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第一話 ショタジジイ、同性同士の初体験
完
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「なっ中出し!」
「うーん…んん、イチ?…オキツネサマ!?んぁっ」
目覚めたジロもイチとオキツネサマを見て飛び起きる。ジロは尻から溢れ出た液体に甘い声を上げてしまった。それを見たイチは驚いている。
「なんじゃジロ!あんなことを言ってお前もしとるじゃないか、このむっつり助平が!…あうぅ、尻が、気持ち悪い」
「だ、だってイチがあんなにアンアン言うとるから、儂もしたくなっ…うぁ、中から、いっぱい…」
イチもジロも体を震わせてへたりこんでしまう。
「お風呂でも入る?はい、どうぞ」
オキツネサマが指を鳴らすと目の前に温泉が広がった。イチとジロは目を輝かせて洗い場へ向かう。どういう理屈で突然温泉が目の前に現れるのかはわからないがここはオキツネサマの作った空間なのでどうにでもできるらしい。オキツネサマとあんなことこんなことしたイチとジロにとって細かいことはどうでも良くなった。それよりも、久しぶりの大きなお風呂にお互い胸の高ぶりが止まらなかった。
「オキツネサマ。これ、尻の、どうしたらいいんじゃ?」
「ま、まさか、自分で、出すのかの?」
「そろそろ出切るんじゃないかな?精液じゃないから無理に出さなくていいよ。でも自分で出すっていいねぇ」
オキツネサマは顎に手を当てて数度頷く。イチは青くなって答えた。
「絶対嫌じゃ」
「…」
「ジロは満更でもなさそうだけど。お尻からどぷどぷ出てる姿って扇情的でいいよね。消してあげることもできるけど、このままにしておこうね」
「これもアンタの趣味かい。そんですっかりオキツネサマに開発されたようじゃのぉジロ」
「満更でもなくないし、開発さもれとらん!」
イチとジロは体を清めて湯に浸かる。こんなにゆったりと、自らお湯に浸使ったのは一体いつぶりだろうか。年齢が高くなればなるほど、外出や入浴のハードルは上がっていく。イチとジロはのびのびと手足を伸ばした。
「はぁ~極楽じゃ~」
「温泉なんて何年ぶりかのぉ~」
「いいね、ショタと一緒に温泉。いいねぇ」
「どこまでも気持ちの悪い変態じゃの…やることやったし、儂らはあの世に旅立つんじゃないんかの?」
「召されるんじゃと思っとった。オキツネサマ、普通に風呂に入っとるの。当たり前のように肩を抱いてくる」
オキツネサマはイチとジロの間を陣取って、二人の肩を抱いて湯に浸っていた。二人の質問にオキツネサマは不思議そうな顔で二人を見る。
「一回で終わるはずないでしょ?何年待ったと思ってるの」
「「はい?」」
「まだやりたいプレイもあるから。もう少し、お礼をさせてほしいな」
オキツネサマはにっこり笑う。イチとジロは青くなった。
「まだするんか!あんなこと!」
「無理じゃ、あんなの、恥ずかしくてもう無理じゃ!」
「さっき現世のAV見てたんだけど、今は男の娘なんて素晴らしい文化があるんだね。ぜひ二人で試して」
「「嫌じゃ!」」
イチとジロは声を揃えて叫んだ。
END
「うーん…んん、イチ?…オキツネサマ!?んぁっ」
目覚めたジロもイチとオキツネサマを見て飛び起きる。ジロは尻から溢れ出た液体に甘い声を上げてしまった。それを見たイチは驚いている。
「なんじゃジロ!あんなことを言ってお前もしとるじゃないか、このむっつり助平が!…あうぅ、尻が、気持ち悪い」
「だ、だってイチがあんなにアンアン言うとるから、儂もしたくなっ…うぁ、中から、いっぱい…」
イチもジロも体を震わせてへたりこんでしまう。
「お風呂でも入る?はい、どうぞ」
オキツネサマが指を鳴らすと目の前に温泉が広がった。イチとジロは目を輝かせて洗い場へ向かう。どういう理屈で突然温泉が目の前に現れるのかはわからないがここはオキツネサマの作った空間なのでどうにでもできるらしい。オキツネサマとあんなことこんなことしたイチとジロにとって細かいことはどうでも良くなった。それよりも、久しぶりの大きなお風呂にお互い胸の高ぶりが止まらなかった。
「オキツネサマ。これ、尻の、どうしたらいいんじゃ?」
「ま、まさか、自分で、出すのかの?」
「そろそろ出切るんじゃないかな?精液じゃないから無理に出さなくていいよ。でも自分で出すっていいねぇ」
オキツネサマは顎に手を当てて数度頷く。イチは青くなって答えた。
「絶対嫌じゃ」
「…」
「ジロは満更でもなさそうだけど。お尻からどぷどぷ出てる姿って扇情的でいいよね。消してあげることもできるけど、このままにしておこうね」
「これもアンタの趣味かい。そんですっかりオキツネサマに開発されたようじゃのぉジロ」
「満更でもなくないし、開発さもれとらん!」
イチとジロは体を清めて湯に浸かる。こんなにゆったりと、自らお湯に浸使ったのは一体いつぶりだろうか。年齢が高くなればなるほど、外出や入浴のハードルは上がっていく。イチとジロはのびのびと手足を伸ばした。
「はぁ~極楽じゃ~」
「温泉なんて何年ぶりかのぉ~」
「いいね、ショタと一緒に温泉。いいねぇ」
「どこまでも気持ちの悪い変態じゃの…やることやったし、儂らはあの世に旅立つんじゃないんかの?」
「召されるんじゃと思っとった。オキツネサマ、普通に風呂に入っとるの。当たり前のように肩を抱いてくる」
オキツネサマはイチとジロの間を陣取って、二人の肩を抱いて湯に浸っていた。二人の質問にオキツネサマは不思議そうな顔で二人を見る。
「一回で終わるはずないでしょ?何年待ったと思ってるの」
「「はい?」」
「まだやりたいプレイもあるから。もう少し、お礼をさせてほしいな」
オキツネサマはにっこり笑う。イチとジロは青くなった。
「まだするんか!あんなこと!」
「無理じゃ、あんなの、恥ずかしくてもう無理じゃ!」
「さっき現世のAV見てたんだけど、今は男の娘なんて素晴らしい文化があるんだね。ぜひ二人で試して」
「「嫌じゃ!」」
イチとジロは声を揃えて叫んだ。
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