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第一章 最強の少年
2 アノリカルの採取依頼
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翌日、ルイスは再びギルドに訪ねる。ルイスがギルドに入ると、いつものようにそこにいる冒険者たちがひそひそと話す。
ルイスに聞こえないようにしているのかもしれないが、耳のいいルイスには、はっきりと聞こえている。
「今日も来たみたいだぞ」
「あいつなら毎日来てるだろ。魔物を殺せねぇから、何日も街を離れるような依頼なんて受けられねぇよ」
「今日は何やるんだろうな」
わざわざ相手をする必要はないと、ルイスは彼らのことは無視している。
ダグラスがいる方に向かおうとしたところで、ルイスの前に誰かが立つ。それは、女性だった。自分の養母と同じくらいの年だ。
(おじさんの前に並ぶなんて珍しいな~)
ダグラスは、少し見た目が厳ついせいか、あまり人が並ぶことはない。
もちろん、ルイスはダグラスが優しいのは知っているし、ダグラスはいつもこっそりと強い魔物の討伐依頼を受けさせてくれるので、ルイスはダグラスがいればダグラスのところに並んでいる。
しばらく待つと、前に並んだ人が離れていったので、ルイスは前に出る。
「おっ。今日も来たか」
「ダグラスおじさん。今日は何かある?」
「う~ん……特に討伐とかはねぇな。だがな、良い依頼が入ってきたんだ。これをやってみたらどうだ?」
ダグラスが見せてきたのは、アノリカルの採取依頼と書かれたものだった。
それは、等級制限なしの依頼だったため、ルイスが受けても問題はなかった。
冒険者のランクは、1~10級まである。その上もあるにはあるのだが、ほとんどいないので、多くの冒険者は1級を目指している。
毎日、きちんと採取依頼や街の雑用をこなしているルイスは、9級には上がっているものの、そこで止まってしまっている。
8級からは、魔物の討伐ができなくてはいけないからだ。
そんなルイスは、ダグラスがいない時は、8級以上の等級制限のある依頼は受けられない。
そのために、等級制限のない依頼は、ある程度把握していたのだが……まったく聞いたこともない素材の名前に、ルイスは首をかしげる。
「アノリカルって何?」
「花の一種だ。解毒薬の材料になったり、一部の鎮痛剤や解熱剤の効能を強めることができるから、需要は大いにあるんだが、なにぶん、採取量が少なくてな」
「そんなに珍しいの?」
もしそうなら、そこらを探したところで見つかるとは思えないし、見つかったとしても、討伐依頼の代わりになるとは思えない。
でも、こんな形の植物は、見たことがあるような気がした。
「いや、植物自体は、珍しいってわけじゃない。そこらに生えてるが、花が珍しいんだ」
「なんで?」
「その花は開花するのに条件があってな。大気中の魔力……つまりは魔素だな。それを取り込むことで花を咲かせるんだが、魔素だけじゃあ、咲かせるのに百年かかるんだ。それで、翌日にはもう枯れてる」
「百年!?明日に枯れるの!?」
ルイスは、思わず大きな声を出してしまう。
周りがなんだなんだと騒ぎ出してしまい、ルイスは顔を赤くして俯いた。
ダグラスは、はぁとため息をつきつつも言葉を続ける。
「だが、これはあくまでも魔素だけを取り込んだ場合だ。人為的となれば、話は変わってくる」
「人間が、魔力をその花に注ぐってこと……?」
「そうだ。つっても、かなりの量が必要だから、簡単にできたら苦労はしねぇんだが、お前なら話は別だからな」
「あっ、そうか。僕って、魔力量も多いもんね」
ルイスはあまりしっかりとは自覚していないが、養父母からそう言われているので、そうなんだと自負している。
「だから、蕾を見つけたら、注いで咲かせてみろ。うまく行けば、依頼が出ているんだから何の遠慮もなく買い取れるし、等級制限はないから、お前が受けても批判されない」
「確かにいいかも……!」
こっそりと強い魔物の討伐を受けさせてもらうのに抵抗を感じつつあったルイスは、その依頼に魅力を感じた。
これなら、何の後ろめたさもない。
「……でも、運んでる間に枯れたりしない?」
「それは大丈夫だ。一歩でも街の外に出れば、そこらに生えてるし、一度茎から切り取れば、魔力を取り込むことはできないから、一週間は持つ」
それはよかったとほっとした時、「まぁ、お前がたっぷり注がなきゃな」と笑いながら言うダグラスに苛立つ。
それは、魔力の加減ができないという、ルイスのコンプレックスに触れる言葉だった。
「しないよそんなこと!」
「じゃあ、受けるか?」
「うん!行ってくる!すぐにたくさんの花を持ってきてやるんだからー!」
ルイスは、絶対に見返してやると、息巻きながらギルドを出ていく。
「おお、行ってこい」
ダグラスがルイスを見送ると、出入り口から目をそらす。その瞬間、目つきが冷たくなる。その視界には、ある冒険者たちの姿が映っていた。
ルイスが大声を出したので、他の冒険者たちにもその声は聞こえていた。
「またルイスが大口叩いて出ていきやがった」
「いつもできねぇ癖にな」
冒険者たちは、クスクスと笑っている。嫌な笑いだ。
ダグラスが軽く挑発して、ルイスが大口を叩き、結果、それが実行できないというのは、ギルドではもはや定番のようになっていた。
それを作ってしまったのは、自分ということはダグラスも理解しているが、聞いていて気分のいいものではない。目の前の奴らは、ルイスの苦労を欠片も知らないのだ。そんな奴らがルイスを笑う権利も道理もない。
ダグラスは、その冒険者たちのところに近づき、テーブルを思いっきり叩く。
ダグラスの拳は、木でできたテーブルを簡単に破壊した。
「ここは酒場なんかじゃねぇ。無駄話しかしねぇんなら帰れ」
覇気を込めて伝えると、その冒険者たちは、慌てて外に出ていく。
ルイスを笑って見下すような冒険者は、大抵はああいう小物だ。自分が弱いことを自覚しているから、自分よりも弱そうな奴を見下して、優越感に浸る。
ルイスを弱そうと思っている時点で、その者たちに見る目がないのは確実だ。本当の実力者は、本能的にルイスの潜在能力に気づき警戒するからだ。
たとえ気づかなかったとしても、見た目で侮りはしない。見た目で侮るような冒険者は、長く続かないからだ。
「ダグラスさぁ~ん。いくら怒っていても、机は壊さないでくださいよぉ~!」
遠くのほうから、のんびりとした口調で叱責が飛んでくる。
それは、受付嬢の一人のアニエスだった。その身に纏っている雰囲気から、冒険者たちから人気があるが、ダグラスは苦手な分類に入る。
「すまんな、アニエス。俺の給料から引いておく」
「それは当然のことですよぉ~。にしても、ダグラスさんって、よくわからないですね~」
「あん?何がだ」
「ルイスくんのことですよぉ~。ダグラスさん、いつもルイスくんのこと馬鹿にするようにからかってるのに、ああいうのには怒るじゃないですかぁ。言葉と行動が噛み合ってませんよぉ?」
それは、ダグラスもよくわかっている。自分が矛盾した言動をしていることは。
だが、それは不器用なダグラスなりに、ルイスを思ってのことだ。
「ああでも言わなきゃ、あいつはやる気にならないからな」
素材を残せなくても気にするなと、口にするのは簡単だ。ダグラスだって、落ち込んでいるルイスを見たら、そう言ってやりたいと思っている。
だが、その言葉は、ルイスを慰めることはできるかもしれないが、問題を先送りにしているだけだ。
ルイスは、自分自身で力を制御できなくてはいけない。できないままなのは許されないのだ。
だからこそ、ダグラスは甘い言葉はかけない。その結果、嫌われたり憎まれたりしても、構わないと思っている。
「それってーー」
「ほら、さっさと仕事に戻るぞ」
アニエスの言葉を遮り、ダグラスはギルドの奥のほうへと行ってしまった。
(やっぱり、ルイスくんには何かあるんですかねぇ~……)
そう思いながらも、ダグラスに聞くことはせず、アニエスも仕事に戻った。
ルイスに聞こえないようにしているのかもしれないが、耳のいいルイスには、はっきりと聞こえている。
「今日も来たみたいだぞ」
「あいつなら毎日来てるだろ。魔物を殺せねぇから、何日も街を離れるような依頼なんて受けられねぇよ」
「今日は何やるんだろうな」
わざわざ相手をする必要はないと、ルイスは彼らのことは無視している。
ダグラスがいる方に向かおうとしたところで、ルイスの前に誰かが立つ。それは、女性だった。自分の養母と同じくらいの年だ。
(おじさんの前に並ぶなんて珍しいな~)
ダグラスは、少し見た目が厳ついせいか、あまり人が並ぶことはない。
もちろん、ルイスはダグラスが優しいのは知っているし、ダグラスはいつもこっそりと強い魔物の討伐依頼を受けさせてくれるので、ルイスはダグラスがいればダグラスのところに並んでいる。
しばらく待つと、前に並んだ人が離れていったので、ルイスは前に出る。
「おっ。今日も来たか」
「ダグラスおじさん。今日は何かある?」
「う~ん……特に討伐とかはねぇな。だがな、良い依頼が入ってきたんだ。これをやってみたらどうだ?」
ダグラスが見せてきたのは、アノリカルの採取依頼と書かれたものだった。
それは、等級制限なしの依頼だったため、ルイスが受けても問題はなかった。
冒険者のランクは、1~10級まである。その上もあるにはあるのだが、ほとんどいないので、多くの冒険者は1級を目指している。
毎日、きちんと採取依頼や街の雑用をこなしているルイスは、9級には上がっているものの、そこで止まってしまっている。
8級からは、魔物の討伐ができなくてはいけないからだ。
そんなルイスは、ダグラスがいない時は、8級以上の等級制限のある依頼は受けられない。
そのために、等級制限のない依頼は、ある程度把握していたのだが……まったく聞いたこともない素材の名前に、ルイスは首をかしげる。
「アノリカルって何?」
「花の一種だ。解毒薬の材料になったり、一部の鎮痛剤や解熱剤の効能を強めることができるから、需要は大いにあるんだが、なにぶん、採取量が少なくてな」
「そんなに珍しいの?」
もしそうなら、そこらを探したところで見つかるとは思えないし、見つかったとしても、討伐依頼の代わりになるとは思えない。
でも、こんな形の植物は、見たことがあるような気がした。
「いや、植物自体は、珍しいってわけじゃない。そこらに生えてるが、花が珍しいんだ」
「なんで?」
「その花は開花するのに条件があってな。大気中の魔力……つまりは魔素だな。それを取り込むことで花を咲かせるんだが、魔素だけじゃあ、咲かせるのに百年かかるんだ。それで、翌日にはもう枯れてる」
「百年!?明日に枯れるの!?」
ルイスは、思わず大きな声を出してしまう。
周りがなんだなんだと騒ぎ出してしまい、ルイスは顔を赤くして俯いた。
ダグラスは、はぁとため息をつきつつも言葉を続ける。
「だが、これはあくまでも魔素だけを取り込んだ場合だ。人為的となれば、話は変わってくる」
「人間が、魔力をその花に注ぐってこと……?」
「そうだ。つっても、かなりの量が必要だから、簡単にできたら苦労はしねぇんだが、お前なら話は別だからな」
「あっ、そうか。僕って、魔力量も多いもんね」
ルイスはあまりしっかりとは自覚していないが、養父母からそう言われているので、そうなんだと自負している。
「だから、蕾を見つけたら、注いで咲かせてみろ。うまく行けば、依頼が出ているんだから何の遠慮もなく買い取れるし、等級制限はないから、お前が受けても批判されない」
「確かにいいかも……!」
こっそりと強い魔物の討伐を受けさせてもらうのに抵抗を感じつつあったルイスは、その依頼に魅力を感じた。
これなら、何の後ろめたさもない。
「……でも、運んでる間に枯れたりしない?」
「それは大丈夫だ。一歩でも街の外に出れば、そこらに生えてるし、一度茎から切り取れば、魔力を取り込むことはできないから、一週間は持つ」
それはよかったとほっとした時、「まぁ、お前がたっぷり注がなきゃな」と笑いながら言うダグラスに苛立つ。
それは、魔力の加減ができないという、ルイスのコンプレックスに触れる言葉だった。
「しないよそんなこと!」
「じゃあ、受けるか?」
「うん!行ってくる!すぐにたくさんの花を持ってきてやるんだからー!」
ルイスは、絶対に見返してやると、息巻きながらギルドを出ていく。
「おお、行ってこい」
ダグラスがルイスを見送ると、出入り口から目をそらす。その瞬間、目つきが冷たくなる。その視界には、ある冒険者たちの姿が映っていた。
ルイスが大声を出したので、他の冒険者たちにもその声は聞こえていた。
「またルイスが大口叩いて出ていきやがった」
「いつもできねぇ癖にな」
冒険者たちは、クスクスと笑っている。嫌な笑いだ。
ダグラスが軽く挑発して、ルイスが大口を叩き、結果、それが実行できないというのは、ギルドではもはや定番のようになっていた。
それを作ってしまったのは、自分ということはダグラスも理解しているが、聞いていて気分のいいものではない。目の前の奴らは、ルイスの苦労を欠片も知らないのだ。そんな奴らがルイスを笑う権利も道理もない。
ダグラスは、その冒険者たちのところに近づき、テーブルを思いっきり叩く。
ダグラスの拳は、木でできたテーブルを簡単に破壊した。
「ここは酒場なんかじゃねぇ。無駄話しかしねぇんなら帰れ」
覇気を込めて伝えると、その冒険者たちは、慌てて外に出ていく。
ルイスを笑って見下すような冒険者は、大抵はああいう小物だ。自分が弱いことを自覚しているから、自分よりも弱そうな奴を見下して、優越感に浸る。
ルイスを弱そうと思っている時点で、その者たちに見る目がないのは確実だ。本当の実力者は、本能的にルイスの潜在能力に気づき警戒するからだ。
たとえ気づかなかったとしても、見た目で侮りはしない。見た目で侮るような冒険者は、長く続かないからだ。
「ダグラスさぁ~ん。いくら怒っていても、机は壊さないでくださいよぉ~!」
遠くのほうから、のんびりとした口調で叱責が飛んでくる。
それは、受付嬢の一人のアニエスだった。その身に纏っている雰囲気から、冒険者たちから人気があるが、ダグラスは苦手な分類に入る。
「すまんな、アニエス。俺の給料から引いておく」
「それは当然のことですよぉ~。にしても、ダグラスさんって、よくわからないですね~」
「あん?何がだ」
「ルイスくんのことですよぉ~。ダグラスさん、いつもルイスくんのこと馬鹿にするようにからかってるのに、ああいうのには怒るじゃないですかぁ。言葉と行動が噛み合ってませんよぉ?」
それは、ダグラスもよくわかっている。自分が矛盾した言動をしていることは。
だが、それは不器用なダグラスなりに、ルイスを思ってのことだ。
「ああでも言わなきゃ、あいつはやる気にならないからな」
素材を残せなくても気にするなと、口にするのは簡単だ。ダグラスだって、落ち込んでいるルイスを見たら、そう言ってやりたいと思っている。
だが、その言葉は、ルイスを慰めることはできるかもしれないが、問題を先送りにしているだけだ。
ルイスは、自分自身で力を制御できなくてはいけない。できないままなのは許されないのだ。
だからこそ、ダグラスは甘い言葉はかけない。その結果、嫌われたり憎まれたりしても、構わないと思っている。
「それってーー」
「ほら、さっさと仕事に戻るぞ」
アニエスの言葉を遮り、ダグラスはギルドの奥のほうへと行ってしまった。
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