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Chapter 1/最初の国
№9 横柄な輩・後編
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[闘技場]の外…、北側にて。
「これからはオレ様がリーダーだからなッ!!」
「どいつもこいつも、逆らうなよ!」
【戦士】のゾースが、仲間を恫喝した。
そのような態度に、11人は不満や反感を抱きながらも我慢して黙っている。
「取り敢えず、“クエスト”とやらを受けに行くぞ。」
[超薄型画面]をオープンしたゾースは、
「……、“ノースイーストギルド”にすっから、間違えんなよ。」
こう伝えたのであった。
▽
建物内で、[Team Z]などの登録を済ませたゾースは、“調査団の護衛”を選んだみたいだ。
「ちなみに、報酬は、お一人につき金貨4枚です。」
「ただし、道中に、遺跡調査団の方が一人でも亡くなってしまうと、護衛失敗という事で、報酬は支払われません。」
「この案件を、お受けになりますか?」
“窓口のNPC”に訊かれ、
「当然だ!!」
ゾースが返す。
「でしたら、都の西門に移動して、学者の方々と合流してください。」
「連絡と手続きは、こちらで済ませておきますので。」
“受付嬢”が締め括ったところで、パーティーが[北東ギルド]から路上に出た。
そこから改めて“テレポーテーション”したのである…。
▽
門あたりにて。
調査団の[団長]から〝一旦、西の町で装備品を整えるのが良いであろう〟と提案されたものの、
「そんなもん、あとで構わねぇ!」
「直で遺跡に向かってやる!!」
「他の連中に差をつけるためにもな!」
ゾースが勝手に決めたのだった。
「それは、さすがに、やめておいたほうが……。」
躊躇いがちで意見する[白魔術士のゼシュー]を、
「そうよね。」
「せめて防具だけでも整えたほうが安心できるんじゃないかしら??」
【陰陽師】のゼンが援護する。
しかし、
「あん?!」
「オレ様に指図すんじゃねぇよ!!」
「テメェらは黙って従うって事になったんだろうがッ!」
ゾースは、ただ怒るだけで、聞く耳を持とうとしない。
少し離れた位置では、
「なに、あれ?」
「内輪もめ??」
「ちょっと物騒じゃない?」
カリンが目を細め、
「あんまりジロジロ見ちゃダメだよぉ。」
「こっちに飛び火するかもしれないから。」
エイトが不安がっていた……。
▽▼▽▼
現在――。
[イッチューズ]は、“西の大通り”を歩きながら、手掛かりを見付けようと、各自、〝キョロ キョロ〟している。
自分たちと似たような格好の者らが何人か往来しているなか、プレイヤーとは明らかに異なる服装のキャラクター達も存在していた。
それらは、一定の距離を進んではUターンするという行為を繰り返していたり、直径1Mぐらいの範囲内を〝ぐるぐる〟と回っているだけであったり、ベンチなどに座っていようが立っていようが微動だにしていなかったりと、さまざまである。
「あの人たちって、なんなの??」
不思議がった【忍】のセブンに、
「ノンプレイヤーキャラクター、……、略して“NPC”だよ。」
【戦士】のニケが教えてあげた。
「あー、なるほど。」
「あれも、そうなんだ。」
納得するセブンと共に、カリン&エイトも〝へぇー〟と理解を示したのである…。
▽
帝都から南西へと進んでいた[Team Z]は、魔物らに遭遇していた。
[ダークドック.JR][ダークマウス.Jr][アルミラージ]が2匹ずつで、[スライム][食人花]が3体ずつの、計12数だ。
「全員、突撃しろ!!」
ゾースの命令に、
「調査団を放っておいていいのか?」
【剣士】のザイラが疑問を呈する。
だが、
「るっせぇ!」
「オメェは、オレ様に負けたんだから、発言すんじゃねぇよ!!」
ゾースがキレたことによって、誰もが仕方なく走りだしたのであった。
なお、メンバーには、30代半ばの女性武士/30代後半の女性黒魔術士/40代前半の女性騎士/40代後半の男性アサシン/50代前半の女性ガンナー/50代半ばの男性アーチャー/60代前半の男性忍もいるようだ。
フォーメーションなど皆無なまま、敵と乱闘になっていくなかで、一体の食人花に“ピンク色の霧”を吐かれてしまった。
これによって、味方の半分くらいが眠ってしまったのである。
「おいッ!」
「なに寝てんだ!?」
わめくゾースの左右を、犬・ネズミ・アルミラージ・スライムの一匹ずつが駆け抜けてゆき、[小太りの男性NPC]を襲った。
仰向けで倒れつつ、
「うわああ――ッ!!」
「助けてくれぇー!」
悲痛な叫びを上げた“調査団員”のもとへ、
「今いく!!」
ザイラがダッシュしようとするも、
「ほっとけ!」
「先に周りのモンスターを殲滅しろ!!」
「あのオッサンは、ゼシューが回復してやれ!」
ゾースが止めたのである。
「いや、〝NPCは治癒できない〟仕組みだよ。」
「魔法でも、ポーションでも。」
【白魔術士】が述べたところ、
「あッ?!」
「予め教えとけよ、そういうことは!!」
「このッ役立たずが!」
ゾースが理不尽に罵倒したのだ。
ゼシューは、悔しさと悲しさが入り混じったかのような表情をしながら、
「…、ごめん。」
俯き加減で謝った。
その間に、噛みつかれまくったり、木槍で叩かれまくって、ジタバタもがいていた[小太りのNPC]が、ピクリともしなくなり、
「あれってヤバイんじゃない??」
[武闘家のジリ―]が、いささか焦りだしたのである。
軽く舌打ちしたゾースは、
「しょうがねぇ。」
「これから名前を呼ばれたヤツは、オレ様に付いて来い!!」
ふてぶてしく告げたのだった―。
「これからはオレ様がリーダーだからなッ!!」
「どいつもこいつも、逆らうなよ!」
【戦士】のゾースが、仲間を恫喝した。
そのような態度に、11人は不満や反感を抱きながらも我慢して黙っている。
「取り敢えず、“クエスト”とやらを受けに行くぞ。」
[超薄型画面]をオープンしたゾースは、
「……、“ノースイーストギルド”にすっから、間違えんなよ。」
こう伝えたのであった。
▽
建物内で、[Team Z]などの登録を済ませたゾースは、“調査団の護衛”を選んだみたいだ。
「ちなみに、報酬は、お一人につき金貨4枚です。」
「ただし、道中に、遺跡調査団の方が一人でも亡くなってしまうと、護衛失敗という事で、報酬は支払われません。」
「この案件を、お受けになりますか?」
“窓口のNPC”に訊かれ、
「当然だ!!」
ゾースが返す。
「でしたら、都の西門に移動して、学者の方々と合流してください。」
「連絡と手続きは、こちらで済ませておきますので。」
“受付嬢”が締め括ったところで、パーティーが[北東ギルド]から路上に出た。
そこから改めて“テレポーテーション”したのである…。
▽
門あたりにて。
調査団の[団長]から〝一旦、西の町で装備品を整えるのが良いであろう〟と提案されたものの、
「そんなもん、あとで構わねぇ!」
「直で遺跡に向かってやる!!」
「他の連中に差をつけるためにもな!」
ゾースが勝手に決めたのだった。
「それは、さすがに、やめておいたほうが……。」
躊躇いがちで意見する[白魔術士のゼシュー]を、
「そうよね。」
「せめて防具だけでも整えたほうが安心できるんじゃないかしら??」
【陰陽師】のゼンが援護する。
しかし、
「あん?!」
「オレ様に指図すんじゃねぇよ!!」
「テメェらは黙って従うって事になったんだろうがッ!」
ゾースは、ただ怒るだけで、聞く耳を持とうとしない。
少し離れた位置では、
「なに、あれ?」
「内輪もめ??」
「ちょっと物騒じゃない?」
カリンが目を細め、
「あんまりジロジロ見ちゃダメだよぉ。」
「こっちに飛び火するかもしれないから。」
エイトが不安がっていた……。
▽▼▽▼
現在――。
[イッチューズ]は、“西の大通り”を歩きながら、手掛かりを見付けようと、各自、〝キョロ キョロ〟している。
自分たちと似たような格好の者らが何人か往来しているなか、プレイヤーとは明らかに異なる服装のキャラクター達も存在していた。
それらは、一定の距離を進んではUターンするという行為を繰り返していたり、直径1Mぐらいの範囲内を〝ぐるぐる〟と回っているだけであったり、ベンチなどに座っていようが立っていようが微動だにしていなかったりと、さまざまである。
「あの人たちって、なんなの??」
不思議がった【忍】のセブンに、
「ノンプレイヤーキャラクター、……、略して“NPC”だよ。」
【戦士】のニケが教えてあげた。
「あー、なるほど。」
「あれも、そうなんだ。」
納得するセブンと共に、カリン&エイトも〝へぇー〟と理解を示したのである…。
▽
帝都から南西へと進んでいた[Team Z]は、魔物らに遭遇していた。
[ダークドック.JR][ダークマウス.Jr][アルミラージ]が2匹ずつで、[スライム][食人花]が3体ずつの、計12数だ。
「全員、突撃しろ!!」
ゾースの命令に、
「調査団を放っておいていいのか?」
【剣士】のザイラが疑問を呈する。
だが、
「るっせぇ!」
「オメェは、オレ様に負けたんだから、発言すんじゃねぇよ!!」
ゾースがキレたことによって、誰もが仕方なく走りだしたのであった。
なお、メンバーには、30代半ばの女性武士/30代後半の女性黒魔術士/40代前半の女性騎士/40代後半の男性アサシン/50代前半の女性ガンナー/50代半ばの男性アーチャー/60代前半の男性忍もいるようだ。
フォーメーションなど皆無なまま、敵と乱闘になっていくなかで、一体の食人花に“ピンク色の霧”を吐かれてしまった。
これによって、味方の半分くらいが眠ってしまったのである。
「おいッ!」
「なに寝てんだ!?」
わめくゾースの左右を、犬・ネズミ・アルミラージ・スライムの一匹ずつが駆け抜けてゆき、[小太りの男性NPC]を襲った。
仰向けで倒れつつ、
「うわああ――ッ!!」
「助けてくれぇー!」
悲痛な叫びを上げた“調査団員”のもとへ、
「今いく!!」
ザイラがダッシュしようとするも、
「ほっとけ!」
「先に周りのモンスターを殲滅しろ!!」
「あのオッサンは、ゼシューが回復してやれ!」
ゾースが止めたのである。
「いや、〝NPCは治癒できない〟仕組みだよ。」
「魔法でも、ポーションでも。」
【白魔術士】が述べたところ、
「あッ?!」
「予め教えとけよ、そういうことは!!」
「このッ役立たずが!」
ゾースが理不尽に罵倒したのだ。
ゼシューは、悔しさと悲しさが入り混じったかのような表情をしながら、
「…、ごめん。」
俯き加減で謝った。
その間に、噛みつかれまくったり、木槍で叩かれまくって、ジタバタもがいていた[小太りのNPC]が、ピクリともしなくなり、
「あれってヤバイんじゃない??」
[武闘家のジリ―]が、いささか焦りだしたのである。
軽く舌打ちしたゾースは、
「しょうがねぇ。」
「これから名前を呼ばれたヤツは、オレ様に付いて来い!!」
ふてぶてしく告げたのだった―。
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