109 / 426
109 さて、颯のレベルもアップさせておくか・・・。
しおりを挟む家に到着。
さて、卵も割れてない。
颯に早く会いに行かなきゃ。
玄関を開けて、家に入った。
無論、手洗いとうがいはする。
フレイアは生活魔法で身体をきれいにしていた。
結構マメなんだよな。
俺も真似して、身体をきれいにした。
フレイアが優の身体に魔法をかけていた。
・・優・・照れてるな・・
いいぞ!!
「ばあちゃん、ただいま~」
時間は午後15時くらいだな。
「あ、おかえり~」
「こっちは何か変化あった?」
「別に変わりゃしないね~」
ばあちゃんがそう言ってるとフレイアが来た。
「あ、お母様、ただいま戻りました」
「フレイアさん、おかえりなさい。
お茶でも飲みますか?」
フレイアはパッと笑顔になって、スパッと答えていた。
「はい、いただきます!」
「ばあちゃん、上に行ってくるね」
俺はそう言って2階へ行った。
優はフレイアにつかず離れずで一緒にお茶を飲んでいた。
2階に上がって行ってみると、リビングで凛がスラちゃんに何かを食べさせていた。
颯は、嫁のお義母さんと遊んでいる。
嫁はキッチンで何か作っていたようだ。
「おーい、颯~。
卵持ってきたぞ」
そういうと、颯はピクッと反応して俺の方へ駆け寄ってきた。
「テツ!何?
卵って?」
凛もスラちゃんを抱っこして移動してきた。
俺は、颯に卵を見せながら説明した。
「颯・・これはワイバーンの卵だ。
まだ生きてるみたいでな、もしかしたら孵化・・生まれるかもしれない。
そう思って、持ってきたんだ」
!!
颯は理解したようだ。
「・・テツ・・もしかして、これを飼っていいの?」
俺は大きく頷いた。
颯の顔が一気に明るくなった。
・・しかし、レベル33のワイバーンの卵・・・大丈夫だろうか・・。
もうひとっ走り行って、颯のレベルも少し上げておくか。
そう思っていたら、嫁がホットケーキを作って持ってきた。
「あら、パパさん・・」
凛と颯がテーブルへ座る。
「はい、お待たせ~」
子どもたちにおやつを作っていたんだな。
いいことだ。
・・・無論、俺のはない。
「あ、嫁さん・・その卵・・魔物の卵だから、食べないでね。
生まれたら、颯にテイムしてもらうから・・・」
「・・食べるわけないでしょ!」
ほんとか?
まぁいい。
嫁のお義母さんも来て、みんなでおやつタイムだな。
・・・俺の居場所がだんだんなくなってくるな・・・
なんとも言えないが・・・。
さて、切り替えて。
「颯・・パーティを組むぞ。
その卵・・・結構レベルのある魔物なんだ」
ホットケーキを食べながら・・
「・・・うん・・わかった・・」
颯とパーティを組み、すぐに出かけようとした。
嫁が何か言いたそうだが、無視だ!
お前は、自分で上げろ!!
基礎レベルは上げてやっただろ!
1階へ移動。
フレイアとばあちゃんは会話が弾んでいるな。
じいちゃんはゴロンと横になってる。
優はフレイアをチラチラ見てるな・・・
それを見つつ、そっと俺は外へ出た。
また同じ道を都市部へ向かって行った。
移動はもはや問題ない。
しかも普通に考えたら、凄まじい時短だ。
10分かからずに淡路島を移動だからな。
車でも40分くらいはかかったように思うが・・・。
さて、明石大橋のところから索敵を意識する。
やはり海側の方は魔物が少ない。
山陽道の方へゆっくりと移動してみる。
道路に沿って神戸方面へ注意を向けてみると、ややレベルの高い魔物がいる。
それほど高い魔物でなくてもいいだろう。
あまりに急激に、颯のレベルが上がると面倒なことになりそうだしな。
レベル30は不要だろう。
そう思うと、レベル25以上を意識してみた。
ピピピ・・・。
結構いるな。
オーガ:レベル21×3、トロウル:レベル28、ゴーレム:レベル30・・
目立つのはこれくらいのレベルだな・・
後は、ガーゴイルやオーク辺りだが、これらはもはや問題ない。
雑魚キャラになりつつある。
・・・いいのだろうか?
さて、真正面にオークが4体。
それを基準に、左右にオークが3体ずつ。
全部で7体。
ガーゴイルが上空でウロウロしている。
そのオークから大きく離れた、右端の方にゴーレム。
左端の方にトロウル。
オーガがまばらに3体散らばってるといった感じだ。
どうするか・・
やっぱ、レベルの高いのから倒すのがいいな。
そう思うとすぐさま移動。
ゴーレムの近くまで来た。
・・・こいつは嫌なイメージがあるが、今のレベルとこの刀があれば、大丈夫だろう。
戦闘が始まったら、俺の存在が気づかれるだろうな・・・。
そう思って、一呼吸する。
よし!
刀を抜いて、ゴーレムに向かう。
一気に頭の部分を目掛けて突いた。
ドドドド・・・。
カチリという音がしたような、手ごたえがあったような・・・。
刀の性能が良すぎるのか、よくわからない。
だが、ゴーレムはその位置で崩れた。
どうやら、魔核にはヒットしていたようだ。
ゴーレムの魔石も回収した。
やはり周りの魔物に気づかれた。
俺の方に向かって移動してきた。
・・・トロウルまでは距離があるな・・・。
近寄ってくる魔物から手当たり次第にやるしかないか・・・。
レベルが上がるまでは、死ぬか生きるかの状態だったのに、今では作業をこなすようにできている。
ほぼ、一撃という感じで仕留めている。
オークなどは問題にならず、刀を振るうと豆腐のように切れた。
オーガも問題なく同じような感じだ。
ガーゴイルが上空から一気に迫ってくるが、同じように対処できる。
・・・・
これって、じいちゃんの刀の性能がかなり高いだろう・・・。
俺はそう思った。
ガーゴイルに向けて一振りすると、届いていないであろうところまで、スパッと切れてる感じがする。
・・・
いいのかな?
ほんとにこんな感じで・・・
そう思っていると、トロウルが現れた。
・・のろいな・・・・。
大きなメイスを持っている。
10
お気に入りに追加
362
あなたにおすすめの小説
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!

なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!
日向ぼっこ
ファンタジー
「異世界転生してみないか?」
見覚えのない部屋の中で神を自称する男は話を続ける。
神の暇つぶしに付き合う代わりに異世界チートしてみないか? ってことだよと。
特に悩むこともなくその話を受け入れたクロムは広大な草原の中で目を覚ます。
突如襲い掛かる魔物の群れに対してとっさに突き出した両手より光が輝き、この世界で生き抜くための力を自覚することとなる。
なんでもアリの世界として創造されたこの世界にて、様々な体験をすることとなる。
・魔物に襲われている女の子との出会い
・勇者との出会い
・魔王との出会い
・他の転生者との出会い
・波長の合う仲間との出会い etc.......
チート能力を駆使して異世界生活を楽しむ中、この世界の<異常性>に直面することとなる。
その時クロムは何を想い、何をするのか……
このお話は全てのキッカケとなった創造神の一言から始まることになる……

凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~
深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公
じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい
…この世界でも生きていける術は用意している
責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう
という訳で異世界暮らし始めちゃいます?
※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです
※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる