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Chapter 1/最初の国
№90 あっちこっちそっち⑬
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三連勝した[Team S]の視界が再び暗くなる。
その2秒後、[受付]に移っていた。
すると、先頭のシリウスに、
「おめでとうございます。」
「こちらは賞金と賞品です。」
「パーティーの場合は、皆さんでお分けください。」
自動で喋った“女性NPC”が、[革袋]と[チケットの束]を渡してくる。
今回、Fクラスのバトルで優勝した[Team S]は、1人につき“金貨一枚”と“飲食代半額券五枚”をゲットした。
「それじゃぁ、約束どぉり、“衣服屋”に行きましょ、ね?」
そのように窺ったのは“白魔術士のセイラン”だ。
これに、シューラが〝うん〟と頷いたので、全員がコロッセウムの外へと歩きだす……。
[衣服屋]にて、女性陣が盛り上がる。
いや、案外、男性陣も楽しんでいた。
しかし、
「あまり高価なのは買えねぇな、今の所持金じゃ。」
独り言みたいに述べた“武闘家のサイザー”に、
「そうね。」
「一旦お金を貯めたがいいかも。」
“ガンナーのスイ”が何気なく応える。
「じゃ、後回しにして、南西のギルドに行こ。」
「クエストを受けに。」
このように“少女剣士のシューラ”が意見したことで、店の外に出るメンバーだった…。
ギルドの建物内で、
「この案件を、お受けになりますか?」
“窓口のNPC”に伺われ、
「ああ、頼む。」
“リーダーのシリウス”が頷く。
そのため、
「それでは、証明書をお渡し致します。」
「最南端の港町に着きましたなら、そこのギルドに、こちらを提出してください。」
「あちらで正式な発注となりますので。」
こう説明する“受付嬢”であった……。
▽
[南門]からフィールドに出たシューラたちは、ユニコーンに跨る。
なお、彼女らより先に[Team D]が港町を目指し南下していた。
“黒髪ボブショートで褐色肌のイケメン女子”であるダイナー達は、[闘技大会]や[衣服屋]を保留にしたらしい。
帝都に[イッチューズ]が戻って来た。
[宝石洞窟]をクリアしたみたいだ。
そんな彼らもレベルアップしている。
いずれにしろ。
[中央広場]で、
「とりあえず、新しい装備品を購入したり、道具を補充するか??」
「あと、換金所にも寄らないとな。」
“戦士のニケ”に話しかけられ、
「だな。」
承知したヤトが、[画面]を開く。
いずれかの店舗へ【瞬間移動】するために。
横柄だったゾースのあとに“男性剣士のザイラ”がリーダーを務めている[Team Z]は、例の“親方”から話しを聞いていた。
[鉱員の宿泊施設]の玄関あたりで。
“アーチャーのキエラ”など[Team K]は、ゆっくりと進んでいる。
相変わらず何かとイチャつくので、ペースは遅めだ。
ちなみに、現実世界ではPM14:35頃となっていた。
▽
およそ20分が過ぎ、[Team S]が平原にテントを設置している。
他のプレイヤーたちも、小休止するために、【ログアウト】しようとしていた…。
▽
PM15:25あたり。
シューラなどが改めて南に向かう。
ゲーム内は夕暮れ時である。
こうしたなか、遭遇する魔物らを倒してゆく……。
途中の町で回復アイテムなどを補充したシューラ達は、更に進行している。
都を発ってから約二日半。
[Team S]は目的地に到着した。
まだ夜明け前のため、一同は[宿屋]に泊まる事にしたようだ。
現実はPM16:30ぐらいだった。
▽
ゲームでは、朝となっている。
港町に1つだけ在る[ギルド]に、シューラたちが赴く。
そこの窓口で、[証明書]を差し出す“シールダーのシリウス”であった―。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
[Team S]に関する情報/男性編・パート2
名前:ソソ
年齢:10歳
身長:144㎝
容姿:黒髪ショート/黒の瞳/白肌
ジョブ:黒魔術士
LV:9
HP:63
SP:無
MP:135
武器:銅製の柄(長さ1.5M)に半球体で緑色のクリスタルが付属している“魔法の杖”
防具:銅の“サークレット/胸当て/肘当て/膝当て”
ブラックのローブ
攻撃力:基本54+装備品35=総計89
防御力:基本45+装備品213=総計258
素早さ:基本81-装備品の重量28=総計53
魔法:火/水/氷/風/雷/爆発 (※現時点の効果は小)
名前:ソウヤ
年齢:53歳
身長:170㎝
容姿:黒髪ロング/黒の瞳/黄色肌
ジョブ:陰陽師
※フラルン渓谷にて消滅
名前:ソリュウ
年齢:64歳
身長:163㎝
容姿:白髪交じりのセミロングを束ねている/黒の瞳/黄色肌
ジョブ:武士
LV:10
HP:100
SP:80
MP:無
武器:銅製の刀“小竜景光”
防具:銅の鎧“黒韋威矢筈札胴丸”
銅の兜“紺糸威三ツ鍬形之兜”
攻撃力:基本130+装備品50=総計180
防御力:基本90+装備品247=総計337
素早さ:基本105-装備品の重量35=総計70
スキル:逆袈裟斬り
To Be Continued・・・・
その2秒後、[受付]に移っていた。
すると、先頭のシリウスに、
「おめでとうございます。」
「こちらは賞金と賞品です。」
「パーティーの場合は、皆さんでお分けください。」
自動で喋った“女性NPC”が、[革袋]と[チケットの束]を渡してくる。
今回、Fクラスのバトルで優勝した[Team S]は、1人につき“金貨一枚”と“飲食代半額券五枚”をゲットした。
「それじゃぁ、約束どぉり、“衣服屋”に行きましょ、ね?」
そのように窺ったのは“白魔術士のセイラン”だ。
これに、シューラが〝うん〟と頷いたので、全員がコロッセウムの外へと歩きだす……。
[衣服屋]にて、女性陣が盛り上がる。
いや、案外、男性陣も楽しんでいた。
しかし、
「あまり高価なのは買えねぇな、今の所持金じゃ。」
独り言みたいに述べた“武闘家のサイザー”に、
「そうね。」
「一旦お金を貯めたがいいかも。」
“ガンナーのスイ”が何気なく応える。
「じゃ、後回しにして、南西のギルドに行こ。」
「クエストを受けに。」
このように“少女剣士のシューラ”が意見したことで、店の外に出るメンバーだった…。
ギルドの建物内で、
「この案件を、お受けになりますか?」
“窓口のNPC”に伺われ、
「ああ、頼む。」
“リーダーのシリウス”が頷く。
そのため、
「それでは、証明書をお渡し致します。」
「最南端の港町に着きましたなら、そこのギルドに、こちらを提出してください。」
「あちらで正式な発注となりますので。」
こう説明する“受付嬢”であった……。
▽
[南門]からフィールドに出たシューラたちは、ユニコーンに跨る。
なお、彼女らより先に[Team D]が港町を目指し南下していた。
“黒髪ボブショートで褐色肌のイケメン女子”であるダイナー達は、[闘技大会]や[衣服屋]を保留にしたらしい。
帝都に[イッチューズ]が戻って来た。
[宝石洞窟]をクリアしたみたいだ。
そんな彼らもレベルアップしている。
いずれにしろ。
[中央広場]で、
「とりあえず、新しい装備品を購入したり、道具を補充するか??」
「あと、換金所にも寄らないとな。」
“戦士のニケ”に話しかけられ、
「だな。」
承知したヤトが、[画面]を開く。
いずれかの店舗へ【瞬間移動】するために。
横柄だったゾースのあとに“男性剣士のザイラ”がリーダーを務めている[Team Z]は、例の“親方”から話しを聞いていた。
[鉱員の宿泊施設]の玄関あたりで。
“アーチャーのキエラ”など[Team K]は、ゆっくりと進んでいる。
相変わらず何かとイチャつくので、ペースは遅めだ。
ちなみに、現実世界ではPM14:35頃となっていた。
▽
およそ20分が過ぎ、[Team S]が平原にテントを設置している。
他のプレイヤーたちも、小休止するために、【ログアウト】しようとしていた…。
▽
PM15:25あたり。
シューラなどが改めて南に向かう。
ゲーム内は夕暮れ時である。
こうしたなか、遭遇する魔物らを倒してゆく……。
途中の町で回復アイテムなどを補充したシューラ達は、更に進行している。
都を発ってから約二日半。
[Team S]は目的地に到着した。
まだ夜明け前のため、一同は[宿屋]に泊まる事にしたようだ。
現実はPM16:30ぐらいだった。
▽
ゲームでは、朝となっている。
港町に1つだけ在る[ギルド]に、シューラたちが赴く。
そこの窓口で、[証明書]を差し出す“シールダーのシリウス”であった―。
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[Team S]に関する情報/男性編・パート2
名前:ソソ
年齢:10歳
身長:144㎝
容姿:黒髪ショート/黒の瞳/白肌
ジョブ:黒魔術士
LV:9
HP:63
SP:無
MP:135
武器:銅製の柄(長さ1.5M)に半球体で緑色のクリスタルが付属している“魔法の杖”
防具:銅の“サークレット/胸当て/肘当て/膝当て”
ブラックのローブ
攻撃力:基本54+装備品35=総計89
防御力:基本45+装備品213=総計258
素早さ:基本81-装備品の重量28=総計53
魔法:火/水/氷/風/雷/爆発 (※現時点の効果は小)
名前:ソウヤ
年齢:53歳
身長:170㎝
容姿:黒髪ロング/黒の瞳/黄色肌
ジョブ:陰陽師
※フラルン渓谷にて消滅
名前:ソリュウ
年齢:64歳
身長:163㎝
容姿:白髪交じりのセミロングを束ねている/黒の瞳/黄色肌
ジョブ:武士
LV:10
HP:100
SP:80
MP:無
武器:銅製の刀“小竜景光”
防具:銅の鎧“黒韋威矢筈札胴丸”
銅の兜“紺糸威三ツ鍬形之兜”
攻撃力:基本130+装備品50=総計180
防御力:基本90+装備品247=総計337
素早さ:基本105-装備品の重量35=総計70
スキル:逆袈裟斬り
To Be Continued・・・・
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