9 / 53
公爵令嬢?それがどうした!
第9話 衣の改革 3
しおりを挟む
「話がある」
ミシンの事について聞きに行ったら、パパさんにそう言われた。座って待っているように言われたので、ソファに座っている。
話って何なんだろう?やっぱりあの時の事はごまかせてなかったのかな?その事についてとか?あぁ、どうしよう!何か言い訳を考えないと……!
「エリー」
「ひゃ、ひゃい!」
噛んじゃった……めちゃくちゃ恥ずかしい。
「そんなに緊張しなくても良い。エリーに話さなければならない事があるんだ」
「話さなければならない事?」
なんじゃそれは。
「エリーは、ノーレッジという言葉を聞いた事はあるか?」
「知らない」
ノーレッジ?“えりか”の記憶にも、“エリカ”の記憶にも無いよ?
「ノーレッジというのは、知識を持つ者の事だ。もしエリーがそうなら、ミシンの事も、ウェルトール伯爵家のご子息の名を知っていた事も納得がいく」
やっぱり誤魔化せなかった……ウェルトール伯爵家!?あの人貴族だったの!?イケメンだとは思ってたけど……貴族だとは思わないじゃない!
「そして、貴族にノーレッジが生まれると、王族と婚姻を───」
「やだ!」
断固拒否するぞ!何で王族と結婚なんかしなきゃならんのだ!小説とかでは、王太子妃教育とか受けないといけないって書いてあるんだ!私は勉強なんか大っ嫌いなんだよ!
「嫌なのか?」
「エリーはママとパパと一緒にいるの!」
こう言えば無理矢理はしないでしょ!パパさんは私の事を溺愛してるからね!
「分かった。なら、そういう風に進めておこう。では、ノーレッジだという事はどうする?どうしても嫌だと言うなら、国には報告しないが」
えっ?良いの?そういうのってめっちゃ重要で、絶対じゃないの?
嫌かと言えば嫌だけど、だからと言って、私は知識を隠す気はない。知識をフル活用して、私の生活を楽にするんだ!
う~ん……どうしようかなぁ?ノーレッジっていう冠がつけば、隠し事は少なくなる。それに、転生の隠れ蓑になるかも!?
「良いよ。言っても」
「分かった。それで、エリー。何か話があって来たんじゃないか?」
あっ、そうそう。その事だよ!
「お父さん、ミシンってどうなったの?」
早く使いたい!リメイクを楽してやりたい!そもそも自分で布から好きな服を作りたい!
「それなら問題ない。二日後にはここに届けてくれるそうだ」
よっしゃー!と思わず心の中でガッツポーズする。二日なら耐えられる!貧乏人は我慢強いのだ!
……うん?我慢強いなら、食事とかドレスに文句言わないんじゃないかって?だから、そんな事を言うのならお前らが体感してみろってんだ!!私は二週間近く我慢したんだぞ?そんな事を言えるのなら、一ヶ月は激マズ飯とロリータの服で過ごしてから言うんだな!
「エリーの説明が分かりやすかったからね」
ふふん。もっと誉めても良いんだよ?
もうパパさんに用はないので、出ていく。後ろから呼び止める声が聞こえた気がするけど、気にしない、気にしない。どうせ、もう少し一緒にいたいとかそんな事だろうしね。
自分の部屋に戻ると、ミレラが針を使って縫い合わせているところだった。
「お嬢様、間もなく出来ますよ」
「ほんと?」
合計三着分くらいお願いしたんだけど、もう終わりそうだなんて。私よりも作業するスピードが速い。本職なだけはありますなぁ。
それから二日後。きっちりとミシン(試作品)が届きました。見た目は普通のミシン。ちょっと失敗しても困るので、ミレラから貰った布の切れ端を使わせて貰う。
これは、あくまでもテストなので、使える事が分かったら魔道具屋に返さないといけません。
糸もちゃんと入っているので、セットしたら作動させるだけだ。もしこのミシンがうまくいったら、ボビンとかも作らないといけないな。
まずは動作チェック!布をセットして確かめる。明かりがつくか試してみる。スイッチを押すと、明かりがついた。よしよし、ここは大丈夫。はずみ車を回して、針が降りるかも確かめる。ここも問題ない。後は、返し縫いが出来るかどうか。うん、ここも問題ない。じゃあ、大丈夫だ。
早速やってみましょうか!
ドレスから外した飾りを使って、新しくアクセサリーを作っていくぞ。
まぁ、作ると言っても、リボンにフリルをつけたりとかそれくらいだけどね。
動作不良はなし。少し音がうるさいくらいかな。きっちりとメモをしておきますよ~!
全ての機能のチェックが終わったので、翌日に再び魔道具屋に行きました。ちゃんと音がうるさい事も伝えて、お返ししましたよ。ついでにボビンの提案も忘れてはいません。
あの伯爵様いわく、私はアイデア料をいただけるそうです。服屋の革命とも言えるような発明なので、相場よりもかなり多めに貰えるみたい。
知識だけでもお金が手に入る!せっかく街に来たことですし、お豆さんを探してみますか!結局手に入らなかったしね。
「エリー、どこに行くんだ?」
「お父さん、外国のものを売ってるところに行きたいの」
「それならこっちだ」
そこまで遠くないということで、歩いていく事になりました。パパさんが誰かとすれ違う度に、その人は振り返る。うん、分かるよ。パパさんイケメンですもん。それに、オーラが隠しきれていないのよ。一応、貴族だからお忍びなんだけど、オーラで貴族だって分かるよね。
はぁ……パパさん、自分の容姿を自覚してくだせぇ。一緒に歩いているこっちが何か恥ずかしくなってくるのよ。
ついつい早歩きになってしまった結果、いつの間にか店についていた。
大豆~、大豆はないかえ~!ついでに布も買いたいなぁ。
食料品はこっちか。布さんは後で見繕ってあげますからね~。
どうやら、試食が出来るみたいなので、豆の形をしていて、大豆らしきものを食べて確かめていきます!
四つ目を食べたとき、ビンゴ!大豆です!これでさらに料理の幅が広がる!これが5袋はいるわね!
次は布を見ましょう。
きれいな柄がたくさんありますねぇ。でも、華やかな柄は合わないんですよねぇ。結局、シンプルなものを買いました。
いや~、良い買い物をしたよ。みりんも欲しかったけど、7歳の体で酒を味見する訳にはいかない。今から味噌と醤油を仕込まないとね!そういえば、そろそろ酵母菌が出来ててもおかしくないよね。
生クリームも出来ているだろうし、確かめに行きましょ~!
ミシンの事について聞きに行ったら、パパさんにそう言われた。座って待っているように言われたので、ソファに座っている。
話って何なんだろう?やっぱりあの時の事はごまかせてなかったのかな?その事についてとか?あぁ、どうしよう!何か言い訳を考えないと……!
「エリー」
「ひゃ、ひゃい!」
噛んじゃった……めちゃくちゃ恥ずかしい。
「そんなに緊張しなくても良い。エリーに話さなければならない事があるんだ」
「話さなければならない事?」
なんじゃそれは。
「エリーは、ノーレッジという言葉を聞いた事はあるか?」
「知らない」
ノーレッジ?“えりか”の記憶にも、“エリカ”の記憶にも無いよ?
「ノーレッジというのは、知識を持つ者の事だ。もしエリーがそうなら、ミシンの事も、ウェルトール伯爵家のご子息の名を知っていた事も納得がいく」
やっぱり誤魔化せなかった……ウェルトール伯爵家!?あの人貴族だったの!?イケメンだとは思ってたけど……貴族だとは思わないじゃない!
「そして、貴族にノーレッジが生まれると、王族と婚姻を───」
「やだ!」
断固拒否するぞ!何で王族と結婚なんかしなきゃならんのだ!小説とかでは、王太子妃教育とか受けないといけないって書いてあるんだ!私は勉強なんか大っ嫌いなんだよ!
「嫌なのか?」
「エリーはママとパパと一緒にいるの!」
こう言えば無理矢理はしないでしょ!パパさんは私の事を溺愛してるからね!
「分かった。なら、そういう風に進めておこう。では、ノーレッジだという事はどうする?どうしても嫌だと言うなら、国には報告しないが」
えっ?良いの?そういうのってめっちゃ重要で、絶対じゃないの?
嫌かと言えば嫌だけど、だからと言って、私は知識を隠す気はない。知識をフル活用して、私の生活を楽にするんだ!
う~ん……どうしようかなぁ?ノーレッジっていう冠がつけば、隠し事は少なくなる。それに、転生の隠れ蓑になるかも!?
「良いよ。言っても」
「分かった。それで、エリー。何か話があって来たんじゃないか?」
あっ、そうそう。その事だよ!
「お父さん、ミシンってどうなったの?」
早く使いたい!リメイクを楽してやりたい!そもそも自分で布から好きな服を作りたい!
「それなら問題ない。二日後にはここに届けてくれるそうだ」
よっしゃー!と思わず心の中でガッツポーズする。二日なら耐えられる!貧乏人は我慢強いのだ!
……うん?我慢強いなら、食事とかドレスに文句言わないんじゃないかって?だから、そんな事を言うのならお前らが体感してみろってんだ!!私は二週間近く我慢したんだぞ?そんな事を言えるのなら、一ヶ月は激マズ飯とロリータの服で過ごしてから言うんだな!
「エリーの説明が分かりやすかったからね」
ふふん。もっと誉めても良いんだよ?
もうパパさんに用はないので、出ていく。後ろから呼び止める声が聞こえた気がするけど、気にしない、気にしない。どうせ、もう少し一緒にいたいとかそんな事だろうしね。
自分の部屋に戻ると、ミレラが針を使って縫い合わせているところだった。
「お嬢様、間もなく出来ますよ」
「ほんと?」
合計三着分くらいお願いしたんだけど、もう終わりそうだなんて。私よりも作業するスピードが速い。本職なだけはありますなぁ。
それから二日後。きっちりとミシン(試作品)が届きました。見た目は普通のミシン。ちょっと失敗しても困るので、ミレラから貰った布の切れ端を使わせて貰う。
これは、あくまでもテストなので、使える事が分かったら魔道具屋に返さないといけません。
糸もちゃんと入っているので、セットしたら作動させるだけだ。もしこのミシンがうまくいったら、ボビンとかも作らないといけないな。
まずは動作チェック!布をセットして確かめる。明かりがつくか試してみる。スイッチを押すと、明かりがついた。よしよし、ここは大丈夫。はずみ車を回して、針が降りるかも確かめる。ここも問題ない。後は、返し縫いが出来るかどうか。うん、ここも問題ない。じゃあ、大丈夫だ。
早速やってみましょうか!
ドレスから外した飾りを使って、新しくアクセサリーを作っていくぞ。
まぁ、作ると言っても、リボンにフリルをつけたりとかそれくらいだけどね。
動作不良はなし。少し音がうるさいくらいかな。きっちりとメモをしておきますよ~!
全ての機能のチェックが終わったので、翌日に再び魔道具屋に行きました。ちゃんと音がうるさい事も伝えて、お返ししましたよ。ついでにボビンの提案も忘れてはいません。
あの伯爵様いわく、私はアイデア料をいただけるそうです。服屋の革命とも言えるような発明なので、相場よりもかなり多めに貰えるみたい。
知識だけでもお金が手に入る!せっかく街に来たことですし、お豆さんを探してみますか!結局手に入らなかったしね。
「エリー、どこに行くんだ?」
「お父さん、外国のものを売ってるところに行きたいの」
「それならこっちだ」
そこまで遠くないということで、歩いていく事になりました。パパさんが誰かとすれ違う度に、その人は振り返る。うん、分かるよ。パパさんイケメンですもん。それに、オーラが隠しきれていないのよ。一応、貴族だからお忍びなんだけど、オーラで貴族だって分かるよね。
はぁ……パパさん、自分の容姿を自覚してくだせぇ。一緒に歩いているこっちが何か恥ずかしくなってくるのよ。
ついつい早歩きになってしまった結果、いつの間にか店についていた。
大豆~、大豆はないかえ~!ついでに布も買いたいなぁ。
食料品はこっちか。布さんは後で見繕ってあげますからね~。
どうやら、試食が出来るみたいなので、豆の形をしていて、大豆らしきものを食べて確かめていきます!
四つ目を食べたとき、ビンゴ!大豆です!これでさらに料理の幅が広がる!これが5袋はいるわね!
次は布を見ましょう。
きれいな柄がたくさんありますねぇ。でも、華やかな柄は合わないんですよねぇ。結局、シンプルなものを買いました。
いや~、良い買い物をしたよ。みりんも欲しかったけど、7歳の体で酒を味見する訳にはいかない。今から味噌と醤油を仕込まないとね!そういえば、そろそろ酵母菌が出来ててもおかしくないよね。
生クリームも出来ているだろうし、確かめに行きましょ~!
22
あなたにおすすめの小説
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢
岡暁舟
恋愛
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢マリアは、それでも婚約者を憎むことはなかった。なぜか?
「すまない、マリア。ソフィアを正式な妻として迎え入れることにしたんだ」
「どうぞどうぞ。私は何も気にしませんから……」
マリアは妹のソフィアを祝福した。だが当然、不気味な未来の陰が少しずつ歩み寄っていた。
【完結】ヒロインに転生しましたが、モブのイケオジが好きなので、悪役令嬢の婚約破棄を回避させたつもりが、やっぱり婚約破棄されている。
樹結理(きゆり)
恋愛
「アイリーン、貴女との婚約は破棄させてもらう」
大勢が集まるパーティの場で、この国の第一王子セルディ殿下がそう宣言した。
はぁぁあ!? なんでどうしてそうなった!!
私の必死の努力を返してー!!
乙女ゲーム『ラベルシアの乙女』の世界に転生してしまった日本人のアラサー女子。
気付けば物語が始まる学園への入学式の日。
私ってヒロインなの!?攻略対象のイケメンたちに囲まれる日々。でも!私が好きなのは攻略対象たちじゃないのよー!!
私が好きなのは攻略対象でもなんでもない、物語にたった二回しか出てこないイケオジ!
所謂モブと言っても過言ではないほど、関わることが少ないイケオジ。
でもでも!せっかくこの世界に転生出来たのなら何度も見たイケメンたちよりも、レアなイケオジを!!
攻略対象たちや悪役令嬢と友好的な関係を築きつつ、悪役令嬢の婚約破棄を回避しつつ、イケオジを狙う十六歳、侯爵令嬢!
必死に悪役令嬢の婚約破棄イベントを回避してきたつもりが、なんでどうしてそうなった!!
やっぱり婚約破棄されてるじゃないのー!!
必死に努力したのは無駄足だったのか!?ヒロインは一体誰と結ばれるのか……。
※この物語は作者の世界観から成り立っております。正式な貴族社会をお望みの方はご遠慮ください。
※この作品は小説家になろう、カクヨムで完結済み。
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
痩せすぎ貧乳令嬢の侍女になりましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます
ちゃんゆ
恋愛
男爵家の三女に産まれた私。衝撃的な出来事などもなく、頭を打ったわけでもなく、池で溺れて死にかけたわけでもない。ごくごく自然に前世の記憶があった。
そして前世の私は…
ゴットハンドと呼ばれるほどのエステティシャンだった。
とあるお屋敷へ呼ばれて行くと、そこには細い細い風に飛ばされそうなお嬢様がいた。
お嬢様の悩みは…。。。
さぁ、お嬢様。
私のゴッドハンドで世界を変えますよ?
**********************
転生侍女シリーズ第三弾。
『おデブな悪役令嬢の侍女に転生しましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます』
『醜いと蔑まれている令嬢の侍女になりましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます』
の続編です。
続編ですが、これだけでも楽しんでいただけます。
前作も読んでいただけるともっと嬉しいです!
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
変な転入生が現れましたので色々ご指摘さしあげたら、悪役令嬢呼ばわりされましたわ
奏音 美都
恋愛
上流階級の貴族子息や令嬢が通うロイヤル学院に、庶民階級からの特待生が転入してきましたの。
スチュワートやロナルド、アリアにジョセフィーンといった名前が並ぶ中……ハルコだなんて、おかしな
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる