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3rd STAGE/海を越えねばならぬのです。
180.いかんともしがたく・・・・。
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「ありがとな!!」
「お陰で大阪城を取り戻せたわ!」
嬉しそうに感謝してくださった金髪リーゼントさんに、[東京組]の全員が微笑みます。
そこへ、遅ればせながら、残りの一班が北側より走ってきました。
最前の男性が、
「すまん。」
「仲間が亡くなったことで、パニックに陥ってしもうて、人外らを倒すんに手間取った。」
申し訳なさそうにします。
この、大学生と思しき方々の人数は、男性28:女性26です。
「いや、構へん。」
「……、大変やったな。」
優しく声をかけたのは、暴走族の“黒髪セミロングソバージュさん”であります。
「他のチームも犠牲が出ているみたいね。」
“ライトブラウンロングパーマの女性”が確認したところ、南側より合流してきていた社会人&高校生の集団が頷きました。
先程の“黒髪ショート爽やか大学生”が、
「せやけど、京都で“蘇生術士”に頼めば、問題ないやろ。」
そう述べたのです。
これに、
「あ、いや、実は……。」
金髪リーゼントさんが言いづらそうにしながらも、いろいろと教えていきます。
では、この間に、[最神家イトコーズ]のレベルを確認していきましょう。
【剣士】の琴晴 = LV.11
【巫女】の琴音 = LV.19
【戦士】の壱紀くん = LV.18
【魔女】の月媛ちゃん = LV.13
現在は、このようになっておりました。
なお、私は新たなスキルを収得したのです!!
それに関しては、追々お披露目させていただきます♪
さて。
説明を受けた大阪の方々が、
「そんな事になっとんたんか…。」
彩さんが亡くなっている件に、気を落としました。
「ま、さっき説明にあったように、東京の人たちが頑張ってくれるみたいやから、日本の蘇生術士を復活させるんは任せるとして……、うちらは、救急車を呼ぶなりして遺体を運んでもらおうや。」
黒髪ソバージュさんに促されて、大阪の人々がスマホで連絡していきます。
今回のバトルで、総勢19名が命を落としたそうです…。
およそ15分が経ちました。
各自、武装を解除して、担当した門の近くで待機しています。
[強虎嵐武]&[虎超乱]と、東京のメンバーは、大学生さん達と一緒に、“京橋口”に赴いていました。
ここでは6人の男女が他界したみたいです。
到着したのは、三台ほどの“自衛隊のトラック”でした。
そのどれにも“赤十字”のロゴマークが施されています。
なんでも、災害が起きた際などに派遣されるらしいのですが……、世の中の状況からして、今は、こういう事態でも出動しているのだそうです。
当然、〝国が認めている〟とのことでした。
「俺らは病院に向かうから、ここで、お別れやな。」
そう告げた“爽やかリーダーさん”を筆頭に、数名の大学生が、[転移の宝玉]を用いて、“テレポート”したのです。
「で?」
「アンタらは、これから、どないするん??」
金髪リーゼントさんの質問に、
「ボクとしては大阪城の天守などを見て回りたいんだが…。」
勇者さんが答えたところ、
「あー、……、残念やけど、ボスキャラどもに占拠されてから休業しとるらしく…、建物の中に入るんは無理やで。」
黒髪ソバージュさんが伝えてきたのです。
「そうなのかい?」
少なからずガッカリするアケミさんに反して、
「じゃあ、仕方ないから、次の場所へと移動しましょう。」
ハルカさんが、どこか嬉しそうにします。
あとで聞いた話しによれば、「あまり、お城に興味がないから、正直、助かった」との事でした―。
「お陰で大阪城を取り戻せたわ!」
嬉しそうに感謝してくださった金髪リーゼントさんに、[東京組]の全員が微笑みます。
そこへ、遅ればせながら、残りの一班が北側より走ってきました。
最前の男性が、
「すまん。」
「仲間が亡くなったことで、パニックに陥ってしもうて、人外らを倒すんに手間取った。」
申し訳なさそうにします。
この、大学生と思しき方々の人数は、男性28:女性26です。
「いや、構へん。」
「……、大変やったな。」
優しく声をかけたのは、暴走族の“黒髪セミロングソバージュさん”であります。
「他のチームも犠牲が出ているみたいね。」
“ライトブラウンロングパーマの女性”が確認したところ、南側より合流してきていた社会人&高校生の集団が頷きました。
先程の“黒髪ショート爽やか大学生”が、
「せやけど、京都で“蘇生術士”に頼めば、問題ないやろ。」
そう述べたのです。
これに、
「あ、いや、実は……。」
金髪リーゼントさんが言いづらそうにしながらも、いろいろと教えていきます。
では、この間に、[最神家イトコーズ]のレベルを確認していきましょう。
【剣士】の琴晴 = LV.11
【巫女】の琴音 = LV.19
【戦士】の壱紀くん = LV.18
【魔女】の月媛ちゃん = LV.13
現在は、このようになっておりました。
なお、私は新たなスキルを収得したのです!!
それに関しては、追々お披露目させていただきます♪
さて。
説明を受けた大阪の方々が、
「そんな事になっとんたんか…。」
彩さんが亡くなっている件に、気を落としました。
「ま、さっき説明にあったように、東京の人たちが頑張ってくれるみたいやから、日本の蘇生術士を復活させるんは任せるとして……、うちらは、救急車を呼ぶなりして遺体を運んでもらおうや。」
黒髪ソバージュさんに促されて、大阪の人々がスマホで連絡していきます。
今回のバトルで、総勢19名が命を落としたそうです…。
およそ15分が経ちました。
各自、武装を解除して、担当した門の近くで待機しています。
[強虎嵐武]&[虎超乱]と、東京のメンバーは、大学生さん達と一緒に、“京橋口”に赴いていました。
ここでは6人の男女が他界したみたいです。
到着したのは、三台ほどの“自衛隊のトラック”でした。
そのどれにも“赤十字”のロゴマークが施されています。
なんでも、災害が起きた際などに派遣されるらしいのですが……、世の中の状況からして、今は、こういう事態でも出動しているのだそうです。
当然、〝国が認めている〟とのことでした。
「俺らは病院に向かうから、ここで、お別れやな。」
そう告げた“爽やかリーダーさん”を筆頭に、数名の大学生が、[転移の宝玉]を用いて、“テレポート”したのです。
「で?」
「アンタらは、これから、どないするん??」
金髪リーゼントさんの質問に、
「ボクとしては大阪城の天守などを見て回りたいんだが…。」
勇者さんが答えたところ、
「あー、……、残念やけど、ボスキャラどもに占拠されてから休業しとるらしく…、建物の中に入るんは無理やで。」
黒髪ソバージュさんが伝えてきたのです。
「そうなのかい?」
少なからずガッカリするアケミさんに反して、
「じゃあ、仕方ないから、次の場所へと移動しましょう。」
ハルカさんが、どこか嬉しそうにします。
あとで聞いた話しによれば、「あまり、お城に興味がないから、正直、助かった」との事でした―。
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