24 / 101
黎明期
第24話 交錯するもの➄
しおりを挟む
▽
オレは、ラダン=イズモ。
ダイワの“第一王子”だ。
生まれながらにして[戦闘系のスキル]を全て兼ね備えている。
7歳からの“鍛錬”で、四年後には、どれもが[参]になっていた。
“勉学”も順調だった事から、多くの者に「やがては有能な王になるだろう」と噂されるようになったみたいだ。
ただ、【魔法】は何一つ持ち合わせていなかった。
それでも、10歳の頃には、低級ではあるものの“攻撃系”を習得できたので、ひと安心だ。
一方で、妹のリーシアは[全魔法]を扱えるらしい。
更には、頭も良いので、“天才肌”と称賛されている。
しかし、隙あらば悪戯するため、誰からも呆れられているみたいだ。
折角の逸材だというのに…、実に惜しい。
こうした日々が過ぎていったなかで、弟のラルーシファが【神法】を持ち合わせていたのが判明する。
正直、驚いた。
もともと「優しすぎる」「人の上に立つ器ではない」と裏で貶されていたラルの評価が次第に変わっていったのを覚えている。
その三年後には、およそ500年ぶりに[神剣ムラクモ]を抜いたのだ。
オレは、精神的な打撃で、半日ほど寝込んでしまった。
恥ずかしながら……。
父上が「今まで宣べ伝えてきた通り王の座はラダンに継がせる」と広めてくだった。
ラルは「僕なんかより兄上こそが王に相応しいです」と微笑んだ。
嘘が吐けない性格の弟だから、本音であろうことは疑いようがない。
これらの期待に応えるべく、オレは、ますます修行に励みだした。
そうしたなかで、ラルが襲撃されてしまう。
二度に亘って。
しかしながら、ラルの“お世話係”や、ラノワマ宰相によって、難を逃れたそうだ。
できれば兄であるオレが護ってあげたかったところだが…、何より無事で良かった。
なお、オレは、今年の夏に15歳となる。
これによって、正式な戦闘を許可されるのだ。
そうなれば、魔物の討伐などで、より一層に腕を磨いていける。
オレは、もっと強くなりたい。
父が何処かに匿ったという弟が平穏に暮らしていけるようになるためにも―。
▽
私は、リーシア=イズモ。
ダイワの第一王女。
人は私を“天才肌”と呼ぶ。
ふッ。
悪い気はしないわ。
ただ、悪戯が過ぎて失望されているのも分かっている。
……、まぁ、それなりに? 反省してなくもないわ。
面白すぎて止められなかったのは否めないけれど。
でも、11歳になったあたりから徐々に飽きてきたので、最近は回数が激減している。
一方で、ここのところ、妹のエルザが過熱しているらしい…。
え??
私の影響じゃないでしょ?
……、何はともあれ。
ラル君に伝説の【神法】が備わっていた。
更には、[ムラクモ]を抜剣したの。
多くの人が騒然としていたわ。
私も驚愕させられたけど、同時に感動もしたの。
だって、歴史的な場面に立ち会えたのですから。
けれども、それらが原因でラル君が暗殺されかけた。
私は、当初、宰相に目星をつけていたのだけど…、どうやら違ったみたい。
ただし、ラノワマ宰相の預かり知らないところで、ラダン兄上の派閥に属する何者かが勝手に動いている可能性もある。
ま、これらとは別に怪しい人がいるんですけれどね。
それは、私たちの叔父の一人。
……、父上には弟が二人いる。
なかでも、次男の“ラグール公爵”は、20歳くらいの頃に「自分こそが王位を継承すべきだ」と主張したとのこと。
こうした発言が、私などの“お祖父様”を怒らせてしまい、西方の或る領土に飛ばされたのだとか…。
ちなみに、現在、大臣や兵士などは三つに分かれている。
さっき述べたラダン兄上を支持する一派に、ラル君を推すようになった派閥と、中立を保っている人々。
もし、ラグール公が野心を捨て切れておらず、中立派と水面下で繋がっているのだとしたならば、十分にあり得るはず。
〝いずれ自分が国王になるために、最大の障壁になりかねないラル君を真っ先に排除しておこうとした〟という私の考えは……。
といった感じで、いろいろ推理してみたけども、証拠が無いので黒幕は不明のままになっている。
そうした状況のため、父は、秘かにラル君を安全な場所に避難させたらしい。
これによって、エルザの遊び相手が一人いなくなってしまい、私とかの負担が増えている…。
妹は、年齢からして、まだまだ“体力お化け”だから、結構しんどい。
それはもう、いつか必ず私が希望する物を父上に買ってもらわないと割に合わないぐらいに―。
▽
わたしは、エルザ=イズモ。
ダイワの、だいにおうじょ。
まだ、むずかしいもじはわからない。
わたしにわかるのは、にぃさまたちも、ねぇさまも、すごいってこと。
とくに、ラルにぃさまは、みんながさわいでいるほどだから、ものすごいんだとおもう。
にかいもねらわれてしまったぐらいに。
このけっか、ちちが、ラルにぃさまをどこかにおひっこしさせた。
あそびあいてがへってしまったので、さみしい。
でも……。
わたしにはイタズラがある!!
ないしょでリーねぇさまをみつづけておぼえた!
さぁ、きょうもまた、だれかをおどろかせよう!!
…………。
やるまえに、おせわがかりにつかまった…。
むぅー。
どうやらバレてたみたい。
しかたないから、ボールであそんであげる。
そぉ~れ、あははははッ。
……、はぁー。
むなしすぎる。
わたしも、はやいところ、“たんれん”をやってみたい。
なんだかたのしそうだから。
けど、かぁさまに「ちっちゃいころはあぶないからまだダメよ」といわれ、とぉさまには「みんな7さいになってからだぞ」とちゅういされた。
んん~、つまんない…。
でも、まぁ、わたしも“おうじょ”だから、しきたりとかいうのをまもってあげるとしよう。
わたし、えらい!
そんなこんなで、おなかがすいてきた。
おひるごはんはなんだろう??
たとえば、ゆめがかなうなら、もっとおいしいりょうりをたべてみたい―。
オレは、ラダン=イズモ。
ダイワの“第一王子”だ。
生まれながらにして[戦闘系のスキル]を全て兼ね備えている。
7歳からの“鍛錬”で、四年後には、どれもが[参]になっていた。
“勉学”も順調だった事から、多くの者に「やがては有能な王になるだろう」と噂されるようになったみたいだ。
ただ、【魔法】は何一つ持ち合わせていなかった。
それでも、10歳の頃には、低級ではあるものの“攻撃系”を習得できたので、ひと安心だ。
一方で、妹のリーシアは[全魔法]を扱えるらしい。
更には、頭も良いので、“天才肌”と称賛されている。
しかし、隙あらば悪戯するため、誰からも呆れられているみたいだ。
折角の逸材だというのに…、実に惜しい。
こうした日々が過ぎていったなかで、弟のラルーシファが【神法】を持ち合わせていたのが判明する。
正直、驚いた。
もともと「優しすぎる」「人の上に立つ器ではない」と裏で貶されていたラルの評価が次第に変わっていったのを覚えている。
その三年後には、およそ500年ぶりに[神剣ムラクモ]を抜いたのだ。
オレは、精神的な打撃で、半日ほど寝込んでしまった。
恥ずかしながら……。
父上が「今まで宣べ伝えてきた通り王の座はラダンに継がせる」と広めてくだった。
ラルは「僕なんかより兄上こそが王に相応しいです」と微笑んだ。
嘘が吐けない性格の弟だから、本音であろうことは疑いようがない。
これらの期待に応えるべく、オレは、ますます修行に励みだした。
そうしたなかで、ラルが襲撃されてしまう。
二度に亘って。
しかしながら、ラルの“お世話係”や、ラノワマ宰相によって、難を逃れたそうだ。
できれば兄であるオレが護ってあげたかったところだが…、何より無事で良かった。
なお、オレは、今年の夏に15歳となる。
これによって、正式な戦闘を許可されるのだ。
そうなれば、魔物の討伐などで、より一層に腕を磨いていける。
オレは、もっと強くなりたい。
父が何処かに匿ったという弟が平穏に暮らしていけるようになるためにも―。
▽
私は、リーシア=イズモ。
ダイワの第一王女。
人は私を“天才肌”と呼ぶ。
ふッ。
悪い気はしないわ。
ただ、悪戯が過ぎて失望されているのも分かっている。
……、まぁ、それなりに? 反省してなくもないわ。
面白すぎて止められなかったのは否めないけれど。
でも、11歳になったあたりから徐々に飽きてきたので、最近は回数が激減している。
一方で、ここのところ、妹のエルザが過熱しているらしい…。
え??
私の影響じゃないでしょ?
……、何はともあれ。
ラル君に伝説の【神法】が備わっていた。
更には、[ムラクモ]を抜剣したの。
多くの人が騒然としていたわ。
私も驚愕させられたけど、同時に感動もしたの。
だって、歴史的な場面に立ち会えたのですから。
けれども、それらが原因でラル君が暗殺されかけた。
私は、当初、宰相に目星をつけていたのだけど…、どうやら違ったみたい。
ただし、ラノワマ宰相の預かり知らないところで、ラダン兄上の派閥に属する何者かが勝手に動いている可能性もある。
ま、これらとは別に怪しい人がいるんですけれどね。
それは、私たちの叔父の一人。
……、父上には弟が二人いる。
なかでも、次男の“ラグール公爵”は、20歳くらいの頃に「自分こそが王位を継承すべきだ」と主張したとのこと。
こうした発言が、私などの“お祖父様”を怒らせてしまい、西方の或る領土に飛ばされたのだとか…。
ちなみに、現在、大臣や兵士などは三つに分かれている。
さっき述べたラダン兄上を支持する一派に、ラル君を推すようになった派閥と、中立を保っている人々。
もし、ラグール公が野心を捨て切れておらず、中立派と水面下で繋がっているのだとしたならば、十分にあり得るはず。
〝いずれ自分が国王になるために、最大の障壁になりかねないラル君を真っ先に排除しておこうとした〟という私の考えは……。
といった感じで、いろいろ推理してみたけども、証拠が無いので黒幕は不明のままになっている。
そうした状況のため、父は、秘かにラル君を安全な場所に避難させたらしい。
これによって、エルザの遊び相手が一人いなくなってしまい、私とかの負担が増えている…。
妹は、年齢からして、まだまだ“体力お化け”だから、結構しんどい。
それはもう、いつか必ず私が希望する物を父上に買ってもらわないと割に合わないぐらいに―。
▽
わたしは、エルザ=イズモ。
ダイワの、だいにおうじょ。
まだ、むずかしいもじはわからない。
わたしにわかるのは、にぃさまたちも、ねぇさまも、すごいってこと。
とくに、ラルにぃさまは、みんながさわいでいるほどだから、ものすごいんだとおもう。
にかいもねらわれてしまったぐらいに。
このけっか、ちちが、ラルにぃさまをどこかにおひっこしさせた。
あそびあいてがへってしまったので、さみしい。
でも……。
わたしにはイタズラがある!!
ないしょでリーねぇさまをみつづけておぼえた!
さぁ、きょうもまた、だれかをおどろかせよう!!
…………。
やるまえに、おせわがかりにつかまった…。
むぅー。
どうやらバレてたみたい。
しかたないから、ボールであそんであげる。
そぉ~れ、あははははッ。
……、はぁー。
むなしすぎる。
わたしも、はやいところ、“たんれん”をやってみたい。
なんだかたのしそうだから。
けど、かぁさまに「ちっちゃいころはあぶないからまだダメよ」といわれ、とぉさまには「みんな7さいになってからだぞ」とちゅういされた。
んん~、つまんない…。
でも、まぁ、わたしも“おうじょ”だから、しきたりとかいうのをまもってあげるとしよう。
わたし、えらい!
そんなこんなで、おなかがすいてきた。
おひるごはんはなんだろう??
たとえば、ゆめがかなうなら、もっとおいしいりょうりをたべてみたい―。
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【書籍化確定、完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる