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【連載版】俺の部屋に「ただいま」と言いながら入ってくるクズ男のはなし
13.
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三輪は透を睨みつけた後、大きくため息を吐いた。
いつもの爽やかで、優しい三輪の姿はもうそこにはない。イライラしながら不機嫌を人にぶつけるような態度に、本当に三輪が”犯人”なのだと確信せざるを得ない。
「三輪は……俺が透の側にいるのが、気に食わなかったのか?」
「はぁ?!」
急に大きな声を出すのはびっくりするからやめて欲しい。なにかおかしいことを言っただろうか、おどおどと首をかしげると、三輪は余計に不機嫌な顔をする。
「さっき俺、坂口に告白したよね?」
「え? あっあぁ」
そういえば、そうだった。忘れてない、忘れてないって。突然、透が現れたり、写真のことがあったりして、ちょっと記憶の隅に押しやられてしまっただけだって。
気まずくて視線を逸らすと、三輪はもう一度ため息を吐く。ばれてますね、これは。
「告白ってなに?」
こちらはこちらで声に棘がのってるし、目が怖いし、俺の腰に回された手の力が強くなってるし。勘弁してほしい。今はその話をするタイミングじゃないし。ということで話を戻す。
「じゃあ、その、なに? 三輪は俺と透を引き離したかったってこと?」
「……そうだよ。こんなやつ、坂口にふさわしくない!」
それは、どう考えても不当な評価だ。100人に聞いたら99人は「逆じゃね?」っていうやつ。でも、三輪はそう思わないたった一人だったってことだ。ありがたい、とはとても思えない。
「どうして……」
「坂口は誰にでも公平で、いつも凪いだ海みたいに穏やかで、自分の世界をしっかりと持ってて……。俺はそんな坂口に救われた」
誰だよ、それ。
三輪はうっとりとした瞳で俺を見る。その生ぬるい温度にゾッとした。俺のことを勝手に『理解した気になられている』気持ち悪さ。無意識のうちに俺は透のTシャツの裾を握っていた。
「俺はそんな人間じゃない」
「坂口はそう言うだろうね。でも、俺にはそう見えた」
覚えてるかな、と三輪が語り始めたのは大学へ入学して少し経ち、学部内でいつもつるむメンツが固定化され始めていた頃。その中の一人、三輪と同じように地方からこっちへ進学してきたやつが、街中で手をつなぐ男同士のカップルを見た、という話をした時のことだった。
「マジでいるんだな~。さすが都会」
「えー俺こっち出身だけど別に見たことないし」
「そうなん? でも実際見るとちょっとぎょっとするよなぁ」
多様性の時代とはいえ、やはり同性愛者がマイノリティであることは変わりない。それは悪気も何もない、純粋な感想。自分の身近に当事者がいると考えない、浅はかで残酷な言葉だ。
ゲイであり、それを隠したい三輪はなにも言わず、聞き役に回っていたそうだ。俺に至っては、スマホゲームをしていて話を聞いてすらいなかったとか。まぁ現に、俺はそんな話をしていたことなど全く覚えていない。
でも、広がらなかったならそこで話をやめればいいのに、そいつらは同じく地元出身である俺に話をふったそうだ。
「坂口も地元こっちっしょ? 見たことある?」
「なにを?」
「だーかーら、ゲイカップル」
「さあ? 気にしたことなかった。別にどこにでもいるだろ」
もう一度言うが、俺はそんな会話をした記憶もないし、自分が何を言ったのかも覚えてない。
でも、どうやらそれが三輪の琴線に触れてしまったらしい。
「俺は坂口のその言葉を聞いて、初めて受け入れられた気がした。大したことじゃない、おかしなことじゃないんだって。実際、坂口は俺の話を聞いてもなにも変わらなかった。嬉しかったよ」
三輪は地元で偏見の目に苦しんだ。親にも受け入れてもらえなかったという。だから余計にそう思ったのかもしれない。
でも、俺がいわゆる”偏見”というものを持っていないのは、結局は自分が当事者だからだ。それどころか、俺と透の関係の方がよっぽど特殊で、人には言えないものだろう。
自分の言ったなんでもない言葉が人を救う。それだけ聞けば美談かもしれない。でも、それで勝手な幻想を抱かれるのは、ぶっちゃけ迷惑なだけだ。
そんな考えが顔に出ていたんだろう。三輪は俺を見て微笑む。その笑顔は相変わらず爽やかなのに。どこか異様さを感じてしまう。
「俺の話を聞いても坂口がなにも変わらなかったのは、自分には関係ないと思ってるからだってわかってたし、別にそれでよかった。それで十分だった。……恋人がいるんだろうなって思ってし」
「 な?! なんでそう思った??!」
「そりゃあ、キスマークとかめっちゃついてるし、さすがに気が付くって」
俺はとっさに透をにらみあげる。もちろん、涼しい顔を返されるだけ。そんな俺たちのやり取りを見た三輪は一気に眉をきつく上げた。
「まさか、そいつだとは思わなかったけど」
「だから、透とは付き合ってないって、」
「もっと悪いだろう?! 俺は、坂口なら恋人にとても愛されてるんだろうって。大事にされてるんだろうって。そう思ってた。でも、違った! あの日、そいつに言われて気が付いたんだ。坂口が度々休むのも、調子悪そうにしてるのも、全部そいつのせいなんだろ?! そいつが、坂口のこと無理やり……!」
「違う!」
確かに、俺と透は恋人ではない。愛されてもいないし、大事にもされてない。度々休むのも、調子悪いのも全部透のせいだ。この関係だって流されるままに続けてきてしまった。
でも、「無理やり」だけは違う。
「俺は、透にされることを嫌だと思ったことは一度もない」
やりすぎだと思うことはあるけどね。嫌じゃないから、つい許してしまって。何度も痛い目を見ている。それだけだ。
「でも昨日、そいつのところから逃げてきたんだろ?!」
「それはっ、」
「ねぇ、祐也。もう帰ろ~」
「は?」
間延びした、心底つまらなそうな声。あまりの場にそぐわないその声に、俺も気が抜けた声が出た。空気を読まないにもほどがある。
「ふざけんな! 帰るならあんた一人で帰れ!」
「バカなの? 祐也迎えに来たのに一人で帰ったら意味ないじゃん」
さすがに三輪が怒るのも理解できるが。透はこういうやつだ。俺を背後から抱え込んでるのだって、三輪への挑発とかではなく、ただただ自分がそうしたいからしてるだけ。本気でこの空間に飽きたんだろうな。おい、俺の頭のにおいをかぐな。
「こいつ全然反省とかしてないし、もう警察に突き出せばいいよ。相手してる時間が無駄」
その言葉に俺は透の頭を押しやっていた手をはたと止めた。言われてみればかなり話が脱線している。もともとはストーカー写真のことを追及していたのではなかったか。
透の言う通り、三輪に反省している様子はない。それどころか逆ギレしている節すらある。
「怖い思いをさせたのは謝る。俺はただ、坂口にこいつはふさわしくないって、わかってほしかったんだ」
「……噂もお前の指示?」
「……」
「俺を襲わせたのも?」
「あれは、あいつらが勝手にやったことだ!」
つい鼻で笑う。あいつらは確実に99人の方の思考だ。だから、俺のことを教えたら間違いなく俺を透から排除しようとする、それがわかってたからやったんだろう?
俺の嘲笑に気が付いた三輪は唇をかんだ。今更、後悔しているとでもいうのか?
だとしたらそれは、自分の計画が失敗したことを悔やんでいるのだろう。
「でも、写真を見てよく分かっただろ?! たった数週間でこいつがどれほど遊んでたか! こんな手あたり次第遊びまくってるようなやつより、絶対に俺のほうが坂口を大切にできる!!」
だからこんな身勝手なことが言えるんだ。
結局、三輪もあいつらと同じ。俺を軽んじている。
三輪は大学に入学してすぐに仲良くなって。それから今まで確実に大学で一番仲の良い友人だった。だから、いい友人関係を築けていると思ってたんだけどな。どうやらそうではなかったらしい。
そんな俺のセンチメンタルな情緒を吹き飛ばすのはやっぱりいつも透なのだ。
「何言ってんの? 俺は祐也にしか勃たないんだから、遊びまくるとかありえないんだけど。俺には祐也しかいないし、俺が愛してるのは祐也だけだし」
突如、部屋の中に嵐のような静寂が吹き荒れる。
そして、
「はあぁぁぁ?!」
俺は人生で一番、大きな声を出したと思う。
いつもの爽やかで、優しい三輪の姿はもうそこにはない。イライラしながら不機嫌を人にぶつけるような態度に、本当に三輪が”犯人”なのだと確信せざるを得ない。
「三輪は……俺が透の側にいるのが、気に食わなかったのか?」
「はぁ?!」
急に大きな声を出すのはびっくりするからやめて欲しい。なにかおかしいことを言っただろうか、おどおどと首をかしげると、三輪は余計に不機嫌な顔をする。
「さっき俺、坂口に告白したよね?」
「え? あっあぁ」
そういえば、そうだった。忘れてない、忘れてないって。突然、透が現れたり、写真のことがあったりして、ちょっと記憶の隅に押しやられてしまっただけだって。
気まずくて視線を逸らすと、三輪はもう一度ため息を吐く。ばれてますね、これは。
「告白ってなに?」
こちらはこちらで声に棘がのってるし、目が怖いし、俺の腰に回された手の力が強くなってるし。勘弁してほしい。今はその話をするタイミングじゃないし。ということで話を戻す。
「じゃあ、その、なに? 三輪は俺と透を引き離したかったってこと?」
「……そうだよ。こんなやつ、坂口にふさわしくない!」
それは、どう考えても不当な評価だ。100人に聞いたら99人は「逆じゃね?」っていうやつ。でも、三輪はそう思わないたった一人だったってことだ。ありがたい、とはとても思えない。
「どうして……」
「坂口は誰にでも公平で、いつも凪いだ海みたいに穏やかで、自分の世界をしっかりと持ってて……。俺はそんな坂口に救われた」
誰だよ、それ。
三輪はうっとりとした瞳で俺を見る。その生ぬるい温度にゾッとした。俺のことを勝手に『理解した気になられている』気持ち悪さ。無意識のうちに俺は透のTシャツの裾を握っていた。
「俺はそんな人間じゃない」
「坂口はそう言うだろうね。でも、俺にはそう見えた」
覚えてるかな、と三輪が語り始めたのは大学へ入学して少し経ち、学部内でいつもつるむメンツが固定化され始めていた頃。その中の一人、三輪と同じように地方からこっちへ進学してきたやつが、街中で手をつなぐ男同士のカップルを見た、という話をした時のことだった。
「マジでいるんだな~。さすが都会」
「えー俺こっち出身だけど別に見たことないし」
「そうなん? でも実際見るとちょっとぎょっとするよなぁ」
多様性の時代とはいえ、やはり同性愛者がマイノリティであることは変わりない。それは悪気も何もない、純粋な感想。自分の身近に当事者がいると考えない、浅はかで残酷な言葉だ。
ゲイであり、それを隠したい三輪はなにも言わず、聞き役に回っていたそうだ。俺に至っては、スマホゲームをしていて話を聞いてすらいなかったとか。まぁ現に、俺はそんな話をしていたことなど全く覚えていない。
でも、広がらなかったならそこで話をやめればいいのに、そいつらは同じく地元出身である俺に話をふったそうだ。
「坂口も地元こっちっしょ? 見たことある?」
「なにを?」
「だーかーら、ゲイカップル」
「さあ? 気にしたことなかった。別にどこにでもいるだろ」
もう一度言うが、俺はそんな会話をした記憶もないし、自分が何を言ったのかも覚えてない。
でも、どうやらそれが三輪の琴線に触れてしまったらしい。
「俺は坂口のその言葉を聞いて、初めて受け入れられた気がした。大したことじゃない、おかしなことじゃないんだって。実際、坂口は俺の話を聞いてもなにも変わらなかった。嬉しかったよ」
三輪は地元で偏見の目に苦しんだ。親にも受け入れてもらえなかったという。だから余計にそう思ったのかもしれない。
でも、俺がいわゆる”偏見”というものを持っていないのは、結局は自分が当事者だからだ。それどころか、俺と透の関係の方がよっぽど特殊で、人には言えないものだろう。
自分の言ったなんでもない言葉が人を救う。それだけ聞けば美談かもしれない。でも、それで勝手な幻想を抱かれるのは、ぶっちゃけ迷惑なだけだ。
そんな考えが顔に出ていたんだろう。三輪は俺を見て微笑む。その笑顔は相変わらず爽やかなのに。どこか異様さを感じてしまう。
「俺の話を聞いても坂口がなにも変わらなかったのは、自分には関係ないと思ってるからだってわかってたし、別にそれでよかった。それで十分だった。……恋人がいるんだろうなって思ってし」
「 な?! なんでそう思った??!」
「そりゃあ、キスマークとかめっちゃついてるし、さすがに気が付くって」
俺はとっさに透をにらみあげる。もちろん、涼しい顔を返されるだけ。そんな俺たちのやり取りを見た三輪は一気に眉をきつく上げた。
「まさか、そいつだとは思わなかったけど」
「だから、透とは付き合ってないって、」
「もっと悪いだろう?! 俺は、坂口なら恋人にとても愛されてるんだろうって。大事にされてるんだろうって。そう思ってた。でも、違った! あの日、そいつに言われて気が付いたんだ。坂口が度々休むのも、調子悪そうにしてるのも、全部そいつのせいなんだろ?! そいつが、坂口のこと無理やり……!」
「違う!」
確かに、俺と透は恋人ではない。愛されてもいないし、大事にもされてない。度々休むのも、調子悪いのも全部透のせいだ。この関係だって流されるままに続けてきてしまった。
でも、「無理やり」だけは違う。
「俺は、透にされることを嫌だと思ったことは一度もない」
やりすぎだと思うことはあるけどね。嫌じゃないから、つい許してしまって。何度も痛い目を見ている。それだけだ。
「でも昨日、そいつのところから逃げてきたんだろ?!」
「それはっ、」
「ねぇ、祐也。もう帰ろ~」
「は?」
間延びした、心底つまらなそうな声。あまりの場にそぐわないその声に、俺も気が抜けた声が出た。空気を読まないにもほどがある。
「ふざけんな! 帰るならあんた一人で帰れ!」
「バカなの? 祐也迎えに来たのに一人で帰ったら意味ないじゃん」
さすがに三輪が怒るのも理解できるが。透はこういうやつだ。俺を背後から抱え込んでるのだって、三輪への挑発とかではなく、ただただ自分がそうしたいからしてるだけ。本気でこの空間に飽きたんだろうな。おい、俺の頭のにおいをかぐな。
「こいつ全然反省とかしてないし、もう警察に突き出せばいいよ。相手してる時間が無駄」
その言葉に俺は透の頭を押しやっていた手をはたと止めた。言われてみればかなり話が脱線している。もともとはストーカー写真のことを追及していたのではなかったか。
透の言う通り、三輪に反省している様子はない。それどころか逆ギレしている節すらある。
「怖い思いをさせたのは謝る。俺はただ、坂口にこいつはふさわしくないって、わかってほしかったんだ」
「……噂もお前の指示?」
「……」
「俺を襲わせたのも?」
「あれは、あいつらが勝手にやったことだ!」
つい鼻で笑う。あいつらは確実に99人の方の思考だ。だから、俺のことを教えたら間違いなく俺を透から排除しようとする、それがわかってたからやったんだろう?
俺の嘲笑に気が付いた三輪は唇をかんだ。今更、後悔しているとでもいうのか?
だとしたらそれは、自分の計画が失敗したことを悔やんでいるのだろう。
「でも、写真を見てよく分かっただろ?! たった数週間でこいつがどれほど遊んでたか! こんな手あたり次第遊びまくってるようなやつより、絶対に俺のほうが坂口を大切にできる!!」
だからこんな身勝手なことが言えるんだ。
結局、三輪もあいつらと同じ。俺を軽んじている。
三輪は大学に入学してすぐに仲良くなって。それから今まで確実に大学で一番仲の良い友人だった。だから、いい友人関係を築けていると思ってたんだけどな。どうやらそうではなかったらしい。
そんな俺のセンチメンタルな情緒を吹き飛ばすのはやっぱりいつも透なのだ。
「何言ってんの? 俺は祐也にしか勃たないんだから、遊びまくるとかありえないんだけど。俺には祐也しかいないし、俺が愛してるのは祐也だけだし」
突如、部屋の中に嵐のような静寂が吹き荒れる。
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「はあぁぁぁ?!」
俺は人生で一番、大きな声を出したと思う。
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