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筆箱マニアでもあった私
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クーピーペンシル60色に興味を持ったこの頃は、筆箱にも何か変わったもの(いままでにはない進化したもの)がないか興味を持つようになった。
友人ではなかったが、クラスメイトの一人に5面の多面性筆箱を持っている子がいた。
私はその筆箱を見てほしくなり、自宅近くの60色のクーピーがあるところならあると期待したが、通常の筆箱しか店頭にはなかった。
いま思い出しても、自分でも笑ってしまうのだが、私は当時、通常の筆箱にセロテープを付けて多面の筆箱として使っていたことで周囲を驚かせていたことがあった。
クラスメイトのひとりが見るにみかねたように
「5面の筆箱ならば吉祥寺のデパートの文房具売り場に売っているよ」
私はクラスメイトのいう通り、吉祥寺のデパートに祖父とともに筆箱を選びにいったが、5面のクラスメイトが持っていたものよりも進化していた押しボタン式のハイテク筆箱を見付けた。
ハイテク筆箱は2000円と通常の筆箱に比べて高かったが、虫眼鏡や鉛筆けずり、小物を入れるような場所があり、なんといってもボタンを押しているのが楽しい筆箱だった。
友人ではなかったが、クラスメイトの一人に5面の多面性筆箱を持っている子がいた。
私はその筆箱を見てほしくなり、自宅近くの60色のクーピーがあるところならあると期待したが、通常の筆箱しか店頭にはなかった。
いま思い出しても、自分でも笑ってしまうのだが、私は当時、通常の筆箱にセロテープを付けて多面の筆箱として使っていたことで周囲を驚かせていたことがあった。
クラスメイトのひとりが見るにみかねたように
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私はクラスメイトのいう通り、吉祥寺のデパートに祖父とともに筆箱を選びにいったが、5面のクラスメイトが持っていたものよりも進化していた押しボタン式のハイテク筆箱を見付けた。
ハイテク筆箱は2000円と通常の筆箱に比べて高かったが、虫眼鏡や鉛筆けずり、小物を入れるような場所があり、なんといってもボタンを押しているのが楽しい筆箱だった。
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