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第五章 天敵
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「うん!よろしくね!こうた!」
するとこうたは
「うん!まきな!」
と、元気よく答える。でも、なんでこうたは私の名前を知っているんだろう。でも私はその事に触れることなく話を続ける。そんな時、
「まきなっ!」
ニューのお城に住んでいる、ニューの実の弟、ミューがやって来た。相変わらず小さくて可愛い。キーよりも年下の8歳だ。
「来てたんなら、教えてよっ!会いたかった~!!!」
と言い、私に抱きついてきてすりすりしてきた。かわいい。
「って!うわぁ!天使がいるぅ~っ!なになに、まきなについて来たのぉ?」
ミューは自分より年上のこうたに堂々ときく。うわっ!強気だな。
「ぅぅっ・・・。」
こうたはずいぶんとミューを怖がっている。
「まきな・・・たすけてっ・・・!」
こうたは私に助けを求めてくる。っていうか、なんであたし??
「ミュー?この子は天使のこうた。仲良く・・・ね?」
なんだか、悪魔に天使と仲良くしてとは言いづらい。すると、
「ひぅっ・・・」
こうたが変な声をあげる。ん・・・ミューがすりすりとこうたの羽にほっぺをすりつけている。
「あっ!あのっ!」
こうたの顔は赤くて、恥ずかしそうにしている。もしかして・・・!人間の女性でいう、胸を触られてる感じだったりしてっ!
「ちょっと!ミュー?やめてあげて。かわいそうだから。」
するとこうたはそのまま私に抱きついてきた。そんな所を見たミューはぷいっと強がる。ふふっ。かわいい。
「まきな・・・ありがと・・ぼく、軽く死ぬ所だった。えへへ・・まきなは抱きついても怒らないんだね。えへへ。優しい。ずっとこのままでもいい?」
〝どきっ〟すこしときめいてしまった私。かわいい。でも、悪魔のみんなはどこにいるんだろう。
するとこうたは
「うん!まきな!」
と、元気よく答える。でも、なんでこうたは私の名前を知っているんだろう。でも私はその事に触れることなく話を続ける。そんな時、
「まきなっ!」
ニューのお城に住んでいる、ニューの実の弟、ミューがやって来た。相変わらず小さくて可愛い。キーよりも年下の8歳だ。
「来てたんなら、教えてよっ!会いたかった~!!!」
と言い、私に抱きついてきてすりすりしてきた。かわいい。
「って!うわぁ!天使がいるぅ~っ!なになに、まきなについて来たのぉ?」
ミューは自分より年上のこうたに堂々ときく。うわっ!強気だな。
「ぅぅっ・・・。」
こうたはずいぶんとミューを怖がっている。
「まきな・・・たすけてっ・・・!」
こうたは私に助けを求めてくる。っていうか、なんであたし??
「ミュー?この子は天使のこうた。仲良く・・・ね?」
なんだか、悪魔に天使と仲良くしてとは言いづらい。すると、
「ひぅっ・・・」
こうたが変な声をあげる。ん・・・ミューがすりすりとこうたの羽にほっぺをすりつけている。
「あっ!あのっ!」
こうたの顔は赤くて、恥ずかしそうにしている。もしかして・・・!人間の女性でいう、胸を触られてる感じだったりしてっ!
「ちょっと!ミュー?やめてあげて。かわいそうだから。」
するとこうたはそのまま私に抱きついてきた。そんな所を見たミューはぷいっと強がる。ふふっ。かわいい。
「まきな・・・ありがと・・ぼく、軽く死ぬ所だった。えへへ・・まきなは抱きついても怒らないんだね。えへへ。優しい。ずっとこのままでもいい?」
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