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4th STAGE/国を渡ってゆかねばならぬのです。
267.異国にて④
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「そろそろ行こうか。」
「エジプトに。」
聡真くんに促され、席を立った我々は、お店の外へと向かったのです…。
私が[転移の宝玉・改]を用いた次の瞬間、周囲の景色が変わりました。
眼前の建物に、
「これって?」
葵月ちゃんが首を傾げたところで、
「国際空港だね。」
「カイロの。」
こう述べる聡真くんです。
“カイロ”と言っても、体を温める物ではなく、エジプトの首都であります。
ただし、別の場所に首都を移す予定なのだとか。
まぁ、先程の[清流カフェ]で説明してくれていた聡真くんの受け売りですが☆彡
「とりあえず、戦闘準備を整えとく??」
「もうすぐエネミーが出て来る時間だから。」
壱紀くんの意見にて、[モードチェンジ]していく一同です。
ちなみに、日本がPM14:58で、エジプトはAM07:58、あたりとなっています。
つまり、人外たちが現れるまで、あと2分です。
周囲では、数十人の方々も[戦闘モード]に変更していました……。
およそ30分が経ち、“エネミー集団”を倒し終えています。
確かに、“ビッグモスキート”に刺された後に、【治癒】や[体力回復ポーション]を用いると、だるさが解消されました♪
なお、今回のバトルでは、私が“LV.28”となり、他は誰もUPしておりません。
さて。
全員が[私服]になった流れで、メモ帳をチェックする聡真くんが、
「まず、“無料のシャトルバス”を利用して、“路線バスのターミナル”に移ろう。」
そのように告げました。
〝ん?〟と理解できずにいる皆に、
「空港から別の場所に行くには、路線バスに乗らないといけない。」
「その“路線バスのターミナル”までは、ここからだと2キロ以上あって、徒歩だと25分から30分は掛かる。」
「なので、そこまで運んでくれる“無料のシャトルバス”を使ったが良い、て話しだよ。」
こう説明してくれる聡真くんです。
誰もが認識したところで、
「タクシーは…、料金が高いのか?」
利勇が独り言のように疑問を口にします。
「ま、〝ぼったくりが多い〟みたいだな。」
「だから避けたがいいだろ。」
そのような聡真くんの補足に、〝なるほどぉ〟と納得する親族でした……。
[白色パラソル型屋根]の下で20分ほど待ち、循環してきた“無料シャトルバス”に乗り込みます。
お客さんは殆どいませんでした。
こうして、15分あたりが過ぎ、[路線バスのターミナル]に着いたのです。
そこからは、聡真くんが〝タハリール行き〟とやらに関して運転手さん達に尋ねていきました。
こちらの文字は“アラビア語”らしく、我々には読めないので☆
やはり、現地の人々は【自動通訳】に驚いています。
とにもかくにも。
バスには、エアコン“有り”と“無し”が、存在しているそうです。
春とはいえ、エジプトは日本よりも気温が暑めとなっています。
よって、〝エアコン有り〟の一択でしかない[モガミーズ]でした―。
「エジプトに。」
聡真くんに促され、席を立った我々は、お店の外へと向かったのです…。
私が[転移の宝玉・改]を用いた次の瞬間、周囲の景色が変わりました。
眼前の建物に、
「これって?」
葵月ちゃんが首を傾げたところで、
「国際空港だね。」
「カイロの。」
こう述べる聡真くんです。
“カイロ”と言っても、体を温める物ではなく、エジプトの首都であります。
ただし、別の場所に首都を移す予定なのだとか。
まぁ、先程の[清流カフェ]で説明してくれていた聡真くんの受け売りですが☆彡
「とりあえず、戦闘準備を整えとく??」
「もうすぐエネミーが出て来る時間だから。」
壱紀くんの意見にて、[モードチェンジ]していく一同です。
ちなみに、日本がPM14:58で、エジプトはAM07:58、あたりとなっています。
つまり、人外たちが現れるまで、あと2分です。
周囲では、数十人の方々も[戦闘モード]に変更していました……。
およそ30分が経ち、“エネミー集団”を倒し終えています。
確かに、“ビッグモスキート”に刺された後に、【治癒】や[体力回復ポーション]を用いると、だるさが解消されました♪
なお、今回のバトルでは、私が“LV.28”となり、他は誰もUPしておりません。
さて。
全員が[私服]になった流れで、メモ帳をチェックする聡真くんが、
「まず、“無料のシャトルバス”を利用して、“路線バスのターミナル”に移ろう。」
そのように告げました。
〝ん?〟と理解できずにいる皆に、
「空港から別の場所に行くには、路線バスに乗らないといけない。」
「その“路線バスのターミナル”までは、ここからだと2キロ以上あって、徒歩だと25分から30分は掛かる。」
「なので、そこまで運んでくれる“無料のシャトルバス”を使ったが良い、て話しだよ。」
こう説明してくれる聡真くんです。
誰もが認識したところで、
「タクシーは…、料金が高いのか?」
利勇が独り言のように疑問を口にします。
「ま、〝ぼったくりが多い〟みたいだな。」
「だから避けたがいいだろ。」
そのような聡真くんの補足に、〝なるほどぉ〟と納得する親族でした……。
[白色パラソル型屋根]の下で20分ほど待ち、循環してきた“無料シャトルバス”に乗り込みます。
お客さんは殆どいませんでした。
こうして、15分あたりが過ぎ、[路線バスのターミナル]に着いたのです。
そこからは、聡真くんが〝タハリール行き〟とやらに関して運転手さん達に尋ねていきました。
こちらの文字は“アラビア語”らしく、我々には読めないので☆
やはり、現地の人々は【自動通訳】に驚いています。
とにもかくにも。
バスには、エアコン“有り”と“無し”が、存在しているそうです。
春とはいえ、エジプトは日本よりも気温が暑めとなっています。
よって、〝エアコン有り〟の一択でしかない[モガミーズ]でした―。
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