100 / 291
2nd STAGE/ループには別の種類があるみたいです。
100.三重県にて・キュウ
しおりを挟む
温泉を出た面子が、パジャマ姿で、お食事処に行ってみたところ、皆さん、くつろいでいらっしゃいました。
「お風呂、どうっだったぁ?」
【調理師】であるユミさんの質問に、
「良かったよ♪」
【騎士】のハルカさんが、笑みを浮かべながら椅子に座ります。
「何か頼む??」
【錬金術師】たるマリナさんに尋ねられ、
「ジュースにしよう。」
【勇者】のアケミさんが答えました。
「お姉ちゃん、私も飲みたい。」
妹にせがまれて、“リンゴジュース”を、二杯、頼むことにしたのです。
一杯は私の分であります☆
琴音が、着席しつつ、
「アケミおねえちゃん、“レイヤー×スレイヤー”の続き、見てもいい?」
と、お願いしたところ、
「勿論!」
「気に入ってもらえて喜ばしい限りだよ!!」
勇者さんが笑顔で“ノートパソコン”を出現させました。
時刻はPM19:30あたりです。
【機工士】であるユウジさんが、
「あれから、幾つかのことを調べてみたんだけど…。」
「まず、〝人類の一割が新たに亡くなったんじゃないか?〟って噂が飛び交ってる。」
「他にも、エネミー達に、畑を荒らされたり、喰われた動物や魚介類がいるみたいだ。」
「政府は明日の朝10時ごろに会見を開くらしい。」
そのように伝えました。
「いずれにしろ、事態は悪化しているようだな。」
【武闘家】のサトシさんが軽く溜息を吐きます。
やや重たくなった場の空気を変える意味でも、
「あのぉ~。」
「“セカンドステージ”の人外たちって、スキルを連発できないのでしょうか??」
私が聞いてみたら、
「ああ。」
「どうやら、〝一個体につき一回まで〟みたいだね。」
これまたユウジさんが教えてくださいました。
そこから雑談すること、およそ30分。
従業員の方々が〝ドラバタ〟しだしたのです。
「慌ただしいな。」
【侍】たるジュンヤさんが眉間にシワを寄せます。
私達の所に駆け寄って来た一人の女性スタッフが、
「現在、屋外に敵が現れております。」
「しかしながら、当ホテルの“戦闘職”と“ユニーク職”が出動しましたので、ご安心ください。」
一礼して去っていきました。
「ん?」
「まだ四時間しか経っていないよね??」
ユミさんが首を傾げたところ、
「“ファ―ストステージ”よりも、一時間、早まっているのかもしれねぇな。」
ジュンヤさんが考察したのです。
「……、ちょっと様子を窺ってくる。」
「ヤバそうだったら知らせるから、全員、待機していてくれ。」
立ち上がったサトシさんが、ロビーへと赴きました…。
PM20:30頃に、武闘家さんが帰ってきて、
「大丈夫だった。」
と報告しました。
妹がアニメを視聴し終えたタイミングで、お開きとなり、各自、お部屋であったり、温泉に、足を運んだのです。
ベッドが二つ並んでいる室内にて。
私は、母に電話したのです。
当然、琴音にも喋らせてあげました。
PM21:00過ぎ。
誰かが〝コンコン〟とノックした模様です。
〝ガチャッ〟と鍵を回して、ドアを開けてみたら、騎士さんが佇んでいました。
「あ、コトハちゃん。」
「少し、話したい事があるんだけど…、いいかな?」
いささか申し訳なさそうにしたハルカさんを、
「はぁ。」
「……、とりあえず、どうぞ。」
お部屋に入れてあげます。
私の後ろに付いてくる騎士さんが、
「コトネちゃんは、もう、寝ちゃってるね。」
ベッドを確認したみたいです。
「そうなんですよぉ。」
「疲れが出たみたいで、ぐっすり眠ってます。」
私が説明したところ、
「良かったぁ。」
「お姉ちゃんの惨劇を見せずに済むし…、“巫女”のスキルは何かと厄介だしね。」
ハルカさんが、このように述べました。
「はい??」
体ごと振り返った私の左胸に、
ズブシュッ!!
[中剣]が突き刺さります。
「え?!」
目を丸くする私から、貫通していたソードを騎士さんが抜きつつ、
「心配しないで、コトハちゃん。」
「私が過去にタイムスリップすれば、あなたも死んでいないことになるでしょ?」
冷たい表情を向けてきました。
「がはッ!」
私は、口と心臓から流血すると共に、仰向けで倒れてしまったのです。
私のネックレスを左手で掴んだハルカさんが、
「ごめんね。」
「力ずくで奪おうとしたら殺し合いになって、みんなに気付かれそうだから、こういう手段を取らさせてもらったわ。」
チェーンを剣で斬りました。
私が朦朧としているなか、
「これで、“ショウ”が生きていた日に遡れる……。」
騎士さんが、[金の首飾り]を掲げます。
ハルカさんは、
「世界を二日前の朝に戻しなさい!」
「さあ、今すぐッ!!」
ライトブルーかつ球体の[ジュエリー]に命令しました。
が。
…………。
[時空のネックレス]は無反応です。
「もしかして……、なんらかの条件が必要ってこと??」
訝しがって、
「どうやって発動させるのッ!?」
問い詰めてきたハルカさんが、私が出したばかりの[体力回復ポーション]の瓶を、
「させないわよ!」
中剣を払って壊しました。
その騒ぎに、
「ん~、…、お姉ちゃん?」
上半身を起こした妹が寝ぼけまなこを擦ります。
私の意識が途絶えそうになるなか、
「!!」
焦った騎士さんが、
「風斬ッ!」
琴音に対して、ソードを左から右へと振るったのです―。
「お風呂、どうっだったぁ?」
【調理師】であるユミさんの質問に、
「良かったよ♪」
【騎士】のハルカさんが、笑みを浮かべながら椅子に座ります。
「何か頼む??」
【錬金術師】たるマリナさんに尋ねられ、
「ジュースにしよう。」
【勇者】のアケミさんが答えました。
「お姉ちゃん、私も飲みたい。」
妹にせがまれて、“リンゴジュース”を、二杯、頼むことにしたのです。
一杯は私の分であります☆
琴音が、着席しつつ、
「アケミおねえちゃん、“レイヤー×スレイヤー”の続き、見てもいい?」
と、お願いしたところ、
「勿論!」
「気に入ってもらえて喜ばしい限りだよ!!」
勇者さんが笑顔で“ノートパソコン”を出現させました。
時刻はPM19:30あたりです。
【機工士】であるユウジさんが、
「あれから、幾つかのことを調べてみたんだけど…。」
「まず、〝人類の一割が新たに亡くなったんじゃないか?〟って噂が飛び交ってる。」
「他にも、エネミー達に、畑を荒らされたり、喰われた動物や魚介類がいるみたいだ。」
「政府は明日の朝10時ごろに会見を開くらしい。」
そのように伝えました。
「いずれにしろ、事態は悪化しているようだな。」
【武闘家】のサトシさんが軽く溜息を吐きます。
やや重たくなった場の空気を変える意味でも、
「あのぉ~。」
「“セカンドステージ”の人外たちって、スキルを連発できないのでしょうか??」
私が聞いてみたら、
「ああ。」
「どうやら、〝一個体につき一回まで〟みたいだね。」
これまたユウジさんが教えてくださいました。
そこから雑談すること、およそ30分。
従業員の方々が〝ドラバタ〟しだしたのです。
「慌ただしいな。」
【侍】たるジュンヤさんが眉間にシワを寄せます。
私達の所に駆け寄って来た一人の女性スタッフが、
「現在、屋外に敵が現れております。」
「しかしながら、当ホテルの“戦闘職”と“ユニーク職”が出動しましたので、ご安心ください。」
一礼して去っていきました。
「ん?」
「まだ四時間しか経っていないよね??」
ユミさんが首を傾げたところ、
「“ファ―ストステージ”よりも、一時間、早まっているのかもしれねぇな。」
ジュンヤさんが考察したのです。
「……、ちょっと様子を窺ってくる。」
「ヤバそうだったら知らせるから、全員、待機していてくれ。」
立ち上がったサトシさんが、ロビーへと赴きました…。
PM20:30頃に、武闘家さんが帰ってきて、
「大丈夫だった。」
と報告しました。
妹がアニメを視聴し終えたタイミングで、お開きとなり、各自、お部屋であったり、温泉に、足を運んだのです。
ベッドが二つ並んでいる室内にて。
私は、母に電話したのです。
当然、琴音にも喋らせてあげました。
PM21:00過ぎ。
誰かが〝コンコン〟とノックした模様です。
〝ガチャッ〟と鍵を回して、ドアを開けてみたら、騎士さんが佇んでいました。
「あ、コトハちゃん。」
「少し、話したい事があるんだけど…、いいかな?」
いささか申し訳なさそうにしたハルカさんを、
「はぁ。」
「……、とりあえず、どうぞ。」
お部屋に入れてあげます。
私の後ろに付いてくる騎士さんが、
「コトネちゃんは、もう、寝ちゃってるね。」
ベッドを確認したみたいです。
「そうなんですよぉ。」
「疲れが出たみたいで、ぐっすり眠ってます。」
私が説明したところ、
「良かったぁ。」
「お姉ちゃんの惨劇を見せずに済むし…、“巫女”のスキルは何かと厄介だしね。」
ハルカさんが、このように述べました。
「はい??」
体ごと振り返った私の左胸に、
ズブシュッ!!
[中剣]が突き刺さります。
「え?!」
目を丸くする私から、貫通していたソードを騎士さんが抜きつつ、
「心配しないで、コトハちゃん。」
「私が過去にタイムスリップすれば、あなたも死んでいないことになるでしょ?」
冷たい表情を向けてきました。
「がはッ!」
私は、口と心臓から流血すると共に、仰向けで倒れてしまったのです。
私のネックレスを左手で掴んだハルカさんが、
「ごめんね。」
「力ずくで奪おうとしたら殺し合いになって、みんなに気付かれそうだから、こういう手段を取らさせてもらったわ。」
チェーンを剣で斬りました。
私が朦朧としているなか、
「これで、“ショウ”が生きていた日に遡れる……。」
騎士さんが、[金の首飾り]を掲げます。
ハルカさんは、
「世界を二日前の朝に戻しなさい!」
「さあ、今すぐッ!!」
ライトブルーかつ球体の[ジュエリー]に命令しました。
が。
…………。
[時空のネックレス]は無反応です。
「もしかして……、なんらかの条件が必要ってこと??」
訝しがって、
「どうやって発動させるのッ!?」
問い詰めてきたハルカさんが、私が出したばかりの[体力回復ポーション]の瓶を、
「させないわよ!」
中剣を払って壊しました。
その騒ぎに、
「ん~、…、お姉ちゃん?」
上半身を起こした妹が寝ぼけまなこを擦ります。
私の意識が途絶えそうになるなか、
「!!」
焦った騎士さんが、
「風斬ッ!」
琴音に対して、ソードを左から右へと振るったのです―。
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説

収納大魔導士と呼ばれたい少年
カタナヅキ
ファンタジー
収納魔術師は異空間に繋がる出入口を作り出し、あらゆる物体を取り込むことができる。但し、他の魔術師と違って彼等が扱える魔法は一つに限られ、戦闘面での活躍は期待できない――それが一般常識だった。だが、一人の少年が収納魔法を極めた事で常識は覆される。
「収納魔術師だって戦えるんだよ」
戦闘には不向きと思われていた収納魔法を利用し、少年は世間の収納魔術師の常識を一変させる伝説を次々と作り出す――
伯爵令嬢の秘密の知識
シマセイ
ファンタジー
16歳の女子高生 佐藤美咲は、神のミスで交通事故に巻き込まれて死んでしまう。異世界のルナリス伯爵家にミアとして転生し、前世の記憶と知識チートを授かる。魔法と魔道具を秘密裏に研究しつつ、科学と魔法を融合させた夢を追い、小さな一歩を踏み出す。

やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる