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「昨日と一緒だよ、かなちゃん。動画、見ない?」
「う…あの………ぁ…ぅ、…み、見る」
佳奈多は何度も迷って頷いた。ここまで迷っているのは、嫌だからだろう。やめようかと思ったが、佳奈多は大翔の膝に乗って口を開けた。可愛い仕草に、大翔は佳奈多の口に料理を運んだ。こんなに間近で佳奈多が見られる。食事をする姿も本当に可愛い。その日以来、大翔の自宅にいる時、佳奈多は大翔の手から食事を取るようになった。
食事の他に、風呂にも一緒に入るようになった。
広い風呂が怖いと温まらずに出てくる佳奈多に、大翔は提案した。
「じゃあ、一緒に入ろうか」
佳奈多は青ざめて首を横に振った。佳奈多の嫌がることはしたくない。しかし毎回冷たい体で風呂から上がってくる佳奈多が気になった。
大翔の自宅は一定温度で保たれている。とはいえ、冷えた体では風邪を引いてしまうかもしれない。病気になれば、佳奈多を自宅に戻さなければならなくなる。
どうしたら長く風呂に入っていられるか。大翔が脱衣所で待って、声をかけてあげようか。考えていたら、佳奈多が声を上げた。
「……はいる、おふろ、……一緒、に…」
俯く佳奈多の顔は見えない。
「いいの?」
佳奈多は頷いた。着替えを持って、大翔が動くのを待っている。大翔は佳奈多の手を取って二人で風呂場に移動した。佳奈多は時間をかけて服を脱ぎ、大翔は佳奈多をじっと待った。
大翔の家の風呂は広い。母と暮らしていたアパートの風呂の数倍はある。男二人とはいえ平均よりも小さい佳奈多と入るには十分すぎた。
「かなちゃん、背中…洗ってもいい?」
「……うん」
佳奈多の小さな背中に触れる。大好きな佳奈多の体が目の前に、無防備に晒されている。大翔は反応しないように歯を食いしばって、注意を払いながら佳奈多の肌に触れた。
それから佳奈多が泊まりに来た日は一緒に入浴した。
「かなちゃん、頭洗ってもいい?」
「…うん」
「体、俺が洗ってもいい?」
佳奈多は黙って頷く。毎回佳奈多の許可を取って少しずつ洗う部位を増やしていった。触れられることに反応して勃起してしまう佳奈多が可愛くて愛おしかった。
「かなちゃん…俺が、かなちゃんの、していい?」
「っ…だめっ、!………ぁ、あ、洗う、時、く、くすぐらないで、」
佳奈多は湯船につかり、激しく首を横に振った。佳奈多を背中から抱きしめるようにして湯船につかる大翔には、佳奈多の顔はみえない。佳奈多は首まで真っ赤になっている。大翔よりも先に湯船を出た佳奈多はふらつきながら体を拭いて、着替えを持って裸のままトイレに行ってしまった。
恥ずかしがらなくていいのに。俺しか、みてないのに。
でもあんまり恥ずかしいなら、それ以上はしてはいけない。佳奈多を傷つけてしまうかもしれない。大翔はそれから、なるべく佳奈多が反応しないように気をつけながら佳奈多の体を洗い続けた。
佳奈多が大翔の自宅に来てから、佳奈多は大翔のお願いを受け入れてくれることが多くなった。食事といい、風呂といい、何度も迷って暗い顔をしても、最後は頷いてくれた。
大翔は佳奈多の優しさに甘えて、溢れ出てくる欲を抑えきれていなかった。
眠る佳奈多のそばで自慰をするのも、佳奈多は眠っているから大丈夫だと思っていた。起きてしまってもきっと、驚きはしても許してくれる。佳奈多をオカズにしても、許してもらえる。勝手にそう思い込んでいた。
その日、眠っていると思った佳奈多が震えていることに気づいた。佳奈多に密着して匂いを嗅ぎながらしていた。小刻みに震える体に手を止めて声を掛ける。
「かなちゃん。起きてる?」
佳奈多は身を丸めて耳をふさぎ、首を横に振った。いつかの修学旅行の時のように。
「う…あの………ぁ…ぅ、…み、見る」
佳奈多は何度も迷って頷いた。ここまで迷っているのは、嫌だからだろう。やめようかと思ったが、佳奈多は大翔の膝に乗って口を開けた。可愛い仕草に、大翔は佳奈多の口に料理を運んだ。こんなに間近で佳奈多が見られる。食事をする姿も本当に可愛い。その日以来、大翔の自宅にいる時、佳奈多は大翔の手から食事を取るようになった。
食事の他に、風呂にも一緒に入るようになった。
広い風呂が怖いと温まらずに出てくる佳奈多に、大翔は提案した。
「じゃあ、一緒に入ろうか」
佳奈多は青ざめて首を横に振った。佳奈多の嫌がることはしたくない。しかし毎回冷たい体で風呂から上がってくる佳奈多が気になった。
大翔の自宅は一定温度で保たれている。とはいえ、冷えた体では風邪を引いてしまうかもしれない。病気になれば、佳奈多を自宅に戻さなければならなくなる。
どうしたら長く風呂に入っていられるか。大翔が脱衣所で待って、声をかけてあげようか。考えていたら、佳奈多が声を上げた。
「……はいる、おふろ、……一緒、に…」
俯く佳奈多の顔は見えない。
「いいの?」
佳奈多は頷いた。着替えを持って、大翔が動くのを待っている。大翔は佳奈多の手を取って二人で風呂場に移動した。佳奈多は時間をかけて服を脱ぎ、大翔は佳奈多をじっと待った。
大翔の家の風呂は広い。母と暮らしていたアパートの風呂の数倍はある。男二人とはいえ平均よりも小さい佳奈多と入るには十分すぎた。
「かなちゃん、背中…洗ってもいい?」
「……うん」
佳奈多の小さな背中に触れる。大好きな佳奈多の体が目の前に、無防備に晒されている。大翔は反応しないように歯を食いしばって、注意を払いながら佳奈多の肌に触れた。
それから佳奈多が泊まりに来た日は一緒に入浴した。
「かなちゃん、頭洗ってもいい?」
「…うん」
「体、俺が洗ってもいい?」
佳奈多は黙って頷く。毎回佳奈多の許可を取って少しずつ洗う部位を増やしていった。触れられることに反応して勃起してしまう佳奈多が可愛くて愛おしかった。
「かなちゃん…俺が、かなちゃんの、していい?」
「っ…だめっ、!………ぁ、あ、洗う、時、く、くすぐらないで、」
佳奈多は湯船につかり、激しく首を横に振った。佳奈多を背中から抱きしめるようにして湯船につかる大翔には、佳奈多の顔はみえない。佳奈多は首まで真っ赤になっている。大翔よりも先に湯船を出た佳奈多はふらつきながら体を拭いて、着替えを持って裸のままトイレに行ってしまった。
恥ずかしがらなくていいのに。俺しか、みてないのに。
でもあんまり恥ずかしいなら、それ以上はしてはいけない。佳奈多を傷つけてしまうかもしれない。大翔はそれから、なるべく佳奈多が反応しないように気をつけながら佳奈多の体を洗い続けた。
佳奈多が大翔の自宅に来てから、佳奈多は大翔のお願いを受け入れてくれることが多くなった。食事といい、風呂といい、何度も迷って暗い顔をしても、最後は頷いてくれた。
大翔は佳奈多の優しさに甘えて、溢れ出てくる欲を抑えきれていなかった。
眠る佳奈多のそばで自慰をするのも、佳奈多は眠っているから大丈夫だと思っていた。起きてしまってもきっと、驚きはしても許してくれる。佳奈多をオカズにしても、許してもらえる。勝手にそう思い込んでいた。
その日、眠っていると思った佳奈多が震えていることに気づいた。佳奈多に密着して匂いを嗅ぎながらしていた。小刻みに震える体に手を止めて声を掛ける。
「かなちゃん。起きてる?」
佳奈多は身を丸めて耳をふさぎ、首を横に振った。いつかの修学旅行の時のように。
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