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2nd STAGE/ループには別の種類があるみたいです。
57. 大飯店でのバトル④
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なんだかんだで、あと30秒ほどで気絶する筈の“図体デカ男”が、モーニングスターを〝杖代わり〟にして、
「ぬぐぅう~ッ!!」
と、立ち上がりました。
私が“魔力切れ”を起こした時は、殆ど微動だに出来なかったというのに…。
あの頃は、まだ、私のレベルが低かったからでしょうか?
それとも、戦士は体力値が高いから??
或いは、ただ単に、ミツル君の気合と根性によるものかもしれません。
いずれにしろ、唖然としちゃいます。
「おい。」
バーバースタイルの右肘で、左腕を軽く突つかれた私は、我に返って、大きく一歩〝ズイッ!〟と前に出ました。
【閃光】を発動すべく。
しかし、これは読まれてしまったようで、
「せ」
唱えようとするなり、両目を閉じられてしまったのです。
〝大学に通えるぐらい〟なだけはあって、なかなかの知能だと言えます。
いえ、別に、小学生でも思い付きそうですが…。
ここまで乱発すれば、誰であれ、流石に対応してくるというものです。
ま、相手は、それなりにフラついているので、視力を奪わずとも勝てるでしょう。
そんな事を思っていたら、アマチュア相撲レスラーが、再び[魔力回復ポーション]を出現させたうえに、今度は意地で掴みました。
(やばいッ!)
五厘刈りとの距離が割と離れてしまっていた私とバーバースタイルが焦ります。
私達とは違って落ち着いていたマッシュ―ブロックが、
「レッグホールドトラップ!」
巨漢の、右の脛&ふくらはぎを、“トラバサミ”で、
ガシンッ!!
と挟んだのです。
「ぎッいッ!!」
坊主頭が、痛みによって顔を歪めるも、執念で“小瓶”を離そうとしません。
更には、[魔力回復ポーション]の蓋を、歯で噛んで開けてしまいました。
「恩恵!」
ダッシュした私は、この勢いで、薙刀の柄を、図体デカ男の“みぞおち”に、
ドンッ!!
と、くらわせたのです。
「ぐふッ!」
ミツル君が後方に崩れゆくなか、マッシュ―ブロックによる、
「ランドマイン!」
にて、尻餅を着くなり、
ボンッ!!
と爆破され、
「がぁあッ!!」
跳ねてしまい、小瓶の液体が半分くらい零れました。
それでも諦めず、残りを飲もうとするアマチュア相撲レスラーの右頬を、バーバースタイルが左足で、
バシィンッ!
と、蹴ったのです。
「て…めぇ…ッ!」
声を絞り出しながら睨み付けてくる五厘刈りの、左手の甲を、バーバースタイルが短剣で〝グサッ!〟と刺します。
これによって、
「ぎッ!」
巨漢が離してしまった小瓶が、床に落ちたのです。
「こ、のッ!」
坊主頭が、右手のモーニングスターを振るおうとするも、力が入らないらしく、〝フニャフニャ〟しました。
ダガーを抜いたバーバースタイルが、
「降参したらどうだ?」
「この状況を覆すのは、もう無理だろ。」
促したタイミングで、“虎挟み”が消えたのです。
13秒を迎えたことによって。
「…………。」
図体デカ男が黙り込みます。
私が、悪あがきによる反撃を警戒していたところ、仰向けで〝ドサッ!〟と“大の字”になったミツル君が、
「好きに…、しろ。」
観念したことによって、バトルが終了しました。
こちらの勝利で―。
「ぬぐぅう~ッ!!」
と、立ち上がりました。
私が“魔力切れ”を起こした時は、殆ど微動だに出来なかったというのに…。
あの頃は、まだ、私のレベルが低かったからでしょうか?
それとも、戦士は体力値が高いから??
或いは、ただ単に、ミツル君の気合と根性によるものかもしれません。
いずれにしろ、唖然としちゃいます。
「おい。」
バーバースタイルの右肘で、左腕を軽く突つかれた私は、我に返って、大きく一歩〝ズイッ!〟と前に出ました。
【閃光】を発動すべく。
しかし、これは読まれてしまったようで、
「せ」
唱えようとするなり、両目を閉じられてしまったのです。
〝大学に通えるぐらい〟なだけはあって、なかなかの知能だと言えます。
いえ、別に、小学生でも思い付きそうですが…。
ここまで乱発すれば、誰であれ、流石に対応してくるというものです。
ま、相手は、それなりにフラついているので、視力を奪わずとも勝てるでしょう。
そんな事を思っていたら、アマチュア相撲レスラーが、再び[魔力回復ポーション]を出現させたうえに、今度は意地で掴みました。
(やばいッ!)
五厘刈りとの距離が割と離れてしまっていた私とバーバースタイルが焦ります。
私達とは違って落ち着いていたマッシュ―ブロックが、
「レッグホールドトラップ!」
巨漢の、右の脛&ふくらはぎを、“トラバサミ”で、
ガシンッ!!
と挟んだのです。
「ぎッいッ!!」
坊主頭が、痛みによって顔を歪めるも、執念で“小瓶”を離そうとしません。
更には、[魔力回復ポーション]の蓋を、歯で噛んで開けてしまいました。
「恩恵!」
ダッシュした私は、この勢いで、薙刀の柄を、図体デカ男の“みぞおち”に、
ドンッ!!
と、くらわせたのです。
「ぐふッ!」
ミツル君が後方に崩れゆくなか、マッシュ―ブロックによる、
「ランドマイン!」
にて、尻餅を着くなり、
ボンッ!!
と爆破され、
「がぁあッ!!」
跳ねてしまい、小瓶の液体が半分くらい零れました。
それでも諦めず、残りを飲もうとするアマチュア相撲レスラーの右頬を、バーバースタイルが左足で、
バシィンッ!
と、蹴ったのです。
「て…めぇ…ッ!」
声を絞り出しながら睨み付けてくる五厘刈りの、左手の甲を、バーバースタイルが短剣で〝グサッ!〟と刺します。
これによって、
「ぎッ!」
巨漢が離してしまった小瓶が、床に落ちたのです。
「こ、のッ!」
坊主頭が、右手のモーニングスターを振るおうとするも、力が入らないらしく、〝フニャフニャ〟しました。
ダガーを抜いたバーバースタイルが、
「降参したらどうだ?」
「この状況を覆すのは、もう無理だろ。」
促したタイミングで、“虎挟み”が消えたのです。
13秒を迎えたことによって。
「…………。」
図体デカ男が黙り込みます。
私が、悪あがきによる反撃を警戒していたところ、仰向けで〝ドサッ!〟と“大の字”になったミツル君が、
「好きに…、しろ。」
観念したことによって、バトルが終了しました。
こちらの勝利で―。
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