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ペットになった日
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俺はヤバい人間に好かれやすいらしい。
何故かは分からないが、そういう人間ばかり寄ってくる。
俺は告白されると、何も考えずにOKしてしまう。そもそも、他人を拒否するのが苦手だ。
だから、監禁されたり、殺されかけたり、DVされたりするのは日常茶飯事。
毎回何とか逃げて事なきをえるが、その度に、また違うヤバいやつらに目をつけられる。そんなことが繰り返していた。
ある日、俺は久しぶりの日常を噛み締めながらコンビニにタバコを買ってきて家に帰っていた。
すると、公園のブランコに、青年が座っているのが見えた。
もう夜遅く、雨も降っている。
「おい、」
気づくと、声をかけていた。
「大丈夫?」
家が無いなら、俺の家、来る?狭いけど。
そんなことを言っても、男から反応は返ってこなかった。
あれ、声聞こえてないのかな?そう思って肩を叩いた。
「ねぇ、」
やっと俺に気づいたらしく、男がこちらをむく。
と思ったら、急に俺の腹を思いっきり蹴ってきた。
「ガハッ」
口に鉄の味が広がる。
「$€々€<%・・*<・:♪€3×÷×」
前をみると、男が虫でもみるような目で、俺のほうをみていた。
と、急に
「$€々€<%」
と何かを言って、男は俺を抱えてきた。
起きたら、知らない家に居た。
そしてあの男も居た。
あと、俺は服を着ていなかった。
訳が分からんが、まぁいつもの事だ。
アイツは、俺のことをあいつの家で飼うつもりらしい。そんなのは、前に経験済みだ。
そうやつには、犬か猫のように接すれば良い。つまり、喋らずに距離を近くして接っすればいいということだ。
あいつは、ソファーでくつろぎながらテレビを観ていた。
ゆっくり近づき、あいつの膝の上にのった。すると、めちゃくちゃ優しく撫でてきた。やはり正解だったらしい。
撫でられるのは嫌いじゃない。
もしかしたら、今回はただ人間をペットのように飼いたいだけの、普通の人なのかもしれない。
そう思ったのも束の間、急に胸を触りだした。
そして、急に俺の乳首を攻め始めた。悲しいかな、俺の胸は開発済みであるため、感じてしまう。そのため、俺は自分でも分かるくらい、甘い声を出してしまった。
しばらくすると、飽きたのか、俺から手を離し、テレビを観るのを再開しだした。
観ているのはよく分からない生物が人間を殺し、人間が逃げ惑う。という、よく分からないアニメだった。
俺には、何が面白いのか全く分からない。もちろん、最初から観ていないのもあるかもしれないが。
チラッと顔をみると、興味深そうにテレビを眺めていた。
さっきの言葉は、外国語だろうか。
聴いたことがないが。
まぁいい。てきとうに従順なやつを演じて、良い感じに逃げよう。
そんなことを考えながら、テレビの方を向いた。
何故かは分からないが、そういう人間ばかり寄ってくる。
俺は告白されると、何も考えずにOKしてしまう。そもそも、他人を拒否するのが苦手だ。
だから、監禁されたり、殺されかけたり、DVされたりするのは日常茶飯事。
毎回何とか逃げて事なきをえるが、その度に、また違うヤバいやつらに目をつけられる。そんなことが繰り返していた。
ある日、俺は久しぶりの日常を噛み締めながらコンビニにタバコを買ってきて家に帰っていた。
すると、公園のブランコに、青年が座っているのが見えた。
もう夜遅く、雨も降っている。
「おい、」
気づくと、声をかけていた。
「大丈夫?」
家が無いなら、俺の家、来る?狭いけど。
そんなことを言っても、男から反応は返ってこなかった。
あれ、声聞こえてないのかな?そう思って肩を叩いた。
「ねぇ、」
やっと俺に気づいたらしく、男がこちらをむく。
と思ったら、急に俺の腹を思いっきり蹴ってきた。
「ガハッ」
口に鉄の味が広がる。
「$€々€<%・・*<・:♪€3×÷×」
前をみると、男が虫でもみるような目で、俺のほうをみていた。
と、急に
「$€々€<%」
と何かを言って、男は俺を抱えてきた。
起きたら、知らない家に居た。
そしてあの男も居た。
あと、俺は服を着ていなかった。
訳が分からんが、まぁいつもの事だ。
アイツは、俺のことをあいつの家で飼うつもりらしい。そんなのは、前に経験済みだ。
そうやつには、犬か猫のように接すれば良い。つまり、喋らずに距離を近くして接っすればいいということだ。
あいつは、ソファーでくつろぎながらテレビを観ていた。
ゆっくり近づき、あいつの膝の上にのった。すると、めちゃくちゃ優しく撫でてきた。やはり正解だったらしい。
撫でられるのは嫌いじゃない。
もしかしたら、今回はただ人間をペットのように飼いたいだけの、普通の人なのかもしれない。
そう思ったのも束の間、急に胸を触りだした。
そして、急に俺の乳首を攻め始めた。悲しいかな、俺の胸は開発済みであるため、感じてしまう。そのため、俺は自分でも分かるくらい、甘い声を出してしまった。
しばらくすると、飽きたのか、俺から手を離し、テレビを観るのを再開しだした。
観ているのはよく分からない生物が人間を殺し、人間が逃げ惑う。という、よく分からないアニメだった。
俺には、何が面白いのか全く分からない。もちろん、最初から観ていないのもあるかもしれないが。
チラッと顔をみると、興味深そうにテレビを眺めていた。
さっきの言葉は、外国語だろうか。
聴いたことがないが。
まぁいい。てきとうに従順なやつを演じて、良い感じに逃げよう。
そんなことを考えながら、テレビの方を向いた。
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