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後編
34.どこに何を
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「ん、ん」
キスなら何度かしたことはあると思っていた。プルーメにおやすみのキスをしてもらったり、求められておはようのキスをしたこともある。
ティノールトが求めているのは、どちらとも違う。
「は、ふ」
舌を絡めて擦り合わせたり、吸ったりするキスなどレーネは知らない。口の中にティノールトの舌が入り込んできて、すべてを確かめようとするかのように動いていく。
「んー、ん……っ」
呼吸すらままならなくて、レーネはぼんやりする意識でどうにかティノールトの体を叩いた。唇を放してくれたものの、荒い息でくったりと見上げるレーネに、ティノールトが困ったように笑う。
「……かわいい、レーネさん」
口元なんてよだれでぐちゃぐちゃだし、体に力も入らなくてティノールトに支えてもらっている状態に、かわいいも何もないと思う。
よだれを舐めとられてもう一度唇が触れ合って、また貪られるのは怖くてイヤイヤと首を振る。
「……嫌ですか?」
「ティノールトくんのキス、食べるみたいで怖い」
小さな笑い声が降ってきて、ぎゅっと抱きしめられる。
「すみません、食べたいと思ってるので」
「えっ」
レーネを抱いたまま軽々と立ち上がり、ティノールトがベッドに寝かせてくれる。
食べるなら例え人であっても調理したほうがいいと思うが、少なくともベッドの上は適切ではない気がする。きゅ、と体を丸めたレーネに覆い被さって、ティノールトの手が柔らかく髪を撫でつけてきた。
「……怖いですか」
「だって……噛まれたら痛いだろう」
「そういう意味ではないんですが……」
髪や、耳や、唇以外のいろいろなところにティノールトの口づけが落とされる。レーネのことを噛むような素振りはない。
「……食べたいんじゃないのかい」
「……レーネさん、咀嚼して腹に収めたいって意味ではないです」
「……違うのかい?」
驚いて見上げるレーネに苦笑して、ティノールトがまたレーネのことを撫でる。
「……直接的な言葉を使いますが……性行為がしたいという意味です」
性行為。
目を丸くしたレーネのそばに、ティノールトも横になった。表情は柔らかいままだから、ものを知らなかったレーネに呆れたとか、腹を立てたようなことはないだろう。
「……Playしてて、触り合うことはあったけど、あれとは違う……?」
「……はしたない言い方ですが、まぐわいたいと思ってます」
まぐわいたい、というのは、つまり。
「……性器に、性器を入れる……?」
「…………そうです」
とても言いにくそうに、ティノールトが肯定した。
ああいう行為のことを食欲になぞらえるのは、一般的なことなのだろうか。少なくともレーネのいた環境では聞いたことはなかったが、そういうこともあるらしい、というのは覚えておいたほうがよさそうだ。
衝撃が大きすぎて整理がつかず、思考が関係ないところにそれている。そのことに気づいて、レーネはふらふらと視線をさまよわせた。布のこすれる音がしたと思ったらティノールトが近づいてきていて、そっと抱きしめられる。思わず身を固くしてしまったレーネを、ティノールトの手が優しく撫でた。
「何もしないですよ」
違う。
ティノールトを拒んだわけではない。
「ティノールトくん、Command使ってもいいかい」
「はい、もちろん」
レーネを抱いていた腕を緩めて、視線を合わせてくれるティノールトの服をぎゅっと握る。
「Kiss」
「ッ」
ティノールトは息を呑んで、しかし拒むことなくレーネに口づけてくれた。ちゅ、と触れるだけだったそれに口を尖らせて、ティノールトの頬を引っ張る。
「さっきのと、同じがいい」
「け、ど、レーネさん怖いって……」
「怖いから、してほしい」
困惑した顔のティノールトに、伝えるための言葉を探す。彼の気持ちを拒んでいるわけではないことだけは、伝えなければいけない。
「怖いのは、知らないからだから……怖くなくなるように、してほしい」
ティノールトの動きがつかの間止まったあと、レーネはゆっくり口づけられた。何度か唇が触れ合って、そっと舌で舐められたので迎え入れるように口を開く。褒めるように撫でられたのが嬉しくて、自分からも少しずつ、ティノールトの舌に、自分の舌を絡めてみる。
穏やかな触れ合いなら、怖くない。ティノールトも喜んでくれているような気配が伝わってきて、ティノールトの動きをちょっとずつ真似していく。
うまく息継ぎのできないレーネのために、ティノールトが唇で触れ合うだけのタイミングを作ってくれるのが優しい。
「ティノ、ルト、くん」
「はい」
「Good boy」
ちゃんと求めたキスをしてくれたことを褒めると、ティノールトが困ったような顔をした。いつもは喜んでくれるはずだし、Commandに従ってくれたのだから褒めるのもおかしくないはずだ。
ただ、どうしたのかと尋ねる前にティノールトがぎゅっと抱きしめてきて、レーネはきょとんと目を瞬いた。
「……レーネさん、俺はあなたを抱きたいって思ってるんです」
「えっと……僕が入れられるほう」
「……そうです」
そのままぐり、と押しつけられたのは、何というか、レーネにもついている代物で、硬さにも覚えがあるような。
「ティノールト、くん」
「好きな人とキスして、しかもSubの俺が褒められたら勃つに決まってるでしょう……!」
言われてみれば、予想はつく。
しかし、何も考えていなかった。また言葉につまって、ぽんぽんとティノールトの背中を撫でながら提案してみる。
「手で、するかい……?」
「……さすがに今すぐ挿れられないのはわかってますけど、あちこち手を出しますよ、俺」
「あ、あちこち……?」
男女間の性行為ならレーネにも知識はあるが、男性同士となると何も知らない。
胸を揉む、のはレーネの体では無理だし、尻なら揉めるかもしれないが柔らかさは特にないだろうし、例の、食事で言うなら旨みがわからない。
そして、ティノールトの性器をレーネに入れるとして、穴はどこなのか。
「……ティノールトくん、一つ聞いてもいいかい」
「はい」
不思議そうにしつつも頷いてくれたティノールトに、正直に尋ねる。
「僕の、どこに君の……その、入れるの」
ティノールトの手がするりとレーネの体を撫でて、背中から腰、尻へと降りていく。そこから割れ目をなぞられ、つん、と指でつつかれた。
「ここです」
「そ、こ……入れるとこじゃ、出すとこ……」
服の上からすりすりと指で刺激されると、羞恥は募るし妙な気持ちになってくる。
「汚い、よ、それに、そんな、そんなとこ……入らない……」
「そのための、魔道具があるんですよ」
思わず真顔になったレーネに、ティノールトが苦笑した。
だってそんな、そういう行為目的でしかなさそうな魔道具が開発されているなど、考えてもみないだろう。しかしティノールトも存在を知っているということは、それなりの数が出回っていて、需要も少なくない、と思われる。いったいその魔術師は何を考えて、いや、もしかしたら、自分が必要としていたのだろうか。
服越しにぐっと押し込むように指を立てられて、はっとティノールトに意識を戻す。
「嫌ですか」
「わ、わからない……」
Playの一環で触り合ったり、気持ちよくしたりすることは知っている。しかしレーネの知っていたことと、ティノールトの求めていることは違って、ティノールトのしたい性行為については想像もつかないというのが本音だ。知らないから、怖いとも思う。
「わからない、から、教えてくれると、その、がんばれる……と思う……」
ただ、知らないなら知ればいいし、ティノールトとレーネは言葉も通じない相手ではない。話し合って、理解を深めていけばいいだけのはずだ。
「……俺に挿れられるのは、構わないんですか」
ティノールトがそうしたいなら、レーネはきちんと協力したい。そのための魔道具があるくらいなのだから、よほど危険なことにはならないだろう。これ以上は無理だと感じたら、あまりいいことではないだろうが、レーネにはCommandがある。ティノールトも止まってくれるはずだ。
「僕は、君が喜んでくれることをしたい」
それに何より、レーネが受け入れることでティノールトが喜ぶなら、その方法を取らない理由がない。
「……好きにならないはずがないじゃないですかこんなの……」
うめくように言ったティノールトに抱きしめられたが、レーネの体に当たるものの硬さは相変わらずだった。
キスなら何度かしたことはあると思っていた。プルーメにおやすみのキスをしてもらったり、求められておはようのキスをしたこともある。
ティノールトが求めているのは、どちらとも違う。
「は、ふ」
舌を絡めて擦り合わせたり、吸ったりするキスなどレーネは知らない。口の中にティノールトの舌が入り込んできて、すべてを確かめようとするかのように動いていく。
「んー、ん……っ」
呼吸すらままならなくて、レーネはぼんやりする意識でどうにかティノールトの体を叩いた。唇を放してくれたものの、荒い息でくったりと見上げるレーネに、ティノールトが困ったように笑う。
「……かわいい、レーネさん」
口元なんてよだれでぐちゃぐちゃだし、体に力も入らなくてティノールトに支えてもらっている状態に、かわいいも何もないと思う。
よだれを舐めとられてもう一度唇が触れ合って、また貪られるのは怖くてイヤイヤと首を振る。
「……嫌ですか?」
「ティノールトくんのキス、食べるみたいで怖い」
小さな笑い声が降ってきて、ぎゅっと抱きしめられる。
「すみません、食べたいと思ってるので」
「えっ」
レーネを抱いたまま軽々と立ち上がり、ティノールトがベッドに寝かせてくれる。
食べるなら例え人であっても調理したほうがいいと思うが、少なくともベッドの上は適切ではない気がする。きゅ、と体を丸めたレーネに覆い被さって、ティノールトの手が柔らかく髪を撫でつけてきた。
「……怖いですか」
「だって……噛まれたら痛いだろう」
「そういう意味ではないんですが……」
髪や、耳や、唇以外のいろいろなところにティノールトの口づけが落とされる。レーネのことを噛むような素振りはない。
「……食べたいんじゃないのかい」
「……レーネさん、咀嚼して腹に収めたいって意味ではないです」
「……違うのかい?」
驚いて見上げるレーネに苦笑して、ティノールトがまたレーネのことを撫でる。
「……直接的な言葉を使いますが……性行為がしたいという意味です」
性行為。
目を丸くしたレーネのそばに、ティノールトも横になった。表情は柔らかいままだから、ものを知らなかったレーネに呆れたとか、腹を立てたようなことはないだろう。
「……Playしてて、触り合うことはあったけど、あれとは違う……?」
「……はしたない言い方ですが、まぐわいたいと思ってます」
まぐわいたい、というのは、つまり。
「……性器に、性器を入れる……?」
「…………そうです」
とても言いにくそうに、ティノールトが肯定した。
ああいう行為のことを食欲になぞらえるのは、一般的なことなのだろうか。少なくともレーネのいた環境では聞いたことはなかったが、そういうこともあるらしい、というのは覚えておいたほうがよさそうだ。
衝撃が大きすぎて整理がつかず、思考が関係ないところにそれている。そのことに気づいて、レーネはふらふらと視線をさまよわせた。布のこすれる音がしたと思ったらティノールトが近づいてきていて、そっと抱きしめられる。思わず身を固くしてしまったレーネを、ティノールトの手が優しく撫でた。
「何もしないですよ」
違う。
ティノールトを拒んだわけではない。
「ティノールトくん、Command使ってもいいかい」
「はい、もちろん」
レーネを抱いていた腕を緩めて、視線を合わせてくれるティノールトの服をぎゅっと握る。
「Kiss」
「ッ」
ティノールトは息を呑んで、しかし拒むことなくレーネに口づけてくれた。ちゅ、と触れるだけだったそれに口を尖らせて、ティノールトの頬を引っ張る。
「さっきのと、同じがいい」
「け、ど、レーネさん怖いって……」
「怖いから、してほしい」
困惑した顔のティノールトに、伝えるための言葉を探す。彼の気持ちを拒んでいるわけではないことだけは、伝えなければいけない。
「怖いのは、知らないからだから……怖くなくなるように、してほしい」
ティノールトの動きがつかの間止まったあと、レーネはゆっくり口づけられた。何度か唇が触れ合って、そっと舌で舐められたので迎え入れるように口を開く。褒めるように撫でられたのが嬉しくて、自分からも少しずつ、ティノールトの舌に、自分の舌を絡めてみる。
穏やかな触れ合いなら、怖くない。ティノールトも喜んでくれているような気配が伝わってきて、ティノールトの動きをちょっとずつ真似していく。
うまく息継ぎのできないレーネのために、ティノールトが唇で触れ合うだけのタイミングを作ってくれるのが優しい。
「ティノ、ルト、くん」
「はい」
「Good boy」
ちゃんと求めたキスをしてくれたことを褒めると、ティノールトが困ったような顔をした。いつもは喜んでくれるはずだし、Commandに従ってくれたのだから褒めるのもおかしくないはずだ。
ただ、どうしたのかと尋ねる前にティノールトがぎゅっと抱きしめてきて、レーネはきょとんと目を瞬いた。
「……レーネさん、俺はあなたを抱きたいって思ってるんです」
「えっと……僕が入れられるほう」
「……そうです」
そのままぐり、と押しつけられたのは、何というか、レーネにもついている代物で、硬さにも覚えがあるような。
「ティノールト、くん」
「好きな人とキスして、しかもSubの俺が褒められたら勃つに決まってるでしょう……!」
言われてみれば、予想はつく。
しかし、何も考えていなかった。また言葉につまって、ぽんぽんとティノールトの背中を撫でながら提案してみる。
「手で、するかい……?」
「……さすがに今すぐ挿れられないのはわかってますけど、あちこち手を出しますよ、俺」
「あ、あちこち……?」
男女間の性行為ならレーネにも知識はあるが、男性同士となると何も知らない。
胸を揉む、のはレーネの体では無理だし、尻なら揉めるかもしれないが柔らかさは特にないだろうし、例の、食事で言うなら旨みがわからない。
そして、ティノールトの性器をレーネに入れるとして、穴はどこなのか。
「……ティノールトくん、一つ聞いてもいいかい」
「はい」
不思議そうにしつつも頷いてくれたティノールトに、正直に尋ねる。
「僕の、どこに君の……その、入れるの」
ティノールトの手がするりとレーネの体を撫でて、背中から腰、尻へと降りていく。そこから割れ目をなぞられ、つん、と指でつつかれた。
「ここです」
「そ、こ……入れるとこじゃ、出すとこ……」
服の上からすりすりと指で刺激されると、羞恥は募るし妙な気持ちになってくる。
「汚い、よ、それに、そんな、そんなとこ……入らない……」
「そのための、魔道具があるんですよ」
思わず真顔になったレーネに、ティノールトが苦笑した。
だってそんな、そういう行為目的でしかなさそうな魔道具が開発されているなど、考えてもみないだろう。しかしティノールトも存在を知っているということは、それなりの数が出回っていて、需要も少なくない、と思われる。いったいその魔術師は何を考えて、いや、もしかしたら、自分が必要としていたのだろうか。
服越しにぐっと押し込むように指を立てられて、はっとティノールトに意識を戻す。
「嫌ですか」
「わ、わからない……」
Playの一環で触り合ったり、気持ちよくしたりすることは知っている。しかしレーネの知っていたことと、ティノールトの求めていることは違って、ティノールトのしたい性行為については想像もつかないというのが本音だ。知らないから、怖いとも思う。
「わからない、から、教えてくれると、その、がんばれる……と思う……」
ただ、知らないなら知ればいいし、ティノールトとレーネは言葉も通じない相手ではない。話し合って、理解を深めていけばいいだけのはずだ。
「……俺に挿れられるのは、構わないんですか」
ティノールトがそうしたいなら、レーネはきちんと協力したい。そのための魔道具があるくらいなのだから、よほど危険なことにはならないだろう。これ以上は無理だと感じたら、あまりいいことではないだろうが、レーネにはCommandがある。ティノールトも止まってくれるはずだ。
「僕は、君が喜んでくれることをしたい」
それに何より、レーネが受け入れることでティノールトが喜ぶなら、その方法を取らない理由がない。
「……好きにならないはずがないじゃないですかこんなの……」
うめくように言ったティノールトに抱きしめられたが、レーネの体に当たるものの硬さは相変わらずだった。
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