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第6話 国営宿泊所「留置場」
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まさか中学生で留置場に拘留されるとは思ってもなかった。
6:30起床、布団を畳んで警察官(先生)に運んでもらう。
その時に「23番は今日は朝食後に取り調べで午後から地検に行きます」
8時に檻から出て手錠と腰縄をされて取調室に連れられた。
男性警官が「おはようゆっくり休めたかい?」
(こんな所で眠れる訳ないじゃないですか)
「まあ暫くは君の暮らす我が家同然だからな追々慣れるよ、自弁の事は聞いたかい?昼は留置金で出前が取れるから、良く刑事ドラマでかつ丼とか出るだろそれだよ食事ごとに留置場にイチイチ戻すのはお互い面倒だろ、だから留置金があるならという我々の配慮だと思ってくれよ」(はい)
「それとこれ、差し押さえ目録な」ブツ・自転車・ノートパソコン・携帯電話・注射器「サインして、あと君の財布ねこれは返却するから、そのまま留置金とするからな、それにしても大金だ31万円も入っていたぞ」
「じゃ今日も張り切って行こう、まずG県に来たのはいつ?」
(6月の初めでした)
「何日?」
(良く覚えてませんが多分3日位だと思います)
「うんS県警からの手配と一致する、じゃ3日で良いね」
(はい)
「覚せい剤の事を何と呼んでいた?」
(エスです)
「炙りでやっていたんだよな」
(はい)
「最初に覚せい剤を始めたのはいつ?そして今まで何回ぐらいやった?」
(6月8日位だと思います。回数は覚えていません)
「6月からだと5ヶ月か、100回位か?」
(そんなにやっていません。20回位だと思います)
「そんな少ない筈はないだろ」
(薬は値段も高いし、そんなに出来る訳ないじゃないですか?)
「じゃ間を取って約50回として置こうな、で最初は誰に勧められた?」
一瞬考えてユウコも一緒に捕まっているので
(ユウコのやり方を見て自分もやって見ようと思いやりました)
「で覚せい剤はユウコが持っていたのか?」
(そうだと思います)
「でその後の覚せい剤はどうやって手に入れた?」
(それは言いたくありません)
「少しは自分の置かれた状況を理解して素直になった方がいいぞ、お前の心証がどんどん悪くなるからな」
まあ少し休憩しようといって部屋を出て行ってしまった.
取り調べ再開「覚せい剤の入手な、ヒカルが買ったのか?ユウコか?ヤシンか?」
ちょっと考えて、(交代で私とユウコが買いました、10月に入ってからはヤシン君に頼んでお金を渡して買ってもらいました)
「じゃこの紙に今までお前たちの部屋に出入りしていた奴の名前を書いて」と言って部屋を出て行った。
出入りしていた仲間の名前は正直に書いたでもケイトお兄さんの名前は書かなかった。
多分、他の取り調べを受けている仲間の供述から私が嘘を付いているか確認しているのかな?女性警察官がご飯を持って来た「ここで良いよね、お部屋だと手錠掛て連れて行く手間がかかるから」
(はい)
「これ食べて少し休憩したら地検に行くからね」
お昼のメニューは、コロッケ1枚と気持ち程度のキャベツの千切り・モヤシのお浸し・おしんこ・ご飯・お茶。
後日聞いたお話では、14歳で地検に送致ってあまり例が無いそうなんです。
普通は家裁にそのまま送致されるらしいけど、私の場合は事件性を考えて地検が興味を持った様です。
手錠と腰縄を付けられて乗用車で地検へ、地検で検事さんのお部屋に入ると手錠は外されて腰縄だけ、手錠の片方はパイプ椅子に付けられた。
名前と生年月日・住所・本籍地を言わされて、
「覚醒剤の使用と所持で間違いないかい?」と聞かれた。
(はい)
「荒川ヒカルさんの取り調べの為に警察署の留置場にもう少しいてもらうための手続きをしますからね」といって再び警察の留置場に戻された、就寝迄ゴロゴロして退屈だった、女性警察官が大丈夫?「何かあったらいつでも言いなさいよ」と声をかけてくれる。
基本的に女性警官は皆な優しい。
翌日の朝食後、この後は家庭裁判所に行くと告げられた。
またいつもの手錠と腰縄、ペットじゃないつーの。
家庭裁判所の小会議室の様な部屋に通されて、名前・生年月日・住所・本籍を言わされて「荒川ヒカルの拘留の延長許可を決定しました。ヒカルさんには国選弁護人が付きます。それと不利な証言や言いたくない事は黙秘する権利あります」
その日は取り調べは無し、ゴロゴロしていた。
夕方近くに面会と言われ檻から出された。
面会室の椅子に座ると、向こう側との真ん中はガラスで仕切られていて、ちょうど真ん中の顔の部分が丸くなっていて、その中に無数の穴があいている。
「はじめまして、荒川ヒカルさん私は国選弁護士の二神静子と言います。」といいガラス越しに名刺を見せてくれた。
「家にもヒカルさんと同じ年の娘がいるから娘が読んでいる少女コミックを2冊差し入れておいたから後で受け取ってね」
(はい、よろしくお願いします)
「取り調べで言いたくない事があれば黙秘権といって喋らなくても良い権利があります。無理矢理言わせようとされたり、暴力を振るわれたりしたら私に連絡するように警察官に言ってください。最もその様なヒカルさんを傷つける人はここにはいないから安心してね、これから審判迄は何度か面会に来るからね、何か聞いて置きたい事や不安な事あったら聞きますよ」
(ユウコ達はどうしていますか?)
「別々の警察に留置されているわよ、じゃまた会いましょう」
翌日は、朝食を食べて運動場に、運動場といっても壁に囲まれて天井を金網で囲った大きめのベランダ、そこで20代の女性と会う「あら、あなた高校生?中学生?何やって捕まったの?」(中学生です。保護観中に覚醒剤で捕まりました)「わたしは3回目同じよ、最初は16歳で少年院に行ったわ、あなた長期になるわよ頑張りなさいよ」(はいお姉さんもお元気で)
運動後は取り調べ、いつもの男性警察官「ヤシンって男はヒカルの彼氏か?」
(違います)
「じゃユウコの彼氏か?」
(違います)
「セイヤ(ユウトの後輩)は誰の彼氏?」
(誰でもないです)
「じゃいつも薬やって誰とでもセックスするのか?」デリカシーの無い事言いますわよね、せめて女性警察に聞かれるのならまだマシですわ。
「2人で住んで居た賃貸マンションだけど誰が契約して誰が家賃払っていた?」
(ユウコのお兄さんです)
「そのお兄さんの名前は」
(知らないです)
「何回位会った?」
(会った事は無いですね)
「ふーん、じゃこいつと会った事は」といい毎月月末にお金が振り込まれるキャッシュカードのコピーが出された。
(知らないです。)
「じゃ誰が口座にお金を振り込んだのかな?毎月月末に30万入っていたけど」
(知らないです)
「知らない訳ないだろ、ユウコと半分づつ分けていたんだろ?」それ聞いて焦った。
「じゃ話を変えて、毎月30万じゃ覚せい剤を買っていたら足りないだろう、ヒカルの財布のお金とかどうした?」
(援交していました)
「どうやって?テレクラか?1回幾ら貰った?何回ぐらいやった」
(テレクラです。13回位、1回3万円から5万円位))
「ユウコもか?」
(はい)
「つまり知らない男とセックスして金を受け取ったという事だな」
(はい)
「じゃ休憩な」といって外に出て行った。
1時間位放置され女性警察官がお昼ご飯を持って来た。
お昼ご飯の時間が終わって今度は女性警察官にバトンタッチ「もうやってしまった事だからね後は正直に全部話して心象を良くしたほうが良いと思うよ。言えなくて辛いでしょう我慢しているのでしょう?」
(はい)優しい言葉を掛けてくれて嗚咽が零れた。
「今のマンションにお引越しする前の別のマンションの事だけど」
驚いた、何で知っているのよ?
「そのマンションの間取り図を書いてくれるかしら?」そういった女性警察官が部屋を出た。
30分位して女性警察官が戻って来て「はい良く書けました。ヒカルさんとユウコさんはどの部屋で寝ていたの?」
(このお部屋です)
「じゃこっちのお部屋は誰のかな?」
(ユウコのお兄さんのお部屋です)
「ユウコさんのお兄さんとは会った事有るわよね?」
(無いです)
「あら可笑しいわね、ユウコさんは会った事有るって言ってたわよ」
まずいユウコが話したのね。
(1~2回は会いました。でも話はした事がないです)
「ふーんユウコさんは正直にお話しているみたいよ、ヒカルさんも見習って素直になりなさいね、今日はこれでおしまいね」お部屋でゆっくり休んでいいわよ」
檻の中で完全に慌てていた。ユウコは何処まで話したんだろう、完全にマズイよ。
翌日、取り調べ室へ。
今日は刑事課のお部屋に連れていかれて、10本の指の指紋と掌紋を取られた。
(これS県のK署でも取られたけど)「そうか、悪い奴には何度でも取るから気にするな、次は記念撮影な」正面と側面と全身写真、番号の書いた札を持たされて上半身写真。
再び取調室に戻され、「こいつ知っているよな」と言い写真を見せられる、ケイトお兄さんだ!「今手配がかかっているから捕まったらヒカルの事も全部明らかになるぞ、今全部話して楽になった方が良いと思うけどな、こいつから覚せい剤の売人にされていたんだろう?」「あとな、中高生みたいな娘の密売人がいるって証言があるのだよ、警察はね根拠の無い捜査はしないから、ヒカルがやっているってちゃんと把握して動いているのだよ」
絶対!マズイ!ヤバイ!どうしよう。
「覚せい剤を売ったお金はどうした?誰かに渡すのか?」
(知りません、ももも黙秘)
「残念だなヒカルは今後少年院に送られるんだ、立ち直るキッカケを与えてあげようと思ったけど、やっぱりお前は性根が腐っている」といって部屋を出て行った。
6:30起床、布団を畳んで警察官(先生)に運んでもらう。
その時に「23番は今日は朝食後に取り調べで午後から地検に行きます」
8時に檻から出て手錠と腰縄をされて取調室に連れられた。
男性警官が「おはようゆっくり休めたかい?」
(こんな所で眠れる訳ないじゃないですか)
「まあ暫くは君の暮らす我が家同然だからな追々慣れるよ、自弁の事は聞いたかい?昼は留置金で出前が取れるから、良く刑事ドラマでかつ丼とか出るだろそれだよ食事ごとに留置場にイチイチ戻すのはお互い面倒だろ、だから留置金があるならという我々の配慮だと思ってくれよ」(はい)
「それとこれ、差し押さえ目録な」ブツ・自転車・ノートパソコン・携帯電話・注射器「サインして、あと君の財布ねこれは返却するから、そのまま留置金とするからな、それにしても大金だ31万円も入っていたぞ」
「じゃ今日も張り切って行こう、まずG県に来たのはいつ?」
(6月の初めでした)
「何日?」
(良く覚えてませんが多分3日位だと思います)
「うんS県警からの手配と一致する、じゃ3日で良いね」
(はい)
「覚せい剤の事を何と呼んでいた?」
(エスです)
「炙りでやっていたんだよな」
(はい)
「最初に覚せい剤を始めたのはいつ?そして今まで何回ぐらいやった?」
(6月8日位だと思います。回数は覚えていません)
「6月からだと5ヶ月か、100回位か?」
(そんなにやっていません。20回位だと思います)
「そんな少ない筈はないだろ」
(薬は値段も高いし、そんなに出来る訳ないじゃないですか?)
「じゃ間を取って約50回として置こうな、で最初は誰に勧められた?」
一瞬考えてユウコも一緒に捕まっているので
(ユウコのやり方を見て自分もやって見ようと思いやりました)
「で覚せい剤はユウコが持っていたのか?」
(そうだと思います)
「でその後の覚せい剤はどうやって手に入れた?」
(それは言いたくありません)
「少しは自分の置かれた状況を理解して素直になった方がいいぞ、お前の心証がどんどん悪くなるからな」
まあ少し休憩しようといって部屋を出て行ってしまった.
取り調べ再開「覚せい剤の入手な、ヒカルが買ったのか?ユウコか?ヤシンか?」
ちょっと考えて、(交代で私とユウコが買いました、10月に入ってからはヤシン君に頼んでお金を渡して買ってもらいました)
「じゃこの紙に今までお前たちの部屋に出入りしていた奴の名前を書いて」と言って部屋を出て行った。
出入りしていた仲間の名前は正直に書いたでもケイトお兄さんの名前は書かなかった。
多分、他の取り調べを受けている仲間の供述から私が嘘を付いているか確認しているのかな?女性警察官がご飯を持って来た「ここで良いよね、お部屋だと手錠掛て連れて行く手間がかかるから」
(はい)
「これ食べて少し休憩したら地検に行くからね」
お昼のメニューは、コロッケ1枚と気持ち程度のキャベツの千切り・モヤシのお浸し・おしんこ・ご飯・お茶。
後日聞いたお話では、14歳で地検に送致ってあまり例が無いそうなんです。
普通は家裁にそのまま送致されるらしいけど、私の場合は事件性を考えて地検が興味を持った様です。
手錠と腰縄を付けられて乗用車で地検へ、地検で検事さんのお部屋に入ると手錠は外されて腰縄だけ、手錠の片方はパイプ椅子に付けられた。
名前と生年月日・住所・本籍地を言わされて、
「覚醒剤の使用と所持で間違いないかい?」と聞かれた。
(はい)
「荒川ヒカルさんの取り調べの為に警察署の留置場にもう少しいてもらうための手続きをしますからね」といって再び警察の留置場に戻された、就寝迄ゴロゴロして退屈だった、女性警察官が大丈夫?「何かあったらいつでも言いなさいよ」と声をかけてくれる。
基本的に女性警官は皆な優しい。
翌日の朝食後、この後は家庭裁判所に行くと告げられた。
またいつもの手錠と腰縄、ペットじゃないつーの。
家庭裁判所の小会議室の様な部屋に通されて、名前・生年月日・住所・本籍を言わされて「荒川ヒカルの拘留の延長許可を決定しました。ヒカルさんには国選弁護人が付きます。それと不利な証言や言いたくない事は黙秘する権利あります」
その日は取り調べは無し、ゴロゴロしていた。
夕方近くに面会と言われ檻から出された。
面会室の椅子に座ると、向こう側との真ん中はガラスで仕切られていて、ちょうど真ん中の顔の部分が丸くなっていて、その中に無数の穴があいている。
「はじめまして、荒川ヒカルさん私は国選弁護士の二神静子と言います。」といいガラス越しに名刺を見せてくれた。
「家にもヒカルさんと同じ年の娘がいるから娘が読んでいる少女コミックを2冊差し入れておいたから後で受け取ってね」
(はい、よろしくお願いします)
「取り調べで言いたくない事があれば黙秘権といって喋らなくても良い権利があります。無理矢理言わせようとされたり、暴力を振るわれたりしたら私に連絡するように警察官に言ってください。最もその様なヒカルさんを傷つける人はここにはいないから安心してね、これから審判迄は何度か面会に来るからね、何か聞いて置きたい事や不安な事あったら聞きますよ」
(ユウコ達はどうしていますか?)
「別々の警察に留置されているわよ、じゃまた会いましょう」
翌日は、朝食を食べて運動場に、運動場といっても壁に囲まれて天井を金網で囲った大きめのベランダ、そこで20代の女性と会う「あら、あなた高校生?中学生?何やって捕まったの?」(中学生です。保護観中に覚醒剤で捕まりました)「わたしは3回目同じよ、最初は16歳で少年院に行ったわ、あなた長期になるわよ頑張りなさいよ」(はいお姉さんもお元気で)
運動後は取り調べ、いつもの男性警察官「ヤシンって男はヒカルの彼氏か?」
(違います)
「じゃユウコの彼氏か?」
(違います)
「セイヤ(ユウトの後輩)は誰の彼氏?」
(誰でもないです)
「じゃいつも薬やって誰とでもセックスするのか?」デリカシーの無い事言いますわよね、せめて女性警察に聞かれるのならまだマシですわ。
「2人で住んで居た賃貸マンションだけど誰が契約して誰が家賃払っていた?」
(ユウコのお兄さんです)
「そのお兄さんの名前は」
(知らないです)
「何回位会った?」
(会った事は無いですね)
「ふーん、じゃこいつと会った事は」といい毎月月末にお金が振り込まれるキャッシュカードのコピーが出された。
(知らないです。)
「じゃ誰が口座にお金を振り込んだのかな?毎月月末に30万入っていたけど」
(知らないです)
「知らない訳ないだろ、ユウコと半分づつ分けていたんだろ?」それ聞いて焦った。
「じゃ話を変えて、毎月30万じゃ覚せい剤を買っていたら足りないだろう、ヒカルの財布のお金とかどうした?」
(援交していました)
「どうやって?テレクラか?1回幾ら貰った?何回ぐらいやった」
(テレクラです。13回位、1回3万円から5万円位))
「ユウコもか?」
(はい)
「つまり知らない男とセックスして金を受け取ったという事だな」
(はい)
「じゃ休憩な」といって外に出て行った。
1時間位放置され女性警察官がお昼ご飯を持って来た。
お昼ご飯の時間が終わって今度は女性警察官にバトンタッチ「もうやってしまった事だからね後は正直に全部話して心象を良くしたほうが良いと思うよ。言えなくて辛いでしょう我慢しているのでしょう?」
(はい)優しい言葉を掛けてくれて嗚咽が零れた。
「今のマンションにお引越しする前の別のマンションの事だけど」
驚いた、何で知っているのよ?
「そのマンションの間取り図を書いてくれるかしら?」そういった女性警察官が部屋を出た。
30分位して女性警察官が戻って来て「はい良く書けました。ヒカルさんとユウコさんはどの部屋で寝ていたの?」
(このお部屋です)
「じゃこっちのお部屋は誰のかな?」
(ユウコのお兄さんのお部屋です)
「ユウコさんのお兄さんとは会った事有るわよね?」
(無いです)
「あら可笑しいわね、ユウコさんは会った事有るって言ってたわよ」
まずいユウコが話したのね。
(1~2回は会いました。でも話はした事がないです)
「ふーんユウコさんは正直にお話しているみたいよ、ヒカルさんも見習って素直になりなさいね、今日はこれでおしまいね」お部屋でゆっくり休んでいいわよ」
檻の中で完全に慌てていた。ユウコは何処まで話したんだろう、完全にマズイよ。
翌日、取り調べ室へ。
今日は刑事課のお部屋に連れていかれて、10本の指の指紋と掌紋を取られた。
(これS県のK署でも取られたけど)「そうか、悪い奴には何度でも取るから気にするな、次は記念撮影な」正面と側面と全身写真、番号の書いた札を持たされて上半身写真。
再び取調室に戻され、「こいつ知っているよな」と言い写真を見せられる、ケイトお兄さんだ!「今手配がかかっているから捕まったらヒカルの事も全部明らかになるぞ、今全部話して楽になった方が良いと思うけどな、こいつから覚せい剤の売人にされていたんだろう?」「あとな、中高生みたいな娘の密売人がいるって証言があるのだよ、警察はね根拠の無い捜査はしないから、ヒカルがやっているってちゃんと把握して動いているのだよ」
絶対!マズイ!ヤバイ!どうしよう。
「覚せい剤を売ったお金はどうした?誰かに渡すのか?」
(知りません、ももも黙秘)
「残念だなヒカルは今後少年院に送られるんだ、立ち直るキッカケを与えてあげようと思ったけど、やっぱりお前は性根が腐っている」といって部屋を出て行った。
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