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1巻オマケ
店長の悩み事
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「どうしよう……」
「最近、お前と酒を飲むのが面倒くさくなってきた」
「え? 何で? それよりちょっと聞いてよ!」
ジグは渋々麦芽酒を飲みながら、アレイの次の言葉を待つ。
「ソラちゃんが最近、触手と仲がいいんだ」
「いいじゃねえか。より守ってもらいやすいだろうが」
「それはそうなんだけど、さり気に触手の奴、ソラちゃんのほっぺに触ったり、
いやらしいんだよ!!」
「いや、だってお前、女盗賊が触手絡むの見たかったんだろう?
ソラだって絡んでたら一挙両得じゃねえか」
「何言ってんの?! ソラちゃんをそんな目で見ないでよ!」
「……。お前、本当気持ち悪いな」
「はあっ!?」
三十路幼馴染の恋が、無自覚なところが更に気持ち悪くて困る。
「最近、お前と酒を飲むのが面倒くさくなってきた」
「え? 何で? それよりちょっと聞いてよ!」
ジグは渋々麦芽酒を飲みながら、アレイの次の言葉を待つ。
「ソラちゃんが最近、触手と仲がいいんだ」
「いいじゃねえか。より守ってもらいやすいだろうが」
「それはそうなんだけど、さり気に触手の奴、ソラちゃんのほっぺに触ったり、
いやらしいんだよ!!」
「いや、だってお前、女盗賊が触手絡むの見たかったんだろう?
ソラだって絡んでたら一挙両得じゃねえか」
「何言ってんの?! ソラちゃんをそんな目で見ないでよ!」
「……。お前、本当気持ち悪いな」
「はあっ!?」
三十路幼馴染の恋が、無自覚なところが更に気持ち悪くて困る。
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