異世界を服従して征く俺の物語!!

ネコのうた

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- 第五期・再びの異世界 -

第248話 両連合軍の攻防戦・其之弐

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こちらの陣営は、左から、ミノタウロス軍・サータ軍・トーキー軍・ゴブリン軍・オーク軍である。

それらが、約三千万の敵と乱闘になっていく。

至る所から「加護!」との声が聞こえてくるなか、空中の俺らは取り敢えず戦況を見守る…。


トーキー大将軍や、トロールなどの、【騎士】たちが、全身から“ホワイトブルー”の冷気を発した。

これによって、周囲の敵兵が凍り付く。

なんでも、【氷霧ひょうむ】という“スキル”らしい。

レベルによって規模が異なるみたいで、トロールであれば800数、大将軍が700数、他の者らは500数以下、という対象になっている。

ただし、効果は均一で30秒後には切れるらしい。

なお、一日での制限は、LV.50を超えていれば4回で、50未満は2回となっている。

消費MPは一回につき150ポイントだ。


トーキー中将軍や、ミノタウロス元帥などの、【戦士】らは、片足で、おもいっきり地面を〝ドンッ!!〟と踏んだ。

それによって、眼前の敵どもが、宙に4~5Mほど跳ね上げられ、落下して、ダメージを負う。

これは、【地動気破ちどうきは】というらしい。

元帥であれば900数、中将軍が600数、他の者らは500数を下回っている。

一日での制限は、LV.50を超えていれば4回で、50未満は2回なのだそうだ。

消費MPは一回につき100ポイントである。

ちなみに、ミノタウロス元帥は、他にもスキルを得ていた。

それは、口から[白い炎]を吐くものであり、【ブルブレス】という。

こっちは200MPを消費するが、一日の回数制限は無い。


トーキー小将軍などの【剣士】は、全身から四方八方へと幾つもの稲妻を同時に放った。

流雷るらい】というスキルで、当然、レベルによって違いが生じる。

小将軍は600本ほど放っていたが、それ以外は500発以下であった。

トーキーの魔法剣士も収得しており、彼女の場合は1000発をも飛ばす。

一日での制限は、LV.50を超えていれば4回で、50未満は2回である。

消費MPは一回につき150ポイントだ。

更に、魔法剣士だけは、別のスキルも得ていた。

“剣士の通常スキル+伝導”である。

例えば、【乱れ打ち】に【火炎】を付与できるといったもので、一回につき200のMPを消費するらしい。

それに関する回数制限は無いようだ。


武闘家たちが、左右の腕を後方に〝グッ〟と反らす。

次の瞬間、前方に突き出しながら、両手首を合わせた。

[かめはめ○]の手が横向きになったイメージだ。

これによって、オレンジ色とホワイト色が入り混じった[○動拳]みたいな球体が飛んでいく。

【武術士】である“ボクっ娘”が放ったものは、直径4Mはありそうだ。

他は、直径3Mを下回っている。

どれにしろ、【爆破砲ばくはほう】というスキルだ。

名が示す通り、爆発系である。

一日での制限は、LV.50を超えていれば4回で、50未満は2回だ。

消費MPは一回につき100ポイントとなっている。


【アサシン】は、全身から[紫色の粉]を周囲に放った。

まさに【毒霧】である。

二年生書記は500数ぐらいが範囲内で、それ以外は400以下だ。

割と猛毒らしく、それを浴びた敵は崩れ落ち、もがき苦しんでいた。

しかしながら、30秒で効果を失うらしい。

一日での制限は、LV.50を超えていれば4回で、50未満は2回である。

消費MPは一回につき150ポイントだ。


以前、クレリック達が【光線ビーム】を覚えた件を紹介したと思う。

ただ、【クレリックランサー】こと一年生書記だけは、他にも収得していた。

それは、[騎士のスキル]である。

しかし、【氷霧】は扱えないそうだ。


他のメンバーも何かしら得ているのだが……、話しが長くなってしまうので、ここら辺でストップしておこう。

続きは、また、次回である―。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

現時点でのトーキー小将軍【剣士】
LV.65
[HP:520/MP:455/基本攻撃力:488/基本防御力:390/基本素早さ:260]


現時点でのトーキー中将軍【戦士】
LV.69
[HP:690/MP:345/基本攻撃力:621/基本防御力:552/基本素早さ:207]


現時点でのトーキー大将軍【騎士】
LV.78
[HP:780/MP:390/基本攻撃力:702/基本防御力:624/基本素早さ:234]
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