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4th STAGE/国を渡ってゆかねばならぬのです。
240.遭逢②
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定刻となり、人外が現れます。
ホテル周辺のエネミーを倒していったところ、私のレベルが2つ上がりました…。
翌日、朝食を済ませ、暫くのんびりした我々は、08:50頃に駅へと向かって出発したのです。
歩くこと約10分、スマホの時計を確認した聡真くんに、
「そろそろだから、準備しよう」
と促され、[戦闘モード]になる私達でした……。
バトルを繰り広げながら進んだところ、およそ30分後に目的地へと到着したのです。
なお、私は更に1つレベルアップし、“16”となっています。
そんなこんなで、“09:30発”の電車に乗り込む[最神家イトコーズ]でした☆彡
[MRT龍山寺駅]から地上に出たところ、すぐ手前に[艋舺公園]が存在していたのです。
規模としては、もはや“広場”であります。
それはさておき…。
あと数分で10:00になろうかというタイミングで、“南側”に辿り着いた一同です。
この場には、沢山の警察を始め、いろんな方々が佇んでいました。
なかには、スーツ姿の男女が10人ほど見受けられます。
おそらく“行政関係者”でしょう。
なんとなく観察していたところ、
「琴晴ちゃん、あれ。」
壱紀くんが小声で知らせてきたのです。
彼の視線の先に居たのは、[九份の基山街]で会った女性陣でした。
そう、私の殺害に及んだ“黒髪ロングさん”のパーティーです。
とは言っても、むこうには、あれらの記憶はないでしょう。
なにせ、“タイムループ”しているので。
ちなみに、“特殊なリープ”のため、私の親族は覚えています。
何故かしら。
……、念の為の“おさらい”でした☆
なにはともあれ。
「げッ!」
「マジかよ。」
露骨に嫌そうにしたのは、陽斗くんです。
「なんで、ここに??」
私も少なからず驚いていたところ、
「きっと、どこかで情報を得て、訪れたんだろうと思うけど…。」
「多分、今回の依頼に参加して、味方のフリをしながら、“ボスキャラ討伐チーム”を騙し討ちするつもりなんじゃない?」
このように聡真くんが分析しました。
その側で、
「何??」
「なんか問題でも起きてるの?」
首を傾げた葵月ちゃんに、兄にあたる壱紀くんが説明していきます。
こうした最中、
「どうしよう??」
「取り押さえる?」
「いや、その前に周りに伝えて、協力してもらおうか??」
焦り気味で考えを巡らせる私に、
「ちょっと待って。」
「一旦、冷静になろう。」
「連中はまだ実行に移していないから、捕まえたところで白を切られるだけでしょ。」
「それと…、時間軸からして既に“蘇生術士”を葬っているはずだけど、こっちの証拠も無い。」
「騒いだところで、不利になるのは僕らのほうだ。」
「ここは慎重にいこう。」
そのように述べる聡真くんでした。
私が〝ふむ〟と理解を示したタイミングで、
「皆さぁん!!」
「近くにお集まりくださーい!」
「まずは幾つかお話しさせていただきますのでぇ!!」
お役人であろう男性が呼び掛けたのです―。
ホテル周辺のエネミーを倒していったところ、私のレベルが2つ上がりました…。
翌日、朝食を済ませ、暫くのんびりした我々は、08:50頃に駅へと向かって出発したのです。
歩くこと約10分、スマホの時計を確認した聡真くんに、
「そろそろだから、準備しよう」
と促され、[戦闘モード]になる私達でした……。
バトルを繰り広げながら進んだところ、およそ30分後に目的地へと到着したのです。
なお、私は更に1つレベルアップし、“16”となっています。
そんなこんなで、“09:30発”の電車に乗り込む[最神家イトコーズ]でした☆彡
[MRT龍山寺駅]から地上に出たところ、すぐ手前に[艋舺公園]が存在していたのです。
規模としては、もはや“広場”であります。
それはさておき…。
あと数分で10:00になろうかというタイミングで、“南側”に辿り着いた一同です。
この場には、沢山の警察を始め、いろんな方々が佇んでいました。
なかには、スーツ姿の男女が10人ほど見受けられます。
おそらく“行政関係者”でしょう。
なんとなく観察していたところ、
「琴晴ちゃん、あれ。」
壱紀くんが小声で知らせてきたのです。
彼の視線の先に居たのは、[九份の基山街]で会った女性陣でした。
そう、私の殺害に及んだ“黒髪ロングさん”のパーティーです。
とは言っても、むこうには、あれらの記憶はないでしょう。
なにせ、“タイムループ”しているので。
ちなみに、“特殊なリープ”のため、私の親族は覚えています。
何故かしら。
……、念の為の“おさらい”でした☆
なにはともあれ。
「げッ!」
「マジかよ。」
露骨に嫌そうにしたのは、陽斗くんです。
「なんで、ここに??」
私も少なからず驚いていたところ、
「きっと、どこかで情報を得て、訪れたんだろうと思うけど…。」
「多分、今回の依頼に参加して、味方のフリをしながら、“ボスキャラ討伐チーム”を騙し討ちするつもりなんじゃない?」
このように聡真くんが分析しました。
その側で、
「何??」
「なんか問題でも起きてるの?」
首を傾げた葵月ちゃんに、兄にあたる壱紀くんが説明していきます。
こうした最中、
「どうしよう??」
「取り押さえる?」
「いや、その前に周りに伝えて、協力してもらおうか??」
焦り気味で考えを巡らせる私に、
「ちょっと待って。」
「一旦、冷静になろう。」
「連中はまだ実行に移していないから、捕まえたところで白を切られるだけでしょ。」
「それと…、時間軸からして既に“蘇生術士”を葬っているはずだけど、こっちの証拠も無い。」
「騒いだところで、不利になるのは僕らのほうだ。」
「ここは慎重にいこう。」
そのように述べる聡真くんでした。
私が〝ふむ〟と理解を示したタイミングで、
「皆さぁん!!」
「近くにお集まりくださーい!」
「まずは幾つかお話しさせていただきますのでぇ!!」
お役人であろう男性が呼び掛けたのです―。
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