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エリオルの地
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「エリオルさん・・・」
「なんか、聞いたことがあるな・・・」
「あ!私、思い出しました!私たちの世界の本、『魔法使いの大魔術』の主人公の名前、確か、エリオルだったとおもいます!」
「おー!詳しいねえ。流石は耶麻音ちゃんだ。」
「な、なぜ私の名前を・・・?」
「この世界にも伝説の勇者の話があるのですよ。」
「「「「え………?」」」」
「も、もしかして………私たち………」
「ええ。伝説の勇者様なのですよ。あなた方は。」
「わ、私たちが……伝説の勇者?」
「そ、そんなのあるわけ…」
「そんなわけあるんですよ。古代の有名な占い師。アカハナはある日夢を見たと言った。その夢は、未来の夢だったという。それが分かるのは、やはり、占い師だったからなのでしょう。アカハナはそのことを伝えるべく、大きな土の壁に絵を描いた。」
「「「「・・・・ 」」」」
「それに記されていた名前が、そして姿が、あなた達だったのですよ。」
「私たちが、古代より記されし勇者だというのですか?」
「その通りですよ。勇者達は手始めに名も無き村に虹をかける。そしてその村に名を与え、エリオルの地へ向かう。これはあなた達の行動で間違いないですよね。」
「そ、それはそうなんですけれども・・・」
「うわぁ……私たちが古代より記されし伝説の勇者………!あのぉ………ぜひその壁を見せてもらいたいのですが………!よろしいでしょうか……?」
耶麻音ちゃんはとてもワクワクしている。
耶麻音ちゃんはかわいいなぁ。
するとエリオルさんは笑顔で、
「もちろんですよ!」
と、答え、その壁のある場所へ案内してくれた。
~そして~
「うわぁ…大きい……!」
「すごいですねえ!」
「これ、俺らなんだな!以外とかっこよく書かれてるな!」
「これは、すごいな!な!ともか!」
「え、う、うん!!すごいね!かなた!」
い、いきなり名前呼ばないでよ~!!
すごい赤面になっちゃったよ~っ!
耶麻音ちゃんたちはニヤニヤ。
「もっ!もう~!何よぉ!」
「「べ~つにぃ~」」
耶麻音ちゃん達は私をからかうようにこたえる。
「もう・・・////」
「おっ!ともかちゃんの照れ隠し出た!かわいいなぁ~」
「へ?」
「おいっ!!禅!やめろっ!」
かなたが止めに入る。
「へっ?なんで?」
「え、それは………////」
「好きだから!なんつって~!」
禅くんがふざけて答えると、
「//////」
「え!?かなた、顔真っ赤!まさか図星!?」
「う、うるせぇ!」
「へえ、かなたにもかわいいところがあるのね~」
「う、うるせえって言ってんだろ!もうっ/////」
「か、かなた?大丈夫?」
「と、ともか………/////」
「?どうしたの?」
「好き・・・・・だよ・・・・」
「私も・・・・・私も好きだよ」
「うわぁ……素敵な恋だね………」
「あら、ずいぶんと仲がおよろしいようで。ははははは。」
「「え、エリオルさんまで~!!」」
このメンバーは・・・・
いろいろと問題があるなぁ・・・。
でも、旅がもっとたのしくなりそうな予感がするな!
「なんか、聞いたことがあるな・・・」
「あ!私、思い出しました!私たちの世界の本、『魔法使いの大魔術』の主人公の名前、確か、エリオルだったとおもいます!」
「おー!詳しいねえ。流石は耶麻音ちゃんだ。」
「な、なぜ私の名前を・・・?」
「この世界にも伝説の勇者の話があるのですよ。」
「「「「え………?」」」」
「も、もしかして………私たち………」
「ええ。伝説の勇者様なのですよ。あなた方は。」
「わ、私たちが……伝説の勇者?」
「そ、そんなのあるわけ…」
「そんなわけあるんですよ。古代の有名な占い師。アカハナはある日夢を見たと言った。その夢は、未来の夢だったという。それが分かるのは、やはり、占い師だったからなのでしょう。アカハナはそのことを伝えるべく、大きな土の壁に絵を描いた。」
「「「「・・・・ 」」」」
「それに記されていた名前が、そして姿が、あなた達だったのですよ。」
「私たちが、古代より記されし勇者だというのですか?」
「その通りですよ。勇者達は手始めに名も無き村に虹をかける。そしてその村に名を与え、エリオルの地へ向かう。これはあなた達の行動で間違いないですよね。」
「そ、それはそうなんですけれども・・・」
「うわぁ……私たちが古代より記されし伝説の勇者………!あのぉ………ぜひその壁を見せてもらいたいのですが………!よろしいでしょうか……?」
耶麻音ちゃんはとてもワクワクしている。
耶麻音ちゃんはかわいいなぁ。
するとエリオルさんは笑顔で、
「もちろんですよ!」
と、答え、その壁のある場所へ案内してくれた。
~そして~
「うわぁ…大きい……!」
「すごいですねえ!」
「これ、俺らなんだな!以外とかっこよく書かれてるな!」
「これは、すごいな!な!ともか!」
「え、う、うん!!すごいね!かなた!」
い、いきなり名前呼ばないでよ~!!
すごい赤面になっちゃったよ~っ!
耶麻音ちゃんたちはニヤニヤ。
「もっ!もう~!何よぉ!」
「「べ~つにぃ~」」
耶麻音ちゃん達は私をからかうようにこたえる。
「もう・・・////」
「おっ!ともかちゃんの照れ隠し出た!かわいいなぁ~」
「へ?」
「おいっ!!禅!やめろっ!」
かなたが止めに入る。
「へっ?なんで?」
「え、それは………////」
「好きだから!なんつって~!」
禅くんがふざけて答えると、
「//////」
「え!?かなた、顔真っ赤!まさか図星!?」
「う、うるせぇ!」
「へえ、かなたにもかわいいところがあるのね~」
「う、うるせえって言ってんだろ!もうっ/////」
「か、かなた?大丈夫?」
「と、ともか………/////」
「?どうしたの?」
「好き・・・・・だよ・・・・」
「私も・・・・・私も好きだよ」
「うわぁ……素敵な恋だね………」
「あら、ずいぶんと仲がおよろしいようで。ははははは。」
「「え、エリオルさんまで~!!」」
このメンバーは・・・・
いろいろと問題があるなぁ・・・。
でも、旅がもっとたのしくなりそうな予感がするな!
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