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14.呪い
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初めて魔人と相対した時は、ラジレが不調だったこともあったが、三人とも満足に戦うことができなかった。
その魔人を苦もなく斬り捨てて、アキラが部屋の奥の人影に目を向ける。
「後はお前だけだ! 魔王!」
さらさらと魔石を残して消えていく魔人を一顧だにせず、玉座らしい豪奢な椅子に座っていた魔王が、悠然と立ち上がった。
腰の辺りまで伸びた、たてがみのような赤い髪。赫々と燃える赤い瞳は、瞳孔が縦に裂けている。
「威勢がいいな、小僧」
人と同じ姿はしているが、遥かに体が大きい。成人男性の中では背の高いほうであるはずのヴィセオでさえ、大人と子どもほどの差がある。
「女神ヒュリネよ、彼の者に不浄なるもの払う力を与えたまえ」
ヴィセオが斬り込んでいくのに合わせ、ラジレはアキラの攻撃力を上げた。それを受けて、アキラが魔王に斬りかかっていく。
会話らしい会話をせずに攻撃に転じるというのも、無礼と言えば無礼なのだが、魔族相手に礼儀も何もない。それに、人の言葉を操る魔族は、言葉によって人を惑わせることもある。素直に会話して騙し討ちを受けるわけにはいかないのだ。
「水よ寄せ合え彼の者を守れ、アクアムルス」
アキラに向けて放たれた魔王の魔法を、水の魔法で相殺する。火球と接した水の帷が大きく弾けたので、ぎりぎり押し負けなかった程度だろう。
今のラジレの聖法で、魔王の攻撃に太刀打ちできるだろうか。発動が速いはずの結界を選ばなかったのも、その不安があったからだ。
「ほう?」
魔王の赤目が自分のほうを向いて、ラジレはぐっと足に力を入れた。威圧感に、負けるわけにはいかない。
「風よ逆巻け我が身を守れ、ヴェントゥスムルス」
魔王の元から飛んできた土塊を逆巻く風で弾き、割って入るように斬りかかったヴィセオを聖法で補助する。聖法の度に痛む右腕には慣れてきたが、気力が削がれていくのは変わらない。
「女神ヒュリネよ、彼の者に癒やしの慈悲を与えたまえ」
それでも、ラジレの役割はアキラとヴィセオの補助、回復だ。着実に魔王に傷を増やしていく二人が、深い傷を負わないように、怪我をしたなら回復を、効果的に攻撃できるよう能力上昇効果を。魔王の攻撃でラジレに届くのは魔法くらいのもので、それもヴィセオが途中で叩き落としたり、アキラが魔法の出を封じてくれたりしている。
ただ、先ほど興味を引いてしまったせいか、詠唱もなしに多様な魔法を魔王が放ってくる。
火球を水の帷で。鋭い水を土の壁で。土塊を逆巻く風で。切り裂こうとする風を炎の幕で。
それぞれの属性に合った魔法で魔王の攻撃を相殺し、弾け飛んだ余波を浴びて少し傷つく。このくらいの怪我は、治している余裕がない。斬りかかるアキラとヴィセオを、魔王がいなし、返す刃で攻撃しているせいだ。
耐えきれなくなる前に、決着がついてくれ、と、そっとローブの中に忍ばせたものを確認する。王都を出た時から、荷物の奥底にずっと隠していたもの。ずっと使いたくないと思っていたが、使わなければならないもの。
「これで終わりだ!」
アキラが叫んで、魔王の体に剣を突き立てた。
「ゴアアァアァァアァアァァ!」
人とも獣ともつかない咆哮を上げて、魔王が大剣を振り上げた。警戒して距離を取るアキラとヴィセオの傍に、ラジレもそっと近づく。振り下ろされた大剣は誰にも届かなかったが、強風に足を踏ん張らなければならなかった。
気を緩めず見据えている三人の前で、魔王がもう一度大剣を振り回し、取り落とす。気づけば、魔王の体が、崩れ始めている。そこから現れ始めた黒い靄が、ラジレがやらなければならないことを突きつけてくる。
「……やった……!」
やらなければ。
唇を噛みしめつつ、アキラの背後に近づいて、ローブの中から、神殿に与えられた剣を取り出す。非力な神官でも扱えるよう、何かの聖法がかけられていると聞いたが、こんなもの、なければよかったのに。
「っ……!」
緊張が解けて力の抜けた様子のアキラを、ラジレは背中から刺し貫いた。
本当に、恐ろしい剣だ。神官の手に握られているのに、軽鎧を、易々と貫いている。
「……ラジレ……?」
「なん、で……」
「……申し訳ありません。初めから……このために、ご同行申し上げておりました」
ごぼり、とアキラの口から血が漏れる。ラジレが剣を引くと、両膝をついて、アキラの体が床に崩れ落ちた。
「アキラ……!」
硬直していたヴィセオがアキラに駆け寄る。おそらく、ヴィセオの手持ちの回復薬は尽きているはずだ。回復ができるとしたら、ラジレの聖法しかないだろう。
しかし、アキラを傷つけたのはそのラジレだ。
全身に走る激痛が、はっきりとラジレを責め立ててくる。剣の血を拭い、鞘に納めてローブにしまう、そんな動作でさえ苦痛で仕方がない。
できることなら、床に這いつくばって、アキラと女神ヒュリネに許しを請いたい。
「ぁジ、れ……」
「……お怒りは、如何様にもお受けいたします。申し訳ありません、アキラ様」
ほとんど虫の息のアキラには、何もできそうもないが。傍に座って頭を下げると、そっと、手の上に何かが乗せられた。
アキラの手であるのを理解して、ラジレがおそるおそる顔に視線を向けると、アキラは、微笑んでいた。
そのまま、深呼吸するように胸を上下させて、目を閉じる。
勇者が、事切れた。
その周囲をゆったり漂っていた黒い靄が、目標を見失ったかのように揺らめいて、消えていく。
「……ラジレ、なぜ」
靄に気を取られていたラジレを、ヴィセオの硬い声がアキラに引き戻した。
どこまで話すか、事前に考えていた範囲に収まるよう、気を引き締める。
「……魔王は、死に際に呪いをかける、という記録がありました」
異世界から勇者を呼ばずとも、この世界の騎士や神官の混合部隊で魔王を討伐したことも、なくはない。
ただ、魔王にとどめを刺した者は、必ず魔王の呪いを受けてしまう。呪いの進行する速さはそれぞれだが、呪いが完全に回りきると、その人物の肉体を使って、魔王が復活する。肉体を乗っ取られる、とでもいったほうがいいかもしれない。
それを防ぐには、呪いを受けたものが魔王に成り代わられる前に、殺すこと。
そうすれば、いずれ魔王が復活してしまうにしても、依代がない場合は時間がかかるようで、魔王のいない平和がしばらく続くのだ。
「……アキラは、異世界からわざわざ召喚されたんだぞ、魔王を倒してほしいという、こちら側の都合のために!」
「……ええ」
先ほどまでの激痛が緩み、全身に走る鈍い痛みだけになったのを感じながら、ラジレは大人しく頷いた。
神官は、人に肌を見せない服装をしているのが普通だ。肘までの手袋で手指や腕を隠し、ハイネックで首を隠し、ローブとズボンで体を覆い、ブーツで足元も隠している。おそらく、顔にまで及ばなければ、ラジレの体に荊が広がっていることは誰にもわからないだろう。
女神ヒュリネの怒りも、人の糾弾も、甘んじて受けるつもりだ。そして他の誰も、責めるつもりはない。
アキラのことを、他の誰よりも自分勝手な理由で利用したのは、ラジレ自身だ。
他にも何か言いかけたヴィセオが、口を閉じて、ぐっと拳を握った。
「……教団の行動は、陛下に報告させてもらう」
「構いません。陛下も……このことはご存じです」
目を瞠るヴィセオに、ラジレは何も言わなかった。
騎士団内で共有されているのかどうか、そこまでは把握していないが、少なくとも騎士団長も知っているはずだ。ただ、ヴィセオの様子からすれば、騎士団の一部の人間にしか明かされていない可能性はある。教団内でも、このことを知っている神官はごく一握りだ。
「……できれば……王都まで、同行してくださると助かります。私一人で戻るのは、少々自信がありません」
「……ああ」
のろのろと立ち上がったヴィセオの目が何を言おうとしているのか、ラジレは読み解ける気がしなかったし、読み解こうとも思わなかった。正直なところ、目を合わせるのが恐ろしくてたまらない。
ただ、ヴィセオに責められれば胸が痛むだろうと思っていたのに、全身に浮かんだ荊の模様の痛みが絶えず蝕んできて、そちらにばかり意識が向く。
これはこれで、都合がよかったかもしれない。余計なことを考えずに済む。
アキラを欠いたまま王都に戻るまで、ラジレとヴィセオの会話は必要最低限だった。
その魔人を苦もなく斬り捨てて、アキラが部屋の奥の人影に目を向ける。
「後はお前だけだ! 魔王!」
さらさらと魔石を残して消えていく魔人を一顧だにせず、玉座らしい豪奢な椅子に座っていた魔王が、悠然と立ち上がった。
腰の辺りまで伸びた、たてがみのような赤い髪。赫々と燃える赤い瞳は、瞳孔が縦に裂けている。
「威勢がいいな、小僧」
人と同じ姿はしているが、遥かに体が大きい。成人男性の中では背の高いほうであるはずのヴィセオでさえ、大人と子どもほどの差がある。
「女神ヒュリネよ、彼の者に不浄なるもの払う力を与えたまえ」
ヴィセオが斬り込んでいくのに合わせ、ラジレはアキラの攻撃力を上げた。それを受けて、アキラが魔王に斬りかかっていく。
会話らしい会話をせずに攻撃に転じるというのも、無礼と言えば無礼なのだが、魔族相手に礼儀も何もない。それに、人の言葉を操る魔族は、言葉によって人を惑わせることもある。素直に会話して騙し討ちを受けるわけにはいかないのだ。
「水よ寄せ合え彼の者を守れ、アクアムルス」
アキラに向けて放たれた魔王の魔法を、水の魔法で相殺する。火球と接した水の帷が大きく弾けたので、ぎりぎり押し負けなかった程度だろう。
今のラジレの聖法で、魔王の攻撃に太刀打ちできるだろうか。発動が速いはずの結界を選ばなかったのも、その不安があったからだ。
「ほう?」
魔王の赤目が自分のほうを向いて、ラジレはぐっと足に力を入れた。威圧感に、負けるわけにはいかない。
「風よ逆巻け我が身を守れ、ヴェントゥスムルス」
魔王の元から飛んできた土塊を逆巻く風で弾き、割って入るように斬りかかったヴィセオを聖法で補助する。聖法の度に痛む右腕には慣れてきたが、気力が削がれていくのは変わらない。
「女神ヒュリネよ、彼の者に癒やしの慈悲を与えたまえ」
それでも、ラジレの役割はアキラとヴィセオの補助、回復だ。着実に魔王に傷を増やしていく二人が、深い傷を負わないように、怪我をしたなら回復を、効果的に攻撃できるよう能力上昇効果を。魔王の攻撃でラジレに届くのは魔法くらいのもので、それもヴィセオが途中で叩き落としたり、アキラが魔法の出を封じてくれたりしている。
ただ、先ほど興味を引いてしまったせいか、詠唱もなしに多様な魔法を魔王が放ってくる。
火球を水の帷で。鋭い水を土の壁で。土塊を逆巻く風で。切り裂こうとする風を炎の幕で。
それぞれの属性に合った魔法で魔王の攻撃を相殺し、弾け飛んだ余波を浴びて少し傷つく。このくらいの怪我は、治している余裕がない。斬りかかるアキラとヴィセオを、魔王がいなし、返す刃で攻撃しているせいだ。
耐えきれなくなる前に、決着がついてくれ、と、そっとローブの中に忍ばせたものを確認する。王都を出た時から、荷物の奥底にずっと隠していたもの。ずっと使いたくないと思っていたが、使わなければならないもの。
「これで終わりだ!」
アキラが叫んで、魔王の体に剣を突き立てた。
「ゴアアァアァァアァアァァ!」
人とも獣ともつかない咆哮を上げて、魔王が大剣を振り上げた。警戒して距離を取るアキラとヴィセオの傍に、ラジレもそっと近づく。振り下ろされた大剣は誰にも届かなかったが、強風に足を踏ん張らなければならなかった。
気を緩めず見据えている三人の前で、魔王がもう一度大剣を振り回し、取り落とす。気づけば、魔王の体が、崩れ始めている。そこから現れ始めた黒い靄が、ラジレがやらなければならないことを突きつけてくる。
「……やった……!」
やらなければ。
唇を噛みしめつつ、アキラの背後に近づいて、ローブの中から、神殿に与えられた剣を取り出す。非力な神官でも扱えるよう、何かの聖法がかけられていると聞いたが、こんなもの、なければよかったのに。
「っ……!」
緊張が解けて力の抜けた様子のアキラを、ラジレは背中から刺し貫いた。
本当に、恐ろしい剣だ。神官の手に握られているのに、軽鎧を、易々と貫いている。
「……ラジレ……?」
「なん、で……」
「……申し訳ありません。初めから……このために、ご同行申し上げておりました」
ごぼり、とアキラの口から血が漏れる。ラジレが剣を引くと、両膝をついて、アキラの体が床に崩れ落ちた。
「アキラ……!」
硬直していたヴィセオがアキラに駆け寄る。おそらく、ヴィセオの手持ちの回復薬は尽きているはずだ。回復ができるとしたら、ラジレの聖法しかないだろう。
しかし、アキラを傷つけたのはそのラジレだ。
全身に走る激痛が、はっきりとラジレを責め立ててくる。剣の血を拭い、鞘に納めてローブにしまう、そんな動作でさえ苦痛で仕方がない。
できることなら、床に這いつくばって、アキラと女神ヒュリネに許しを請いたい。
「ぁジ、れ……」
「……お怒りは、如何様にもお受けいたします。申し訳ありません、アキラ様」
ほとんど虫の息のアキラには、何もできそうもないが。傍に座って頭を下げると、そっと、手の上に何かが乗せられた。
アキラの手であるのを理解して、ラジレがおそるおそる顔に視線を向けると、アキラは、微笑んでいた。
そのまま、深呼吸するように胸を上下させて、目を閉じる。
勇者が、事切れた。
その周囲をゆったり漂っていた黒い靄が、目標を見失ったかのように揺らめいて、消えていく。
「……ラジレ、なぜ」
靄に気を取られていたラジレを、ヴィセオの硬い声がアキラに引き戻した。
どこまで話すか、事前に考えていた範囲に収まるよう、気を引き締める。
「……魔王は、死に際に呪いをかける、という記録がありました」
異世界から勇者を呼ばずとも、この世界の騎士や神官の混合部隊で魔王を討伐したことも、なくはない。
ただ、魔王にとどめを刺した者は、必ず魔王の呪いを受けてしまう。呪いの進行する速さはそれぞれだが、呪いが完全に回りきると、その人物の肉体を使って、魔王が復活する。肉体を乗っ取られる、とでもいったほうがいいかもしれない。
それを防ぐには、呪いを受けたものが魔王に成り代わられる前に、殺すこと。
そうすれば、いずれ魔王が復活してしまうにしても、依代がない場合は時間がかかるようで、魔王のいない平和がしばらく続くのだ。
「……アキラは、異世界からわざわざ召喚されたんだぞ、魔王を倒してほしいという、こちら側の都合のために!」
「……ええ」
先ほどまでの激痛が緩み、全身に走る鈍い痛みだけになったのを感じながら、ラジレは大人しく頷いた。
神官は、人に肌を見せない服装をしているのが普通だ。肘までの手袋で手指や腕を隠し、ハイネックで首を隠し、ローブとズボンで体を覆い、ブーツで足元も隠している。おそらく、顔にまで及ばなければ、ラジレの体に荊が広がっていることは誰にもわからないだろう。
女神ヒュリネの怒りも、人の糾弾も、甘んじて受けるつもりだ。そして他の誰も、責めるつもりはない。
アキラのことを、他の誰よりも自分勝手な理由で利用したのは、ラジレ自身だ。
他にも何か言いかけたヴィセオが、口を閉じて、ぐっと拳を握った。
「……教団の行動は、陛下に報告させてもらう」
「構いません。陛下も……このことはご存じです」
目を瞠るヴィセオに、ラジレは何も言わなかった。
騎士団内で共有されているのかどうか、そこまでは把握していないが、少なくとも騎士団長も知っているはずだ。ただ、ヴィセオの様子からすれば、騎士団の一部の人間にしか明かされていない可能性はある。教団内でも、このことを知っている神官はごく一握りだ。
「……できれば……王都まで、同行してくださると助かります。私一人で戻るのは、少々自信がありません」
「……ああ」
のろのろと立ち上がったヴィセオの目が何を言おうとしているのか、ラジレは読み解ける気がしなかったし、読み解こうとも思わなかった。正直なところ、目を合わせるのが恐ろしくてたまらない。
ただ、ヴィセオに責められれば胸が痛むだろうと思っていたのに、全身に浮かんだ荊の模様の痛みが絶えず蝕んできて、そちらにばかり意識が向く。
これはこれで、都合がよかったかもしれない。余計なことを考えずに済む。
アキラを欠いたまま王都に戻るまで、ラジレとヴィセオの会話は必要最低限だった。
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