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ひかりの留置場日記3
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警察のご飯はマズイ、冷めているしそれにオカズに対してご飯の量が多すぎる、ご飯は半分残した。
食事休憩はキッチリ1時間貰える、良く刑事ドラマだと朝から夜中まで取り調べを受けるシーンが出るけど、あたしの場合は朝は10時から12時に食事休憩で13時から取り調べが始まって15時には30分位の休憩でどんなに遅くても17時には終わった。
未成年だから配慮されたのだろうかぁ?
女性警察官が入って来て地検に行くと告げられ手錠と腰縄をされる、警察署の裏玄関に普通の乗用車が横付けされていて、女性警察官と後部座席に座る、運転手と助手席は男性警察官だ。
(地検に行って何をするんですかぁ?)
「質問に答えるだけでいいのよ、何も心配ないよ」
地検に着くとパイプ椅子に座らされて片方の手錠を外されて椅子に括り付ける。
名前と本籍と住所、生年月日を言いなさい。
「それで自分のして来た事は認めるんだね」
(はい)
「もう一つの件は?」
(しりません)
「しょうがないなぁ拘留延長を進言するしかないなぁ、こちらとしては組織の解明をしたいんだよ、素直に知っている事を全部話して裁判官の心証を良くしないと長くなるぞ矯正教育が」
その後は留置場に戻された。
お部屋の中で自由にして良いって言われたけど何にもやる事無いのよね。
(先生~ちょっといいですかぁ?)
「どうしたの?」
(暇なので本を借りたい)
「この時間帯は官本のコーナーに行けないけど、読みたい本あったら持って来てあげる」(あたし漢字が良く読めないので写真集見たいのがいいです)
先生がダイビングとかゆう世界中の綺麗な海の写真集と動物図鑑が届けられた。
ゴロゴロしながら見ていたよ。
18時夕食、この日のメニューは薄いサーモンの焼き魚としゅうまい1個にかき菜のお浸しと得体のしれない不自然なピンク色の大根の漬物、お茶。
食後暫くしておトイレ、(先生!23番用便をしました、洗浄をお願いします)そういって初めて流される。
20:30分、就寝30分前に布団が運ばれてきて、官本が取り上げられて個人ロッカーに収められる。
相変わらず明るいから眠れない。
翌朝起床、洗顔とお掃除をして朝食、この日のメニューは納豆と昆布の佃煮とお味噌汁だ、実はあたしはこの時は納豆が大嫌いだった臭いから。
お味噌汁をおかずにしてご飯半分食べた。
今日は午前中に家庭裁判所に行くらしい。
8時に運動場に運動場って言っても少し大きいベランダよ。
運動が終ったら入浴、留置場ではお風呂は朝なんだよね、個人ロッカーから洗面器とタオルと替えのパンツを持って先生について行く、脱衣所で先生から小さな容器に入ったリンスinシャンプーと使用済みの石鹸を受け取って入浴だ、時間は20分。
5~6人は入れる浴槽なのに、あたし一人未成年だからだって、しかも一番風呂。
「23番入浴終了5分前」
お風呂から出て脱衣所で、バスタオルは禁止だからさっき体を洗ったタオルを絞って濡れた体を拭く、ドライヤーも無いから髪も濡れたままだよ。
タオルと下着を洗濯用のかごに入れてシャンプーと石鹸を返してお部屋に戻る。
お部屋に戻ってトイレットペーパーで濡れた髪を拭いていると、お迎えが来て手錠と腰縄をされて取調室へ女性警察官から、これから家庭裁判所に行くからね手錠はきつくない?と問われ平気ですと答える。
被疑者専用エレベーターで降りて裏玄関に横付けされた車に乗る、警察署の敷地を出るまで頭下げさせられる、車外から人に見られないようにするためだって。
(あのぅこれから裁判で、あたし少年院に行くんですかぁ?)
「審判はまだ先の事だよ、ひかりちゃんは取り調べが終ったら裁判所の決定で鑑別所に行く事になると思うよ」
すると助手席にいる男性警察官から女性警察官にそれは裁判所の決定だ私達が話すべき事じゃないと窘められていた。
食事休憩はキッチリ1時間貰える、良く刑事ドラマだと朝から夜中まで取り調べを受けるシーンが出るけど、あたしの場合は朝は10時から12時に食事休憩で13時から取り調べが始まって15時には30分位の休憩でどんなに遅くても17時には終わった。
未成年だから配慮されたのだろうかぁ?
女性警察官が入って来て地検に行くと告げられ手錠と腰縄をされる、警察署の裏玄関に普通の乗用車が横付けされていて、女性警察官と後部座席に座る、運転手と助手席は男性警察官だ。
(地検に行って何をするんですかぁ?)
「質問に答えるだけでいいのよ、何も心配ないよ」
地検に着くとパイプ椅子に座らされて片方の手錠を外されて椅子に括り付ける。
名前と本籍と住所、生年月日を言いなさい。
「それで自分のして来た事は認めるんだね」
(はい)
「もう一つの件は?」
(しりません)
「しょうがないなぁ拘留延長を進言するしかないなぁ、こちらとしては組織の解明をしたいんだよ、素直に知っている事を全部話して裁判官の心証を良くしないと長くなるぞ矯正教育が」
その後は留置場に戻された。
お部屋の中で自由にして良いって言われたけど何にもやる事無いのよね。
(先生~ちょっといいですかぁ?)
「どうしたの?」
(暇なので本を借りたい)
「この時間帯は官本のコーナーに行けないけど、読みたい本あったら持って来てあげる」(あたし漢字が良く読めないので写真集見たいのがいいです)
先生がダイビングとかゆう世界中の綺麗な海の写真集と動物図鑑が届けられた。
ゴロゴロしながら見ていたよ。
18時夕食、この日のメニューは薄いサーモンの焼き魚としゅうまい1個にかき菜のお浸しと得体のしれない不自然なピンク色の大根の漬物、お茶。
食後暫くしておトイレ、(先生!23番用便をしました、洗浄をお願いします)そういって初めて流される。
20:30分、就寝30分前に布団が運ばれてきて、官本が取り上げられて個人ロッカーに収められる。
相変わらず明るいから眠れない。
翌朝起床、洗顔とお掃除をして朝食、この日のメニューは納豆と昆布の佃煮とお味噌汁だ、実はあたしはこの時は納豆が大嫌いだった臭いから。
お味噌汁をおかずにしてご飯半分食べた。
今日は午前中に家庭裁判所に行くらしい。
8時に運動場に運動場って言っても少し大きいベランダよ。
運動が終ったら入浴、留置場ではお風呂は朝なんだよね、個人ロッカーから洗面器とタオルと替えのパンツを持って先生について行く、脱衣所で先生から小さな容器に入ったリンスinシャンプーと使用済みの石鹸を受け取って入浴だ、時間は20分。
5~6人は入れる浴槽なのに、あたし一人未成年だからだって、しかも一番風呂。
「23番入浴終了5分前」
お風呂から出て脱衣所で、バスタオルは禁止だからさっき体を洗ったタオルを絞って濡れた体を拭く、ドライヤーも無いから髪も濡れたままだよ。
タオルと下着を洗濯用のかごに入れてシャンプーと石鹸を返してお部屋に戻る。
お部屋に戻ってトイレットペーパーで濡れた髪を拭いていると、お迎えが来て手錠と腰縄をされて取調室へ女性警察官から、これから家庭裁判所に行くからね手錠はきつくない?と問われ平気ですと答える。
被疑者専用エレベーターで降りて裏玄関に横付けされた車に乗る、警察署の敷地を出るまで頭下げさせられる、車外から人に見られないようにするためだって。
(あのぅこれから裁判で、あたし少年院に行くんですかぁ?)
「審判はまだ先の事だよ、ひかりちゃんは取り調べが終ったら裁判所の決定で鑑別所に行く事になると思うよ」
すると助手席にいる男性警察官から女性警察官にそれは裁判所の決定だ私達が話すべき事じゃないと窘められていた。
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