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2nd STAGE/ループには別の種類があるみたいです。
98.三重県にて・ジョ
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マイクロバスは“下道”を走っております。
高速道路は封鎖されているそうで、使えない模様です。
なんでも、時速100㎞ほどで走行している際に、突然、エネミー達が出現して、慌ててハンドルを切った方々による事故が多発したり、パーキングエリアも襲撃されてしまったりで、危険なため、利用できないようにしてある、との話しでした。
そんな状況で三重県を目指しているなか、仲良く横に並んだ私と妹は、アニメを観させられています。
内容としては、〝現代の日本で暗躍している秘密結社を、不思議な力に目覚めたコスプレイヤーたちが変身して、倒していく〟みたいな…。
んー、……、[仮面ラ○ダー]と[プ○キュア]を足して2で割った感が否めません。
まぁ、まだ、一話目しか視聴していないので、なんとも評価できませんが。
「どうだい??」
「面白いだろ?!」
興味津々で窺ってきた勇者さんに、琴音が〝コク コク〟と頷きます。
「そうであろう、そうであろう!」
「君とは気が合いそうだな、コトネくん!!」
アケミさんが〝あははははッ!〟と上機嫌で笑いました。
「お姉ちゃん、早く続きを!!」
ねだる妹の為に、私は、二話目を再生してあげたのです。
公式の動画配信サイトにて。
この間に、お宿が決まったみたいで、青髪のカズヒコさんが、運転しているサトシさんに、伝えに行きました…。
名古屋城の[東駐車場]を出たのは、PM16:15ぐらいだったかと記憶しております。
その後、〝少し進んでは人外らと戦う〟を繰り返していたので、目的地に着く頃にはPM18:00になろうとしていました。
結局、[レイヤー×スレイヤー]を、三話目まで見させられたのです……。
決して悪くはなかったので、これからの展開に期待しましょう。
さて。
今回は、[いなべ市]の某ホテルに宿泊することになっています。
パーキングに自動車が停まったときに、【錬金術師】であるマリナさんが直してくださった武器&防具を、感謝しながら受け取った私と琴音は、改めて“装備設定”しました。
ロビーにて…、幾つかの確認事項を受けていきます。
以前と違って、20歳以上の方が数人いるので、未成年のチェックインも可能です。
夕食は、“お魚”と“お肉”の二つのプランに、“お子様膳”も有るとの情報でした。
男性陣が、我が妹に配慮して、子供向けの料理を提供してくれる宿を探してくださっていたのです。
私と琴音は揃って、お礼を述べました。
お部屋に関しては、皆さんが“シングル”で、私たち姉妹は“ツイン”です。
本来であれば、どの部屋も一人につき1万1千円くらいですが……、やはり、この宿でも、予約のキャンセルが相次いだり、連絡のつかないお客さんがいるとのことで、半額の5500円ほどになっております。
これら以外は、建物に施されている【結界】が補強されている旨や、従業員に“戦闘職”と“ユニーク職”が居るので、安心して寝泊まりできる、といった説明でした。
カズヒコさんが、予め、ホテル側に到着予定時刻を告げていらっしゃったらしく、ご飯の準備が、あと5分もあれば整うそうです。
なので、取り敢えず、席へと案内してもらったのでした…。
お食事の際に〝セカンドステージのモンスター達は何なのか?〟との話題になりました。
迷彩服のユウジさん調べによれば、“人型の木”は[ウッドゴーレム]で、“赤い花と同化している黄緑色の女性”が[アルラウネ]という名称みたいです。
また、“鳥人間”が[ハーピー]であり、“2M大の蟻”は[ジャイアントアント]で、“2.5M級の蟷螂”が[マンティス]とのことでした。
他にも、“修行僧みたいなカラス”は[鴉天狗]で、“下半身が無い緑色の牛”が[わいら]であり、これまた“下半身がない青色の獅子舞”は[おとろし]なのだそうです。
豆知識として、“わいら”は[はいら]と、“おとろし”は[おどろおどろ]とも、呼ばれているのだとか。
いずれにしろ、[わいら]と[おとろし]は、二体で一対とされている事が多い、と、教えてくださいました―。
高速道路は封鎖されているそうで、使えない模様です。
なんでも、時速100㎞ほどで走行している際に、突然、エネミー達が出現して、慌ててハンドルを切った方々による事故が多発したり、パーキングエリアも襲撃されてしまったりで、危険なため、利用できないようにしてある、との話しでした。
そんな状況で三重県を目指しているなか、仲良く横に並んだ私と妹は、アニメを観させられています。
内容としては、〝現代の日本で暗躍している秘密結社を、不思議な力に目覚めたコスプレイヤーたちが変身して、倒していく〟みたいな…。
んー、……、[仮面ラ○ダー]と[プ○キュア]を足して2で割った感が否めません。
まぁ、まだ、一話目しか視聴していないので、なんとも評価できませんが。
「どうだい??」
「面白いだろ?!」
興味津々で窺ってきた勇者さんに、琴音が〝コク コク〟と頷きます。
「そうであろう、そうであろう!」
「君とは気が合いそうだな、コトネくん!!」
アケミさんが〝あははははッ!〟と上機嫌で笑いました。
「お姉ちゃん、早く続きを!!」
ねだる妹の為に、私は、二話目を再生してあげたのです。
公式の動画配信サイトにて。
この間に、お宿が決まったみたいで、青髪のカズヒコさんが、運転しているサトシさんに、伝えに行きました…。
名古屋城の[東駐車場]を出たのは、PM16:15ぐらいだったかと記憶しております。
その後、〝少し進んでは人外らと戦う〟を繰り返していたので、目的地に着く頃にはPM18:00になろうとしていました。
結局、[レイヤー×スレイヤー]を、三話目まで見させられたのです……。
決して悪くはなかったので、これからの展開に期待しましょう。
さて。
今回は、[いなべ市]の某ホテルに宿泊することになっています。
パーキングに自動車が停まったときに、【錬金術師】であるマリナさんが直してくださった武器&防具を、感謝しながら受け取った私と琴音は、改めて“装備設定”しました。
ロビーにて…、幾つかの確認事項を受けていきます。
以前と違って、20歳以上の方が数人いるので、未成年のチェックインも可能です。
夕食は、“お魚”と“お肉”の二つのプランに、“お子様膳”も有るとの情報でした。
男性陣が、我が妹に配慮して、子供向けの料理を提供してくれる宿を探してくださっていたのです。
私と琴音は揃って、お礼を述べました。
お部屋に関しては、皆さんが“シングル”で、私たち姉妹は“ツイン”です。
本来であれば、どの部屋も一人につき1万1千円くらいですが……、やはり、この宿でも、予約のキャンセルが相次いだり、連絡のつかないお客さんがいるとのことで、半額の5500円ほどになっております。
これら以外は、建物に施されている【結界】が補強されている旨や、従業員に“戦闘職”と“ユニーク職”が居るので、安心して寝泊まりできる、といった説明でした。
カズヒコさんが、予め、ホテル側に到着予定時刻を告げていらっしゃったらしく、ご飯の準備が、あと5分もあれば整うそうです。
なので、取り敢えず、席へと案内してもらったのでした…。
お食事の際に〝セカンドステージのモンスター達は何なのか?〟との話題になりました。
迷彩服のユウジさん調べによれば、“人型の木”は[ウッドゴーレム]で、“赤い花と同化している黄緑色の女性”が[アルラウネ]という名称みたいです。
また、“鳥人間”が[ハーピー]であり、“2M大の蟻”は[ジャイアントアント]で、“2.5M級の蟷螂”が[マンティス]とのことでした。
他にも、“修行僧みたいなカラス”は[鴉天狗]で、“下半身が無い緑色の牛”が[わいら]であり、これまた“下半身がない青色の獅子舞”は[おとろし]なのだそうです。
豆知識として、“わいら”は[はいら]と、“おとろし”は[おどろおどろ]とも、呼ばれているのだとか。
いずれにしろ、[わいら]と[おとろし]は、二体で一対とされている事が多い、と、教えてくださいました―。
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