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見てびっくり60色のクーピーペンシル!
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私が小学生の頃、学校では道具箱というものがあり、教室の後ろの棚にあいうえお順に並んであった記憶がある。
道具箱のなかには文房具が入っていたが、クーピーや色鉛筆ももちろん入っていた。
クーピーはたぶん、クラスのほぼ全員が12色を使っていたはずだったが、私が12色を使っていた頃は最高で24色だと思っていた。
自宅から比較的近い文具店は、比較的小さな町の文具店だったが、そこにはクーピーの60色があったのだ。
クーピーの定価は、はっきりと覚えていないが、5000円ぐらいだったはずだ。
24色が最高と思っていた私は、家に帰り事情を話すと誕生日プレゼントに買ってくれるという約束をした。
いま思っても、あすこの店に60色のクーピーがあったことが不思議だった。
誕生日プレゼントまでには、しばらく間かあったが、売り切れることなく無事に買うことができた。
なかを開けてみると、蛍光のクーピーがあり蛍光グリーンや蛍光レモンなどの12色や24色にはない色があった。クーピーの蛍光色の使い道はいまひとつわからなかったが、趣味で色遊びを楽しむのにはベストな色あいだ。
クーピー60色には、スタンダードな茶色はもちろん入っているが、茶色に似た色あいで、らくだ色、くちば色、れんが色、チョコレート色などがあり、微妙に色あいが違うものだがほとんど区別が付かないものもあった。
らくだ色やチョコレート色など色の名前を覚えたりすることで文房具にますます興味を惹かれた小学5年生の時だった。
道具箱のなかには文房具が入っていたが、クーピーや色鉛筆ももちろん入っていた。
クーピーはたぶん、クラスのほぼ全員が12色を使っていたはずだったが、私が12色を使っていた頃は最高で24色だと思っていた。
自宅から比較的近い文具店は、比較的小さな町の文具店だったが、そこにはクーピーの60色があったのだ。
クーピーの定価は、はっきりと覚えていないが、5000円ぐらいだったはずだ。
24色が最高と思っていた私は、家に帰り事情を話すと誕生日プレゼントに買ってくれるという約束をした。
いま思っても、あすこの店に60色のクーピーがあったことが不思議だった。
誕生日プレゼントまでには、しばらく間かあったが、売り切れることなく無事に買うことができた。
なかを開けてみると、蛍光のクーピーがあり蛍光グリーンや蛍光レモンなどの12色や24色にはない色があった。クーピーの蛍光色の使い道はいまひとつわからなかったが、趣味で色遊びを楽しむのにはベストな色あいだ。
クーピー60色には、スタンダードな茶色はもちろん入っているが、茶色に似た色あいで、らくだ色、くちば色、れんが色、チョコレート色などがあり、微妙に色あいが違うものだがほとんど区別が付かないものもあった。
らくだ色やチョコレート色など色の名前を覚えたりすることで文房具にますます興味を惹かれた小学5年生の時だった。
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