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2nd STAGE/ループには別の種類があるみたいです。
86.勇者さん達との共闘①
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日焼けマッチョの【武闘家】さんが、
「3Mはありそうな“紫色の奴”が厄介みたいだな。」
と、分析しました。
「大きなモーニングスターが要注意ってところね。」
白銀ショートヘアーの【騎士】さんが同意します。
それは、横浜中華街の“図体デカ男”と同じ武器でした。
サイズこそ違えど。
「防具にしてみても、“戦士”みたいだな。」
赤髪セミロングの【勇者】さんも考察しております。
私たちに右側面を向けて、武器で天使を殴打している“トロル”は、銅の鎧を装着しているのです。
「では、皆さん、準備してください。」
「ステータスを倍増しますので。」
青髪ロングストレートの【神官】さんが告げました。
私は、背中の[大剣]を抜きながら、
「琴音、私たちも。」
と促します。
青髪さんと、妹が、
「恩恵!」
「おんけい!」
それぞれに発動しました。
白銀さんが、片手で、[中剣]を左から右へと払いつつ、
「風斬!!」
最大幅20㎝×長さ2Mくらいの“三日月状の風”を放ちます。
赤髪さんは、両手で握った[ソード]に“白い電流”を纏わせ、
「ストラーシュッ!!」
突き出しました。
騎士さんの“風”が右太腿に、勇者さんによる幅10㎝×長さ4Mの“白雷”が右腕に、
ブシャアッ!!
ズドシュッ!!
ヒットします。
ビリビリビリビリィーッ!!
【ストラッシュ】によって感電したトロルが、
ドスンッ!
尻餅を着いたのです。
他のエネミーらが、私達に気付いて凝視してきました。
翼を有している天使と妖魔が、いち早く飛来します。
「ここは、私が。」
神官さんに言われた琴音が、意味を察して〝コクン〟と頷いたのです。
間合いを詰めてきた人外たちに、青髪ロングストレートさんが、
「閃光!」
と、唱えて、視力を奪いました。
赤髪セミロングさんと、白銀ショートヘアーさんが、剣を横に振るって、
「風斬!」
「ストラッシュ!」
攻撃します。
妹は、
「|ライト・ボール!」
【光の玉】を発射しました。
なお、エネミーらが地上4~5Mの位置にいるので、私とスポーツ刈りさんは武器が届かないため、待機中です。
青髪さんも【ライト・ボール】を空中の敵に飛ばしていきます。
この間に、残りの人外も迫ってきました。
トロルは、未だ痺れているみたいで、立てずにいます。
10秒が経過して、
「今度は、わたしが!」
「せん光!!」
放ったのは琴音であります。
目を閉じたエネミー達に、誰もがATTACKを仕掛けていくなか、
「あの一番デカいのを任せてもいいかい?」
武闘家さんに頼まれた私は、
「はい。」
「了解しました。」
引き受ける事にしたのです―。
「3Mはありそうな“紫色の奴”が厄介みたいだな。」
と、分析しました。
「大きなモーニングスターが要注意ってところね。」
白銀ショートヘアーの【騎士】さんが同意します。
それは、横浜中華街の“図体デカ男”と同じ武器でした。
サイズこそ違えど。
「防具にしてみても、“戦士”みたいだな。」
赤髪セミロングの【勇者】さんも考察しております。
私たちに右側面を向けて、武器で天使を殴打している“トロル”は、銅の鎧を装着しているのです。
「では、皆さん、準備してください。」
「ステータスを倍増しますので。」
青髪ロングストレートの【神官】さんが告げました。
私は、背中の[大剣]を抜きながら、
「琴音、私たちも。」
と促します。
青髪さんと、妹が、
「恩恵!」
「おんけい!」
それぞれに発動しました。
白銀さんが、片手で、[中剣]を左から右へと払いつつ、
「風斬!!」
最大幅20㎝×長さ2Mくらいの“三日月状の風”を放ちます。
赤髪さんは、両手で握った[ソード]に“白い電流”を纏わせ、
「ストラーシュッ!!」
突き出しました。
騎士さんの“風”が右太腿に、勇者さんによる幅10㎝×長さ4Mの“白雷”が右腕に、
ブシャアッ!!
ズドシュッ!!
ヒットします。
ビリビリビリビリィーッ!!
【ストラッシュ】によって感電したトロルが、
ドスンッ!
尻餅を着いたのです。
他のエネミーらが、私達に気付いて凝視してきました。
翼を有している天使と妖魔が、いち早く飛来します。
「ここは、私が。」
神官さんに言われた琴音が、意味を察して〝コクン〟と頷いたのです。
間合いを詰めてきた人外たちに、青髪ロングストレートさんが、
「閃光!」
と、唱えて、視力を奪いました。
赤髪セミロングさんと、白銀ショートヘアーさんが、剣を横に振るって、
「風斬!」
「ストラッシュ!」
攻撃します。
妹は、
「|ライト・ボール!」
【光の玉】を発射しました。
なお、エネミーらが地上4~5Mの位置にいるので、私とスポーツ刈りさんは武器が届かないため、待機中です。
青髪さんも【ライト・ボール】を空中の敵に飛ばしていきます。
この間に、残りの人外も迫ってきました。
トロルは、未だ痺れているみたいで、立てずにいます。
10秒が経過して、
「今度は、わたしが!」
「せん光!!」
放ったのは琴音であります。
目を閉じたエネミー達に、誰もがATTACKを仕掛けていくなか、
「あの一番デカいのを任せてもいいかい?」
武闘家さんに頼まれた私は、
「はい。」
「了解しました。」
引き受ける事にしたのです―。
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