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1.水溜まり
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金色に光る水しぶき、降り注ぐ歓声、高鳴る鼓動と体を焦がすような熱。
頂から見えた最高の景色は、最悪の記憶だけを体に残して、あっさりと消えていった。
「あっつ……」
まだ六月だというのに、太陽が地面を焦がすような夏日が連日続いていた。
うだる空気の中、涼音はバイトへ行く前に一度帰宅してシャワーを浴びようと、足早に正門へと向かう。
合唱を始めたばかりのセミの声に、熱風にそよぐ木々の音。普段はここへサークル活動にまい進する学生の声が加わるが、あまりの暑さに屋外活動が中止になっているようで、今日は聞こえてこない。
その代わりに聞こえてきたのは、地面を濡らすシャワーの音と、何人かのはしゃぐ声だった。
――あれは、伊野……。
涼音が目を留めたのは、先端にシャワーがついた水やり用のホースを持ち、楽しそうに笑う金髪の青年。同じ学部で、同じ言語クラスでもあるが、今のところ関りはない。でも、比較的おとなしい見た目の学生が多い涼音の学部の中でひときわ目立つ存在である彼のことは一方的に見知ってはいた。
伊野が撒くシャワーによって地面にできた水たまりには、その金色の髪が反射してキラキラと光って見える。
その色が“あの時”を思い出させ、涼音は思わず足を止めた。
「あっ!!!」
ぼーっと水たまりを見ていた涼音は、いきなり顔面に衝撃を受け、一気に現実に引き戻された。
「えっ涼音くん?! ごめん! 大丈夫??」
状況が呑み込めないまままだ呆然としていた涼音は、伊野の声でハッと我に返り、ペタンと地面に座り込んだ。
――ま、まずい……!
髪から滴り落ちる水滴と、肌に張り付く冷たいシャツの感触に、涼音の心臓がどんどんと早くなっていく。
「えっどうしたの?!」
持っていたホースを投げ捨てて涼音に駆けよった伊野を見上げる。金色の髪に残る水滴が揺れ、涼音の顔にポタリと落ちた。
その時、ごくりと息をのんだのはどちらだったのか。
伊野は涼音の腕をつかむと、そのまま引っ張り上げるようにして立ち上がらせた。
「保健センターでタオル借りれるかな? ちょっと聞いてくるから先に帰ってー」
伊野は、そう友人たちに告げると、涼音の腕を引いたまますぐそこにある管理棟へと向かって歩き始めた。
「ちょ、ちょっと伊野、大丈夫だから離して」
涼音の制止も聞かず、すれ違いざまに向けられる視線も気にすることもなく、なぜか伊野は強引に涼音を引っ張って歩いていく。
強くつかまれた腕が熱い。
そのせいか、涼音は押し込まれたその部屋が、当初伊野が示していた目的地でないことに気が付くことができなかった。
「暑いし、帰るまでに乾くから大丈夫だよ」
「でも、そのままじゃ帰れないでしょ?」
そう言うと、伊野はいきなり涼音を後ろから抱きかかえ、股間を掴んだ。
「ひっ、なにして……?! 離してっ!!!」
「お姫様は、何を見てこんなにおっ勃てちゃったの?」
伊野はズボンの上から固くはれ上がる涼音のそれを掴み、するりと撫でた。
「やめて!!」
「教えてくれたら離してあげるよ」
何とか振り払おうともがくが、抱え込まれているうえに、与えられる刺激に体が反応してうまく力が入らない。
その間も絶え間なく伊野は手を動かし、涼音を刺激し続ける。
涼音の混乱をよそに、体は素直にその刺激を快楽として受け取っていた。
――ヤバイ、このままだと……出る……!
「ホントにやめて!! あっ………!」
「あーあ、言う前にイッちゃったね」
拘束を解かれた涼音はその場に崩れ落ち、うっすらと涙の浮かぶ目で、伊野を睨みつけた。
「あはっ、その顔めっちゃそそる」
ニヤッと笑う伊野に、涼音の背にゾクッと冷気が這う。
本能的に涼音は逃げようと後ずさったが、それは結局ナワバリの奥へと余計に入り込んだだけだった。
「染みになる前に早く脱いだほうがいいよ」
その場に倒された涼音は易々と組み敷かれ、シャツを残して下半身をあらわにされた。その細い太ももには、さっき吐き出したばかりの精液がべったりと残っている。
「いっぱい出たね。溜まってた?」
それを指で拭いながら、悪意でも好奇心でもなく、純粋にこの状況を楽しむ伊野に、涼音は恐怖で声も出ず、体に力が入らない。
「そんなに怯えなくても、いきなり挿れたりはしないよ」
ニコッと笑い、優しく涼音の髪に触れる伊野に、涼音はビクッと体を震わせた。
「かわいいね、涼音くん」
髪に触れていた指をそのまま顎に滑らせ、伊野は涼音の唇を塞いだ。
「んっ……!」
伊野は無遠慮に涼音の口の中に舌を挿し込むと、舌を吸い、歯列をなぞり、上あごを舐める。涼音は抗えない快感に蹂躙されるがまま、それ受け入れるしかなかった。
伊野が唇を離したころには、もう息も絶え絶え。抵抗する力も気力も残っていない。
されるがままに今度は後ろ向きに返され、腰を持ち上げられたかと思うと、カチャカチャという金属音が聞こえてくる。何の音だろうかと朦朧とした意識で考えていると、唐突に股の間に固く、熱を持った何かが滑り込んだ。
「えっ何してっ…! やだっ!」
「ふふっ、いちいちかわいいなぁ。大丈夫、挿れないから、ここだけ貸して」
「あっ……!」
訳も分からないまま腰を掴まれ、ゆすられると、股の間にある何かが擦れ、熱がまた高まっていく。
嫌なのに、怖いのに、気持ち悪いのに、……きもちいい。
止めどなく押し寄せる快感に涼音は飲み込まれていく。
「あーすごい気持ちい。涼音くんの精液がぬるぬるして、本当にセックスしてるみたいだね」
「んっ…もうやめ……っ」
涼音の体の熱が限界に達しようとしたその時、廊下の外から人の気配を感じた。
複数人の話す声。そして、ドアに手をかける人影。
涼音は息をのんだ。
「あれ? 鍵しまってるよ」
「えーここじゃなかったっけ?」
その声にいったん伊野は動きを止めたが、すぐにまたゆっくりと動き始める。
「っ……!」
「どうする? 助けてって叫んでみる?」
伊野は涼音の耳元で小さくそう呟くと、そのまま耳の中に舌を挿し込んだ。
「んんっ……!!!」
思わず声が出てしまい、慌てて口を塞ぐと、頭の中に自分の早い鼓動が鐘のように響く。
ところが、伊野は外の様子も、涼音の焦りも全く気にもかけず、涼音のシャツの中に入れ込んだ手で乳首を転がすようにいじり始めたではないか。
伊野の指が動くたびに、涼音は小さく体を震わせ、塞いだ口から息が漏れ出る。
「なんか今声しなかった?」
「えっ、やめてよ怖いこと言うの」
ドアの外にはまだ人がいるのに、伊野は動きを止めるどころか、どんどん激しさを増していく。部屋の中に響く、体を打ち付ける音と、荒い息づかいが外までこえてしまいそうで、せめて声だけは出すまいと涼音は必死に口を押える。
「んっもうイキそ……っ」
伊野は涼音の首に強く吸い付きながら、精を吐き出した。
拘束をとかれ、ぐったりとその場に倒れ込んだ涼音の唇に一つキスを落とすと、伊野はようやく体を離した。
いつの間にか、ドアの前からひと気はなくなり、静寂さを取り戻していた。
「さすがにびっくりしたな。鍵かけといてよかったよ」
「……伊野が鍵かけたの?」
「うん」
伊野は『当然』と言わんばかりに、にっこりと笑顔で答えた。つまり、伊野は初めから“こういうこと”をするために、ここに涼音を連れてきたのだ。
「……どうしてこんなこと」
「だって気になるじゃん。いつもすました顔してる涼音くんが何に反応したのか」
伊野は、涼音の体を拭きながら掴みどころのない笑顔を涼音に向ける。平然と普段と変わらない様子を見せる伊野に、涼音は言い知れない恐怖を感じた。
「で、結局なんで勃っちゃったの?」
「……伊野には関係ない」
涼音は伊野の手を振り払い、急いで服を整える。早くこの場を立ち去りたい、その一心だった。でも、伊野はそんな涼音の気持ちなどお構いなしに腕を掴み、グイッと自分のほうに引き寄せた。
「ねぇ涼音くん。俺、涼音くんのこと好きなんだよね」
そう言った伊野は笑顔だった。でも、いつも見る屈託ないそれとは全然違う。
これは獲物を狙う肉食動物の目だ。
草原でシカを喰らうライオンのように、海でイルカを喰らうサメのように、涼音を喰らおうと狙いすましている。
涼音は恐怖に慄くまま震える声を何とか吐き出した。
「い、意味わかんない」
「どうして? 俺は本気で言ってるよ。ねぇ涼音くん、俺と付き合ってよ」
伊野はそれまで作っていた笑顔をフッと消し、真剣な眼差しで涼音を見据えた。その視線から逃れるように涼音はパッと俯く。視線を合わせれば喰われてしまう、そう本能的に感じた。
「絶対にイヤ」
伊野の手を振り払い、そう言い捨てると、涼音はその部屋から出た。
頂から見えた最高の景色は、最悪の記憶だけを体に残して、あっさりと消えていった。
「あっつ……」
まだ六月だというのに、太陽が地面を焦がすような夏日が連日続いていた。
うだる空気の中、涼音はバイトへ行く前に一度帰宅してシャワーを浴びようと、足早に正門へと向かう。
合唱を始めたばかりのセミの声に、熱風にそよぐ木々の音。普段はここへサークル活動にまい進する学生の声が加わるが、あまりの暑さに屋外活動が中止になっているようで、今日は聞こえてこない。
その代わりに聞こえてきたのは、地面を濡らすシャワーの音と、何人かのはしゃぐ声だった。
――あれは、伊野……。
涼音が目を留めたのは、先端にシャワーがついた水やり用のホースを持ち、楽しそうに笑う金髪の青年。同じ学部で、同じ言語クラスでもあるが、今のところ関りはない。でも、比較的おとなしい見た目の学生が多い涼音の学部の中でひときわ目立つ存在である彼のことは一方的に見知ってはいた。
伊野が撒くシャワーによって地面にできた水たまりには、その金色の髪が反射してキラキラと光って見える。
その色が“あの時”を思い出させ、涼音は思わず足を止めた。
「あっ!!!」
ぼーっと水たまりを見ていた涼音は、いきなり顔面に衝撃を受け、一気に現実に引き戻された。
「えっ涼音くん?! ごめん! 大丈夫??」
状況が呑み込めないまままだ呆然としていた涼音は、伊野の声でハッと我に返り、ペタンと地面に座り込んだ。
――ま、まずい……!
髪から滴り落ちる水滴と、肌に張り付く冷たいシャツの感触に、涼音の心臓がどんどんと早くなっていく。
「えっどうしたの?!」
持っていたホースを投げ捨てて涼音に駆けよった伊野を見上げる。金色の髪に残る水滴が揺れ、涼音の顔にポタリと落ちた。
その時、ごくりと息をのんだのはどちらだったのか。
伊野は涼音の腕をつかむと、そのまま引っ張り上げるようにして立ち上がらせた。
「保健センターでタオル借りれるかな? ちょっと聞いてくるから先に帰ってー」
伊野は、そう友人たちに告げると、涼音の腕を引いたまますぐそこにある管理棟へと向かって歩き始めた。
「ちょ、ちょっと伊野、大丈夫だから離して」
涼音の制止も聞かず、すれ違いざまに向けられる視線も気にすることもなく、なぜか伊野は強引に涼音を引っ張って歩いていく。
強くつかまれた腕が熱い。
そのせいか、涼音は押し込まれたその部屋が、当初伊野が示していた目的地でないことに気が付くことができなかった。
「暑いし、帰るまでに乾くから大丈夫だよ」
「でも、そのままじゃ帰れないでしょ?」
そう言うと、伊野はいきなり涼音を後ろから抱きかかえ、股間を掴んだ。
「ひっ、なにして……?! 離してっ!!!」
「お姫様は、何を見てこんなにおっ勃てちゃったの?」
伊野はズボンの上から固くはれ上がる涼音のそれを掴み、するりと撫でた。
「やめて!!」
「教えてくれたら離してあげるよ」
何とか振り払おうともがくが、抱え込まれているうえに、与えられる刺激に体が反応してうまく力が入らない。
その間も絶え間なく伊野は手を動かし、涼音を刺激し続ける。
涼音の混乱をよそに、体は素直にその刺激を快楽として受け取っていた。
――ヤバイ、このままだと……出る……!
「ホントにやめて!! あっ………!」
「あーあ、言う前にイッちゃったね」
拘束を解かれた涼音はその場に崩れ落ち、うっすらと涙の浮かぶ目で、伊野を睨みつけた。
「あはっ、その顔めっちゃそそる」
ニヤッと笑う伊野に、涼音の背にゾクッと冷気が這う。
本能的に涼音は逃げようと後ずさったが、それは結局ナワバリの奥へと余計に入り込んだだけだった。
「染みになる前に早く脱いだほうがいいよ」
その場に倒された涼音は易々と組み敷かれ、シャツを残して下半身をあらわにされた。その細い太ももには、さっき吐き出したばかりの精液がべったりと残っている。
「いっぱい出たね。溜まってた?」
それを指で拭いながら、悪意でも好奇心でもなく、純粋にこの状況を楽しむ伊野に、涼音は恐怖で声も出ず、体に力が入らない。
「そんなに怯えなくても、いきなり挿れたりはしないよ」
ニコッと笑い、優しく涼音の髪に触れる伊野に、涼音はビクッと体を震わせた。
「かわいいね、涼音くん」
髪に触れていた指をそのまま顎に滑らせ、伊野は涼音の唇を塞いだ。
「んっ……!」
伊野は無遠慮に涼音の口の中に舌を挿し込むと、舌を吸い、歯列をなぞり、上あごを舐める。涼音は抗えない快感に蹂躙されるがまま、それ受け入れるしかなかった。
伊野が唇を離したころには、もう息も絶え絶え。抵抗する力も気力も残っていない。
されるがままに今度は後ろ向きに返され、腰を持ち上げられたかと思うと、カチャカチャという金属音が聞こえてくる。何の音だろうかと朦朧とした意識で考えていると、唐突に股の間に固く、熱を持った何かが滑り込んだ。
「えっ何してっ…! やだっ!」
「ふふっ、いちいちかわいいなぁ。大丈夫、挿れないから、ここだけ貸して」
「あっ……!」
訳も分からないまま腰を掴まれ、ゆすられると、股の間にある何かが擦れ、熱がまた高まっていく。
嫌なのに、怖いのに、気持ち悪いのに、……きもちいい。
止めどなく押し寄せる快感に涼音は飲み込まれていく。
「あーすごい気持ちい。涼音くんの精液がぬるぬるして、本当にセックスしてるみたいだね」
「んっ…もうやめ……っ」
涼音の体の熱が限界に達しようとしたその時、廊下の外から人の気配を感じた。
複数人の話す声。そして、ドアに手をかける人影。
涼音は息をのんだ。
「あれ? 鍵しまってるよ」
「えーここじゃなかったっけ?」
その声にいったん伊野は動きを止めたが、すぐにまたゆっくりと動き始める。
「っ……!」
「どうする? 助けてって叫んでみる?」
伊野は涼音の耳元で小さくそう呟くと、そのまま耳の中に舌を挿し込んだ。
「んんっ……!!!」
思わず声が出てしまい、慌てて口を塞ぐと、頭の中に自分の早い鼓動が鐘のように響く。
ところが、伊野は外の様子も、涼音の焦りも全く気にもかけず、涼音のシャツの中に入れ込んだ手で乳首を転がすようにいじり始めたではないか。
伊野の指が動くたびに、涼音は小さく体を震わせ、塞いだ口から息が漏れ出る。
「なんか今声しなかった?」
「えっ、やめてよ怖いこと言うの」
ドアの外にはまだ人がいるのに、伊野は動きを止めるどころか、どんどん激しさを増していく。部屋の中に響く、体を打ち付ける音と、荒い息づかいが外までこえてしまいそうで、せめて声だけは出すまいと涼音は必死に口を押える。
「んっもうイキそ……っ」
伊野は涼音の首に強く吸い付きながら、精を吐き出した。
拘束をとかれ、ぐったりとその場に倒れ込んだ涼音の唇に一つキスを落とすと、伊野はようやく体を離した。
いつの間にか、ドアの前からひと気はなくなり、静寂さを取り戻していた。
「さすがにびっくりしたな。鍵かけといてよかったよ」
「……伊野が鍵かけたの?」
「うん」
伊野は『当然』と言わんばかりに、にっこりと笑顔で答えた。つまり、伊野は初めから“こういうこと”をするために、ここに涼音を連れてきたのだ。
「……どうしてこんなこと」
「だって気になるじゃん。いつもすました顔してる涼音くんが何に反応したのか」
伊野は、涼音の体を拭きながら掴みどころのない笑顔を涼音に向ける。平然と普段と変わらない様子を見せる伊野に、涼音は言い知れない恐怖を感じた。
「で、結局なんで勃っちゃったの?」
「……伊野には関係ない」
涼音は伊野の手を振り払い、急いで服を整える。早くこの場を立ち去りたい、その一心だった。でも、伊野はそんな涼音の気持ちなどお構いなしに腕を掴み、グイッと自分のほうに引き寄せた。
「ねぇ涼音くん。俺、涼音くんのこと好きなんだよね」
そう言った伊野は笑顔だった。でも、いつも見る屈託ないそれとは全然違う。
これは獲物を狙う肉食動物の目だ。
草原でシカを喰らうライオンのように、海でイルカを喰らうサメのように、涼音を喰らおうと狙いすましている。
涼音は恐怖に慄くまま震える声を何とか吐き出した。
「い、意味わかんない」
「どうして? 俺は本気で言ってるよ。ねぇ涼音くん、俺と付き合ってよ」
伊野はそれまで作っていた笑顔をフッと消し、真剣な眼差しで涼音を見据えた。その視線から逃れるように涼音はパッと俯く。視線を合わせれば喰われてしまう、そう本能的に感じた。
「絶対にイヤ」
伊野の手を振り払い、そう言い捨てると、涼音はその部屋から出た。
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