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13話
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今日は予定もないし二日酔いだけど少し遥と話したら帰るから承諾の返事を送った。
さっきテレビに映っていた葵と今日会うだなんて。可愛いとか愛らしいとかは感じたことあるけど変に緊張してしまう。
「ねー、由季。もうすぐ春だし花見行かない?翔太とか色々誘ってさ」
「え、ああ、うん。良いね。花見とかあんまり行かないけど…都内だと混みそうだね。どこが良いかな?」
この子は突拍子がないしいつもいきなりのことが多いけどそれも慣れたし私には苦でもなく案外楽しい。携帯を弄りながら腕に抱き付いてきた遥と花見について話し合った。
予定が一段落ついた頃には二時になっていた。そろそろ帰るか、家の掃除もしておきたい。私は渋って駄々をこねまくる遥をどうにか引き剥がして帰った。遥は甘えたがりだし寂しがり屋だけど私が甘やかすからこういう時は酷く大変だ。だいぶ拗ねていたがいつものことだからまた連絡するとだけ伝えといた。
家につくととりあえず今日着ていた服を脱いで着替えた。そして軽く化粧をして掃除をした。私の部屋は遥同様に寝に来ているようなものなのでそこまで散らかったり汚れたりしない。すぐに掃除を終わらせて、冷蔵庫を開けた。問題はこれか。食料品は少ない。料理はするにはするが凝ったものは作らないし飲み物もないし買い出しに行った方が良さそうだ。
携帯を確認すると葵から五時頃最寄り駅に付くと連絡が入っていた。まだ時間に余裕がある。了解と返信してからスーパーに向かった。
何かもてなしてあげたいが適当な飲み物と葵の好きそうなお菓子くらいしか用意できなかった自分にため息がでる。買い物から帰ると二日酔いでまだ辛いし体を休めたかったので少し眠ることにした。アラームをかけて起きたのは四時半、体はだいぶマシになっていた。
五時前に駅について、もうすぐ着くと連絡を受けていた私は葵を待っていた。なんだか急に葵と会うことにソワソワしてしまってあまり落ち着かない。確かに芸能人だけど、今までと何か葵が変わったわけではないし変に意識してしまうだけなのは分かっていたが落ち着けなかった。とりあえず、まず何を話そう。
「由季!」
落ち着きなく腕を組んで色々考えていたら葵が改札から出てきた。やっぱり葵はあの時見たテレビと同じ人で私は緊張した。まさか芸能人とこんな仲良くなって、しかも元カレも芸能人なのに啖呵切ってるし、自分が怖い。何をしてるんだ私。色々考えすぎて反応が遅れる。
「あ、あぁ、久しぶり。今日は仕事だったの?」
「うん、だけど早く終わったから由季は休みだし会えたら会いたいなって思って……いきなりでごめんね?」
「全然良いよ。昨日飲み行ってただけだから。じゃあ、行こっか」
「うん。あの、由季?由季の家でご飯作っても良い?来る途中で買い出ししてきて、迷惑じゃなかったらで良いんだけど……」
そういえば葵はビニールの袋を片手に持っていた。気を使わなくて良かったのに。
「全然迷惑じゃないよ。葵の料理毎日食べたいレベルで美味しいし。でも、今日仕事で疲れたでしょ?私も作ってあげたいけどそんなできないし、なんか食べ行っても良かったけど」
「私は大丈夫だから。外食も良いけど今日は何か作りたいの。だから良い?」
葵は料理のことになると引かない。いつも少し驚くけどやりたがっているから良いかと私も私で甘い。
「なら、良いけど。いつもありがとうね」
「え?…いや…それは私のほうだし」
「?」
何が?と思って口に出そうとするもなぜか照れていてよく分からない。聞いても戸惑いそうだから聞かない方が良いか。とりあえず葵の買い出してきた荷物を持ってあげる。重そうだしこんな物持たせられない。葵は控えめにお礼を言った。
「あ、ありがとう」
「んーん、それより何作ってくれるの?」
「えっと、グラタンとクラムチャウダーとあとバンバンジーサラダとかかな?」
「え?葵さ、店開けばもう。絶対売れるでしょ。クラムチャウダーとか家で作れるんだね。買わないと食べれないと思ってたよ」
この子の料理の上手さには本当に驚くし美味しいし、作るものの次元が違いすぎてお金払った方が良い気さえする。葵は慌てて首を振る。
「私なんかそんなの無理だよ。趣味で適当にやってるだけだし、結構簡単なんだよ?難しくないから」
「でも、いつも美味しいしお店みたいだよ?もう本当に胃袋掴まれてるから葵のご飯楽しみ過ぎて私やばいよー。感想が美味しいしか言えないけど本当に美味しいと思ってるからね?」
「いつも誉めすぎだから。でも、ありがとう、嬉しい。あんまり人に作ってあげることなかったから」
隣で嬉しそうに笑う葵はいつもの倍可愛らしく眩しく感じられて、芸能人であることを改めて感じる。見方が変わるとこうなるのかと感心してしまう。私とは違いがありすぎる。
家に着いてキッチンに食材を置くと休む間もなく葵はご飯先に作るねと料理を開始した。私は適当に何があるかだけ教えて、ソワソワしながら様子を伺う。
手伝うと申し出た所で座っててと言われるのが目に見えているから言わないけど、どうしようか。迷っていたら葵がこちらに振り返った。
「由季はちょっと時間かかるからテレビとか…は見ないんだっけ。適当に休んでて」
「うん、分かった」
とりあえず携帯のゲームでもやるか。ここは葵に任せよう。私はいつも聴いている音楽プレイヤーに電源を入れて、最近ハマっている曲を流した。
料理ができるまで葵のことを考えていてあまり集中できなくて何回かゲームオーバーになってしまったが意識を全くしないのは無理な話だ。
しばらくすると、葵はできたよとお皿に料理を乗せてテーブルに持ってくる。ゲームをやっと止められてホッとしながら運ぶのを手伝った。
「鶏肉余ったから肉じゃがにしてみた」
余り物から作った感じがしない肉じゃがに驚く。料理を運び終えて葵にお礼を言って二人で食べ始めた。また美味しいとしか言いようがなくてすぐにそれを伝えた。
「良かった。クラムチャウダーいっぱい作ったし日持ちするから食べてね?」
「うん、しばらくは食に困らないよ。本当ありがとう。こんな美味しいのを家で食べられる日が来るなんて思わなかったよ」
「大袈裟だよ。……ゆ、由季?あのさ」
「うん?」
思い出したように鞄からスケジュール帳を取り出した葵は緊張したように見てきた。
「来週の木曜日空いてる?空いてたらこないだ話してたパンケーキ屋さん行きたいなって思って……どうかな?」
「来週?あぁ、来週は空いてるよ。××駅のとこのだよね?行きたい行きたい」
「良かった!じゃあ、空けといて?」
「うん、楽しみだね。パンケーキ久々だなぁ」
「私も!」
葵は嬉しそうにスケジュール帳に書き込んでいて、私も忘れないように携帯のスケジュール帳に記録した。基本的に私の休みは葵が把握しているのでいつも葵がそこに合わせていたけどこれも芸能人だからなのかなとふと思った。そういえば遊びとなれば遥が気を付けてあげた方が良いと言っていたっけ、日中出かけるより夜の方が良いのか考えながら口を開きかけるが葵に先を越されてしまった。
「私一日休みだから昼くらいに集合して、他にも食べ歩こう?近くに食べ歩きのスポットあるし行ったことないけど美味しいみたいだから。あ、由季昼からでも平気?」
本当に嬉しそうに話すから言いそびれてしまった。それにあそこは結構人が多いし大丈夫なのか心配だけど嬉しそうな葵に私は頷くしかなかった。なるべく人混みを避けて行くしかないか。
「うん、平気だよ。じゃあ、お腹空かせとかないとね」
「良かった。そうだね!今から楽しみだな」
「本当だよ、それに仕事も落ち着いたみたいだね。仕事の調子は順調?」
食事を取りながら話す。何気なく仕事の話題に触れてみた。
「まぁまぁかな。前は本当にバタバタしてたけど今はやっと波が去ったって感じで、由季はどうなの?」
「私は特に変わりないかな?たまに長引くくらいだし」
「そうなんだ。由季って職場では白衣なんでょ?」
「え?まぁそうだけど?」
いきなり振られた職場のしかも制服の話。葵もいつかはドラマとかで着るのかなと少し考える。凄く似合いそうだ。
「何か想像できない。いつもと違いすぎるっていうか」
「まー、普通に生きていたら着ないしね。でも楽かな?たまにコーヒーとか溢しちゃうと大変だけど」
「ふふ、そっか、見てみたいなぁ」
大したものじゃないと、私は上手く笑った。
そんな日常的な会話で私にはそこまで話す気はなさそうなことが分かった。葵は前からそうだったし私も気にしなかった。なのに、なんだか複雑だった。全く知らない部分を見て動揺している。友達になってとお願いされて、嫌わないでと泣いていた、あれは本心だ。なのに私は、どうして私にそんなことを言ったのか疑問でならなかった。この子の気持ちは分かっている。いやそのはずだった。信じられないわけではないのに、よく分からなかった。
さっきテレビに映っていた葵と今日会うだなんて。可愛いとか愛らしいとかは感じたことあるけど変に緊張してしまう。
「ねー、由季。もうすぐ春だし花見行かない?翔太とか色々誘ってさ」
「え、ああ、うん。良いね。花見とかあんまり行かないけど…都内だと混みそうだね。どこが良いかな?」
この子は突拍子がないしいつもいきなりのことが多いけどそれも慣れたし私には苦でもなく案外楽しい。携帯を弄りながら腕に抱き付いてきた遥と花見について話し合った。
予定が一段落ついた頃には二時になっていた。そろそろ帰るか、家の掃除もしておきたい。私は渋って駄々をこねまくる遥をどうにか引き剥がして帰った。遥は甘えたがりだし寂しがり屋だけど私が甘やかすからこういう時は酷く大変だ。だいぶ拗ねていたがいつものことだからまた連絡するとだけ伝えといた。
家につくととりあえず今日着ていた服を脱いで着替えた。そして軽く化粧をして掃除をした。私の部屋は遥同様に寝に来ているようなものなのでそこまで散らかったり汚れたりしない。すぐに掃除を終わらせて、冷蔵庫を開けた。問題はこれか。食料品は少ない。料理はするにはするが凝ったものは作らないし飲み物もないし買い出しに行った方が良さそうだ。
携帯を確認すると葵から五時頃最寄り駅に付くと連絡が入っていた。まだ時間に余裕がある。了解と返信してからスーパーに向かった。
何かもてなしてあげたいが適当な飲み物と葵の好きそうなお菓子くらいしか用意できなかった自分にため息がでる。買い物から帰ると二日酔いでまだ辛いし体を休めたかったので少し眠ることにした。アラームをかけて起きたのは四時半、体はだいぶマシになっていた。
五時前に駅について、もうすぐ着くと連絡を受けていた私は葵を待っていた。なんだか急に葵と会うことにソワソワしてしまってあまり落ち着かない。確かに芸能人だけど、今までと何か葵が変わったわけではないし変に意識してしまうだけなのは分かっていたが落ち着けなかった。とりあえず、まず何を話そう。
「由季!」
落ち着きなく腕を組んで色々考えていたら葵が改札から出てきた。やっぱり葵はあの時見たテレビと同じ人で私は緊張した。まさか芸能人とこんな仲良くなって、しかも元カレも芸能人なのに啖呵切ってるし、自分が怖い。何をしてるんだ私。色々考えすぎて反応が遅れる。
「あ、あぁ、久しぶり。今日は仕事だったの?」
「うん、だけど早く終わったから由季は休みだし会えたら会いたいなって思って……いきなりでごめんね?」
「全然良いよ。昨日飲み行ってただけだから。じゃあ、行こっか」
「うん。あの、由季?由季の家でご飯作っても良い?来る途中で買い出ししてきて、迷惑じゃなかったらで良いんだけど……」
そういえば葵はビニールの袋を片手に持っていた。気を使わなくて良かったのに。
「全然迷惑じゃないよ。葵の料理毎日食べたいレベルで美味しいし。でも、今日仕事で疲れたでしょ?私も作ってあげたいけどそんなできないし、なんか食べ行っても良かったけど」
「私は大丈夫だから。外食も良いけど今日は何か作りたいの。だから良い?」
葵は料理のことになると引かない。いつも少し驚くけどやりたがっているから良いかと私も私で甘い。
「なら、良いけど。いつもありがとうね」
「え?…いや…それは私のほうだし」
「?」
何が?と思って口に出そうとするもなぜか照れていてよく分からない。聞いても戸惑いそうだから聞かない方が良いか。とりあえず葵の買い出してきた荷物を持ってあげる。重そうだしこんな物持たせられない。葵は控えめにお礼を言った。
「あ、ありがとう」
「んーん、それより何作ってくれるの?」
「えっと、グラタンとクラムチャウダーとあとバンバンジーサラダとかかな?」
「え?葵さ、店開けばもう。絶対売れるでしょ。クラムチャウダーとか家で作れるんだね。買わないと食べれないと思ってたよ」
この子の料理の上手さには本当に驚くし美味しいし、作るものの次元が違いすぎてお金払った方が良い気さえする。葵は慌てて首を振る。
「私なんかそんなの無理だよ。趣味で適当にやってるだけだし、結構簡単なんだよ?難しくないから」
「でも、いつも美味しいしお店みたいだよ?もう本当に胃袋掴まれてるから葵のご飯楽しみ過ぎて私やばいよー。感想が美味しいしか言えないけど本当に美味しいと思ってるからね?」
「いつも誉めすぎだから。でも、ありがとう、嬉しい。あんまり人に作ってあげることなかったから」
隣で嬉しそうに笑う葵はいつもの倍可愛らしく眩しく感じられて、芸能人であることを改めて感じる。見方が変わるとこうなるのかと感心してしまう。私とは違いがありすぎる。
家に着いてキッチンに食材を置くと休む間もなく葵はご飯先に作るねと料理を開始した。私は適当に何があるかだけ教えて、ソワソワしながら様子を伺う。
手伝うと申し出た所で座っててと言われるのが目に見えているから言わないけど、どうしようか。迷っていたら葵がこちらに振り返った。
「由季はちょっと時間かかるからテレビとか…は見ないんだっけ。適当に休んでて」
「うん、分かった」
とりあえず携帯のゲームでもやるか。ここは葵に任せよう。私はいつも聴いている音楽プレイヤーに電源を入れて、最近ハマっている曲を流した。
料理ができるまで葵のことを考えていてあまり集中できなくて何回かゲームオーバーになってしまったが意識を全くしないのは無理な話だ。
しばらくすると、葵はできたよとお皿に料理を乗せてテーブルに持ってくる。ゲームをやっと止められてホッとしながら運ぶのを手伝った。
「鶏肉余ったから肉じゃがにしてみた」
余り物から作った感じがしない肉じゃがに驚く。料理を運び終えて葵にお礼を言って二人で食べ始めた。また美味しいとしか言いようがなくてすぐにそれを伝えた。
「良かった。クラムチャウダーいっぱい作ったし日持ちするから食べてね?」
「うん、しばらくは食に困らないよ。本当ありがとう。こんな美味しいのを家で食べられる日が来るなんて思わなかったよ」
「大袈裟だよ。……ゆ、由季?あのさ」
「うん?」
思い出したように鞄からスケジュール帳を取り出した葵は緊張したように見てきた。
「来週の木曜日空いてる?空いてたらこないだ話してたパンケーキ屋さん行きたいなって思って……どうかな?」
「来週?あぁ、来週は空いてるよ。××駅のとこのだよね?行きたい行きたい」
「良かった!じゃあ、空けといて?」
「うん、楽しみだね。パンケーキ久々だなぁ」
「私も!」
葵は嬉しそうにスケジュール帳に書き込んでいて、私も忘れないように携帯のスケジュール帳に記録した。基本的に私の休みは葵が把握しているのでいつも葵がそこに合わせていたけどこれも芸能人だからなのかなとふと思った。そういえば遊びとなれば遥が気を付けてあげた方が良いと言っていたっけ、日中出かけるより夜の方が良いのか考えながら口を開きかけるが葵に先を越されてしまった。
「私一日休みだから昼くらいに集合して、他にも食べ歩こう?近くに食べ歩きのスポットあるし行ったことないけど美味しいみたいだから。あ、由季昼からでも平気?」
本当に嬉しそうに話すから言いそびれてしまった。それにあそこは結構人が多いし大丈夫なのか心配だけど嬉しそうな葵に私は頷くしかなかった。なるべく人混みを避けて行くしかないか。
「うん、平気だよ。じゃあ、お腹空かせとかないとね」
「良かった。そうだね!今から楽しみだな」
「本当だよ、それに仕事も落ち着いたみたいだね。仕事の調子は順調?」
食事を取りながら話す。何気なく仕事の話題に触れてみた。
「まぁまぁかな。前は本当にバタバタしてたけど今はやっと波が去ったって感じで、由季はどうなの?」
「私は特に変わりないかな?たまに長引くくらいだし」
「そうなんだ。由季って職場では白衣なんでょ?」
「え?まぁそうだけど?」
いきなり振られた職場のしかも制服の話。葵もいつかはドラマとかで着るのかなと少し考える。凄く似合いそうだ。
「何か想像できない。いつもと違いすぎるっていうか」
「まー、普通に生きていたら着ないしね。でも楽かな?たまにコーヒーとか溢しちゃうと大変だけど」
「ふふ、そっか、見てみたいなぁ」
大したものじゃないと、私は上手く笑った。
そんな日常的な会話で私にはそこまで話す気はなさそうなことが分かった。葵は前からそうだったし私も気にしなかった。なのに、なんだか複雑だった。全く知らない部分を見て動揺している。友達になってとお願いされて、嫌わないでと泣いていた、あれは本心だ。なのに私は、どうして私にそんなことを言ったのか疑問でならなかった。この子の気持ちは分かっている。いやそのはずだった。信じられないわけではないのに、よく分からなかった。
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