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第3章森へ行こう
出かける用意をしましょう
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「一体どんなものをとってくるつもりなんだ?」とジーク様に聞かれて、
「ひとまずハーブ辞典と薬草辞典を覚えてきたので、魔の森で探しながら採取しようかと思っているんですけど」と答えると
「あまり奥に行くと、グレイブ以外の知らない奴らに会うこともあるがいいか?」
「ん~。じゃあ今回は野いちごとくわの実、あとスギナがあればいいかな?」
「懐かしいな。確かラーメン草は狩場に生えていたはずだし、あとは魔の森にあるよ。ところで荷物入れそれでいいのか?」
「うんカゴが編めたし、向こうから大きめなバッグを持ってこれたから、心配ないですよ」と答えると
「そう言うなら明後日のお昼に出かけては?それまでに必要なモノを完成しなくちゃね」とカリエさんに言われて
「そういえば、ルイス様にお願いしておいた折り畳みナイフどうなったのでしょう」とジーク様に聞くと
「明日には納品できると言っていたぞ。かなり凝っているが、あんなサイズでいいのか?」
「はい。採取用に手の大きさにあってコンパクトになるモノが欲しかったんです」
「確かにあのサイズでコンパクトになるのなら、腰にぶら下げることもないか」
「転んだときに刃で怪我をしませんしね」
「じゃあ鍛冶屋に納品してもらって初心者講習会の時にくばれば?」とカリエさんが提案すると、
「それいいかも。今回の初心者講習会参加者分を頼みに行くぞ。マコトその設計図あるか?」とジーク様が聞くので
「えっと、キース様に特許として預けておりますので、キース様を通すかルイス様に直接注文したほうがいいかと。そういえば、先に折り畳みナイフ15本発注してあるので、明日一緒に納品してくれるとのことです」
「その代金は?」とカリエさんが聞いてきた
「特許料の前倒し?とこの間のインゴットの代金だそうです」と答えると、
「ついでに何か変わったモノを頼んだらしいわね」
「はい。ちょっと簡単に裁縫をしやすくできないかと思って」と答えると足踏みミシンの設計図を取り出した。
「お前まさか手仕事の革命をしようなんて思っていないよな」と聞かれたので、
「これがあると、着るモノを作るときや、ちょっとした小物を作るときに役に立つんです。電動式を魔道具に変換してもらうにも細かい仕組みがわからないからこれにしました」と答えると
「じゃあこれを持って一先ず、午後から商業ギルドに行きましょう」とカリエさんが言い出したので
「僕が案内するよ」「エリーも行く」と子供たちが騒ぎ出した。
「こらこら。マコトが困っているでしょ」とカリエさんがたしなめてくれたので、
「その前に最後の仕上げを終わらせてしまいたいんですが」というと
「あとは裾の始末と、ズボンの丈詰めね」
「はい。採取に行くのにスカートもなんだし、なんとか5日で普段着を手直しできたのが良かったです」
「ところで新しい布はどうするの?」
「あとの3着と合わせて色々工夫ができるのではと思ったのですが、豪華になってしまいそうで…」
「別に新しいものを作ろうっていうわけではなんだろ。そんなに裁縫の腕があったか?」とジーク様が聞いてきた
「実は1着挑戦してみたのですが、なんか派手になってしまって」と言って胸の下で切り替えた1着を出して見せた。
「う~ん。確かにこれではこの街にはないものになってしまっているよな。最低ウエストでの切り替えにして、色を白と青とか茶で作っては?」
「基本のワンピースが、白というかオフホワイトだったから、まあそれで作ってみますね」そう言ってこの服はタンスの肥やし?になるかと思ったら、もったいないから別のものに手直しすることにした。
「ブラウスはできているのでちょっと着替えてきますね」そう言って自分に割り当てられていた部屋に向かった。
「ひとまずハーブ辞典と薬草辞典を覚えてきたので、魔の森で探しながら採取しようかと思っているんですけど」と答えると
「あまり奥に行くと、グレイブ以外の知らない奴らに会うこともあるがいいか?」
「ん~。じゃあ今回は野いちごとくわの実、あとスギナがあればいいかな?」
「懐かしいな。確かラーメン草は狩場に生えていたはずだし、あとは魔の森にあるよ。ところで荷物入れそれでいいのか?」
「うんカゴが編めたし、向こうから大きめなバッグを持ってこれたから、心配ないですよ」と答えると
「そう言うなら明後日のお昼に出かけては?それまでに必要なモノを完成しなくちゃね」とカリエさんに言われて
「そういえば、ルイス様にお願いしておいた折り畳みナイフどうなったのでしょう」とジーク様に聞くと
「明日には納品できると言っていたぞ。かなり凝っているが、あんなサイズでいいのか?」
「はい。採取用に手の大きさにあってコンパクトになるモノが欲しかったんです」
「確かにあのサイズでコンパクトになるのなら、腰にぶら下げることもないか」
「転んだときに刃で怪我をしませんしね」
「じゃあ鍛冶屋に納品してもらって初心者講習会の時にくばれば?」とカリエさんが提案すると、
「それいいかも。今回の初心者講習会参加者分を頼みに行くぞ。マコトその設計図あるか?」とジーク様が聞くので
「えっと、キース様に特許として預けておりますので、キース様を通すかルイス様に直接注文したほうがいいかと。そういえば、先に折り畳みナイフ15本発注してあるので、明日一緒に納品してくれるとのことです」
「その代金は?」とカリエさんが聞いてきた
「特許料の前倒し?とこの間のインゴットの代金だそうです」と答えると、
「ついでに何か変わったモノを頼んだらしいわね」
「はい。ちょっと簡単に裁縫をしやすくできないかと思って」と答えると足踏みミシンの設計図を取り出した。
「お前まさか手仕事の革命をしようなんて思っていないよな」と聞かれたので、
「これがあると、着るモノを作るときや、ちょっとした小物を作るときに役に立つんです。電動式を魔道具に変換してもらうにも細かい仕組みがわからないからこれにしました」と答えると
「じゃあこれを持って一先ず、午後から商業ギルドに行きましょう」とカリエさんが言い出したので
「僕が案内するよ」「エリーも行く」と子供たちが騒ぎ出した。
「こらこら。マコトが困っているでしょ」とカリエさんがたしなめてくれたので、
「その前に最後の仕上げを終わらせてしまいたいんですが」というと
「あとは裾の始末と、ズボンの丈詰めね」
「はい。採取に行くのにスカートもなんだし、なんとか5日で普段着を手直しできたのが良かったです」
「ところで新しい布はどうするの?」
「あとの3着と合わせて色々工夫ができるのではと思ったのですが、豪華になってしまいそうで…」
「別に新しいものを作ろうっていうわけではなんだろ。そんなに裁縫の腕があったか?」とジーク様が聞いてきた
「実は1着挑戦してみたのですが、なんか派手になってしまって」と言って胸の下で切り替えた1着を出して見せた。
「う~ん。確かにこれではこの街にはないものになってしまっているよな。最低ウエストでの切り替えにして、色を白と青とか茶で作っては?」
「基本のワンピースが、白というかオフホワイトだったから、まあそれで作ってみますね」そう言ってこの服はタンスの肥やし?になるかと思ったら、もったいないから別のものに手直しすることにした。
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