異世界転移~治癒師の日常

コリモ

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第7章 エルンスト領

お風呂その2 

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明日の朝食の用意を終えてレシピを書きながら夫人の侍女が来るのを待っていると

コンコン


とノックされた。
「はい」
「マコト様よろしいでしょうか?」と声がしたので
「どうぞ」というと中に入ってきて
「お待たせいたしました。主人が用意ができたので案内するよう申し使っております」と言われたので
「もう少しでレシピが1つ書き上がるから待っていてもらってもいいかしら」というと
「もちろん大丈夫です。主人も、時間があればレシピを書いているだろうからきりのいいところでお連れするようとのことですので」と言ってもらえたので急いで仕上げると
「お待たせしました。では案内をお願いします」と言って浴場へと案内してもらった。




「こちらになります」そう言って中庭の一角にある建物に案内された。
「普通、館の地下などに作ると思っていたのだけど?」というと
「建物を作った後に源泉を発見されたので、外に作ることになったと聞き及んでおります」なるほど
「まさかこの先は天井がないってことはないですよね?」と聞くと
「大丈夫です。最初は屋根がなかったのですが、奥様がお輿入れの際屋根をつけたと聞き及んでおります」良かった
「ただ、湯船が一つしかない為、男女が入れる時間が決まっており、私達侍従も一緒に入ることを許されております」
「では急いで入らないと時間がもったいないですね」と言って建物の中へと入っていった。


中に入ると夫人が他の侍女とともに着替えて待っていた。
「お待たせして申し訳ございません」そういうと
「少し早く渡したk田だけだから気にしないで」そうおっしゃっていただいたが、
「すぐに着替えますので」と言ってすぐに一人で着替えようとしたら
「なんでそんなに簡単位着替えられるの?」とびっくりされた。
「前側にボタンを配置して一人で着替えやすくなるようにデザインしたのです」そういうと部屋着のままで出てきたことに気がついた。
「見苦しい姿をお見せいたしまして大変申し訳ありません」と謝ると
「気にしないで。お風呂に入る用意をしたということは普段着を着てくることは想定内だから」そう言って私の着替えを見ていた。
何か不思議な下着を持ってきているって言っていたでしょ」
「はい。侍女の方からお聞きになられたと思いますが、コルセットは体に悪いので私はこの下着をつかています」そう言ってブラウスを脱ぐとパット付きキャミを見せた。
「まあずいぶん薄くて柔らかい下着なのね。これで大丈夫なの?」と聞かれたので
「はい。中に入っているこのパットが支えてくれるので大丈夫です。ただし、お腹まわりには注意しないとコルセットを着けている時は閉めていた部分が放置されますので別なところが型崩れします」というと
「まあ。コルセットをやめると弊害があるのですね。でも考えてみると、妊娠出産を経て体形が変わるのは当たり前なのにそのまま同じように作ると大変ですものね(特に侍女が…)」
「はい。誰もが美しくいたいと思うものですが、美しい=痩せている=腰が細いという概念は間違っていると思います。せめて無理に締め付けるようなドレスはやめたほうがいいです」そう言って全て脱ぐと浴室へとみんなで入った。


~~~~~~~~~~~~~~~~~
お風呂の中での話は飛ばさせてもらいます。
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