあいこね」
オキツネサマはジロを抱えて床に寝かせる。ころりと裏返してうつ伏せにし、尻だけを高く持ち上げた。下着を穴が出るくらいまでおろして舌を差し入れる。
「おっ、ぁっ、あぁっ…!」
熱い液体を注ぎ込まれたジロは顔を上げる。眼の前には自身を慰めるイチがいた。
ジロはどうみても成人男性だ。先日までの幼い姿とはちがって体も大きいし骨ばっている。顔はまぁ整っているので可愛いといえなくもないが、そもそも男性なので、イチの性的な対象にはならない。はずだった。
しかし眼の前のジロは甘い吐息を繰り返してひどく淫靡な顔をしている。快感で射精までするジロに、イチは自身を慰める手を止められなくなってしまった。子供ながらにいつも冷静で落ち着いていたジロが、ここまで乱れている。あれをこれからイチもする。してもらえる。イチは見せつけるように己を扱いた。
そんなイチを目の前に、ジロは一際甘い声を上げる。
「ふーっはぅう、うっ、んーっ!」
「力抜いて、ジロ。上手だよ。いっぱい声出して、奥まで受け入れて」
「あ、あーっ、まって、まっ…んぁ~、あ、あはぁっ♡んあー♡」
ジロの背後から、オキツネサマはゆっくりと挿入していった。
ジロは舌を突き出して腰を振った。イチが見ているという羞恥心はもはや快感の増幅剤になってしまっている。奥深くまで迫りくるオキツネサマをジロは心行くまで味わった。
「はーっはぁーっ♡も、だめ…っ♡っ、あ、あ、むり、いま、う♡う♡うぅ♡」
ジロは自身を扱いて果てる。果てて尚打ち突かれてジロは全身を震わせながら揺すぶられている。オキツネサマは容赦なくジロを穿った。
「ジロ、もう少し、頑張ろうね」
「やだぁ!も…だめぇえ♡あ、あたま、へん、に、ぁあ♡んぁあ♡あーっ♡あ~~っ♡♡♡」
オキツネサマが動きを止める。ジロはビクビクと体を波打たせてぐったりと力を抜いた。
「あ、あ♡んぁ♡あ♡」
床にぐったりと力なく伏せるジロは意識があるのかないのか、口を開けたまま声を発している。突き上げたままの尻からはオキツネサマの放ったものが音を立てて吹き上がっていた。
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