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第3章 ふたたび、一瞬の夏
心と体が重なる時
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白い壁に囲まれ、うすいピンクのベッドカバーが敷かれた可愛らしいデザインの部屋に、健太郎と奈緒は足を踏み入れた。
「柔らかそうなベッドだね。ふわふわ~!気持ちいい!」
奈緒はベッドに倒れこむと、柔らかい感触を楽しんでいた。
健太郎はベッドに腰かけ、正面にある大きなテレビのスイッチを押した。
海外ドラマを見ながら、これからどうしようか?と考え、胸がドキドキととめどなく高鳴っていた。
やがて、奈緒が健太郎の隣に腰かけた。
ミニのサマードレスの裾から、太ももが大きく露わになっていた。
奈緒は腕を上げ、髪を束ねると、ふわっとコロンの香りが漂い、ドレスから大きく露出した華奢な肩や背中が、まるで健太郎を誘っているかのように感じた。
健太郎は、高鳴る動悸が止まらず、思わず胸を手で押さえた。
「ど、どうしたの?健太郎くん」
「胸のドキドキが、止まらなくて」
すると、奈緒は口を押えてクスクス笑い、健太郎にぴったりと寄り添った。
奈緒の体温が、じわっと伝わってきた。
「ドキドキ……する?」
「うん、すげえドキドキする」
「じゃあ、これは?」
奈緒は、ドレスから露出した白い太ももを、健太郎の足の上に重ねてきた。
さらに、顔を近づけ、柔らかい唇を健太郎の唇に重ねると、少しずつ舌を入れ、健太郎の舌に絡めてきた。
「奈緒、大好きだ」
「私も、健太郎くん、だーいすき」
「俺、奈緒と一緒になりたい」
「私も、一緒になりたい」
すると、奈緒は唇を離し、立ち上がると、シャワールームの方向へ歩いていった。
「私、シャワー浴びてくるね」
奈緒がシャワーを浴びている時、健太郎は歯磨きや櫛などのアメニティのおいてあるボックスに置いてある、コンドームを手に取った。
何せ、これが健太郎にとって、「初体験」である。
説明書を読み、外れないように試しに付けてみた。
「いいよ、健太郎くんもシャワー、どうぞ」
「あ、ど、どうもありがとう。今行くからね」
健太郎は、慌ててズボンを上げて、笑ってごまかしつつシャワールームへと向かった。
奈緒は、バスローブをまとい、濡れた髪をそのままにベッドに座り込んだ。
健太郎はシャワーを浴びた。
いよいよだ。いよいよ、俺たちは……。
健太郎は、頭の中が真っ白になりそうだった。
健太郎も裸の上にバスローブを着込み、シャワー室を出て、ベッドに向かった。
そこには、バスローブを着たまま、ベッドの上に腰かける奈緒の姿があった。
その唇には、真っ赤な口紅が光っていた。
「気持ち良かった?」
「うん」
そう言うと、奈緒は、しばらく何かを考えているかのような表情で下を向いていたが、やがて健太郎の方に顔を向け、ニコッと笑った後に目を閉じ、真っ赤に塗られた唇を健太郎の頬に押し当てた。
「ウフフ、真っ赤なキスマーク、付けちゃった」
健太郎はベッドの上に張られた鏡を覗くと、左の頬に奈緒の赤い唇の跡が、くっきりと残っていた。
「こっちにも付けちゃう」
奈緒は、健太郎の右の頬にも口づけた。
ベッドの鏡には、健太郎に寄り添いながら頬に口づける奈緒の姿が写し出されていた。
奈緒が唇を離すと、右の頬にも真っ赤な唇の跡が付いていた。
「わあ、さっきよりもっと大きなキスマークが付いちゃった」
奈緒の付けたキスマークを見て、健太郎の興奮は一気に高まりだした。
「私、ずっと健太郎くんにキスマーク付けたかったの。いやだったらゴメンね」
「い、いや、むしろ嬉しいよ。こんなに真っ赤で大きなキスマーク、すごく嬉しいよ」
「ホント?私も嬉しい!健太郎くんのことを、心から大好きだから……ただキスするだけじゃ物足りなくて、「大好き」の印をつけたかったんだ」
そう言うと、奈緒は目を閉じて健太郎の顔に唇を近づけてきた。
健太郎も目を閉じ、大きく深呼吸すると、奈緒と唇を重ね合わせた。
お互いの唇が重なり、舌が絡まり、呼吸が重なった。
奈緒は、バスローブを少しずつ脱ぎ始め、やがてバストとヒップが露わになった。
「奈緒、俺……自信が無くて。俺にとっては初めてのことだから」
「それは、私もそうだよ。だから、初めて同士、ぎこちなく、楽しみましょ」
そう言うと、奈緒はウインクし、バスローブをベットの下に置いて生まれたままの姿になると、再び健太郎と唇を重ねた。
健太郎もバスローブを脱ぎ、生まれたままの姿になった。
健太郎と奈緒は体を重ね、腕をお互いの肩に絡めた。
小さなランプだけが灯る薄暗い部屋中で、お互いの呼吸の音と、お互いの名前を呼び合う声が、響き渡った。
「柔らかそうなベッドだね。ふわふわ~!気持ちいい!」
奈緒はベッドに倒れこむと、柔らかい感触を楽しんでいた。
健太郎はベッドに腰かけ、正面にある大きなテレビのスイッチを押した。
海外ドラマを見ながら、これからどうしようか?と考え、胸がドキドキととめどなく高鳴っていた。
やがて、奈緒が健太郎の隣に腰かけた。
ミニのサマードレスの裾から、太ももが大きく露わになっていた。
奈緒は腕を上げ、髪を束ねると、ふわっとコロンの香りが漂い、ドレスから大きく露出した華奢な肩や背中が、まるで健太郎を誘っているかのように感じた。
健太郎は、高鳴る動悸が止まらず、思わず胸を手で押さえた。
「ど、どうしたの?健太郎くん」
「胸のドキドキが、止まらなくて」
すると、奈緒は口を押えてクスクス笑い、健太郎にぴったりと寄り添った。
奈緒の体温が、じわっと伝わってきた。
「ドキドキ……する?」
「うん、すげえドキドキする」
「じゃあ、これは?」
奈緒は、ドレスから露出した白い太ももを、健太郎の足の上に重ねてきた。
さらに、顔を近づけ、柔らかい唇を健太郎の唇に重ねると、少しずつ舌を入れ、健太郎の舌に絡めてきた。
「奈緒、大好きだ」
「私も、健太郎くん、だーいすき」
「俺、奈緒と一緒になりたい」
「私も、一緒になりたい」
すると、奈緒は唇を離し、立ち上がると、シャワールームの方向へ歩いていった。
「私、シャワー浴びてくるね」
奈緒がシャワーを浴びている時、健太郎は歯磨きや櫛などのアメニティのおいてあるボックスに置いてある、コンドームを手に取った。
何せ、これが健太郎にとって、「初体験」である。
説明書を読み、外れないように試しに付けてみた。
「いいよ、健太郎くんもシャワー、どうぞ」
「あ、ど、どうもありがとう。今行くからね」
健太郎は、慌ててズボンを上げて、笑ってごまかしつつシャワールームへと向かった。
奈緒は、バスローブをまとい、濡れた髪をそのままにベッドに座り込んだ。
健太郎はシャワーを浴びた。
いよいよだ。いよいよ、俺たちは……。
健太郎は、頭の中が真っ白になりそうだった。
健太郎も裸の上にバスローブを着込み、シャワー室を出て、ベッドに向かった。
そこには、バスローブを着たまま、ベッドの上に腰かける奈緒の姿があった。
その唇には、真っ赤な口紅が光っていた。
「気持ち良かった?」
「うん」
そう言うと、奈緒は、しばらく何かを考えているかのような表情で下を向いていたが、やがて健太郎の方に顔を向け、ニコッと笑った後に目を閉じ、真っ赤に塗られた唇を健太郎の頬に押し当てた。
「ウフフ、真っ赤なキスマーク、付けちゃった」
健太郎はベッドの上に張られた鏡を覗くと、左の頬に奈緒の赤い唇の跡が、くっきりと残っていた。
「こっちにも付けちゃう」
奈緒は、健太郎の右の頬にも口づけた。
ベッドの鏡には、健太郎に寄り添いながら頬に口づける奈緒の姿が写し出されていた。
奈緒が唇を離すと、右の頬にも真っ赤な唇の跡が付いていた。
「わあ、さっきよりもっと大きなキスマークが付いちゃった」
奈緒の付けたキスマークを見て、健太郎の興奮は一気に高まりだした。
「私、ずっと健太郎くんにキスマーク付けたかったの。いやだったらゴメンね」
「い、いや、むしろ嬉しいよ。こんなに真っ赤で大きなキスマーク、すごく嬉しいよ」
「ホント?私も嬉しい!健太郎くんのことを、心から大好きだから……ただキスするだけじゃ物足りなくて、「大好き」の印をつけたかったんだ」
そう言うと、奈緒は目を閉じて健太郎の顔に唇を近づけてきた。
健太郎も目を閉じ、大きく深呼吸すると、奈緒と唇を重ね合わせた。
お互いの唇が重なり、舌が絡まり、呼吸が重なった。
奈緒は、バスローブを少しずつ脱ぎ始め、やがてバストとヒップが露わになった。
「奈緒、俺……自信が無くて。俺にとっては初めてのことだから」
「それは、私もそうだよ。だから、初めて同士、ぎこちなく、楽しみましょ」
そう言うと、奈緒はウインクし、バスローブをベットの下に置いて生まれたままの姿になると、再び健太郎と唇を重ねた。
健太郎もバスローブを脱ぎ、生まれたままの姿になった。
健太郎と奈緒は体を重ね、腕をお互いの肩に絡めた。
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