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4th STAGE/国を渡ってゆかねばならぬのです。
246.艋舺公園での攻防戦・転じて
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琴音が新たに【恩恵】を施してくれます。
このタイミングで、横倒れになっているボスが、自身の正面に【焔】を吐きました。
我ら親族は、火鳥に対して“左サイドの前線”なので、巻き込まれずに済んでいます。
ボスキャラが起きていくなか、
「カズくん! ハルト! 先頭に!」
二人を促して、
「ボスに“氷の魔法”を!!」
月媛ちゃんにも指示を出す聡真くんです。
それによって、壱紀くん&陽斗くんが駆けあがってくるのと同時に、
「こおりぃ―ッ!」
“最小直径26㎝×最大直径50㎝×長さ2.6M”といった感じの【氷撃】を月媛ちゃんが放ちました。
これが、火鳥の足にヒットするなり凍り付いて、〝バリィンッ!!〟と割れたのです。
「ぐッ!」
ふらつくボスキャラへと、葵月ちゃんが矢を射ります。
22本となった矢は、ボスの腹部に刺さりました。
「ぬぅ~ッ。」
後退った火鳥が、再び【炎】を使おうとします。
しかし、既に間合いを詰めた陽斗くんによって、
「刺突!!」
右脛にダメージを負ったのです。
「ぎッ。」
ボスキャラが痛がるなか、
「ハル!」
声をかけた壱紀くんと、陽斗くんが、入れ替われます。
この流れで、
「デストロイ!!」
【破壊】を用いる壱紀くんです。
そうした“追加攻撃”にて、
「がぁッ!」
ボスが左膝を着きました。
ここへ、焔が消えた方々や、右サイドチームが、
「チャンスだ!!」
「俺らも行くぞ!」
「続け!!」
「一気に倒そう!」
など、互いを鼓舞しながら、火鳥へと走りだします。
誰もが勢いに乗ろうとするなか、瞼を開いたボスキャラは、
「舐めるなッ!!」
前方へと跳ねて、落下したのです。
その所為で、20人ぐらいが敷かれてしまいました。
こうした光景に、
「まさに“ボディ・プレス”だな。」
「プロレスの。」
壱紀くんが呟きます。
「お兄ちゃん!」
「そんな事よりも早くやっつけないと、あの人たち押し潰されちゃうよ!!」
そう葵月ちゃんに言われ、
「あ、うん。」
理解を示した壱紀くんは、【地走り】を発動したのです。
ちなみに、現在の壱紀くんの場合は“最長2.9M”となっています。
この“スキル”が、またしてもボスの右足に当たりました。
更には、月媛ちゃんの【氷】が右腰に、琴音の【ライト・ビーム】が右胴に、それぞれ直撃します。
なお、火鳥を挟んだ向こうでも、10人くらいが何かしらの【スキル】や【魔法】を扱っているみたいです。
「のッ!」「ぎッ!」「ごッ!」といった具合に反応していたボスキャラが、
「おのれッ!!」
いきなり45度ほど〝ぐるん!〟と回り、反対側の人達を左脚で弾きました。
私の正面で〝ピタッ〟と止まったボスが、嘴を開きます。
(やばい!)
(炎がくる!!)
そう思った私が盾を構えるなか、右斜め前の聡真くんが[ライフル]で火鳥の口内を射撃したのです。
これによって、
「ぶぉッ?!」
上体を反らしたボスキャラの胸へと、葵月ちゃんが矢を飛ばしました。
いつの間にかダッシュしていた陽斗くんは、ボスの右腹部に【刺突】を見舞います。
それらに便乗して、
「風斬!!」
[ファルシオン]を振り下ろした私です☆
あちらこちらを怪我した火鳥は、ぐらつきながら立ちました。
ボスキャラに圧迫されていた方々はというと、八割ほどが起き上がってきます。
残りは残念ながら息を引き取っているようです。
こうした状況で、
「特に厄介な連中だな。」
我々を睨み付け、
「必ずや消し炭にしてくれるわッ!」
今度こそ確実に【焔】を吐く[四魔大将の一柱]でした―。
このタイミングで、横倒れになっているボスが、自身の正面に【焔】を吐きました。
我ら親族は、火鳥に対して“左サイドの前線”なので、巻き込まれずに済んでいます。
ボスキャラが起きていくなか、
「カズくん! ハルト! 先頭に!」
二人を促して、
「ボスに“氷の魔法”を!!」
月媛ちゃんにも指示を出す聡真くんです。
それによって、壱紀くん&陽斗くんが駆けあがってくるのと同時に、
「こおりぃ―ッ!」
“最小直径26㎝×最大直径50㎝×長さ2.6M”といった感じの【氷撃】を月媛ちゃんが放ちました。
これが、火鳥の足にヒットするなり凍り付いて、〝バリィンッ!!〟と割れたのです。
「ぐッ!」
ふらつくボスキャラへと、葵月ちゃんが矢を射ります。
22本となった矢は、ボスの腹部に刺さりました。
「ぬぅ~ッ。」
後退った火鳥が、再び【炎】を使おうとします。
しかし、既に間合いを詰めた陽斗くんによって、
「刺突!!」
右脛にダメージを負ったのです。
「ぎッ。」
ボスキャラが痛がるなか、
「ハル!」
声をかけた壱紀くんと、陽斗くんが、入れ替われます。
この流れで、
「デストロイ!!」
【破壊】を用いる壱紀くんです。
そうした“追加攻撃”にて、
「がぁッ!」
ボスが左膝を着きました。
ここへ、焔が消えた方々や、右サイドチームが、
「チャンスだ!!」
「俺らも行くぞ!」
「続け!!」
「一気に倒そう!」
など、互いを鼓舞しながら、火鳥へと走りだします。
誰もが勢いに乗ろうとするなか、瞼を開いたボスキャラは、
「舐めるなッ!!」
前方へと跳ねて、落下したのです。
その所為で、20人ぐらいが敷かれてしまいました。
こうした光景に、
「まさに“ボディ・プレス”だな。」
「プロレスの。」
壱紀くんが呟きます。
「お兄ちゃん!」
「そんな事よりも早くやっつけないと、あの人たち押し潰されちゃうよ!!」
そう葵月ちゃんに言われ、
「あ、うん。」
理解を示した壱紀くんは、【地走り】を発動したのです。
ちなみに、現在の壱紀くんの場合は“最長2.9M”となっています。
この“スキル”が、またしてもボスの右足に当たりました。
更には、月媛ちゃんの【氷】が右腰に、琴音の【ライト・ビーム】が右胴に、それぞれ直撃します。
なお、火鳥を挟んだ向こうでも、10人くらいが何かしらの【スキル】や【魔法】を扱っているみたいです。
「のッ!」「ぎッ!」「ごッ!」といった具合に反応していたボスキャラが、
「おのれッ!!」
いきなり45度ほど〝ぐるん!〟と回り、反対側の人達を左脚で弾きました。
私の正面で〝ピタッ〟と止まったボスが、嘴を開きます。
(やばい!)
(炎がくる!!)
そう思った私が盾を構えるなか、右斜め前の聡真くんが[ライフル]で火鳥の口内を射撃したのです。
これによって、
「ぶぉッ?!」
上体を反らしたボスキャラの胸へと、葵月ちゃんが矢を飛ばしました。
いつの間にかダッシュしていた陽斗くんは、ボスの右腹部に【刺突】を見舞います。
それらに便乗して、
「風斬!!」
[ファルシオン]を振り下ろした私です☆
あちらこちらを怪我した火鳥は、ぐらつきながら立ちました。
ボスキャラに圧迫されていた方々はというと、八割ほどが起き上がってきます。
残りは残念ながら息を引き取っているようです。
こうした状況で、
「特に厄介な連中だな。」
我々を睨み付け、
「必ずや消し炭にしてくれるわッ!」
今度こそ確実に【焔】を吐く[四魔大将の一柱]でした―。
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