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公爵令嬢?それがどうした!
第37話 決意
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「はじーめチョロチョロなかぱっぱ~。赤子泣いても蓋とるな~♪」
「何ですか?その変な歌」
“変な”が余計だこの野郎!今この場に他人がいなかったら腹パン喰らわせてるぞ!
私は今、精米をして、炊事しているところでございます。いや~、精米が大変でしたね~。騎士と訓練していなかったら、息切れしていたでしょう。
米がうまく炊けたら、日本酒でも作ってみようかな?好きな人は好きなものだし。
……うん?酒の作り方も知ってるのかって?だって、酒は自家製でしたから。正確には、知り合いから自家製のものをもらっていたというのが正しいですね。日本では免許がないと作れませんから。その時、アルバイトとしていろいろ雑用をして手伝っていたので、その時に作業行程を見ていましたから。
作業行程は手伝わせてないから大丈夫だろ!というのが知り合いのおじさまの理論です。本当に大丈夫だったのかは今となっては分からない。おじさま、逮捕されてたりして。知らんけど。
さて、お米の方に話を戻しましょう。今は蒸らしの時間です。もうすぐお米さんが登場します。
蒸らしの時間が終わって、鍋の蓋を開ける。そこには、白いお米がキラキラと輝いている。
どうせなら、おにぎりにでもしようかな。騎士団の人達に差し入れをしよう。まぁ、私を悪く言っていた奴らにはやらんがな!
なら、軽く冷ますとしますか。風魔法で軽く風を起こす。
水魔法と合わせて冷風にしても良かったんだけど、さすがに冷飯になるのは良くないからね。米はたくさんもらってきて、コンロを占領するくらいに同時に炊いていたから、量だけはあります。
握るのはシンプルな塩おむすびが良いでしょう。シンプルゆえに美味しいですから。……本音を言えば、具になりそうなものがないからですけどね。
「アルト!それと暇な人!塩ちょうだい!それと、握るの手伝って」
そう言って振り返ったら、あからさまに目をそらされた。おいコラァ!!一人か二人くらいいるだろ!手伝えや!せめて、塩くらいは持ってこーい!
「握るって何をですか?」
アルトが塩を持ってきながらそう言った。
「おにぎり」
……って言っても、食べる文化がないから分からないか。ひとまず、塩を混ぜて塩ご飯が出来たら、握っていく。まずは、手本を見せないとね。
手が“えりか”より小さいので、作るのが大変だったけど、何とか作る事が出来た。海苔があれば嬉しかったんだけど……無いものは仕方ない。
「はい。アルトにあげる」
ポイっと放り投げる。アルトは普通にキャッチする。さすがっすね。
「ありがとうございます」
「お嬢様、俺らにはくれないんですか!?」
そう言ってきたのは、犬シェフことエルド。
「食べたくないから手伝おうとしなかったんでしょ?」
手伝おうとしなかった奴らにやるおにぎりはねぇ!
「いやぁ~、この後は晩餐の支度がありますし……」
「そんなのは言い訳でしょ」
それに、それを差し引いても一人や二人こっちに貸すくらいには余裕があるだろ!皿洗いとかをこっちに寄越してくれれば良いんだよ!
アルトは、こんなコントみたいな事をやっている間に食べてしまったみたい。ずいぶんと食べるのが速いですね。
「アルト。やってくれる?」
もうシェフ達はいいや。無視しよう。
「先ほどの大きさで良いんですか?」
「うん」
「手伝いますから!僕達にも食べさせてくださいよ~!」
「じゃあ、手伝って」
それから数十分後。やっと出来た。握るだけでも結構疲れる。
手伝ってくれた人にはあげたよ。みんな美味しいって喜んでいた。うん?手伝ってない人?あげてませんけど?
「じゃあ、騎士団に差し入れしようか」
「……僕も行くんですか?」
「当たり前でしょ」
貴様に拒否権はない!
そのあと、騎士団におにぎりを差し入れした結果、結構喜ばれた。ついでに、鍛練で軽くしばいた所で、私もおにぎりを食べる。
うん。初めてにしては上出来なくらい美味しい!いつか具になるような物も欲しいなぁ……いっそのこと、商会を作ってみる?そしたら、堂々と集められる。でも、パパさんが許してくれるかどうか。
そして、レイの事も片づけないといけないし……全部お父さんに相談しよう。レイの事は、まだ確信を得た訳ではないし、確信を得てから話すべきだ。
「エリー、お父さんに会ってくるね」
「ついていきましょうか?」
「ううん、大丈夫」
それにしても……一人称のエリー呼びをやめるタイミングを見失ったなぁ……学園に入るくらいに止めようかしら?
まぁ、それはパパさんとお話が終わったらにしましょう。今相談する事は、魔道具について。商会について。そして……レイについて。
最初の二つはまだ良い。問題は、レイについて。これに関しては、ほとんどが私の憶測。明確な証拠はない。本人も、口が割れないだろうし。だから、私が直接探るしかない。
これは、賭けだ。失敗すれば、私の命が危うくなる。いや、多分、死ぬだろう。でも、私はレイを助けたいと思う。
本人が望んでいるなら構わない。勝手にすればって感じ。裏切った事に怒りはするだろうけど。
ずっと一緒にいたせいか、いつの間にか情が移ったみたい。ミイラ取りがミイラになるって言うけど、まさにそんな感じ。別に、恋愛感情とかそういう訳ではない。大切な従者だし、素で接してくる時は、一人の兄のようで。だから、異性としてより、家族みたいな存在なのだ。もうそんな大切な存在になってきているからこそ、もうこの事は無視できない。
……魔道具も、いい加減外さなきゃな。もしここにいたくないとレイが思ったなら、この私に縛りつける魔道具は邪魔なだけだ。
もう覚悟は決めた。どんな結末になろうと受け入れる。私が死んでも、それはそれで構わない。まだ楽々ライフプランは完了していないけど、それでも構わない。レイがいなくなっても良い。
意を決して、私はお父さんの執務室をノックした。
「何ですか?その変な歌」
“変な”が余計だこの野郎!今この場に他人がいなかったら腹パン喰らわせてるぞ!
私は今、精米をして、炊事しているところでございます。いや~、精米が大変でしたね~。騎士と訓練していなかったら、息切れしていたでしょう。
米がうまく炊けたら、日本酒でも作ってみようかな?好きな人は好きなものだし。
……うん?酒の作り方も知ってるのかって?だって、酒は自家製でしたから。正確には、知り合いから自家製のものをもらっていたというのが正しいですね。日本では免許がないと作れませんから。その時、アルバイトとしていろいろ雑用をして手伝っていたので、その時に作業行程を見ていましたから。
作業行程は手伝わせてないから大丈夫だろ!というのが知り合いのおじさまの理論です。本当に大丈夫だったのかは今となっては分からない。おじさま、逮捕されてたりして。知らんけど。
さて、お米の方に話を戻しましょう。今は蒸らしの時間です。もうすぐお米さんが登場します。
蒸らしの時間が終わって、鍋の蓋を開ける。そこには、白いお米がキラキラと輝いている。
どうせなら、おにぎりにでもしようかな。騎士団の人達に差し入れをしよう。まぁ、私を悪く言っていた奴らにはやらんがな!
なら、軽く冷ますとしますか。風魔法で軽く風を起こす。
水魔法と合わせて冷風にしても良かったんだけど、さすがに冷飯になるのは良くないからね。米はたくさんもらってきて、コンロを占領するくらいに同時に炊いていたから、量だけはあります。
握るのはシンプルな塩おむすびが良いでしょう。シンプルゆえに美味しいですから。……本音を言えば、具になりそうなものがないからですけどね。
「アルト!それと暇な人!塩ちょうだい!それと、握るの手伝って」
そう言って振り返ったら、あからさまに目をそらされた。おいコラァ!!一人か二人くらいいるだろ!手伝えや!せめて、塩くらいは持ってこーい!
「握るって何をですか?」
アルトが塩を持ってきながらそう言った。
「おにぎり」
……って言っても、食べる文化がないから分からないか。ひとまず、塩を混ぜて塩ご飯が出来たら、握っていく。まずは、手本を見せないとね。
手が“えりか”より小さいので、作るのが大変だったけど、何とか作る事が出来た。海苔があれば嬉しかったんだけど……無いものは仕方ない。
「はい。アルトにあげる」
ポイっと放り投げる。アルトは普通にキャッチする。さすがっすね。
「ありがとうございます」
「お嬢様、俺らにはくれないんですか!?」
そう言ってきたのは、犬シェフことエルド。
「食べたくないから手伝おうとしなかったんでしょ?」
手伝おうとしなかった奴らにやるおにぎりはねぇ!
「いやぁ~、この後は晩餐の支度がありますし……」
「そんなのは言い訳でしょ」
それに、それを差し引いても一人や二人こっちに貸すくらいには余裕があるだろ!皿洗いとかをこっちに寄越してくれれば良いんだよ!
アルトは、こんなコントみたいな事をやっている間に食べてしまったみたい。ずいぶんと食べるのが速いですね。
「アルト。やってくれる?」
もうシェフ達はいいや。無視しよう。
「先ほどの大きさで良いんですか?」
「うん」
「手伝いますから!僕達にも食べさせてくださいよ~!」
「じゃあ、手伝って」
それから数十分後。やっと出来た。握るだけでも結構疲れる。
手伝ってくれた人にはあげたよ。みんな美味しいって喜んでいた。うん?手伝ってない人?あげてませんけど?
「じゃあ、騎士団に差し入れしようか」
「……僕も行くんですか?」
「当たり前でしょ」
貴様に拒否権はない!
そのあと、騎士団におにぎりを差し入れした結果、結構喜ばれた。ついでに、鍛練で軽くしばいた所で、私もおにぎりを食べる。
うん。初めてにしては上出来なくらい美味しい!いつか具になるような物も欲しいなぁ……いっそのこと、商会を作ってみる?そしたら、堂々と集められる。でも、パパさんが許してくれるかどうか。
そして、レイの事も片づけないといけないし……全部お父さんに相談しよう。レイの事は、まだ確信を得た訳ではないし、確信を得てから話すべきだ。
「エリー、お父さんに会ってくるね」
「ついていきましょうか?」
「ううん、大丈夫」
それにしても……一人称のエリー呼びをやめるタイミングを見失ったなぁ……学園に入るくらいに止めようかしら?
まぁ、それはパパさんとお話が終わったらにしましょう。今相談する事は、魔道具について。商会について。そして……レイについて。
最初の二つはまだ良い。問題は、レイについて。これに関しては、ほとんどが私の憶測。明確な証拠はない。本人も、口が割れないだろうし。だから、私が直接探るしかない。
これは、賭けだ。失敗すれば、私の命が危うくなる。いや、多分、死ぬだろう。でも、私はレイを助けたいと思う。
本人が望んでいるなら構わない。勝手にすればって感じ。裏切った事に怒りはするだろうけど。
ずっと一緒にいたせいか、いつの間にか情が移ったみたい。ミイラ取りがミイラになるって言うけど、まさにそんな感じ。別に、恋愛感情とかそういう訳ではない。大切な従者だし、素で接してくる時は、一人の兄のようで。だから、異性としてより、家族みたいな存在なのだ。もうそんな大切な存在になってきているからこそ、もうこの事は無視できない。
……魔道具も、いい加減外さなきゃな。もしここにいたくないとレイが思ったなら、この私に縛りつける魔道具は邪魔なだけだ。
もう覚悟は決めた。どんな結末になろうと受け入れる。私が死んでも、それはそれで構わない。まだ楽々ライフプランは完了していないけど、それでも構わない。レイがいなくなっても良い。
意を決して、私はお父さんの執務室をノックした。
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