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黎明期
第7話 四名の所感・後編
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▽
私の名前は、マリー・ラキリアス。
ラルーシファ王子の教育係を拝命した者です。
【槍術】と[歴史]を担当することになっています。
本当は“鞭”の方が得意なのですが……。
王子が槍をお選びになったので致し方ありません。
あと、[中級の攻撃魔法]も扱えます。
しかしながら、魔法に関してはレオディン殿が指導するので、私の出番はなさそうです。
ちなみに、私の母である“メイラ”は、第一王女を担当しています。
なんでも、若かりし頃、ハーフエルのリィバ殿と8人組のパーティーを結成していた事があるそうです。
そのメンバーには、ある伯爵家の四男が参加しており、やがて、恋仲となった母…、つまりは“メイラ”と、結婚すべく地元に帰ったと聞き及んでいます。
場所は、ダイワの北東に隣接する[中立国]です。
私の祖父が治めていた領土の中心都市に在る小さめの御屋敷で生活していました。
なお、父は、私が18歳の時に大病を患い、およそ一ヶ月後に息を引き取っています。
この後に、ふと考えた私は、冒険者になったのです。
まぁ、約10年後には実家に戻りましたが。
更に時が経った或る日、“ペガサス便”で母に手紙が届いたのです。
今から三年半ほど前のことであり、送り主はリィバ殿でした。
母は、かつてのご縁で、リーシア王女の教育係に推薦されたのです。
少し脱線しますが、近年では世界中に“郵便”といった制度が広まっています。
ただ、〝まだ採用していない国も割とある〟との事です。
それでも、国内便を“ケンタウロス”が、国際便を“ペガサス”が、担っています。
ペガサスに関しては、人間や獣人などが乗馬して手綱を捌いているのが現状です。
さて……。
リーシア王女を指導している母が、二ヶ月ぐらい前に手紙で連絡してきました。
ラルーシファ王子の教育係として、私を“ダイワの国王陛下”に推したのだそうです。
暇を持て余していた私は〝それも悪くない〟と思って、母の提案を受けました。
お屋敷は、寿命で他界した祖父の跡を継いでいた“ラキリアス家の長男”に、譲り渡しています。
この方は“父の兄”にあたる人物です。
そうして、私は、母と共に[ダイワ王都]で暮らす運びとなりました。
新たな住まいは[石造りの二階建て]になります。
たいして広くはありませんが、なかなか快適です。
お城には歩いて通える距離のため、これも含めて気に入りました。
そんなこんなで、国王陛下とラルーシファ王子や、他の教育係の方々に、挨拶を済ませて五日が経っています。
この日の昼食後に、帰宅した母が、いささか“困り顔”となっていました。
「またリーシア王女に悪戯でもされたのですか?」
そう尋ねてみたら、
「それもありますが…。」
「城内で、深刻そうにしているレオディン殿にお会いしました。」
「……、いいですか?? マリー。」
「これは今のところ他言無用の案件ですよ。」
母は一層に厳しい表情となって、
「〝ラルーシファ王子が神法を備えておられた〟との話しでした。」
このように告げてきたのです。
「はッ?!」
おもわず椅子から立ち上がった私は、
「あの“神法”ですか!??」
驚きを隠せませんでした。
「レオディン殿は王陛下にお伝えになったそうですが、〝公表は暫し控える〟と仰せになられたそうです。」
「まずは御自身の目で確かめたいのだとか…。」
「なので、この件は内密ですよ。」
母に釘を刺された私は、黙って頷いたのです……。
翌日。
私は、ラルーシファ王子に[槍]の使い方を指南していきます。
安全面を考慮して“木製”です。
…………。
ま、その…、残念ながら上手くはありません。
寧ろ、下手すぎです。
[攻撃系のスキル]は皆無らしいので仕方ないのですが……、王子はひどく落ち込んでいらっしゃいます。
王子を慰めつつ、
(神法を得ているのであれば、それだけで充分なのでは?)
このように思う私でした…。
▽
私は“ユーン・バーンネル”と申します。
ラルーシファ様が3歳の頃に、お世話係となりました。
筆頭に昇格したのは、一年前のことです。
それまで務めていらっしゃった方が引退なされたのが主な理由ではありますが…。
だとしても、お世話係にとっては名誉でございます。
更に、この度、私は、ラルーシファ様の“教育係”に抜擢されたのです。
それは、もう、光栄の極みでございます!!
すみません。
いささか興奮してしまいました。
……、レオディン殿やリィバ殿による鍛錬などを終えられた昼下がりの事です。
自室で紅茶を味わっておられたラルーシファ様が、
「ねぇ、ユーン。」
「僕、“神法”とかいうのを生まれつき持っていたらしいんだけど。」
何気なく仰せになられました。
(…………。)
(はい?!)
(私の耳がおかしくなったのでしょうか??)
(神法と述べられたようですが?)
戸惑う私を余所に、
「魔法よりも凄いのは、なんとなく理解できたけど、まだ低級だし…。」
「これから進化していけるのか分からないから、レオディンやリィバがはしゃいでいたのは大げさだと思うんだけど……。」
ラルーシファ様が〝んん~??〟と首を傾げておられます。
やはり聞き間違いではなかったみたいです。
[ダイワの初代様]と“近衛衆”のみが扱って以来、500年以上に亘って途絶えているという伝説の神法を、ラルーシファ様が備えていらっしゃるとは…。
もはや感無量にございます!
人知れず喜びに浸っていたところ、
「明日はよろしくね、ユーン。」
ラルーシファ様が微笑まれたのです……。
日が替わりました。
お庭にて、ラルーシファ様は、両膝を抱え、項垂れておられます。
私が教えた【武術】を、全くと言っていいほど、こなせられなかったからです。
現在、お世話係の5人で、ラルーシファ様を励ましています。
こうしたなかで、母性本能みたいなものが作動したのか、〝何があってもラルーシファ様をお護りする〟と秘かに誓う私でした―。
私の名前は、マリー・ラキリアス。
ラルーシファ王子の教育係を拝命した者です。
【槍術】と[歴史]を担当することになっています。
本当は“鞭”の方が得意なのですが……。
王子が槍をお選びになったので致し方ありません。
あと、[中級の攻撃魔法]も扱えます。
しかしながら、魔法に関してはレオディン殿が指導するので、私の出番はなさそうです。
ちなみに、私の母である“メイラ”は、第一王女を担当しています。
なんでも、若かりし頃、ハーフエルのリィバ殿と8人組のパーティーを結成していた事があるそうです。
そのメンバーには、ある伯爵家の四男が参加しており、やがて、恋仲となった母…、つまりは“メイラ”と、結婚すべく地元に帰ったと聞き及んでいます。
場所は、ダイワの北東に隣接する[中立国]です。
私の祖父が治めていた領土の中心都市に在る小さめの御屋敷で生活していました。
なお、父は、私が18歳の時に大病を患い、およそ一ヶ月後に息を引き取っています。
この後に、ふと考えた私は、冒険者になったのです。
まぁ、約10年後には実家に戻りましたが。
更に時が経った或る日、“ペガサス便”で母に手紙が届いたのです。
今から三年半ほど前のことであり、送り主はリィバ殿でした。
母は、かつてのご縁で、リーシア王女の教育係に推薦されたのです。
少し脱線しますが、近年では世界中に“郵便”といった制度が広まっています。
ただ、〝まだ採用していない国も割とある〟との事です。
それでも、国内便を“ケンタウロス”が、国際便を“ペガサス”が、担っています。
ペガサスに関しては、人間や獣人などが乗馬して手綱を捌いているのが現状です。
さて……。
リーシア王女を指導している母が、二ヶ月ぐらい前に手紙で連絡してきました。
ラルーシファ王子の教育係として、私を“ダイワの国王陛下”に推したのだそうです。
暇を持て余していた私は〝それも悪くない〟と思って、母の提案を受けました。
お屋敷は、寿命で他界した祖父の跡を継いでいた“ラキリアス家の長男”に、譲り渡しています。
この方は“父の兄”にあたる人物です。
そうして、私は、母と共に[ダイワ王都]で暮らす運びとなりました。
新たな住まいは[石造りの二階建て]になります。
たいして広くはありませんが、なかなか快適です。
お城には歩いて通える距離のため、これも含めて気に入りました。
そんなこんなで、国王陛下とラルーシファ王子や、他の教育係の方々に、挨拶を済ませて五日が経っています。
この日の昼食後に、帰宅した母が、いささか“困り顔”となっていました。
「またリーシア王女に悪戯でもされたのですか?」
そう尋ねてみたら、
「それもありますが…。」
「城内で、深刻そうにしているレオディン殿にお会いしました。」
「……、いいですか?? マリー。」
「これは今のところ他言無用の案件ですよ。」
母は一層に厳しい表情となって、
「〝ラルーシファ王子が神法を備えておられた〟との話しでした。」
このように告げてきたのです。
「はッ?!」
おもわず椅子から立ち上がった私は、
「あの“神法”ですか!??」
驚きを隠せませんでした。
「レオディン殿は王陛下にお伝えになったそうですが、〝公表は暫し控える〟と仰せになられたそうです。」
「まずは御自身の目で確かめたいのだとか…。」
「なので、この件は内密ですよ。」
母に釘を刺された私は、黙って頷いたのです……。
翌日。
私は、ラルーシファ王子に[槍]の使い方を指南していきます。
安全面を考慮して“木製”です。
…………。
ま、その…、残念ながら上手くはありません。
寧ろ、下手すぎです。
[攻撃系のスキル]は皆無らしいので仕方ないのですが……、王子はひどく落ち込んでいらっしゃいます。
王子を慰めつつ、
(神法を得ているのであれば、それだけで充分なのでは?)
このように思う私でした…。
▽
私は“ユーン・バーンネル”と申します。
ラルーシファ様が3歳の頃に、お世話係となりました。
筆頭に昇格したのは、一年前のことです。
それまで務めていらっしゃった方が引退なされたのが主な理由ではありますが…。
だとしても、お世話係にとっては名誉でございます。
更に、この度、私は、ラルーシファ様の“教育係”に抜擢されたのです。
それは、もう、光栄の極みでございます!!
すみません。
いささか興奮してしまいました。
……、レオディン殿やリィバ殿による鍛錬などを終えられた昼下がりの事です。
自室で紅茶を味わっておられたラルーシファ様が、
「ねぇ、ユーン。」
「僕、“神法”とかいうのを生まれつき持っていたらしいんだけど。」
何気なく仰せになられました。
(…………。)
(はい?!)
(私の耳がおかしくなったのでしょうか??)
(神法と述べられたようですが?)
戸惑う私を余所に、
「魔法よりも凄いのは、なんとなく理解できたけど、まだ低級だし…。」
「これから進化していけるのか分からないから、レオディンやリィバがはしゃいでいたのは大げさだと思うんだけど……。」
ラルーシファ様が〝んん~??〟と首を傾げておられます。
やはり聞き間違いではなかったみたいです。
[ダイワの初代様]と“近衛衆”のみが扱って以来、500年以上に亘って途絶えているという伝説の神法を、ラルーシファ様が備えていらっしゃるとは…。
もはや感無量にございます!
人知れず喜びに浸っていたところ、
「明日はよろしくね、ユーン。」
ラルーシファ様が微笑まれたのです……。
日が替わりました。
お庭にて、ラルーシファ様は、両膝を抱え、項垂れておられます。
私が教えた【武術】を、全くと言っていいほど、こなせられなかったからです。
現在、お世話係の5人で、ラルーシファ様を励ましています。
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