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3rd STAGE/海を越えねばならぬのです。
190.機工士というもの・こうへん
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ほんの数分で、[ワルサーP99ASコンパクト]の組み立てが完了しました。
これを“アイテムBOX”に収納すると、説明文を読むことが可能になります。
以前、利勇などに教えてもらった情報によれば、〝RPGとかと同じシステム〟なのだそうです。
ま、私には、イマイチよく分かりませんが……。
いずれにしろ。
〝装弾数は10発〟で〝全て打ち終えると自動的に補充される〟という事が判明しました。
ちなみに、その10発は、ピストルが出来あがった時点で、既に込められた状態になっているみたいです。
(どうりで、弾丸が見当たらなかった訳だ。)
こう納得しつつ、更に読み進めてみたところ、〝定期的に解体してメンテナンスしましょう〟とも書かれていました。
(なるほど…。)
理解を示した私は、武器の“装備”を選択して、画面をシャットダウンした流れで、顔を上げます。
すると、弟は、いつの間にか自室に戻っていました。
一方、琴音は、私達の母&葵月ちゃんによる裁縫を、なんだか楽しそうに見学しております。
そんな光景を暫し眺めていたものの、暇を持て余してしまい、自分の部屋に足を運んで、馴染み深いベッドで〝ゴロゴロ〟する私でした♪
およそ1時間半が経過して、妹に呼ばれた私が、再び[居間]へと赴いたら、両親が新たな防具を披露してくれたのです。
私は、母たちが作ってくれた“ピンク色の迷彩服”と“黒革の手袋”や“キャメルのショートブーツ”に、
「おおー、可愛い。」
といった感想を述べました。
父親&暁斗くんが完成させたるは、薄鉄でサバゲ―用の[ヘルメット/胸当て/肘当て/膝当て]に、透明の[ゴーグル]であります。
「皆、ありがとう!」
笑顔でお礼を言った私が、
「あ、そうだった。」
「これまでにゲットしたエネミー達の装備品や金と銀を、渡しておくよ。」
このように提案したら、
「いや、武器と防具はまだしも、金目の物はとっておいたがいいんじゃないか?」
父が返してきたのです。
「ううん。」
「また溜まっていくから、大丈夫だよ、気にしなくても。」
そう告げたところ、
「……、じゃあ、遠慮なく。」
父親が承諾してくれました。
「私もあげるぅーッ!!」
といった具合に続いたのは、当然、琴音です。
これによって、父の[アイテムBOX]に、ポーション類などを覗いた品々を送る姉妹でした…。
ひと段落ついて、
「すぐにでも出発するのか??」
「だったら、陽斗に、そう伝えるけど?」
暁斗くんが尋ねてきたので、
「あー、……、一緒に旅している人たちと三時に合流できればいいから、その二分前とかに来てもらえればOKだよ。」
そのように答えた私は、
「こっちはカズくんに連絡するから、そっちはよろしくね。」
と、お願いしたのです。
「ああ、分かった。」
頷いた暁斗くんに、私とが、各自、スマホを取り出したのでした。
PM14:58頃となり、主だった人達が玄関先に集まっております。
「またな、利勇。」
「…、頑張れよ。」
軽く挨拶を交わしたのは、陽斗くんと、我が弟です。
「行ってらっしゃーい☆」
「いってきまぁーす!」
いつも通り、葵月ちゃん&琴音を中心に、誰もが手を振り合います。
こうして、【転移の宝玉】で岡山県笠岡市に“テレポート”する私たちでした―。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
[最神家イトコーズ]のコーディネート
琴晴
・赤ぶちの伊達眼鏡
・ピンクを基調としたパステルカラーのブルゾン
・ホワイトの長袖シャツ
・モスグリーンのロングスカート
・ホワイト&レッドのスニーカー
琴音
・ネイビーのキャップ帽
・ブラックのパーカートレーナー
・ネイビーのミニスカート
・ブラックのストレッチパンツ
・ブラウンのショートブーツ
壱紀
・ホワイトのトラックジャケット
・ブラックのロンT
・オリーブのベイカーパンツ
・ブラック&ホワイトのスニーカー
月媛
・ピンクのベレー帽
・ホワイトのセーターベスト
・ピンクとホワイトによるチェック柄の長袖ワンピース
・ホワイト&ブラックの革靴
陽斗
・ベージュのルーズニットベスト
・ホワイトの長袖ワイシャツ
・ブラックのチノパン
・グレー&ホワイトのスニーカー
これを“アイテムBOX”に収納すると、説明文を読むことが可能になります。
以前、利勇などに教えてもらった情報によれば、〝RPGとかと同じシステム〟なのだそうです。
ま、私には、イマイチよく分かりませんが……。
いずれにしろ。
〝装弾数は10発〟で〝全て打ち終えると自動的に補充される〟という事が判明しました。
ちなみに、その10発は、ピストルが出来あがった時点で、既に込められた状態になっているみたいです。
(どうりで、弾丸が見当たらなかった訳だ。)
こう納得しつつ、更に読み進めてみたところ、〝定期的に解体してメンテナンスしましょう〟とも書かれていました。
(なるほど…。)
理解を示した私は、武器の“装備”を選択して、画面をシャットダウンした流れで、顔を上げます。
すると、弟は、いつの間にか自室に戻っていました。
一方、琴音は、私達の母&葵月ちゃんによる裁縫を、なんだか楽しそうに見学しております。
そんな光景を暫し眺めていたものの、暇を持て余してしまい、自分の部屋に足を運んで、馴染み深いベッドで〝ゴロゴロ〟する私でした♪
およそ1時間半が経過して、妹に呼ばれた私が、再び[居間]へと赴いたら、両親が新たな防具を披露してくれたのです。
私は、母たちが作ってくれた“ピンク色の迷彩服”と“黒革の手袋”や“キャメルのショートブーツ”に、
「おおー、可愛い。」
といった感想を述べました。
父親&暁斗くんが完成させたるは、薄鉄でサバゲ―用の[ヘルメット/胸当て/肘当て/膝当て]に、透明の[ゴーグル]であります。
「皆、ありがとう!」
笑顔でお礼を言った私が、
「あ、そうだった。」
「これまでにゲットしたエネミー達の装備品や金と銀を、渡しておくよ。」
このように提案したら、
「いや、武器と防具はまだしも、金目の物はとっておいたがいいんじゃないか?」
父が返してきたのです。
「ううん。」
「また溜まっていくから、大丈夫だよ、気にしなくても。」
そう告げたところ、
「……、じゃあ、遠慮なく。」
父親が承諾してくれました。
「私もあげるぅーッ!!」
といった具合に続いたのは、当然、琴音です。
これによって、父の[アイテムBOX]に、ポーション類などを覗いた品々を送る姉妹でした…。
ひと段落ついて、
「すぐにでも出発するのか??」
「だったら、陽斗に、そう伝えるけど?」
暁斗くんが尋ねてきたので、
「あー、……、一緒に旅している人たちと三時に合流できればいいから、その二分前とかに来てもらえればOKだよ。」
そのように答えた私は、
「こっちはカズくんに連絡するから、そっちはよろしくね。」
と、お願いしたのです。
「ああ、分かった。」
頷いた暁斗くんに、私とが、各自、スマホを取り出したのでした。
PM14:58頃となり、主だった人達が玄関先に集まっております。
「またな、利勇。」
「…、頑張れよ。」
軽く挨拶を交わしたのは、陽斗くんと、我が弟です。
「行ってらっしゃーい☆」
「いってきまぁーす!」
いつも通り、葵月ちゃん&琴音を中心に、誰もが手を振り合います。
こうして、【転移の宝玉】で岡山県笠岡市に“テレポート”する私たちでした―。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
[最神家イトコーズ]のコーディネート
琴晴
・赤ぶちの伊達眼鏡
・ピンクを基調としたパステルカラーのブルゾン
・ホワイトの長袖シャツ
・モスグリーンのロングスカート
・ホワイト&レッドのスニーカー
琴音
・ネイビーのキャップ帽
・ブラックのパーカートレーナー
・ネイビーのミニスカート
・ブラックのストレッチパンツ
・ブラウンのショートブーツ
壱紀
・ホワイトのトラックジャケット
・ブラックのロンT
・オリーブのベイカーパンツ
・ブラック&ホワイトのスニーカー
月媛
・ピンクのベレー帽
・ホワイトのセーターベスト
・ピンクとホワイトによるチェック柄の長袖ワンピース
・ホワイト&ブラックの革靴
陽斗
・ベージュのルーズニットベスト
・ホワイトの長袖ワイシャツ
・ブラックのチノパン
・グレー&ホワイトのスニーカー
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