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第2章冒険者登録とヒーラーへの道
そういえば
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「そういえばジークフリート様、鑑定をしたらこちらのパーティ以外に、ゴブリンと亜人そしてフェンリルが居るとわかったんですが、ここの主はフェンリルでいいですか?」と聞いたところ
「それは鑑定の上位である範囲スキャンだ。魔の森の意味は〈魔物のいる森〉・〈魔法がかかった森〉・〈魔獣がいる森〉という意味がある。魔獣の最上位である神獣がここの主だから今まで魔物や魔獣に襲われることがない」
「一応挨拶しておいたほうがいいですよね」
「でも今おられる場所はわかるか?」
「位置的にはこの森の中心部、ここから西に四半刻行ったところにおられるみたいです」と答えると
「嘘だろ、さっき俺たちがいたところからそんなに離れていないんじゃ?」とクリスさんが言うので
「はい1モル?ぐらいしか離れていなかったみたいですよ」と答えると
「あれ以上奥に進まなくて正解だったんだ」
「殺気がバンバン感じられたもんな」など他の方たちもびっくりしています。
「ひとまず、ドラゴンの子供をテイムしてからご挨拶に伺いましょう」と提案すると
「俺たちはこれ以上付き合わないよ。必要な分は採取できたから、トメニの採取を手伝ったら先にトロンの街に帰るよ」と言って大急ぎでトメニを60個集めるのを手伝ってくれた。
銀のインゴットを彼らに渡そうとしたのですが、
「これから、いろいろ入りようになると思うからいいよ」
「そうそう。たまに指名依頼を出してもらえればいいから」などと言って受け取ってもらえませんでした。
彼らと別れてから、このトメニを持って森の外に出ないとと思って鞄に詰めていくと
「おいその鞄どうなっているんだ」とジークフリート様が言われるので
「どうも私専用の無限収納になっているみたいです」と答えたところ
「一見何の変哲もない鞄(肩掛け鞄)だが、そんなに入るはずもない。他のものに見られると厄介だ。私が見ている場所以外ではなるだけ使わない方がいい」
「確かに、これにこれだけのものが入るのは異常ですよね。ジークフリート様、収納をお持ちですか?」
「無限とは言わないが、馬車2台分は入る」
【収納:鞄一つ分から馬車3台分まで入る。馬車2台分はかなりのもの】
ヘェ~かなりたくさん持てるんだ。わたしと同じ機能があるのかな?
【時間経過がない収納持ちは滅多にいない。町に行ったら使い勝手の良いかごバックか、もう少し大きい鞄を持つ事をお勧めします】
確かにこの鞄は小さすぎるものね
「ではこのインゴットを入れてもらえますか?」
と言って先ほど作ったインゴット9本を取り出すと
「やはり規格外だ」
と言いながら中に入れてくださった。
「ところでこれからどうする?ジョブスキルの治癒師をやるのか?」
「生活するためには、仕事を探すか冒険者になるしかないと思っていたのですが、あの子を引き取るのでしたらひとまず冒険者登録の後、採取を主にして治癒師をやってもいいかなと思います」
「こちらの世界では治癒師はほとんどおらず、我が国は王都に数人いるだけなんだ。できれば私の領都で開業してもらいたい」とおっしゃるので
「分かりました。こちらでできるだけ仕事をさせてもらいます」
「よろしく頼む。さてもう少しで森を抜けるぞ」
と指された先に大きなドラゴンと先ほどの子供のドラゴンがこちらを伺っていました。
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修正しました
「それは鑑定の上位である範囲スキャンだ。魔の森の意味は〈魔物のいる森〉・〈魔法がかかった森〉・〈魔獣がいる森〉という意味がある。魔獣の最上位である神獣がここの主だから今まで魔物や魔獣に襲われることがない」
「一応挨拶しておいたほうがいいですよね」
「でも今おられる場所はわかるか?」
「位置的にはこの森の中心部、ここから西に四半刻行ったところにおられるみたいです」と答えると
「嘘だろ、さっき俺たちがいたところからそんなに離れていないんじゃ?」とクリスさんが言うので
「はい1モル?ぐらいしか離れていなかったみたいですよ」と答えると
「あれ以上奥に進まなくて正解だったんだ」
「殺気がバンバン感じられたもんな」など他の方たちもびっくりしています。
「ひとまず、ドラゴンの子供をテイムしてからご挨拶に伺いましょう」と提案すると
「俺たちはこれ以上付き合わないよ。必要な分は採取できたから、トメニの採取を手伝ったら先にトロンの街に帰るよ」と言って大急ぎでトメニを60個集めるのを手伝ってくれた。
銀のインゴットを彼らに渡そうとしたのですが、
「これから、いろいろ入りようになると思うからいいよ」
「そうそう。たまに指名依頼を出してもらえればいいから」などと言って受け取ってもらえませんでした。
彼らと別れてから、このトメニを持って森の外に出ないとと思って鞄に詰めていくと
「おいその鞄どうなっているんだ」とジークフリート様が言われるので
「どうも私専用の無限収納になっているみたいです」と答えたところ
「一見何の変哲もない鞄(肩掛け鞄)だが、そんなに入るはずもない。他のものに見られると厄介だ。私が見ている場所以外ではなるだけ使わない方がいい」
「確かに、これにこれだけのものが入るのは異常ですよね。ジークフリート様、収納をお持ちですか?」
「無限とは言わないが、馬車2台分は入る」
【収納:鞄一つ分から馬車3台分まで入る。馬車2台分はかなりのもの】
ヘェ~かなりたくさん持てるんだ。わたしと同じ機能があるのかな?
【時間経過がない収納持ちは滅多にいない。町に行ったら使い勝手の良いかごバックか、もう少し大きい鞄を持つ事をお勧めします】
確かにこの鞄は小さすぎるものね
「ではこのインゴットを入れてもらえますか?」
と言って先ほど作ったインゴット9本を取り出すと
「やはり規格外だ」
と言いながら中に入れてくださった。
「ところでこれからどうする?ジョブスキルの治癒師をやるのか?」
「生活するためには、仕事を探すか冒険者になるしかないと思っていたのですが、あの子を引き取るのでしたらひとまず冒険者登録の後、採取を主にして治癒師をやってもいいかなと思います」
「こちらの世界では治癒師はほとんどおらず、我が国は王都に数人いるだけなんだ。できれば私の領都で開業してもらいたい」とおっしゃるので
「分かりました。こちらでできるだけ仕事をさせてもらいます」
「よろしく頼む。さてもう少しで森を抜けるぞ」
と指された先に大きなドラゴンと先ほどの子供のドラゴンがこちらを伺っていました。
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