英語が苦手な大学受験生のための英語の基礎力を付ける方法

文法は文法でも基礎文法

私は受験生のころ、予備校の人気講師の授業を受ければ成績が上がり合格への近道だと思っていた。当時の偏差値は一般の模擬試験で４０ぐらいだったが、人気講師の授業を受けてもなかなか理解が進まなかった。長文読解の短期間の授業だったが、英語の基礎力にかなり穴があったため人気の講師だからということで安心していたこともあったのだが、授業は消化不良のまま終わってしまっていたようだ。

授業が終了した時に、知識が何も残っていなかったのでこれは自分で何とかしなければと帰り道に書店によって中学生からでもやり直せる参考書はないかと探していたら、１学年につき数百ページもある参考書が見付かり中学１年生から高校３年生までの６冊を本気でやろうと買おうとしたが、あまりの分厚さに気が遠くなり英語だけにそんなに時間を割くわけにもいかないし、どうすればよいのかと途方に暮れていた時期があった。

後日街の大きな書店にもう少し良い参考書はないのだろうかと探していたら、予備校の先生が書かれたある参考書を見付けた。これが結局は私にとっての救世主になった。「早わかり英文法」という参考書で英語を勉強していくうえでまず理解しなければならないことが書かれている参考書で、暗記ではなく基本的な事項（基礎文法）がわかりやすく理解できる参考書だった。この参考書を読んだり大事なことはノートにまとめたりをしていくうちに英語のいちばん基本になることがわかるようになり、その後の勉強も支障をきたすことなくできるようになったため以前の私のように英語が苦手な受験生におすすめしたい参考書である。