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笑い方を忘れたプリンス
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「ぎゅっとくっついて、もっと楽しんで!」
白い背景布がたっぷりとかかった部屋に、いくつかの照明、一台のカメラ。カメラマンの指示通り、薫はもう一人のモデル・加護亮と寄り添った。亮は薫を背中越しに抱き寄せ、肩口に隠れるようにしてはにかんだ。
「お、亮、いいね。金原君は~……、もうちょっと口角上げよっか」
楽しくもないのに笑えるか。いつものように胸の内で毒を吐きながら口角を上げる。「ん~……、もうちょっと……、」言い淀んでいるカメラマンの代わりに、亮が薫の頬へいたずらにキスをした。驚き、笑顔の亮と顔を見合わせている内にシャッター音が続き、撮影は終了。去り際、亮は舌打ちをして薫の肩を小突いた。
「薫、お前、何年モデルやっとん。めんどいことさすなや」
ベビーフェイスの亮はその実、専属モデルオーディションを勝ち抜き田舎から単身で上京してきたハングリー精神の塊のような男だ。二歳年上の亮はモデル業界で唯一知り合いと呼べる存在で、薫は「勝手に助け船出しといて舌打ちしないでよ」と口に出して毒づいた。
「お前、表情筋カタすぎやろ。上がったデータチェックしとんか?しけたツラばっかしくさって。気ぃ抜いとったら読モ上がりに椅子取られるど」
鏡の中でまん丸の瞳をすがめる亮。ハンドクリームを塗り鏡でメイクとヘアをチェック、空き時間にも忙しなく自分を磨き続けている。
「亮、この後、みんなで飲みに行こうかって言ってるんだけど、どう?」
カメラマンに肩を叩かれ、亮は満面の笑みで「いいんすか?すげー行きたいです!」とはしゃいだ。それを横目で見ていると、亮が意味深なアイコンタクトを送って来た。それでも薫は視線を手元に下げ沈黙を貫いた。そんな薫を打見し、カメラマンは「亮、後で連絡するから」と言い去って行った。
「なんで、僕も行きたいですぅ~!って、言わんの!スタッフに売り込むチャンスやん!」
「亮君、僕のこと巻き込まないでくれる?僕はさっさと帰って寝たいんだって」
「なんなんお前。おれと二人なら尻尾振って着いて来るくせに」
「亮君が無理やり連れて行ったんでしょ。尻尾なんか振ってないし」
面倒見が良く裏表のない亮はモデル仲間にもスタッフにも好かれていて、幅のある表情とそのキャラクターで民放ドラマやイベントにも顔を出している。その一方、薫の仕事は減るばかり。キッズモデル時代にはCMにだって出演したことがあったのに、今では専属モデルの仕事一本で、月に何度かスタジオに呼ばれるだけで終わってしまう。
モデルで食っていきたいわけでもないし、いつか終わることだと割り切っている。なのに、帰りの電車の中では溜息がこぼれた。
――君、モデルは向いてないと思う。
インディーズバンドの新譜の奥からあの声が蘇る。イヤホンの音量を上げ瞼を下ろしても、眉間に入った力は抜けてくれなかった。
「仕事だった?ずいぶん遅いじゃん」
明かりが灯った商店街を進んでいると、トレーニングウェア姿の輔が前方からやって来た。濡れた髪とリュックのメッシュ部分に入ったゴーグルを見て、薫は表情を引き攣らせた。
「輔君、泳いでたの?」
恐る恐る尋ねれば、輔は「少しな」と言って肩を竦めた。
「来週からスイミングインストラクターとして頑張んなきゃだし、生徒さんが溺れたら助けてあげたいし……的な?」
「スイミングインストラクター?なにそれ、聞いてないんだけど」
「うん。だって、言ってねーもん」
輔が高校卒業して四年が経つ。就職も進学もしなかった彼は、有り余った時間を家業の手伝いに充てて過ごしてきた。けれどここ最近、高校時代に持ち歩いていたプールバッグを下げていることが増えて、嫌な予感がしていた。もう競泳には戻らないのだろうと、そう思っていたのに……。
「輔君、腰は……」
「手術してもう五年も経ってるし、症状もあれから出てない。そんな心配すんなって。子どもに水泳指導するハートフルなお仕事ですから。高校ん時みたいな、毎日一万メートル泳ぐとか、そういうことは絶対にない」
海がすぐ傍にあるこの街では、遊びと泳ぎが隣り合わせになっている。そんな子どもたちの中でも、輔は抜きん出て泳ぐのが速く、そして、好きだった。彼は中学生になる頃には県内でもトップレベルのジュニアスイマーになっていて、けれど、スポーツ推薦で水泳強豪高校に進学してから彼の水泳人生に陰りが見え始めた。
高校に進学してから、輔は毎日一万メートルを超える距離を泳ぐのに加え、陸上トレーニングにも打ち込んだ。彼は水泳に関して頑固なところがあり、「そのメニューはやりすぎだ」という周囲の反対を押し切り、部活動の練習に加え自作の練習メニューをこなしていた。
無理なトレーニングを続けた輔の身体は二年生になって悲鳴を上げた。腰痛、下肢の痺れ、触覚の変化、それらが一気に輔へ押し寄せた。おそらく、輔は自身が腰椎分離症であることを自覚していた。なのに、周囲に異変を隠していた。幼い頃から通っていたスイミングスクールのトレーナーに指摘され病院を受診した頃には、症状はすでに分離すべり症へ移行していた。
コルセットを巻き鎮痛剤を服用し、輔は部屋にこもりきりになった。十二歳の薫には、そんな輔にかけてあげられる言葉がなかった。つらいのは輔の方なのに、憔悴しきった彼を見ると涙が止まらなくなった。
結局、安静にしていても症状が回復することはなく、二か月を待たずして外科手術に踏み切ることになった。……手術が成功し身体が回復しても、輔は高校のプールへ戻らなかった。
「ほら、おれ、高校卒業してなんもしてなかったじゃん?時間だけはあったから、水泳指導に役立ちそうな資格取ってて」
「……」
「そしたら大学で水泳してる友達からバイト先のスイミングスクールで欠員が出てるからどうだって、タイミング良く声かけてもらえて。いや、分かんねーもんだな人生って。こんな形でプールに戻るなんて思わなかった」
うそつき。薫は胸の内で輔を詰った。
輔は今、戻りたくて仕方がなかった場所に、かつてとは別の形で戻ろうとしているだけだ。「おめでとう」「輔君なら大丈夫」そう声をかけるのが正解なのだろう。なのに、いつまで経っても薫の唇からはそれらの言葉が出て来ない。
「病院の先生には言ってる?再発したらどうするの?」
詰るような言い草に、輔は項を掻いた。その瞳にはあの頃の飢えた光がちらついている。薫はぎくりとして、それ以上何も言えなくなった。
しんとした水面に飛び込み、無数の泡を弾けさせて前へと水を掻く輔。大好きだった。かっこよかった。誰よりもそう思っていたのに。
「気ぃ付けて帰れよ」
頭を撫でられ、それが悔しくて歯痒くて、薫は輔の手を払って駆け出した。報われない恋心と思うようにならない体躯が薫の胸を締め付ける。輔の傍に居るのは、苦しくて、切ない。
白い背景布がたっぷりとかかった部屋に、いくつかの照明、一台のカメラ。カメラマンの指示通り、薫はもう一人のモデル・加護亮と寄り添った。亮は薫を背中越しに抱き寄せ、肩口に隠れるようにしてはにかんだ。
「お、亮、いいね。金原君は~……、もうちょっと口角上げよっか」
楽しくもないのに笑えるか。いつものように胸の内で毒を吐きながら口角を上げる。「ん~……、もうちょっと……、」言い淀んでいるカメラマンの代わりに、亮が薫の頬へいたずらにキスをした。驚き、笑顔の亮と顔を見合わせている内にシャッター音が続き、撮影は終了。去り際、亮は舌打ちをして薫の肩を小突いた。
「薫、お前、何年モデルやっとん。めんどいことさすなや」
ベビーフェイスの亮はその実、専属モデルオーディションを勝ち抜き田舎から単身で上京してきたハングリー精神の塊のような男だ。二歳年上の亮はモデル業界で唯一知り合いと呼べる存在で、薫は「勝手に助け船出しといて舌打ちしないでよ」と口に出して毒づいた。
「お前、表情筋カタすぎやろ。上がったデータチェックしとんか?しけたツラばっかしくさって。気ぃ抜いとったら読モ上がりに椅子取られるど」
鏡の中でまん丸の瞳をすがめる亮。ハンドクリームを塗り鏡でメイクとヘアをチェック、空き時間にも忙しなく自分を磨き続けている。
「亮、この後、みんなで飲みに行こうかって言ってるんだけど、どう?」
カメラマンに肩を叩かれ、亮は満面の笑みで「いいんすか?すげー行きたいです!」とはしゃいだ。それを横目で見ていると、亮が意味深なアイコンタクトを送って来た。それでも薫は視線を手元に下げ沈黙を貫いた。そんな薫を打見し、カメラマンは「亮、後で連絡するから」と言い去って行った。
「なんで、僕も行きたいですぅ~!って、言わんの!スタッフに売り込むチャンスやん!」
「亮君、僕のこと巻き込まないでくれる?僕はさっさと帰って寝たいんだって」
「なんなんお前。おれと二人なら尻尾振って着いて来るくせに」
「亮君が無理やり連れて行ったんでしょ。尻尾なんか振ってないし」
面倒見が良く裏表のない亮はモデル仲間にもスタッフにも好かれていて、幅のある表情とそのキャラクターで民放ドラマやイベントにも顔を出している。その一方、薫の仕事は減るばかり。キッズモデル時代にはCMにだって出演したことがあったのに、今では専属モデルの仕事一本で、月に何度かスタジオに呼ばれるだけで終わってしまう。
モデルで食っていきたいわけでもないし、いつか終わることだと割り切っている。なのに、帰りの電車の中では溜息がこぼれた。
――君、モデルは向いてないと思う。
インディーズバンドの新譜の奥からあの声が蘇る。イヤホンの音量を上げ瞼を下ろしても、眉間に入った力は抜けてくれなかった。
「仕事だった?ずいぶん遅いじゃん」
明かりが灯った商店街を進んでいると、トレーニングウェア姿の輔が前方からやって来た。濡れた髪とリュックのメッシュ部分に入ったゴーグルを見て、薫は表情を引き攣らせた。
「輔君、泳いでたの?」
恐る恐る尋ねれば、輔は「少しな」と言って肩を竦めた。
「来週からスイミングインストラクターとして頑張んなきゃだし、生徒さんが溺れたら助けてあげたいし……的な?」
「スイミングインストラクター?なにそれ、聞いてないんだけど」
「うん。だって、言ってねーもん」
輔が高校卒業して四年が経つ。就職も進学もしなかった彼は、有り余った時間を家業の手伝いに充てて過ごしてきた。けれどここ最近、高校時代に持ち歩いていたプールバッグを下げていることが増えて、嫌な予感がしていた。もう競泳には戻らないのだろうと、そう思っていたのに……。
「輔君、腰は……」
「手術してもう五年も経ってるし、症状もあれから出てない。そんな心配すんなって。子どもに水泳指導するハートフルなお仕事ですから。高校ん時みたいな、毎日一万メートル泳ぐとか、そういうことは絶対にない」
海がすぐ傍にあるこの街では、遊びと泳ぎが隣り合わせになっている。そんな子どもたちの中でも、輔は抜きん出て泳ぐのが速く、そして、好きだった。彼は中学生になる頃には県内でもトップレベルのジュニアスイマーになっていて、けれど、スポーツ推薦で水泳強豪高校に進学してから彼の水泳人生に陰りが見え始めた。
高校に進学してから、輔は毎日一万メートルを超える距離を泳ぐのに加え、陸上トレーニングにも打ち込んだ。彼は水泳に関して頑固なところがあり、「そのメニューはやりすぎだ」という周囲の反対を押し切り、部活動の練習に加え自作の練習メニューをこなしていた。
無理なトレーニングを続けた輔の身体は二年生になって悲鳴を上げた。腰痛、下肢の痺れ、触覚の変化、それらが一気に輔へ押し寄せた。おそらく、輔は自身が腰椎分離症であることを自覚していた。なのに、周囲に異変を隠していた。幼い頃から通っていたスイミングスクールのトレーナーに指摘され病院を受診した頃には、症状はすでに分離すべり症へ移行していた。
コルセットを巻き鎮痛剤を服用し、輔は部屋にこもりきりになった。十二歳の薫には、そんな輔にかけてあげられる言葉がなかった。つらいのは輔の方なのに、憔悴しきった彼を見ると涙が止まらなくなった。
結局、安静にしていても症状が回復することはなく、二か月を待たずして外科手術に踏み切ることになった。……手術が成功し身体が回復しても、輔は高校のプールへ戻らなかった。
「ほら、おれ、高校卒業してなんもしてなかったじゃん?時間だけはあったから、水泳指導に役立ちそうな資格取ってて」
「……」
「そしたら大学で水泳してる友達からバイト先のスイミングスクールで欠員が出てるからどうだって、タイミング良く声かけてもらえて。いや、分かんねーもんだな人生って。こんな形でプールに戻るなんて思わなかった」
うそつき。薫は胸の内で輔を詰った。
輔は今、戻りたくて仕方がなかった場所に、かつてとは別の形で戻ろうとしているだけだ。「おめでとう」「輔君なら大丈夫」そう声をかけるのが正解なのだろう。なのに、いつまで経っても薫の唇からはそれらの言葉が出て来ない。
「病院の先生には言ってる?再発したらどうするの?」
詰るような言い草に、輔は項を掻いた。その瞳にはあの頃の飢えた光がちらついている。薫はぎくりとして、それ以上何も言えなくなった。
しんとした水面に飛び込み、無数の泡を弾けさせて前へと水を掻く輔。大好きだった。かっこよかった。誰よりもそう思っていたのに。
「気ぃ付けて帰れよ」
頭を撫でられ、それが悔しくて歯痒くて、薫は輔の手を払って駆け出した。報われない恋心と思うようにならない体躯が薫の胸を締め付ける。輔の傍に居るのは、苦しくて、切ない。
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