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6章、北の大地
4、ローレンの屋敷①
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あっけなく見つかった。地図上に記された場所。ここに、ローレンの屋敷があるらしい。
目の前にいるリズ。いや、ローレンの姉は、こちらの事情についてどこまで知っているのだろう?
「三十年以上、誰も中に入ったことがない。屋敷の入り口は開かずの扉なのさ。無理にこじ開けようとしても、傷ひとつ付かないんだよ。おそらく、特別な魔法がかけられているんだろうねえ。
――あんた、屋敷の鍵はちゃんと持ってきているのかい?」
「はい、あります。ここに」
取り出して見せる。ローレンが遺してくれた鍵。
やはり、屋敷の入り口には魔法的な仕掛けを施してあるようだ。
「なら安心だ。これ以上、私から言うことはない。
いや……待っておくれ。エドワーズ、最後にひとつだけ、どうしても教えてほしいことがあるんだよ」
「……なんです?」
リズの目に浮かぶ、疲れと諦め。それらが混ざりあったような表情。何を聞かれるのかは察しがついた。
「ローレンは、どうなったんだい?」
「ローレンさんは……亡くなりました。俺たちが旅に出る直前、魔族からの襲撃を受けたんです」
「……そうかい」
俺が発した『魔族』という言葉。それに対して驚いている様子はない。初めから知っていたのだ。
北を覆う結界の破壊。国境際に配置されたダナルの軍隊。一連の出来事の裏に存在する、黒幕の正体を。
「俺からも聞きたいことがあります。
あなたは……俺のことを、知っているんじゃないですか?」
「さあね。私が一度でもそんなことを口に出したかい?話は終わりだ。
ケーキを食べたら、すぐにここを出るんだよ。シシリー……あの子は色々と察しがいいからね。仕事熱心なのさ。けれど、たまに人前でボロを出すことがあるからねえ。そこが可愛いところでもある」
ちょうどその時、シシリーがケーキを乗せた皿を運んでくる。見事なナイフさばきで切り分けてくれた。明らかに普通の持ち方ではない。
リズ、それを呆れた様子で眺めていた。
「シシリー!あんたまた、そんな危なっかしい持ち方で、ナイフを握っているのかい!」
「……ハッ!お、奥様!申し訳ございません!つい無意識に……」
「ほら、言った通りだろう?」――リズは肩をすくめる。
ケーキはとても美味かった。綺麗に包まれたお土産まで渡してくれる。ティアが大喜びしそうだ。形が崩れないように、あとで魔導具のポーチの中に入れておこう。
最後にリズとシシリーが、屋敷の外まで俺を見送りにきてくれる。
――あとは、うまくやるんだよ!
そして別れた。きっとまた会うことになる。そんな予感がした。夜になるまでは時間がある。早くリーゼたちと合流したいが、闇雲に探しに向かっても時間を無駄にするだけだろう。俺は少しの間、その辺の様子を見て回ることにした。
(国の復興から五年か……大したものだな)
『古代魔導具』、ハーマイルの球体。その効果はどの程度のものだろう?修復してみて分かったことがある。あれは然るべき場所に設置することで、その機能を発揮するものだ。
三機のうち、ふたつは俺が持っている。残りの一機は、遥か先に見える王城の中だろう。ならば、あれほど堅牢な守りで周囲を固めているのも納得できる。
(この国は普通じゃない。戦力が整いすぎている)
来るべき日を待っていた。そのような印象を受ける。他国との間で戦争が始まれば、間違いなく圧倒的な勝利を収めるだろう。……それは人間を相手にした場合である。
敵は魔物、数の有利は無いに等しい。そして黒騎士。あれの前に立てる者がいるのかどうか。それ次第で状況は大きく変わってくる。
――まさか……ご存じないのですか?リズ様ですよ。リズ・オストレリア。この国の現女王、イルシア様の父、その姉君です。
シシリーの口から出た言葉。どうやら、この国を統治しているのは女性らしい。人々の反応を見ていれば分かる。
――オストレリア王国万歳!イルシア女王陛下万歳!
国を挙げての復興記念日。その日は、ケーキを食べて祝うことが恒例だとか。そのような話を、屋敷にいた時にチラリと聞いた。
女王陛下ね。信用できる人物は限られている。
そういえば、フレアもいたな。王室親衛隊所属の騎士見習い、フレア・シーフライト。リーゼとローレン、四人で共に過ごした時間を思い出す。
少しは出世したのだろうか?まだ騎士見習いを続けていたら笑ってやろう。「流石にそんなことはない!」とは言い切れなかった。フレアなら十分あり得る。そういう馬鹿さ加減が困ったところだ。
「で?情報を集めるどころじゃなくなったから、仕方なくこの場所に戻ってきたと?」
「……うん」
「大変だったのよ?あたしもリーゼも。あんなのどう考えてもお手上げじゃない!」
集合場所である像の前。予定よりも早くリーゼとティアの姿を見つけて合流できた。
聞き込みをするたびに人が集まり、収拾がつかなくなったという。それで逃げてきた。尋常ではないリーゼたちの人気ぶり。ティアもそうだが、二人の容姿は物凄く人目を引く。
「私たちの方はダメだったから。でも、エドワーズはやっぱり凄い。本当に見つけてくるなんて」
「ついていたな。お土産にケーキを貰ってきたぞ」
「ケーキ!ケーキがあるの?エドワーズ、それ、いま食べちゃダメ?」
「ダメ」
これまで通りにマントを着て、それぞれの素顔を隠すわけにはいかない。とにかくローレンの屋敷に向かおう。
窪地の東側にある山の麓。今から向かえば、辺りが暗くなる前に辿り着く。
「ほらっ、二人とも早くはやく!今夜はご馳走なんだから。いっぱい歩いて、お腹をすかせておかないと!」
「ティアってば!もう……元気すぎ」
「いつものことだろ。――って、アダダダダッ!痛い、痛いからそんなに強く引っ張るなっ!」
ティアに腕を引かれる形で歩き出す。進むにつれて、人の数が徐々に少なくなってきた。
この辺りは古い建物が特に多い。都市の郊外に位置する場所。人間サイズのハーマイルの像が目を光らせるようにして立っていた。ティアが、自身の唾をゴクリと飲み込む。オストレリア王国の守り神。魔除けのようなものだろう。
八大神徒の伝承は、この国の歴史と深い繋がりがあるらしい。
「大きいわね。まるでお城みたいじゃない!」
「この場所が、おじいちゃんの……!」
「ああ、リーゼ。きっとここだ」
像の先にある林の中。その奥に、ローレンの屋敷は建っていた。長年放置されていたものとは思えない。ガラスが白く曇っているため、中を覗き見ることはできなかった。
レトロな雰囲気の建築様式。雪に埋もれた情景は美しかった。縦にも横にもとにかくデカい。リーゼたちは目を輝かせている。俺もそうだが、たった一目見ただけで気に入った。
「あたし、先に中に入って探検してくる!」
「あっ!ダメ。待って、ティア――!」
――バチンッ!
「キャッ!?」
ティアの腕が、静電気に触れたように勢いよく弾かれた。
「屋敷の入り口は開かずの扉」――リズの言葉通り。かなり古い魔法が掛けられている。防腐効果、耐久性の向上、侵入者を阻む自動迎撃機能など。家主のローレンが設計したのだろう。その完成度の高さに驚かされる。
そして思った。早く中の様子を見てみたいと。
「アイタタタ……。ウゥ!まだ指先がヒリヒリするわ」
「私は止めようとしたのに。ティアが勝手に動くから……!」
「二人とも、少し下がっていてくれ。大丈夫だとは思うけど、一応念のためだ」
俺は、目の前の鍵穴に鍵を差し込む。ピタリと合った。そのまま大きく左側に一回転させる。カチリと音が鳴り、重々しい見た目をした扉が開いた。
「開いた……わね?」
「当然だろ。そのための鍵なんだから。
さっきのように、一番乗りはティアに譲ってもいいんだぞ?」
「ううん、やっぱりそれは遠慮しておくわ!」
「わかってはいたけど、建物の中、スゴく埃っぽいにおいがする」
正面の扉を潜ると、吹き抜けの大きな空間が広がっていた。
手紙に同封されていた屋敷内の地図を見る。西館の二階、その一室に付けられた目印。そこに何かがあるのは間違いない。
階段を上がった先にある長い廊下。奥にある部屋の前で立ち止まる。取っ手の部分は少しだけ錆びついていたが、すぐに開いた。俺たちは三人揃って、その中に足を踏み入れる。
目の前にいるリズ。いや、ローレンの姉は、こちらの事情についてどこまで知っているのだろう?
「三十年以上、誰も中に入ったことがない。屋敷の入り口は開かずの扉なのさ。無理にこじ開けようとしても、傷ひとつ付かないんだよ。おそらく、特別な魔法がかけられているんだろうねえ。
――あんた、屋敷の鍵はちゃんと持ってきているのかい?」
「はい、あります。ここに」
取り出して見せる。ローレンが遺してくれた鍵。
やはり、屋敷の入り口には魔法的な仕掛けを施してあるようだ。
「なら安心だ。これ以上、私から言うことはない。
いや……待っておくれ。エドワーズ、最後にひとつだけ、どうしても教えてほしいことがあるんだよ」
「……なんです?」
リズの目に浮かぶ、疲れと諦め。それらが混ざりあったような表情。何を聞かれるのかは察しがついた。
「ローレンは、どうなったんだい?」
「ローレンさんは……亡くなりました。俺たちが旅に出る直前、魔族からの襲撃を受けたんです」
「……そうかい」
俺が発した『魔族』という言葉。それに対して驚いている様子はない。初めから知っていたのだ。
北を覆う結界の破壊。国境際に配置されたダナルの軍隊。一連の出来事の裏に存在する、黒幕の正体を。
「俺からも聞きたいことがあります。
あなたは……俺のことを、知っているんじゃないですか?」
「さあね。私が一度でもそんなことを口に出したかい?話は終わりだ。
ケーキを食べたら、すぐにここを出るんだよ。シシリー……あの子は色々と察しがいいからね。仕事熱心なのさ。けれど、たまに人前でボロを出すことがあるからねえ。そこが可愛いところでもある」
ちょうどその時、シシリーがケーキを乗せた皿を運んでくる。見事なナイフさばきで切り分けてくれた。明らかに普通の持ち方ではない。
リズ、それを呆れた様子で眺めていた。
「シシリー!あんたまた、そんな危なっかしい持ち方で、ナイフを握っているのかい!」
「……ハッ!お、奥様!申し訳ございません!つい無意識に……」
「ほら、言った通りだろう?」――リズは肩をすくめる。
ケーキはとても美味かった。綺麗に包まれたお土産まで渡してくれる。ティアが大喜びしそうだ。形が崩れないように、あとで魔導具のポーチの中に入れておこう。
最後にリズとシシリーが、屋敷の外まで俺を見送りにきてくれる。
――あとは、うまくやるんだよ!
そして別れた。きっとまた会うことになる。そんな予感がした。夜になるまでは時間がある。早くリーゼたちと合流したいが、闇雲に探しに向かっても時間を無駄にするだけだろう。俺は少しの間、その辺の様子を見て回ることにした。
(国の復興から五年か……大したものだな)
『古代魔導具』、ハーマイルの球体。その効果はどの程度のものだろう?修復してみて分かったことがある。あれは然るべき場所に設置することで、その機能を発揮するものだ。
三機のうち、ふたつは俺が持っている。残りの一機は、遥か先に見える王城の中だろう。ならば、あれほど堅牢な守りで周囲を固めているのも納得できる。
(この国は普通じゃない。戦力が整いすぎている)
来るべき日を待っていた。そのような印象を受ける。他国との間で戦争が始まれば、間違いなく圧倒的な勝利を収めるだろう。……それは人間を相手にした場合である。
敵は魔物、数の有利は無いに等しい。そして黒騎士。あれの前に立てる者がいるのかどうか。それ次第で状況は大きく変わってくる。
――まさか……ご存じないのですか?リズ様ですよ。リズ・オストレリア。この国の現女王、イルシア様の父、その姉君です。
シシリーの口から出た言葉。どうやら、この国を統治しているのは女性らしい。人々の反応を見ていれば分かる。
――オストレリア王国万歳!イルシア女王陛下万歳!
国を挙げての復興記念日。その日は、ケーキを食べて祝うことが恒例だとか。そのような話を、屋敷にいた時にチラリと聞いた。
女王陛下ね。信用できる人物は限られている。
そういえば、フレアもいたな。王室親衛隊所属の騎士見習い、フレア・シーフライト。リーゼとローレン、四人で共に過ごした時間を思い出す。
少しは出世したのだろうか?まだ騎士見習いを続けていたら笑ってやろう。「流石にそんなことはない!」とは言い切れなかった。フレアなら十分あり得る。そういう馬鹿さ加減が困ったところだ。
「で?情報を集めるどころじゃなくなったから、仕方なくこの場所に戻ってきたと?」
「……うん」
「大変だったのよ?あたしもリーゼも。あんなのどう考えてもお手上げじゃない!」
集合場所である像の前。予定よりも早くリーゼとティアの姿を見つけて合流できた。
聞き込みをするたびに人が集まり、収拾がつかなくなったという。それで逃げてきた。尋常ではないリーゼたちの人気ぶり。ティアもそうだが、二人の容姿は物凄く人目を引く。
「私たちの方はダメだったから。でも、エドワーズはやっぱり凄い。本当に見つけてくるなんて」
「ついていたな。お土産にケーキを貰ってきたぞ」
「ケーキ!ケーキがあるの?エドワーズ、それ、いま食べちゃダメ?」
「ダメ」
これまで通りにマントを着て、それぞれの素顔を隠すわけにはいかない。とにかくローレンの屋敷に向かおう。
窪地の東側にある山の麓。今から向かえば、辺りが暗くなる前に辿り着く。
「ほらっ、二人とも早くはやく!今夜はご馳走なんだから。いっぱい歩いて、お腹をすかせておかないと!」
「ティアってば!もう……元気すぎ」
「いつものことだろ。――って、アダダダダッ!痛い、痛いからそんなに強く引っ張るなっ!」
ティアに腕を引かれる形で歩き出す。進むにつれて、人の数が徐々に少なくなってきた。
この辺りは古い建物が特に多い。都市の郊外に位置する場所。人間サイズのハーマイルの像が目を光らせるようにして立っていた。ティアが、自身の唾をゴクリと飲み込む。オストレリア王国の守り神。魔除けのようなものだろう。
八大神徒の伝承は、この国の歴史と深い繋がりがあるらしい。
「大きいわね。まるでお城みたいじゃない!」
「この場所が、おじいちゃんの……!」
「ああ、リーゼ。きっとここだ」
像の先にある林の中。その奥に、ローレンの屋敷は建っていた。長年放置されていたものとは思えない。ガラスが白く曇っているため、中を覗き見ることはできなかった。
レトロな雰囲気の建築様式。雪に埋もれた情景は美しかった。縦にも横にもとにかくデカい。リーゼたちは目を輝かせている。俺もそうだが、たった一目見ただけで気に入った。
「あたし、先に中に入って探検してくる!」
「あっ!ダメ。待って、ティア――!」
――バチンッ!
「キャッ!?」
ティアの腕が、静電気に触れたように勢いよく弾かれた。
「屋敷の入り口は開かずの扉」――リズの言葉通り。かなり古い魔法が掛けられている。防腐効果、耐久性の向上、侵入者を阻む自動迎撃機能など。家主のローレンが設計したのだろう。その完成度の高さに驚かされる。
そして思った。早く中の様子を見てみたいと。
「アイタタタ……。ウゥ!まだ指先がヒリヒリするわ」
「私は止めようとしたのに。ティアが勝手に動くから……!」
「二人とも、少し下がっていてくれ。大丈夫だとは思うけど、一応念のためだ」
俺は、目の前の鍵穴に鍵を差し込む。ピタリと合った。そのまま大きく左側に一回転させる。カチリと音が鳴り、重々しい見た目をした扉が開いた。
「開いた……わね?」
「当然だろ。そのための鍵なんだから。
さっきのように、一番乗りはティアに譲ってもいいんだぞ?」
「ううん、やっぱりそれは遠慮しておくわ!」
「わかってはいたけど、建物の中、スゴく埃っぽいにおいがする」
正面の扉を潜ると、吹き抜けの大きな空間が広がっていた。
手紙に同封されていた屋敷内の地図を見る。西館の二階、その一室に付けられた目印。そこに何かがあるのは間違いない。
階段を上がった先にある長い廊下。奥にある部屋の前で立ち止まる。取っ手の部分は少しだけ錆びついていたが、すぐに開いた。俺たちは三人揃って、その中に足を踏み入れる。
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