砂漠の国のハレム

さち

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ご奉仕※

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  翌朝、目を覚ましたシャイムは自分を抱き締めて眠る王を見て凍りついた。
  昨夜は王のお渡りがあるからとクッションに座って待っていたのだが、いつのまにか寝てしまった。王と何か話したような気もするが、夢うつつでよく覚えていなかった。
「ど、どうしよう…」
きっと叱られると思ったシャイムがわたわたしていると、王が目を覚ました。
「ん…シャイム、起きたのか」
「お、王さま…あの、昨夜は、すみませんでした…」
真っ青になって謝るシャイムに王は笑いながら起き上がった。
「何を謝る?昨日は挨拶まわりで疲れたのだろう。俺も久しぶりにゆっくり眠った気がする。お前を抱き締めるとよく眠れるな」
王はそう言うと震えるシャイムを膝に抱き上げた。
「俺が咎めるとでも思ったか?こんなことで咎めはせんし、抱きたければ寝ていようとも無理矢理抱く。だからそんなに怯えるな」
そう言うって頭を撫でる王にシャイムはまだ震えながらうなずいた。
「失礼します。おはようございます」
王が楽しげにシャイムの頭を撫でているとカシムが声をかけて入ってきた。
「何かありましたか?」
まだベッドにいる王とシャイムの様子にカシムが首をかしげる。王は笑いながら昨夜眠ってしまって伽ができなかったことをシャイムが気にしているのだと言った。
「そうでしたか。では、今朝はまだ時間がありますから、ご奉仕をして差し上げてはいかがですか?」
クスクス笑いながら言ったカシムにシャイムは首をかしげた。
「ご奉仕、ですか?」
「そうです」
うなずいたカシムがシャイムの耳元に唇を寄せて奉仕が何であるか教える。するとシャイムの顔がポンッと真っ赤になった。
「ははは!カシム、何を言った?真っ赤ではないか」
シャイムの顔を見て王が楽しげに笑う。シャイムは真っ赤になりながらも、おずおずと王を見上げた。
「王さま、ご奉仕しても、いいですか?」
潤んだ瞳で見上げながら消え入りそうな声で言うシャイムに王の股間が硬くなる。シャイムはそれを感じるとびくりと震えた。
「そんな可愛い顔で言われたら嫌とは言えんな。好きにしてみるといい」
「ありがとうございます」
王の許しを得たシャイムは床におりるとベッドに座る王の前に膝をついた。そして恐る恐る王のズボンに手をかける。ズボンと下着をずらすと、少し硬くなったペニスが飛び出てきた。
「シャイムさま、できますか?」
シャイムの後ろに膝をついたカシムがそっと声をかける。シャイムはうなずくとそっとペニスに触れて、先端にチュッと口付けた。
「ん、ふ…」
そのまま口を開けてペニスをしゃぶる。王の大きなペニスはシャイムの口には入りきらなかったが、それでもシャイムは懸命に舌を絡めて奉仕した。
「ふふ、なかなかにいい眺めだ」
必死にペニスを頬張るシャイムの髪を王が優しく撫でる。だが、初めて奉仕するシャイムがいくら頑張っても王に絶頂をもたらすことはできなかった。
「王さま…」
泣きそうな顔をするシャイムを頬を王は優しく撫でた。
「初めては皆こんなものだ。これから練習すればいい。俺がたっぷり仕込んでやろう。だが、今日のところは少し我慢してくれ」
王はそう言うとまたシャイムにペニスを咥えさせた。
「歯をたてぬようにだけ気をつけていろ」
そう言ってシャイムの頭を掴んだ王はそのまま腰を振ってシャイムの咥内を犯した。
「んんっ…んぶ…」
喉を突かれえずきそうになるのを堪えながらシャイムは歯を立てないようにと必死だった。だが、王に咥内を犯されていると苦しいのになぜか自分のペニスも硬くなる。閉じられない口からは涎が流れ、目からは涙が溢れる。そんな状態なのに、いつしかシャイムのペニスは硬く張り詰めていた。
「くっ、出すぞ!」
びくっと震えて喉に叩きつけるように王が白濁を放つ。それと同時にシャイムもビクビクと痙攣しながら達してしまっていた。
  やっと解放されたシャイムはそのまま床に倒れ込む。口からは飲みきれなかった白濁が流れ、薄い衣装しか身に付けていない股間はシャイム自身の白濁で濡れていた。
「ふふ、俺に口を犯されながら感じたか」
恍惚とした表情を浮かべて横たわるシャイムに王が満足そうに言う。王はそばに立つカシムを見ると腰を抱き寄せてその唇に噛みつくようにキスをした。
「んんっ、まだ、足りませんか?」
ひとしきり舌を絡め、互いの咥内を貪ったあと、カシムが苦笑しながら言うと王はニヤリと笑った。
「カシム、シャイムを少し可愛がってやれ」
「仰せのままに」
うなずいたカシムがまだ虚ろなシャイムのそばに膝をつく。肌が透けて見える薄い衣装はそのままに濡れた股間を撫でると、シャイムはびくりと体を震わせた。
「あ、カシムさま…」
「陛下はあなたが乱れるところを見たいとのことです」
驚いて正気に戻ったシャイムにカシムが微笑む。カシムはそのまま濡れた布を巻き付けるようにしてペニスを撫でた。
「ひゃっ、やあっ!」
「痛いですか?」
軽く撫でただけで声をあげるシャイムにカシムが尋ねる。シャイムは真っ赤になりながらふるふると首を振った。
「シャイム、カシムに触れられて気持ちいいか?」
ベッドに腰かけた王が楽しげに眺めながら尋ねる。その間もカシムはシャイムのペニスを撫で続け、シャイムはペニスを硬くしながらうなずいた。
「はい。気持ち、いいです…」
「素直でよろしい。カシム、しゃぶってやれ」
「承知しました」
王の指示にうなずいてカシムは衣装の布ごとまだ幼さの残るペニスをしゃぶった。
「ひゃあ!ああんっ!」
布ごとしゃぶられるという感覚にシャイムが悲鳴にも似た声をあげて仰け反る。逃げるようにもがく腰を抱き締めながらカシムは喉の奥までペニスを咥えて頭を上下させた。
「あぁぁぁっ!やあああっ!」
たまらずシャイムが嬌声をあげる。その声にぞくりと体を震わせた王はふらりと立ち上がるとシャイムとカシムの前に立った。
「カシム、そのまましゃぶっていろ」
カシムに声をかけた王はシャイムの衣装を捲りあげるとしとやかに閉じている蕾に香油を垂らした。そして指を入れて軽く解す。カシムにペニスを、王にアナルを責められたシャイムはあまりの快楽にわけもわからず泣き叫んだ。
「ひぃぃっ!だめっ、だめぇぇっ!」
悲鳴をあげながらビクビクと体が痙攣する。目を見開いたシャイムは射精することなく達していた。
「いい締め付けだ。シャイム、少し我慢しろよ?」
シャイムが達したことを感じた王が笑いながら指を抜く。そしてシャイムの乱れた姿にすっかり硬くなったペニスをゆっくり押し入れた。
「ひっ、ぁ、ぁ…!」
達したばかりの体に王が押し入ってくる感覚にシャイムは震えながら目を見開いた。その瞳からは涙が溢れる。だが、痛みを感じているわけではなかった。
「ふふ、シャイムさま、可愛いですよ」
震えながら王を受け入れるシャイムにカシムが囁く。カシムはシャイムのペニスを今度は直接愛撫した。
「ひう、ひゃあああっ!」
ペニスへの刺激に体がガクガク震える。王のペニスが前立腺を押し潰しながら奥へと突き入れられる。カシムには直接ペニスをしゃぶられる。シャイムはビクビクと体を痙攣させながら悶え、悲鳴をあげた。
「くっ、いいぞっ!」
キツい締め付けに王が堪えるように顔をしかめる。シャイムの腰を掴んだ王はそのまま激しくシャイムの最奥を突き上げた。
「ひぃっ!ああぁぁぁっ!」
激しくすぎる快楽は苦痛をもたらす。シャイムは逃げることのできない快楽にただ泣き叫んで許しを請うことしかできなかった。
「やあっ!も、だめぇっ!許してぇっ!」
「可愛らしい…」
泣き叫ぶシャイムにカシムが微笑む。王はシャイムの体が浮き上がるほど激しく突き上げるとそのまま最奥に射精した。
「くっ!」
「あぁぁぁっ…!」
王が達するのと同時にカシムがシャイムのペニスを強く吸い上げる。シャイムはガクガクと震えながら射精し、そのまま意識を失ってしまった。
  意識を失っても時おりびくりと痙攣する。王はシャイムの体を離すと額に優しくキスをした。
「時間がなかったとはいえ無理をさせた。今日はゆっくり休ませてやれ」
「かしこまりました。お湯をお持ちしましょう」
時計を確認したカシムがシャイムをベッドに寝かせてから侍女に湯を持ってくるように言いつける。カシムは湯がくるまでの間に王の着替えを用意した。
「陛下、お体を拭きます」
「今はシャイムも眠っている。俺とお前しかいないぞ?」
王の言葉にカシムは困ったように笑うと湯に浸したタオルで王の体を拭き始めた。
「食事はどうする?ザイード」
体を拭きながらカシムが砕けた口調で尋ねる。やっと幼馴染みの態度に戻ったカシムに王は満足そうに笑った。
「今朝は食事はいらん。午前中はどうせ執務室にこもりきりだ」
「では、あとで何か軽くつまめるものを持っていくように侍従に伝えておく」
体を拭き終わったカシムが王に衣装を着せる。しっかり身なりを整えると、カシムは少し照れ臭そうにしながら王の唇にキスをした。
「お前にはお預けをさせてしまったな」
「かまわない。シャイムの可愛い姿も見られたし」
「シャイムを可愛がってもいいと、妃たちに伝えておいてくれ」
王の言葉にカシムが目を細めてうなずいた。
「わかった。今夜は誰のところに?」
「そうだな。アランがいいか。お前も一緒に可愛がってやる」
「っ、わかった」
王の言葉にカシムがピクッと反応する。王はその様子に笑うと部屋を出ていった。
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