JK LOOPER

猫乃麗雅

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3rd STAGE/海を越えねばならぬのです。

202.現状⑭

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PM16:00以降に、順次、エネミー達が現れました。

それらは、天使/仏/アルミラージ/ホブゴブリン/トロル/ハーピー/ウッドゴーレム樹木人形/アルラウネ/わいら/おとろし/烏天狗からすてんぐといった、お馴染みの顔ぶれです。

なお、ジャイアントアント(蟻)&マンティス(かまきり)の昆虫類には、相も変わらず腰が引ける女性陣であります。

【勇者】のアケミさん以外は☆


なにはともあれ。

やって来たるは、下関の[温泉が備えられているホテル・・・]です。

通常であれば、およそ1時間20分で到着したらしいのですが、人外たちと戦いながらだったので、現在はPM17:50を回っていました。

とりあえずチェックインした我々は、ここから徒歩約5分の[古民家風居酒屋]へと移動したのです。

そこには、大小さまざまな個室が設けられていました。

相談の結果、女性8名と、男性7名に分かれて、ひと部屋ずつ使うことにしたのです。

なお、席は“掘りごたつ式の座敷”となっています。

メニューとしては、男女ともに“2時間飲み放題コース”を頼んだのでした……。


お酒を飲んでいない人々は、入浴タイムです。

大浴場・露天風呂・サウナ・水風呂が用意されております。

ちなみに、“天然温泉”との事でした。

酔いが醒めていない方々は、ランドリーコーナーで、洗濯および乾燥するそうです。

余談かもしれませんが、あとで“お風呂チーム”と交代する話しになっております。

なんだかんだで、PM22:00ごろに、琴音ことね月媛ひかりちゃんが就寝しました。

私は、テレビで“ネット動画”を視聴しております。

[ちびっ子コンビ]のために、できるだけ音量を下げて。

かつて収録されていたバラエティ番組を、小一時間ほど堪能してから、ベッドに潜った私です☾


宿泊施設内での朝食を済ませた[戦闘職]と[ユニーク職]は、AM08:00より、周囲に登場したエネミー達を倒していきました。

もはや、我らの“ルーティーン”です。

この結果、全員が1ずつレベルアップしております♪


AM08:40頃にチェックアウトして、マイクロバスが発車したのです。

なんでも〝関門かんもんトンネルを目指す〟とのことでした。

高速は通行止めになっているので、“一般道”であります。

壱紀かずきくんが、

「てっきりフェリーを使うのかと思っていましたけど、違うんですね。」

誰ともなく尋ねたところ、

「ええ。」
「どの船も〝屋根として認められる物が無い甲板かんぱんには結界が張れない〟らしく、水や空の系統である人外が乗り込んでくるそうでして…、まだ出港を見極めようとしている所が殆どみたいです。」
「傭兵の制度が整えば、往来が増えていくのでしょうが……。」

そうカズヒコさんが教えてくれたのです。

これに、多くの面子が〝へぇー〟と理解を示したのでした―。


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現時点での勇者パーティー

【勇者】のアケミ = LV.30

【騎士】のハルカ = LV.27

【武闘家】のサトシ = LV.27

【神官】のカズヒコ = LV.26

【侍】のジュンヤ = LV.28

【機工士】のユウジ = LV.25

【弓使い】のリョウ = LV.20
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