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4th STAGE/国を渡ってゆかねばならぬのです。
275.ギザ台地での攻防戦・キュウ
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“神下十二将の一柱”による【光線】が、“私/咲凛ちゃん/琴音/月媛ちゃん”に直撃します。
四者は、血を吐きながら、倒れてしまいました。
範囲外だったメンバーが慌てるなか、“テフヌト”が立ち上がっていきます。
この最中に、
「ち、治ゆ。」
我々の傷を癒してくれる妹です☆ミ
おかげで助かりはしましたが、ボスキャラの【ビーム】は、それなりに威力があったので、私達4人の[武器]と[防具]が少なからず〝ボロボロ〟になっています。
琴音が施してくれていた【恩恵】の効果がなければ、死んでいたかもしれません。
こう推測している間に、
「ちょぉおはッつぅッ!!」
弟の利勇が【挑発】を使いました。
それによって、ボスが、右手の[ケペシュ]を振り下ろします。
利勇は[ヒーターシールド]で受けたものの、パワー負けして転んでしまいました。
しかも、[盾]に亀裂が生じてしまったようです。
起きながら〝ハッ!〟とした琴音が、
「おんけい!!」
「せん光!」
二つの【スキル】を用います。
どうやら、【恩恵】もタイムリミットを迎えていたみたいです。
テフヌトは、【閃光】が追加されたことで、攻撃がより大雑把になりました。
[ケペシュ]はもとより、キックもまた、誰にも当たっておりません。
これは良い事ですが、大量の砂が舞い、我々も目を開けていられなくなるで、やめてもらいたい限りです。
そのため、後ろを振り返った聡真くんが、
「麻痺を。」
「お願い。」
月媛ちゃんに頼みました。
軽く〝すぅ〟と息を吸い、
「まひぃ―ッ!!」
扱ってくれた月媛ちゃんによって、ボスキャラがストップします。
こうしたところで、陽斗くんが右脛に【爆破刺突】を、壱紀くんが左脛に【デストロイ】を、ほぼ同時にヒットさせました。
若干ぐらついたボスではありますが、直立したままとなっています。
そんなテフヌトに、さまざまな【スキル】や【魔法】を用いる私たちです…。
44秒で【麻痺】がタイムリミットを迎え、止まっていたボスキャラが動きだしました。
結構タフではありますが、ダメージは蓄積されている筈です。
「忌々しい。」
眉間にシワを寄せたテフヌトが、
「絶対に殺す!」
右足で砂を蹴り上げます。
我々の半数ぐらいが、これを浴びてしまいました。
私も瞳を閉じたところで、〝ドウッ!!〟といった音が聞こえたのです。
再びボスが【光線】を発したのでしょう、何人かが「ぐはッ!」と痛がっています。
そこへ、
「ばくはつぅ―ッ!!」
月媛ちゃんが放った【魔法】が爆ぜ、熱風を感じる私です。
続けて、
「風斬!」
我が弟の声がしました。
おそらく、利勇は、咄嗟に[シールド]で顔を隠し、砂攻撃を回避していたのでしょう。
ともあれ。
私が瞼を開けていくなか、
『あなたのレベルが上がりました。』
『あなたのレベルが上がりました。』
『あなたのレベルが上がりました。』
『あなたのレベルが上がりました。』
『あなたのレベルが上がりました。』
例の“女性のアナウンス”が脳内に響いたのです……。
ボスキャラが遺した装備品を収納した我々は、現地の人々と“エンジェルソルジャー”を殲滅し終えました。
こうして、[転移の宝玉]で実家に帰る私達です。
エジプトの時刻はPM15:00ですが、日本はPM22:00となっています。
なお、今回のバトルでは、琴音と壱紀くんだけレベルアップしていません。
ちなみに、私は“幅30㎝×長さ6M”の【黄炎】を取得しました。
あと、ボスキャラがドロップした[80gの歪な金塊]もゲットしております―。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
現時点でのモガミーズ
【侍】の琴晴 = LV.30
【巫女】の琴音 = LV.38
【戦士】の壱紀 = LV.37
【魔女】の月媛 = LV.36
【剣士】の陽斗 = LV.35
【機工士】の聡真 = LV.34
【弓使い】の葵月 = LV.33
【騎士】の利勇 = LV.32
【武闘家】の咲凛 = LV.31
四者は、血を吐きながら、倒れてしまいました。
範囲外だったメンバーが慌てるなか、“テフヌト”が立ち上がっていきます。
この最中に、
「ち、治ゆ。」
我々の傷を癒してくれる妹です☆ミ
おかげで助かりはしましたが、ボスキャラの【ビーム】は、それなりに威力があったので、私達4人の[武器]と[防具]が少なからず〝ボロボロ〟になっています。
琴音が施してくれていた【恩恵】の効果がなければ、死んでいたかもしれません。
こう推測している間に、
「ちょぉおはッつぅッ!!」
弟の利勇が【挑発】を使いました。
それによって、ボスが、右手の[ケペシュ]を振り下ろします。
利勇は[ヒーターシールド]で受けたものの、パワー負けして転んでしまいました。
しかも、[盾]に亀裂が生じてしまったようです。
起きながら〝ハッ!〟とした琴音が、
「おんけい!!」
「せん光!」
二つの【スキル】を用います。
どうやら、【恩恵】もタイムリミットを迎えていたみたいです。
テフヌトは、【閃光】が追加されたことで、攻撃がより大雑把になりました。
[ケペシュ]はもとより、キックもまた、誰にも当たっておりません。
これは良い事ですが、大量の砂が舞い、我々も目を開けていられなくなるで、やめてもらいたい限りです。
そのため、後ろを振り返った聡真くんが、
「麻痺を。」
「お願い。」
月媛ちゃんに頼みました。
軽く〝すぅ〟と息を吸い、
「まひぃ―ッ!!」
扱ってくれた月媛ちゃんによって、ボスキャラがストップします。
こうしたところで、陽斗くんが右脛に【爆破刺突】を、壱紀くんが左脛に【デストロイ】を、ほぼ同時にヒットさせました。
若干ぐらついたボスではありますが、直立したままとなっています。
そんなテフヌトに、さまざまな【スキル】や【魔法】を用いる私たちです…。
44秒で【麻痺】がタイムリミットを迎え、止まっていたボスキャラが動きだしました。
結構タフではありますが、ダメージは蓄積されている筈です。
「忌々しい。」
眉間にシワを寄せたテフヌトが、
「絶対に殺す!」
右足で砂を蹴り上げます。
我々の半数ぐらいが、これを浴びてしまいました。
私も瞳を閉じたところで、〝ドウッ!!〟といった音が聞こえたのです。
再びボスが【光線】を発したのでしょう、何人かが「ぐはッ!」と痛がっています。
そこへ、
「ばくはつぅ―ッ!!」
月媛ちゃんが放った【魔法】が爆ぜ、熱風を感じる私です。
続けて、
「風斬!」
我が弟の声がしました。
おそらく、利勇は、咄嗟に[シールド]で顔を隠し、砂攻撃を回避していたのでしょう。
ともあれ。
私が瞼を開けていくなか、
『あなたのレベルが上がりました。』
『あなたのレベルが上がりました。』
『あなたのレベルが上がりました。』
『あなたのレベルが上がりました。』
『あなたのレベルが上がりました。』
例の“女性のアナウンス”が脳内に響いたのです……。
ボスキャラが遺した装備品を収納した我々は、現地の人々と“エンジェルソルジャー”を殲滅し終えました。
こうして、[転移の宝玉]で実家に帰る私達です。
エジプトの時刻はPM15:00ですが、日本はPM22:00となっています。
なお、今回のバトルでは、琴音と壱紀くんだけレベルアップしていません。
ちなみに、私は“幅30㎝×長さ6M”の【黄炎】を取得しました。
あと、ボスキャラがドロップした[80gの歪な金塊]もゲットしております―。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
現時点でのモガミーズ
【侍】の琴晴 = LV.30
【巫女】の琴音 = LV.38
【戦士】の壱紀 = LV.37
【魔女】の月媛 = LV.36
【剣士】の陽斗 = LV.35
【機工士】の聡真 = LV.34
【弓使い】の葵月 = LV.33
【騎士】の利勇 = LV.32
【武闘家】の咲凛 = LV.31
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