遠い記憶のビックリマン

ヘッドがほしい

ビックリマンシールを集めていた頃、悪魔と天使、お守り、ヘッドの４種類があったが、悪魔のシールが多かったことで、そのなかでも同じキャラクターのものがだぶることがよくあった。

天使のシールもたまにだぶるキャラクターはあったが、お守りでなかなか揃わないものがあった。ヘッドはおそらく１弾につき１枚しかなかったようだが、ヘッドがほしいと思いながらもなかなか巡り合うことができず、ヘッドを当てたときは連続で２枚ということもあったからこれは運の良さの問題だったのかもしれない。

テレビアニメを見ているとヘッドになっているキャラクターはそれだけステータスが高いということなのか、ヘッドはえらいというフレーズを聞いたことがあったが、シールの色鮮やかな輝きがそれを物語っているのだろう。

第１弾のスーパーゼウスや第２弾のシャーマーカーンは初期のヘッドとしても有名だったが、集めていた当時はもうすでに８弾が終わろうとしていた時期だったため、持っている友人はおそらくいなかっただろう。

ビックリマンチョコの第１０弾か１１弾のシールが出た頃にビックリマンアイスが登場したが、アイスが登場したことでスーパーゼウスやシャーマーカーンを当てるチャンスができたようだ。

小学６年生当時、近くのお菓子屋でアイスを選んでいたときにどこかで見覚えのあるキャラクター（スーパーゼウス）のアイスを偶然見付けたがこれが「ビックリマンアイス」で、たしかほかのアイスを家族から頼まれていて買うはずだったが、買ってしまうとビックリマンアイスが買えなくなってしまうことで悩みに悩んだ結果、これ美味しそうだからということで家族に事情を説明した思い出があった。

アイスの味はそれ以前に食べた「パーマンプリント」というテレビアニメのパーマンのアイスに味が似ていたことから、私の大好きな味だった。シールはもちろんだがアイスも家族や友人におすすめしていた記憶があった。